イラク・イスラーム抵抗はダイル・ザウル県のウマル油田とCONOCOガス田に違法に設置されている米軍基地をロケット弾で攻撃(2023年12月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているウマル油田で、「イランの民兵」の砲撃による激しい爆発が起きた。

これに関して、イラク・イスラーム抵抗は午後9時11分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ダイル・ザウル県のウマル油田にある米軍基地を多数のロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。


イラク・イスラーム抵抗はまた午後9時47分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ダイル・ザウル県のCONOCOガス田にある米軍基地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているシャッダーディー市周辺の村々が砲撃を受け、砲弾が複数の住居に着弾したのを受けて、同地一帯で大規模な掃討作戦を実施した。

これに関して、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、シャッダーディー市の米軍基地に対する攻撃に使用されたロケット弾発射台を発見したと発表、その写真を公開した。

AFP, December 12, 2023、ANHA, December 12, 2023、‘Inab Baladi, December 12, 2023、Reuters, December 12, 2023、SANA, December 12, 2023、SOHR, December 12, 2023などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はハサカ県のシャッダーディー市に違法に設置されている米軍基地をロケット弾で攻撃(2023年12月11日)

ハサカ県では、ANHA(12月11日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍(有志連合)が違法に基地を設置しているシャッダーディー市近郊のハリーリー村一帯が砲撃を受け、砲弾2発が着弾した。



一方、シリア人権監視団は、「イランの民兵」が撃ったとみられる砲弾3発が着弾したと発表した。

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これに関して、イラク・イスラーム抵抗は午後5時44分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ハサカ県のシャッダーディー市にある米軍基地に多数の大型ロケット弾を発射し、直接の損害を与えたと発表した。


AFP, December 11, 2023、ANHA, December 11, 2023、‘Inab Baladi, December 11, 2023、Reuters, December 11, 2023、SANA, December 11, 2023、SOHR, December 11, 2023などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイラクのアンバール県にあるアイン・アサド米軍基地をドローンで2回にわたり攻撃(2023年12月11日)

イラク・イスラーム抵抗は午後8時10分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イラクのアンバール県にあるアイン・アサド米軍基地を無人航空機(ドローン)1機で攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。

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イラク・イスラーム抵抗は午後8時46分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イラクのアンバール県にあるアイン・アサド米軍基地を無人航空機(ドローン)1機で再び攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。

AFP, December 11, 2023、ANHA, December 11, 2023、‘Inab Baladi, December 11, 2023、Reuters, December 11, 2023、SANA, December 11, 2023、SOHR, December 11, 2023などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部に7回の攻撃を行う一方、イスラエル軍のレバノン南部への砲撃でナバティーア県マルジャアユーン郡のタイバ村の村長が死亡(2023年12月11日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、12月11日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前11時00分、 占領下カフルシューバーの丘陵地にあるサンマーカ陣地 一帯に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時35分、バグダーディー陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後8時00分、メトゥラ入植地の住宅内に集結するイスラエル軍部隊を対戦車ミサイルで攻撃し、多数を殺傷、直接の損害を与えた。

西部地区

午後3時00分、ビラニット軍事キャンプを砲撃し、直接の損害を与えた。

午後3時00分、ラーヒブ陣地をブルカーン重ロケット砲で砲撃し、直接の損害を与えた。

午後3時30分、ハドブ・ブスターン陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後5時40分、シュトゥラ入植地一帯に展開するイスラエル軍歩兵部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。


レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が戦死したと発表した。

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NNA(12月11日付)は、ナバティーア県マルジャアユーン郡のタイバ村に対するイスラエル軍の攻撃で、フサイン・マンスール村長(80歳)が死亡したと伝えた。

同通信社によると、イスラエル軍はマンスール村長の自宅を砲撃、砲弾は爆発しなかったものの、ベランダにいた村長を死亡させたという。

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マナール・チャンネル(12月11日付)は、12月10日午前10時から11日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍の攻撃は以下の通り:

12月10日

午前10時18分、ヤールーン村の森林地帯が爆撃と砲撃を受ける。

午前10時23分、マルワヒーン村、アイター・シャアブ村、ヤールーン村、アイタルーン村、クーニーン村、ムハイビーブ村の郊外が砲撃を受ける。

午前10時59分、アイター・シャアブ村、ヤールーン村、アイタルーン村、クーニーン村、ブライダー村、ナークーラ村、マルワヒーン村の郊外が砲撃を受ける。

午後12時48分、ハルター村、ヒヤーム村、カフルカラー村の郊外が砲撃を受ける。

午後1時9分、ハルター村、ヒヤーム村、カフルカラー村の郊外が砲撃を受ける。

午後3時24分、ファルディース村、カフルシューバー村、ハルター村、フーラー村、ムハイビーブ村、アイタルーン村、アルマー・シャアブ村の郊外が砲撃を受ける。

午後15時31分、アルマー・シャアブ村の郊外が砲撃を受ける。

午後5時15分、タイバ村・カンタラ村間、ハウラー村、ブライダー村、アイタルーン村、ナークーラ村の郊外、ワッザーニー村のレバノン軍陣地1ヵ所が砲撃を受ける。

午後6時11分、ハウラー村、フーニーン渓谷に面する境界地帯上空に曳光弾が発射される。

午後9時11分、ヤールーン村一帯が砲撃を受ける。

午後9時35分、無人航空機(ドローン)1機がマルワヒーン村郊外をミサイルで爆撃、ヘルモンルマイシュ村・ヤールーン村間のハルムーン丘、ヒヤーム村南のハマーミス地区が砲撃を受ける。

12月11日

ヤールーン村、マルワヒーン村、ジッビーン村、シャイヒーン村、ナークーラ村の郊外が砲撃を受ける。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前9時34分、レバノンからイスラエルに向けて多数の砲撃が発射されたことを確認、イスラエル軍がうち6発の迎撃に成功。

午後4時50分、早朝のレバノンから西ガリラヤ地方への砲撃に対する報復として、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がヒズブッラーの軍事サイトを爆撃。過去数時間にわたって、レバノン領内から椅子らる北部のイスラエル軍陣地に多数の砲撃が確認され、イスラエル軍は発射地点を攻撃。

午後10時11分、先ほど、テロリストがレバノンからメトゥラ入植地に向けて対戦車ミサイル複数発を発射、イスラエル軍が発射地点を攻撃。

AFP, December 11, 2023、ANHA, December 11, 2023、‘Inab Baladi, December 11, 2023、NNA, December 11, 2023、Qanat al-Manar, December 11, 2023、Reuters, December 11, 2023、SANA, December 11, 2023、SOHR, December 11, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県では、ダーイシュが「イランの民兵」の寝台バス、クドス旅団の陣地、シリア民主軍の車輛を相次いで襲撃(2023年12月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の武装集団が、シリア政府の支配下にあるアシャーラ市近郊で、「イランの民兵」を乗せてイラクから入国した寝台バスを襲撃し、2人を殺害した。

また、ティブニー町近郊の砂漠地帯では、ダーイシュのスリーパーセルがパレスチナ人民兵組織のクドス旅団の陣地を襲撃し、民兵1人を殺害、2人を負傷させた。

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一方、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるガラーニージュ市でも、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輛の通行に合わせて、ダーイシュ(イスラーム国)が道路に仕掛けたと見られる爆弾が爆発、兵士2人が死亡、3人が負傷した。

AFP, December 11, 2023、ANHA, December 11, 2023、‘Inab Baladi, December 11, 2023、Reuters, December 11, 2023、SANA, December 11, 2023、SOHR, December 11, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア民主軍と国防隊が交戦(2023年12月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のサアワ村、ズガイル・ジャズィーラ村一帯に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地複数ヵ所の近くで戦闘が発生した。

戦闘は、シリア政府の支配下にある西岸から同地に国防隊が潜入したことを受けたもの。

AFP, December 11, 2023、ANHA, December 11, 2023、‘Inab Baladi, December 11, 2023、Reuters, December 11, 2023、SANA, December 11, 2023、SOHR, December 11, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年12月11日)

スワイダー県では、スワイダー24(12月11日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, December 11, 2023、ANHA, December 11, 2023、‘Inab Baladi, December 11, 2023、Reuters, December 11, 2023、SANA, December 11, 2023、SOHR, December 11, 2023、Suwayda 24, December 11, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県、ラタキア県でのシャーム解放機構などとの戦闘でシリア軍兵士3人死亡(2023年12月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードがシリア政府の支配下にあるミラージャ村、カウカバー村を砲撃した。

また、シャーム解放機構はジャッラーダ村近郊でシリア軍兵士2人を狙撃し、負傷させた。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、クルド山地方のカッバーナ村一帯でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構はヒルバト・ジャドラーヤー村近郊で、シリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で、治安機関に協力的な町長が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, December 11, 2023、ANHA, December 11, 2023、‘Inab Baladi, December 11, 2023、Reuters, December 11, 2023、SANA, December 11, 2023、SOHR, December 11, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は2023年法律第28号を施行し、博士号、修士号、学士号を取得している退役士官の顧問、補佐官としての再召集を承認(2023年12月11日)

アサド大統領は2023年法律第28号を施行し、博士号、修士号、学士号を取得している退役士官の再召集を承認した。

法律は、これらの退役士官が70歳に達するまで毎年、顧問や補佐官として予備役に就くことを認めるもので、士官委員会の提案と軍のニーズに基づいて、軍武装部隊総司令官(大統領)が任用を決定すると定めている。

SANA(12月11日付)が伝えた。

AFP, December 11, 2023、ANHA, December 11, 2023、‘Inab Baladi, December 11, 2023、Reuters, December 11, 2023、SANA, December 11, 2023、SOHR, December 11, 2023などをもとに作成。

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