トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村を砲撃(2024年11月16日)

アレッポ県では、ANHA(11月16日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村を砲撃した。

AFP, November 16, 2024、ANHA, November 16, 2024、‘Inab Baladi, November 16, 2024、Reuters, November 16, 2024、SANA, November 16, 2024、SOHR, November 16, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局はイスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が20,409人に達していると発表(2024年11月16日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が20,409人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:7,573人
女性:6,236人
子供:6,478人

レバノン人:94人
遺体:28体

AFP, November 16, 2024、ANHA, November 16, 2024、‘Inab Baladi, November 16, 2024、Reuters, November 16, 2024、SANA, November 16, 2024、SOHR, November 16, 2024などをもとに作成。

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イランのナスィール・ザーデ国防大臣がシリアの首都ダマスカスを公式訪問(2024年11月16日)

イランのアズィーズ・ナスィール・ザーデ国防大臣(中将)が政務・軍高官とともにシリアの首都ダマスカスを公式訪問した。


SANA(11月15日付)が伝えた。

AFP, November 16, 2024、ANHA, November 16, 2024、‘Inab Baladi, November 16, 2024、Reuters, November 16, 2024、SANA, November 16, 2024、SOHR, November 16, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部とレバノン南部で31回の攻撃を実施したと発表(2024年11月15日)

ナハールネット(11月15日付)、NNA(11月15日付)、マナール・チャンネル(11月15日付)などによると、イスラエル軍は、首都ベイルート南部郊外のブルジュ・バラージナ地区、タユーナ地区、グバイリー地区を爆撃した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、11月15日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して31回の攻撃を実施したと発表した。

イスラエル軍がテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて発表したところによると、午後3時00分の時点で、ヒズブッラーは約30発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, November 15, 2024、ANHA, November 15, 2024、‘Inab Baladi, November 15, 2024、Naharnet, November 15, 2024、NNA, November 15, 2024、Qanat al-Manar November 15, 2024、Reuters, November 15, 2024、SANA, November 15, 2024、SOHR, November 15, 2024などをもとに作成。

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フランス軍諜報機関の部隊がトルコ軍の攻撃の被害状況を視察するため、ラッカ県アイン・イーサー市近郊の村々などを巡回(2024年11月16日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トヨタのピックアップ・トラックなど3輌からなるフランス軍諜報機関の部隊が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・アブヤド軍事評議会を伴い、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、ハーリディーヤ村などを巡回した。

巡回は、トルコ軍の攻撃の被害状況を視察するのが目的。

AFP, November 16, 2024、ANHA, November 16, 2024、‘Inab Baladi, November 16, 2024、Reuters, November 16, 2024、SANA, November 16, 2024、SOHR, November 16, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍は2日連続で首都ダマスカスのマッザ区を爆撃(2024年11月15日)

SANA(11月15日付)は、首都ダマスカスのマッザ区がイスラエル軍の爆撃を受けたと伝えた。



シリア人権監視団、シャームFM(11月15日付)、サウト・アースィマ(11月15日付)などによると、標的となったのは、マッザ区に隣接するに隣接する南部環状道路沿いのアクラム・モスク近くのシリア軍第4師団の将兵らの集合住宅。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って151回(うち125回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより270あまりの標的が破壊され、軍関係者303人が死亡、262人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:55人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):86人
「イランの民兵」の外国人メンバー:27人
シリア軍将兵:62人
身元不明者:7人
パレスチナ・イスラーム聖戦機構関係者:10人

また、民間人も62人(うち子供12人、女性16人)が死亡、62人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:54回
ダルアー県:17回
ヒムス県:49回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回

AFP, November 15, 2024、ANHA, November 15, 2024、‘Inab Baladi, November 15, 2024、Reuters, November 15, 2024、SANA, November 15, 2024、SOHR, November 15, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県CONOCOガス田に違法駐留する米軍が「イランの民兵」が発射した無人航空機3機を基地一帯で撃破(2024年11月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法駐留する米軍(有志連合)が、「イランの民兵」が発射した無人航空機3機を基地一帯で撃破した。

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2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われるのはこれで156回目。

内訳は以下の通り:

ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:19回
CONOCOガス田の基地:55回
ハッラーブ・ジール村の基地:22回
タンフ国境通行所の基地:18回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回

AFP, November 15, 2024、ANHA, November 15, 2024、‘Inab Baladi, November 15, 2024、Reuters, November 15, 2024、SANA, November 15, 2024、SOHR, November 15, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸からシリア政府の支配下にあるアシャーラ市を狙撃し、カーティルジー・グループ社の民兵1人を殺害(2024年11月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がユーフラテス川東岸からシリア政府の支配下にあるアシャーラ市を狙撃し、カーティルジー・グループ社の民兵1人を殺害した。

AFP, November 15, 2024、ANHA, November 15, 2024、‘Inab Baladi, November 15, 2024、Reuters, November 15, 2024、SANA, November 15, 2024、SOHR, November 15, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で政治改革、体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴える(2024年11月15日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月15日付)によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で政治改革、体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, November 15, 2024、ANHA, November 15, 2024、‘Inab Baladi, November 15, 2024、Reuters, November 15, 2024、SANA, November 15, 2024、SOHR, November 15, 2024、Suwayda 24, November 15, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、アレッポ県各所で、住民らが金曜日の午後の集団礼拝後、ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年11月15日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるクールカーニヤー村、ビンニシュ市、アリーハー市、ダイル・ハッサーン村、カフルタハーリーム町、アルマナーズ市、イドリブ市で、住民らが金曜日の午後の集団礼拝後、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。






アレッポ県のサッハーラ村でも同様の抗議デモが発生した。

また、夜間には、イドリブ県のサルキーン市で抗議デモが発生した。

AFP, November 15, 2024、ANHA, November 15, 2024、‘Inab Baladi, November 15, 2024、Reuters, November 15, 2024、SANA, November 15, 2024、SOHR, November 15, 2024などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるハマー県、イドリブ県、アレッポ県を砲撃(2024年11月15日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアーフィス村、タフタナーズ市を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリアぐがシャーム解放機構の支配下にあるタディール村、カフル・タアール村を砲撃した。

AFP, November 15, 2024、ANHA, November 15, 2024、‘Inab Baladi, November 15, 2024、Reuters, November 15, 2024、SANA, November 15, 2024、SOHR, November 15, 2024などをもとに作成。

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内務省は、イスラエルの攻撃激化に伴い、ダマスカス郊外県ジュダイダト・ヤーブース国境通行所を経由した往来者が増加していることを踏まえて、出入国管理局と関税局の連携を強化する措置発表(2024年11月15日)

内務省は、イスラエルのレバノンおよびシリアへの攻撃激化に伴い、ダマスカス郊外県ジュダイダト・ヤーブース国境通行所を経由した往来者が増加していることを踏まえて、出入国管理局と関税局の連携を強化するための措置を講じると発表した。

措置の内容は以下の通り:

1. 公共および個人の乗客輸送車両は、最初に攻撃を受けた地点までの往来を許可する。
2. 出入国する全ての車両は、税関および出入国管理の検査を受けるものとする。
3. 出国する全ての車両には、税関からの出国許可書が発行され、その後、検問所で出入国管理局による正式な検査を受けるものとする。

SANA(11月15日付)が伝えた。

AFP, November 15, 2024、ANHA, November 15, 2024、‘Inab Baladi, November 15, 2024、Reuters, November 15, 2024、SANA, November 15, 2024、SOHR, November 15, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部とレバノン南部を32回の攻撃を実施したと発表(2024年11月14日)

ナハールネット(11月14日付)、NNA(11月14日付)、マナール・チャンネル(11月14日付)などによると、イスラエル軍は、首都ベイルート南部郊外(ハーラト・フライク地区、ブルジュ・バラージナ地区、グバイリー地区、アムルースィーヤ地区、ムライジャ地区)、シュワイファート市などの建物を狙って爆撃を行った。

14日の戦況に関して、イスラエル軍は、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、兵士1人がレバノン南部の戦闘で死亡したとする声明を発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、11月14日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して32回の攻撃を実施したと発表した。


イスラエル軍の発表によると、午後3時00分の時点で、ヒズブッラーは約25発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Naharnet, November 14, 2024、NNA, November 14, 2024、Qanat al-Manar November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を12件確認したと発表(2024年11月14日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機4機、ラファール戦闘機2機、F-16戦闘機2機、MQ-1C無人航空機1機による領空侵犯を9件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(11月14日付)、タス通信(11月14日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 14, 2024、TASS, November 14, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所を通じて、難民3,561人がレバノンからシリアに入国したと発表(2024年11月14日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、難民3,561人がレバノンからシリアに入国したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(11月14日付)、タス通信(11月14日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 14, 2024、TASS, November 14, 2024をもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエル北部の重要標的5ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表:イスラエル軍は2機を撃破したと発表(2024年11月14日)

イラク・イスラーム抵抗は午前5時47分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエル北部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午前5時53分にも声明を出し、イスラエル北部の重要標的1ヵ所を再び無人航空機で攻撃したと発表した。

午前6時4分にも声明を出し、イスラエル北部の重要標的1ヵ所に無人航空機で3度目となる攻撃を行ったと発表した。

午前9時39分にも声明を出し、イスラエル北部の重要標的1ヵ所に無人航空機で4度目となる攻撃を行ったと発表した。

午前10時24分にも声明を出し、イスラエル北部の重要標的1ヵ所に無人航空機で5度目となる攻撃を行ったと発表した。

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イスラエル軍は午前1時00分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、UAV1機が東方からイスラエル領空に接近、イスラエル空軍がシリア領空でこれを撃破したと発表した。

また午前6時46分にも、UAV1機が東方からイスラエル領空に接近、イスラエル空軍がシリア領空でこれを撃破したと発表した。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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米OFACはカーティルジー・グループ社に関連する16の企業、個人、船舶について、シリアと中国へのイラン産石油の販売を通じてイラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団などに利益をもたらしているとして制裁対象に追加(2024年11月14日)

米財務省は声明を出し、外国資産管理室(OFAC)がシリアのカーティルジー・グループ社に関連する16の企業、個人、船舶について、シリアと中国へのイラン産石油の販売を通じてイラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団、イエメンのフーシー派(アンサール・アッラー)に数十万億ドルの利益をもたらしているとして、制裁対象に追加したと発表した。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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UNHCRシリア事務所は9月24日以降のレバノンからシリアへの避難民の数が推計で142,703世帯、528,000人に達していると発表(2024年11月14日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所は緊急対応概要を発表し、イスラエルのレバノン攻撃激化に伴い、9月24日以降のレバノンからシリアへの避難民の数が推計で142,703世帯、528,000人に達していると発表し、イスラエル軍の最近の爆撃によって一般の人々やUNHCRのスタッフや施設が危険に晒されており、レバノンからの避難にも影響を与えていると警鐘を鳴らした。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県マンビジュ市近郊のダンダニーヤ村、ダラジュ村を砲撃(2024年11月14日)

アレッポ県では、ANHA(11月14日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のダンダニーヤ村、ダラジュ村を砲撃した。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県スフナ市東のダーヒク山一帯のシリア軍の陣地複数ヵ所を襲撃、シリア軍がこれを撃退(2024年11月14日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスフナ市東のダーヒク山一帯のシリア軍の陣地複数ヵ所を襲撃、シリア軍がこれを撃退した。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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ハサカ県シャッダーディー市とハッラーブ・ジール村に米軍が違法に基地を設置している基地に輸送機3機が軍装備品や兵站物資を輸送(2024年11月14日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシャッダーディー市に米軍が違法に基地を設置している基地に、輸送機2機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

また、ハッラーブ・ジール村の農業用空港にも輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がラタキア県カッバーナ村を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡(2024年11月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村を自爆型無人航空機1機で攻撃した。

シリア軍はまた、アーフィス村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯、ザクーム村とイドリブ県のダクマーク村を結ぶ街道を移動中の車を狙って砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるダーラト・イッザ市郊外、カフル・アンマ村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカッバーナ村を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍による首都ダマスカスとクドスィーヤー市への爆撃で30人以上が死傷:イスラエル軍はパレスチナのイスラーム聖戦のテロ・インフラと指揮所を攻撃したと発表する一方、ヒムス県の橋への爆撃を続ける(2024年11月14日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の防空部隊がヒムス市南部のウーカース地区上空に飛来したイスラエル軍所属と見られる無人偵察機1機を迎撃、これを撃破した。

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国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)で、午後3時20分頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面から首都ダマスカス(ダマスカス県)のマッザ区、ダマスカス郊外県のクドスィーヤー市一帯を狙って航空攻撃を行い、女性と子供を含む15人が死亡、16人が負傷し、標的となった建物や私有財産やその周辺に甚大な物的損害が生じたと発表した。





この攻撃に関して、外務在外居住者省はフェイスブックの公式アカウントなどを通じて声明(https://www.facebook.com/Mofaexsy/)を出し、「シオニスト政体が多くの域内諸国に対して続ける攻撃、パレスチナ、レバノン領人民に対する無制限のジェノサイド戦争で目的を実現することに失敗した明白な兆候」だとして、これを非難するとともに、域内での緊張拡大を懸念、国際社会にイスラエルの攻撃と人権侵害を阻止するよう訴えた。

SANA(11月14日付)が伝えた。

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イスラエル軍は午後5時41分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル軍がシリア領内にあるパレスチナのイスラーム聖戦機構のテロインフラと指揮所複数ヵ所を攻撃と発表し、その際の映像を公開した。

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シリア人権監視団、シャームFM(11月14日付)などによると、イスラエル軍が爆撃したのは、ヴィーラート・マッザ地区のサラーヤー交差点近くにある3階建ての集合住宅1棟と、クドスィーヤー市のサハーバ・モスク近くの集合住宅1棟。

これにより、マッザ区では、民間人5人(子供2人、女性1人、若い医師1人、パレスチナ作家記者総連合書記1人)、「イランの民兵」の外国人メンバー2人、身元不明者3人が死亡、民間人4人、軍関係者11人が負傷、クドスィーヤー市では「イランに所属するパレスチナ人組織」のメンバー10人が死亡、6人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がクサイル市近郊のオロンテス川に架かるムーフ橋と高架橋を爆撃し、一部が損害を受けた。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って150回(うち124回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより269あまりの標的が破壊され、軍関係者299人が死亡、262人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:55人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):85人
「イランの民兵」の外国人メンバー:27人
シリア軍将兵:62人
身元不明者:17人

また、民間人も61人(うち子供11人、女性15人)が死亡、62人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:53回
ダルアー県:17回
ヒムス県:49回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回

AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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イランのラリージャーニー最高指導者上級顧問がシリアを訪問しアサド大統領と会談(2024年11月14日)

イランのアリー・ラリージャーニー最高指導者上級顧問がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

SANA(11月14日付)によると、会談では、地域情勢、とりわけイスラエルによるパレスチナ、レバノンへの攻撃激化と継続、これを阻止することの必要、二国間関係の強化の方途などについて議論された。

アサド大統領は会談のなかで、パレスチナ人の歴史的権利の維持、あらゆる手段でのパレスチナ、レバノン領人民の抵抗支援、イスラエルによる虐殺、ジェノサイドの阻止を強調した。


AFP, November 14, 2024、ANHA, November 14, 2024、‘Inab Baladi, November 14, 2024、Reuters, November 14, 2024、SANA, November 14, 2024、SOHR, November 14, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエルの首都テルアビブの国防省を攻撃したと発表(2024年11月13日)

ナハールネット(11月12日付)、NNA(11月12日付)、マナール・チャンネル(11月12日付)などによると、イスラエル軍は、首都ベイルート南方のアラムーン村を爆撃、これにより6人が死亡、15人が負傷した。

イスラエル軍はまたベイルート南部郊外の複数ヵ所(ハーラト・フライク地区、グバイリー地区)を爆撃した。

14日の戦況に関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノン南部で兵士5人が戦死したとする声明を1人が死亡したとする声明を発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、11月13日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して24回の攻撃を実施したと発表した。

攻撃は、首都テルアビブのハキリヤ地区にある国防省などにも及んだ。


イスラエル軍の発表によると、午後11時00分の時点で、ヒズブッラーは約50発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

レバノンの保健省は12日のイスラエル軍の爆撃で78人が死亡、122人が負傷したと発表した。

これにより、9月23日以降の死者数は3,365人、負傷者数は14,344人となった。

AFP, November 13, 2024、ANHA, November 13, 2024、‘Inab Baladi, November 13, 2024、Naharnet, November 13, 2024、NNA, November 13, 2024、Qanat al-Manar November 13, 2024、Reuters, November 13, 2024、SANA, November 13, 2024、SOHR, November 13, 2024などをもとに作成。

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ロシア外務省のザハロワ報道官:「ホワイト・ヘルメットは、シリア国内における極めて深刻な不安定要因であり続けている」(2024年11月13日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、記者会見で、シャーム解放機構の支配地やトルコの占領地で活動を続けるホワイト・ヘルメットについて、シリア国内における極めて深刻な不安定要因であり続けていると指摘した。

ザハロワ報道官は以下のように述べた。

ホワイト・ヘルメットについて耳にすることは以前より少なくなった。しかし、残念ながら、彼らは依然としていわゆるスポンサー、つまりは英米の納税者の資金を使って、シリアでの破壊活動を続けている。
ホワイト・ヘルメットは、シリア国内における極めて深刻な不安定要因であり続けている。シリアの状況、さらには長い間苦しんできたこの地域全体の状況を改善するために、彼らの活動を完全に終わらせ、過去の犯罪を明らかにすることが重要だ。
彼らがシリアで行ったすべてのこと、すなわちシリア国民の苦しみを利用して、血塗られた陳腐なPRスタントを仕掛け、テロリストとの協力を特徴にしてきたにもかかわらず、英国は偽装した戦闘員たちとの関係を断とうとはしていない。それどころか、彼らを「勇敢で無私の人道支援者」だと称えている。

RIAノーヴォスチ通信(11月13日付)、タス通信(11月13日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 13, 2024、TASS, November 13, 2024をもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエル国内の4ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年11月13日)

イラク・イスラーム抵抗は午前5時19分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエル中部の標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午前6時28分にも声明を出し、イスラエル北部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午後11時1分にも声明を出し、イスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午後11時59分にも声明を出し、イスラエル北部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

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これに関して、イスラエル軍は午後11時5分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、東方からUAV1機がエイラート市地域に飛来、イスラエル海軍のミサイル艇がこれを撃破したと発表した。

AFP, November 13, 2024、ANHA, November 13, 2024、‘Inab Baladi, November 13, 2024、Reuters, November 13, 2024、SANA, November 13, 2024、SOHR, November 13, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)は12日にシリアでイランの支援を受ける民兵の武器貯蔵物流本部施設を、9~10日にイエメンでイエメンにあるフーシー派の武器貯蔵施設複数ヵ所を攻撃したと発表(2024年11月13日)

米中央軍(CENTCOM)は12日付で声明(第20241112-01号)を出し、ハサカ県シャッダーディー市にあるパトロール基地の米軍人員に対するロケット弾攻撃への報復として、イランの支援を受ける民兵グループの武器貯蔵物流本部施設に対して攻撃を行ったと発表した。

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CENTCOMはまた声明(第20241113-01号)を出し、11月9日から10日にかけて、フーシー派の支配下にあるイエメン領内にある同派の武器貯蔵施設複数ヵ所に対して精密攻撃を行ったと発表した。

AFP, November 13, 2024、ANHA, November 13, 2024、‘Inab Baladi, November 13, 2024、Reuters, November 13, 2024、SANA, November 13, 2024、SOHR, November 13, 2024などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領:「我々はシリア側との関係を正常化させるために手を差し伸べてきた…。私はアサド氏に希望を託している」(2024年11月13日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、国連の気候変動への対策を議論する国際会議COP-29に出席するために訪問していたアゼルバイジャンの首都バクーからの帰国に際して、メディアの取材に応じ、「シリアの領土保全を脅かしているのは我々ではない」と述べた。

エルドアン大統領は記者らに対して、次のように述べた。

我々はシリア側との関係を正常化させるために手を差し伸べてきた。我々はこうすることでシリアでの和平と平和への扉が開かれると信じている。
私はアサド氏に希望を託している。我々がともに歩み寄り、シリアとトルコの関係を正常化させることを望んでいる。なぜなら、シリアとトルコの間に存在するテロ組織を壊滅させる必要があるからだ。シリアには、公正で持続的な平和を築くための基盤が存在している。そのために取るべき措置も明らかだ。
シリアの領土保全を脅かしているのは我々ではない。シリアの領土保全を脅かしているのはテロリスト、とりわけクルディスタン労働者党(PKK)だ。多くの国に離散しているシリア人たちもシリアの領土保全を脅かしてはいない。アサド大統領はこの現実を認識し、国内に新しい空気を醸成し、自国を守るための措置を講じるべきだ。

その一方で、シリア北部への軍事作戦の可能性についても示唆した。

国の安全と国民の安心を確保するため、越境作戦は常に議題に上がっている。我々が脅威を感じた場合、いつでも越境作戦を開始する準備が整っている。我々がシリアの領土保全を尊重していることに、疑いを持つべきではない。だが、シリア北部では不安定状態が続いている。
すべての作戦の目的は、自国の安全を確保することにある。今後の行動も、この目的に焦点があてられることになる。国境沿いには依然としてテロリストが支配する地域があり、それが安全保障上のリスクをもたらしています。これらの地域を一掃し、テロの脅威を排除しなければ、国境を完全に安全にすることは不可能だ。

アナトリア通信(11月13日付)などが伝えた。

AFP, November 13, 2024、Anadolu Ajansı, November 13, 2024、ANHA, November 13, 2024、‘Inab Baladi, November 13, 2024、Reuters, November 13, 2024、SANA, November 13, 2024、SOHR, November 13, 2024などをもとに作成。

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米軍戦闘機がダイル・ザウル県ブーカマール市を爆撃し、「イランの民兵」5人が死亡(2024年11月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米軍の戦闘機1機が、シリア政府の支配下にあるブーカマール市の協会(ジャムイーヤート)地区にある指揮所を爆撃し、「イランの民兵」5人が死亡した。

また、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、シリア政府の支配下にあるバクラス村にあるシリア軍と「イランの民兵」の陣地などを砲撃した。

これに対して、シリア軍もダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシュハイル村を砲撃した。

この戦闘で、シリア軍第4師団の兵士1人が、シリア民主軍の狙撃を受けて死亡した。

AFP, November 13, 2024、ANHA, November 13, 2024、‘Inab Baladi, November 13, 2024、Reuters, November 13, 2024、SANA, November 13, 2024、SOHR, November 13, 2024などをもとに作成。

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