イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構を主体とする反体制派の支配を避けて、2013年にジスル・シュグール市近郊のヤアクービーヤ村、カニーヤ村、ジャディーダ村から前政権支配地に避難していたキリスト教徒の住民数十人がカトリック教会のハンナー・ジャルーフ大使教(反体制派の支配下にあったアレッポ県で大司教に任命)に伴われて帰村した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ラタキア県では、SANAによると、ラタキア市南ラムル地区で激しい爆発が発生した。
民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)によると、爆発は同地区の金物店で発生し、女性3人と子ども3人を含む12人が瓦礫の下敷きになって死亡、子ども6人を含む18人が負傷した。
犠牲者はさらに増える見込みだという。
シリア人権監視団によると、爆発は、住民の1人が爆発性戦争残存物(ERW)を撤去しようとして発生した。
シリア人権監視団によると、10人が死亡、14人が負傷した。
SANAによると、その後、死者は女性5人、子ども5人を含む16人、負傷者は子ども6人を含む18人となった。
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シリア国内各所で、アサド政権の崩壊を祝う「勝利の金曜日」と銘打った集会、デモが行われ、数十万人が参加した。
デモはアサド政権の支配下にあった首都ダマスカス、アレッポ市、ヒムス市、ハマー市、ラタキア市、スワイダー市、ダルアー市、ヒムス県クサイル市、シャーム解放機構の支配下にあったイドリブ市、アレッポ県アターリブ市でデモが行われた。
また、アレッポ県のジャラーブルス市では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配に抗議するデモが、ラッカ県のスルーク町では、「攻撃抑止」軍事司令局や「自由の暁」作戦を継続するシリア国民軍による解放を求めるデモが行われた。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市でアサド政権の崩壊と「シリア革命旗」の掲揚を祝うデモでの空砲によって、市民1人が死亡した。
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SANA(12月13日付)は、首都ダマスカス中心部で行われた「勝利の金曜日」のデモ、ウマイヤ・モスクでの午後の集団礼拝の様子を伝えた。
AFP, December 13, 2024、ANHA, December 13, 2024、‘Inab Baladi, December 13, 2024、Reuters, December 13, 2024、SANA, December 13, 2024、Sham FM, December 13, 2024、SOHR, December 13, 2024などをもとに作成。
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シャーム解放機構が主導する「攻撃抑止」軍事作戦局による大規模侵攻が始まって以降急落していたシリア・ポンドが9日には若干回復した。
シリア・ポンドの価値は、約11日間続いたシリア各地での軍事行動によって記録した前例のない急落の数日後に、わずかに回復している。
「今日のポンド」(リーラ・ヤウム)によると、12月9日(月曜日)の米ドルの売却価格は1ドル=17,000シリア・ポンド、購入価格は16,000シリア・ポンドだった。
「攻撃抑止」軍事作戦局が侵攻を開始する前には、約15,000シリア・ポンドで推移していた、その後数日間で、アレッポ県では約25,000シリア・ポンドにまで上昇していた。
AFP, December 9, 2024、ANHA, December 9, 2024、‘Inab Baladi, December 9, 2024、Reuters, December 9, 2024、SANA, December 9, 2024、Sham FM, December 9, 2024、SP-Today, December 9, 2024、SOHR, December 9, 2024などをもとに作成。
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ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣、イランのアッバース・アラーグジー外務大臣、トルコのハカン・フィダン外務大臣がカタールの首都ドーハで会談し、シリア情勢への対応について協議した。
会談後アラーグジー外務大臣は、記者団に対して、戦闘をただちに終わらせるべきで、シリア政府と反体制派の間で政治的対話を始めることが重要であるという点で合意したことを明らかにした。
一方、ロシアのラブロフ外務大臣は、戦闘停止が現下の主要な課題だとしたうえで、あらゆる手段を講じて反体制派に対抗していくという考えを示した。
ラブロフ外務大臣はまた、アラブ諸国とロシア、イラン、トルコの外務大臣らによるドーハ・フォーラムにおいて、シリアの反体制派がテロリストと距離を置くことが必要だとしたうえで、とロリストを利用して目的を達成しようとするべきではないと述べた。
また、全力でシリアを支援し、トルコとシリアの関係正常化に務めると付言した。
AFP, December 7, 2024、ANHA, December 7, 2024、‘Inab Baladi, December 7, 2024、Reuters, December 7, 2024、SANA, December 7, 2024、Sham FM, December 7, 2024、SOHR, December 7, 2024などをもとに作成。
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国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、以下の通り声明を出した。
午前9時52分
軍事筋: 北ハマー地方で活動する我が軍部隊は昨夜、各種の火器、兵員、装備を用いて防御線を強化し、テロ組織の攻撃を阻止、いかなる突破も許さなかった。 我が軍はまた、テロリストを排除した後、複数の地域、もっとも重要な地域としてカルアト・マディーク町一帯、マアルダス村一帯などを確保することに成功した。この作戦で数十人のテロリストを殲滅し、残存者は逃走した。
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午後3時37分
軍事筋: 北ハマー地方に、兵員、重装備、多連装ロケット砲を含む我が軍のさらなる増援部隊が到着した。これは同方面での進軍を支援するためのもので、武装テロ組織メンバーが集団的に逃走する事態が発生している。
また、シリア・ロシア合同空軍が、逃走するテロリストの移動経路や拠点、司令部、武器弾薬庫に対し、精密な空爆を強化している。この爆撃により、テロリスト数十名を殺傷する成果が上がった。
午後8時22分
シリア軍参謀総長アブドゥルカリーム・マフムード・イブラヒーム中将が、軍最高司令官であるアサド大統領の指示を受け、北ハマー地方の前線を視察、同方面で任務を遂行する我が軍の状況を確認した。
午後8時38分
軍事筋: シリア・ロシア合同空軍が実施した爆撃により、東アレッポ地方のサフィーラ市一帯でテロリスト数十人が死傷した。
午後10時30分
軍事筋: シリア・ロシア合同空軍は本日夕方、アレッポ県のハムダーニーヤ競技場付近でテロ組織の指導者たちとメンバー多数の集結地を爆撃した。この攻撃により、テロリスト数十人とその指導者らを殺害、多数を負傷させる大きな被害を与えた。
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AFP, December 1, 2024、ANHA, December 1, 2024、‘Inab Baladi, December 1, 2024、Reuters, December 1, 2024、SANA, December 1, 2024、SOHR, December 1, 2024などをもとに作成。
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アレッポ県では、ANHA(10月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市を砲撃し、子ども1人を含む住民2人が死亡、6人が負傷した。


トルコ軍はまた、無人航空機複数機でアイン・アラブ(コバネ)市を攻撃、市内で激しい爆発が複数回発生した。

トルコ軍はさらに、マンビジュ市近郊のサイヤーダ村、アウン・ダーダート村、トゥーハール村を砲撃した。
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ラッカ県では、ANHA(10月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のカズアリー村を砲撃した。
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ハサカ県では、ANHA(10月23日付)によると、トルコ軍の無人航空機1機がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のミールカー・ミーラー村を攻撃した。
トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、タッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。
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一連の攻撃は、トルコの首都アンカラ郊外にある軍需企業の施設で、銃撃があり、5人が死亡、22人が負傷した事件を受けたもの。
事件発生を受けて、トルコのアリ・イェルリカヤ内務大臣は、実行犯がクルディスタン労働者党(PKK)のメンバーである可能性が高いとの味方を示した。
AFP, October 23, 2024、Anadolu Ajansı, October 23, 2024、ANHA, October 23, 2024、‘Inab Baladi, October 23, 2024、Reuters, October 23, 2024、SANA, October 23, 2024、SOHR, October 23, 2024などをもとに作成。
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アスマー・アフラス大統領夫人のインスタグラムの公式アカウント(https://www.instagram.com/asmaalassad/)は、2022年7月にアサド大統領や子供たちとアレッポ市を訪問した時の映像を公開し、以下の通りメッセージを寄せた。
アレッポ旧市街の再生プロジェクト開始から7年間。歴史や文化といった次元において、修復という概念を体現しようとする願いが達成されようとしています。もっとも重要なのは、この場所が再び生活に適したものとすることで、修復という言葉の真の意味を確立しようとする人としての次元です。これは、すべてのシリア人、そしてシリアを愛するシリアと世界のすべての人々に関わる願いです。
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AFP, August 30, 2024、ANHA, August 30, 2024、‘Inab Baladi, August 30, 2024、Reuters, August 30, 2024、SANA, August 30, 2024、SOHR, August 30, 2024などをもとに作成。
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米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午後9時59分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間以内に、フーシー派の支配下にあるイエメン領内でミサイル・システム1基を撃墜することに成功したと発表した。
August 23 U.S. Central Command Update
In the past 24 hours, U.S. Central Command (USCENTCOM) forces successfully destroyed one Iranian-backed Houthi missile system in a Houthi-controlled area of Yemen.
It was determined this system presented a clear and imminent threat to U.S.… pic.twitter.com/nAmYb8aBh5
— U.S. Central Command (@CENTCOM) August 23, 2024
AFP, August 24, 2024、ANHA, August 24, 2024、‘Inab Baladi, August 24, 2024、Reuters, August 24, 2024、SANA, August 24, 2024、SOHR, August 24, 2024などをもとに作成。
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米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前1時9分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間以内に、紅海上空でフーシー派の無人航空機(UAV)2機、同派支配下のイエメン領空でUAV1機を撃墜することに成功したと発表した。
August 22 U.S. Central Command Update
In the past 24 hours, U.S. Central Command (USCENTCOM) forces successfully destroyed two Iranian-backed Houthi uncrewed aerial vehicles (UAV) over the Red Sea and one UAV in a Houthi-controlled area of Yemen.
It was determined these… pic.twitter.com/HqEegQc5MJ
— U.S. Central Command (@CENTCOM) August 22, 2024
また、午後9時59分にも声明を出し、過去24時間以内に、フーシ派の支配下にあるイエメン領内でミサイル・システム1つを破壊することに成功したと発表した。
August 23 U.S. Central Command Update
In the past 24 hours, U.S. Central Command (USCENTCOM) forces successfully destroyed one Iranian-backed Houthi missile system in a Houthi-controlled area of Yemen.
It was determined this system presented a clear and imminent threat to U.S.… pic.twitter.com/nAmYb8aBh5
— U.S. Central Command (@CENTCOM) August 23, 2024
AFP, August 23, 2024、ANHA, August 23, 2024、‘Inab Baladi, August 23, 2024、Reuters, August 23, 2024、SANA, August 23, 2024、SOHR, August 23, 2024などをもとに作成。
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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前9時8分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、イスラエルのエイラート市地域の重要標的1ヵ所と、紅海で米国の貨物船プンバを標的とした作戦を実施したと発表した。
بيان القوات المسلحة اليمنية بشأن استهداف أهداف مهمة في منطقةِ "أمِّ الرشراشِ" واستهداف سفينة (Pumba) الأمريكية في البحرِ الأحمر 20-07-2024م
pic.twitter.com/pDx2zMvyI3— العميد يحيى سريع (@army21ye) July 21, 2024
AFP, July 21, 2024、ANHA, July 21, 2024、‘Inab Baladi, July 21, 2024、Reuters, July 21, 2024、SANA, July 21, 2024、SOHR, July 21, 2024などをもとに作成。
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アレッポ県では、ANHA(5月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のダラジュ村、シャムダーン村、サイヤーダ村、ダンダニーヤ村、ウンム・アダサ村を砲撃、サイヤーダ村で若い男性1人が負傷した。

トルコ軍はまた、タッル・リフアト市一帯、同市近郊のシャワーリガ村、マルアナーズ村、カフル・アントゥーン村、ラーダール村、シャイフ・イーサー村、ダイル・カーク村を砲撃した。
一方、マンビジュ市近郊のトゥーハール村に、トルコ軍の小型無人航空機(ドローン) 1機が墜落した。

シリア人権監視団によると、このドローンはトゥーハール村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の陣地を攻撃した。
また、シリア人権監視団によると、シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が、トルコ占領地の境界(サージュール川)近くでシリア国民軍の北部の嵐旅団の車を攻撃し、戦闘員3人を殺害した。
AFP, May 2, 2024、ANHA, May 2, 2024、‘Inab Baladi, May 2, 2024、Reuters, May 2, 2024、SANA, May 2, 2024、SOHR, May 2, 2024、May 3, 2024などをもとに作成。
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アサド大統領はイランのエブラーヒーム・ライースィー大統領と電話会談を行い、1日のイスラエルによる駐シリア・イラン大使への爆撃の犠牲者に対して弔意を示すとともに、「この政体(イスラエル)は殺戮、流血、強制移住、略奪のうえに成り立っており、ガザにおいて6ヵ月以上続いているジェノサイドと虐殺はこの政体の野蛮さ以外の何者も示していない」と非難の意を伝えた。

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フサイン・アルヌース首相は、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、ムハンマド・サーミル・ハリール経済対外通商大臣、ズハイル・ハズィーム運輸大臣、ブトルス・ハッラーク情報大臣、フィラース・カッドゥール石油鉱物資源大臣、カイス・ムハンマド・フドル内閣事務局長とともに、駐シリア・イラン大使館を訪れ、ホセイン・アクバリー大使と会談、1日のイスラエルによる駐シリア・イラン大使への爆撃を非難、拒否するとともに、犠牲者に哀悼の意を示した。

アルウース首相らはまた、アクバリー大使とともに爆撃による被害現場を視察した。


SANA(4月2日付)が伝えた。
AFP, April 2, 2024、ANHA, April 2, 2024、‘Inab Baladi, April 2, 2024、Reuters, April 2, 2024、SANA, April 2, 2024、SOHR, April 2, 2024などをもとに作成。
レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、3月13日の戦果について以下の通り発表した。
東部地区
午後4時50分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をファラク1ロケット弾1発で攻撃し、直接の損害を与える。
午後4時55分、占領下カフル・シューバーの丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。
午後5時00分、ラーミーム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。
午後11時00分、アッバード陣地東に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。
西部地区
午前10時00分、ハニタ(キブツ)東に集結するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。
午後5時00分、レバノンとイスラエルの境界地帯上空でイスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機を迎撃、これを撃退した。
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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。
午後2時12分、今朝、航空機1機がスール市地域で、国際テロ活動に携わるハマース内の部門の重要な工作員の1人ハーディー・アリー・ムスタファーを殲滅。ハーディーは、イスラエル人と世界各国のユダヤ教徒に対するテロや攻撃を推し進め、サーリフ・アールーニーの仲間の1人で彼と共に殺害されたサミール・ファンディーの指揮下で活動していた。
午後4時28分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、カンタラ村とヤーティル村にあるヒズブッラーの軍事複合施設1ヵ所とテロ・インフラを攻撃。早朝にも、アルマー・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所を攻撃。
午後11時45分、ジェット戦闘機複数機が先ほど、マイス・ジャバル村、アイター・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設複数ヵ所を攻撃。また砲兵部隊がハムール渓谷一帯を終日砲撃。
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ナハールネット(3月13日付)によると、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機が南部県スール市近くで車1台を攻撃、これによりパレスチナのハマースのメンバーでラーシディーヤ・パレスチナ難民キャンプ出身のハーディー・ムスタファー氏が死亡した。

AFP, March 13, 2024、ANHA, March 13, 2024、‘Inab Baladi, March 13, 2024、Naharnet, March 13, 2024、Qanat al-Manar, March 13, 2024、Reuters, March 13, 2024、SANA, March 13, 2024、SOHR, March 13, 2024などをもとに作成。
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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、2月17日の戦果について以下の通り発表した。
東部地区
午後2時00分、占領下シャブアー農場のルワイサート・イルム陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。
午後2時00分、占領下カフルシューバーの丘陵地にあるサンマーカ陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。
西部地区
午後1時00分、ビーラーニート兵舎をファラク1ロケット弾1発で攻撃し、直接の損害を与える。
午後2時45分、ダヒーラ陣地一帯に集結するイスラエル軍をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。
午後4時00分、リーシャー池にあるスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。
午後4時40分、ラーミヤー陣地を攻撃し、直接の損害を与える。
AFP, February 17, 2024、ANHA, February 17, 2024、‘Inab Baladi, February 17, 2024、Qanat al-Manar, February 17, 2024、Reuters, February 17, 2024、SANA, February 17, 2024、SOHR, February 17, 2024などをもとに作成。
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国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、午前10時20分頃、イスラエル軍が占領下のゴラン高原方面から首都ダマスカスのマッザ区にある住宅1棟を狙って爆撃を行い、シリア軍防空部隊が迎撃、ミサイルの一部を撃破したものの、民間人多数が死傷、標的となった住宅が全壊、近隣の建物が損害を受けたと発表した。
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これに関して、SANA(1月20日付)は、爆撃によってイラン人顧問を含む多数が死亡したと伝えた。





また、日刊紙『ワタン』はテレグラムを通じて、標的となったのが4階建ての集合住宅が全壊し、初期情報によると犠牲者が出たと伝えた。
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シリア人権監視団によると、マッザ区西部のマッザ・ヴィーラート地区(西ヴィーラート地区)のムハンマディー・モスク脇の住宅が爆撃を受けたとしたうえで、イラン・イスラーム革命防衛隊の幹部3人を含むイラン人5人、「イランの民兵」と契約しているシリア人3人、イラク人1人、レバノン人1人が死亡したと発表した( シリア人権監視団によると、その後(21日)死者は、イラン・イスラーム革命防衛隊の幹部3人を含むイラン人5人、「イランの民兵」と契約しているシリア人3人、レバノン人2人、イラク人1人、シリア人民間人1人の13人となった )。
またマッザ区には、イラン・イスラーム革命防衛隊、パレスチナのイスラーム聖戦機構、レバノンのヒズブッラーの幹部が居住しているとしたうえで、爆撃が行われた際、標的となった住宅では、イラン・イスラーム革命防衛隊の幹部と、イランに近いパレスチナ諸派の幹部の会合が行われていたと発表した。
AFP, January 20, 2024、ANHA, January 20, 2024、‘Inab Baladi, January 20, 2024、Reuters, January 20, 2024、SANA, January 20, 2024、SOHR, January 20, 2024、January 21, 2024などをもとに作成。
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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、1月3日の戦果について以下の通り発表した。
東部地区
午後3時50分、バイヤード・バリーダー陣地に集結するイスラエル軍部隊をブルカーン重ロケット砲1発で砲撃し、直接の損害を与える。
午後4時00分、占領下のシャブアー農場にあるザブディーン陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊をブルカーン重ロケット砲1発で砲撃し、直接の損害を与える。
午後4時00分、シャブアー農場にあるルワイサート・イルム陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。
午後4時44分、ルワイサート・イルム陣地に集結するイスラエル軍部隊をブルカーン重ロケット砲4発で砲撃し、直接の損害を与える。
西部地区
午後1時15分、ザルイート入植地を攻撃し、直接の損害を与える。
午後1時15分、ジャル・アラーム陣地を攻撃し、直接の損害を与える。
午後3時40分、マーリキーヤ陣地(マルキヤ入植地)一帯に集結するイスラエル軍部隊をブルカーン重ロケット砲1発で砲撃し、直接の損害を与える。
午後4時30分、ドビブ入植地一帯に集結するイスラエル軍部隊を大型ロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。
午後5時25分、ジャル・アラーム陣地の後背地に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。
午後6時00分、ビーラーニート兵舎の守備隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。
午後8時55分、リーシャー池陣地を攻撃し、直接の損害を与える。
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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員5人が戦死したと発表した。
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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。
午後4時15分、レバノン領内からイスラエルに過去数時間にわたって多数の砲撃があったことを確認、イスラエル軍が砲弾発射地を砲撃。また先ほど、イスラエル軍がレバノン領内のテロ細胞を攻撃するとともに、ジェット戦闘機複数機がヒズブッラーのテロ・インフラを爆撃。
午後8時11分、レバノン領内からイスラエルに過去数時間にわたって多数の砲撃があったことを確認、イスラエル軍が砲弾発射地を砲撃。ジェット戦闘機複数機がレバノン領内のヒズブッラーのテロ標的を爆撃。戦車がレバノン領内のテロ部隊を攻撃。
AFP, January 3, 2024、ANHA, January 3, 2024、‘Inab Baladi, January 3, 2024、Qanat al-Manar, January 3, 2024、Reuters, January 3, 2024、SANA, January 3, 2024、SOHR, January 3, 2024などをもとに作成。
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NNA(1月2日付)は、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機が首都ベイルート南部郊外(ダーヒヤ)のムシュラフィーヤ地区にあるパレスチナのハマースの事務所を爆撃し、同組織の幹部の1人サーリフ・アールーリー副政治局長を含む6人を殺害、11人を負傷させたと伝えた。
これに関して、ハマースは声明を出し、西岸・ガザの抵抗運動の参謀司令官と「アクサーの大洪水」作戦の技師を務めていたアールーニー氏が死亡したと発表、弔意を示した。
ヒズブッラーも声明を出しアールーリー氏に弔意を示すとともに、「この犯罪は報復と処罰なしに済まされることは結成てない」と表明、報復を示唆した。









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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、1月2日の戦果について以下の通り発表した。
東部地区
午前11時30分、ツファット市北東のイリトに新設されたイスラエル軍の第91司令部を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃し、標的に損害を与える。
午後3時00分、 占領下カフルシューバーの丘陵地にあるサンマーカ陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。
午後3時30分、マルジュ陣地一帯のイスラエル軍部隊をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。
午後4時25分、ラーミーム陣地近くの高地に設置されている複数のスパイ施設を攻撃し、直接の損害を与える。
午後10時25分、マルジュ陣地に展開するイスラエル軍部隊を攻撃し、複数を殺傷。
午後11時00分、マルジュ陣地に展開するイスラエル軍部隊を再び攻撃し、複数を殺傷。
西部地区
午前9時00分、ザルイート入植地を攻撃し、複数を殺傷。
午後3時00分、リーシャー池の陣地を攻撃し、直接の損害を与える。
午後5時35分、ジャル・アラーム陣地一帯のイスラエル軍をミサイルで攻撃、直接の損害を与える。
午後6時00分、マタット入植地をミサイルで攻撃、直接の損害を与える。
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マナール・チャンネル(1月2日付)は、1月1日午前10時から2日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。
同インフォグラフィアによると、イスラエル軍は、レバノンの北部に対して13回の爆撃と6回の砲撃を行った。

AFP, January 2, 2024、ANHA, January 2, 2024、‘Inab Baladi, January 2, 2024、NNA, January 2, 2024、Qanat al-Manar, January 2, 2024、Reuters, January 2, 2024、SANA, January 2, 2024、SOHR, January 2, 2024などをもとに作成。
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イラク・イスラーム抵抗は22日午前1時32分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエル南部のエイラートを攻撃したと発表した。
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イラク・イスラーム抵抗はまた22日午後7時52分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、地中海上の「重要な標的:を攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。
https://static.timesofisrael.com/www/uploads/2022/07/Energeans-floating-production-system-FPSO-at-the-Karish-gas-field-in-the-Mediterranean-Sea.1-Energean-640×400.jpeg
ジャズィーラ・チャンネル(12月22日付)が、イラク・イスラーム抵抗筋の話として伝えたところによると、標的となったのはイスラエル北部沖合にあるカリシュ・ガス田と伝えた。

だが、タイムズ・オブ・イスラエル(12月22日付)は、イラク・イスラーム抵抗の発表の真偽は不明。
AFP, December 22, 2023、Aljazeera, December 22, 2023、ANHA, December 22, 2023、‘Inab Baladi, December 22, 2023、Reuters, December 22, 2023、SANA, December 22, 2023、SOHR, December 22, 2023、The Times of Israel, December 22, 2023などをもとに作成。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が、イドリブ市、サルマダー市および同市一帯で、同機構の司令官2人を含む12人を拘束した。
12人の拘束は、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に近い幹部の1人アブー・アフマド・ズクール氏の離反を受けたもの。
アブー・アフマド・ズクール氏は8月17日に「自身の立場の気密性を考慮せず、あるいは許可をとることの必要を考慮せず、意図を明示しないまま、意思疎通を行うに際して過ちを犯した」との理由でシューラー評議会メンバーを解任され、消息不明となっているアブー・マーリヤー・カフターニー氏を支持するグループにも近いともされている。
AFP, December 13, 2023、ANHA, December 13, 2023、‘Inab Baladi, December 13, 2023、Reuters, December 13, 2023、SANA, December 13, 2023、SOHR, December 13, 2023などをもとに作成。
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SANA(8月13日付)は、日本人研究者らのシリア訪問について取り上げたルアー・ハリーファ記者のレポートを掲載した。

記事の内容(全訳)は以下の通り。
日本の中東研究者である青山弘之氏(博士)は、シリアに対する一方的な経済制裁がシリアの人々の生活をさらに困難にしているにもかかわらず、彼らは笑顔を絶やさず、優しさと愛情をもって勧んで歓迎してくれたと述べた。
東京外国語大学でアラビア語・中東地域の代表教員を務める青山氏は、東京の大学の学者らからなる日本の観光グループとシリアを訪問した際に、SANAに対してシリアの歴史の意義、シリアの文明や発展を見て取ることができる観光地や史跡の特徴について語った。
青山氏は「私がもっとも注目したのは、前回2019年に訪問した時よりも、シリアでの生活が一方的な制裁や地震によって困難になっているにもかかわらず、人々が、そこでの生活や来訪者を歓迎する表情を見せてくれたことです」としたうえで、ダマスカスのオペラ・ハウスを訪れ、コンサートを鑑賞した時の喜びと感動を語り、文化的な場所を訪れ、シリア人の独特の習慣や伝統に触れることの意義を指摘した。
青山氏はまた、グループのメンバーは西側のメディアがシリアについての事実を歪め、多くの誇張があることを熟知していると明かした。また、優しさ、愛情、そしてもてなしの精神をもって人々が接してくれるなど、さまざまな良いことを経験したとうえで、これらこそがシリア国民のもっとも重要な特徴だと述べた。
グループは1週間の観光を通じてダマスカス県、同郊外県(マアルーラー、サイドナーヤー)、アレッポ県、ラタキア県を見学、旧市街を巡ったほか、さまざまな手工芸品に触れた。




AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。
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国立地震センターは声明を出し、過去24時間にトルコ南部、アレッポ県北部、レバノン沖、アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)を震源とするマグニチュード2.5~2.8の地震が6回発生したと発表した。
SANA(8月12日付)が伝えた。
AFP, August 12, 2023、ANHA, August 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2023、‘Inab Baladi, August 12, 2023、Reuters, August 12, 2023、SANA, August 12, 2023、SOHR, August 12, 2023などをもとに作成。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアリーハー市とザーウィヤ山地方の住民数十人が「飢え死にするが、父が流した血は忘れない」と銘打ったデモを行い、バーブ・ハワー国境通行所経由での越境(クロスライン)での人道支援物資の輸送を求めるとともに、シリア政府支配地からの境界経由(クロスライン)での支援に拒否の姿勢を示した。
AFP, August 11, 2023、ANHA, August 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2023、‘Inab Baladi, August 11, 2023、Reuters, August 11, 2023、SANA, August 11, 2023、SOHR, August 11, 2023などをもとに作成。
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