シリア各地で大規模停電が発生(2025年4月1日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、スワイダー県とダルアー県に電力を供給する230kV高圧線が破損し、両県への電力供給が停止し、停電が発生した。

また、ダマスカス県とダマスカス郊外県の複数地区でも、停電が発生した。

停電の理由は不明。

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アレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区が、シャルア暫定政権と、クルド人が多く住む両地区の住民の社会・文化的特性の保護・尊重を前提とした共生の実現、シリア民主軍の撤退などで合意(2025年4月1日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局が実効支配を続けてきたアレッポ県アレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区の民生評議会は、アフマド・シャルア暫定政権に交渉を付託されていた委員会との間で、クルド人が多く住む両地区の住民の社会・文化的特性の保護・尊重を前提とした共生の実現、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の協力のもとでの暫定政権内務省による治安維持や検問所の撤去、武装携帯の禁止、シリア民主軍部隊のユーフラテス川以東への撤退、運輸交通の円滑化、捕虜・逮捕者収容所の廃止と捕虜交換など14項目からなる協定を交わした。



一方、SANAによると、2024年末にシリア国民軍によって制圧され、今年に入ってアフマド・シャルア暫定政権の支配下に入ったマンビジュ市で、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるユーフラテス川のティシュリーン・ダム一帯の村々から移住を余儀なくされた住民らが帰国を求めて抗議デモを行った。

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外務在外居住者省は移行期内閣発足に歓迎の意を示した諸外国、国際機関に謝意を示す(2025年4月1日)

SANAによると、外務在外居住者省は声明を出し、移行期内閣発足に歓迎の意を示した諸外国、国際機関に謝意を示した。

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イスラーム協力機構(OIC)、国連のステファン・ドゥジャリク報道官は声明を出し、移行期内閣発足に歓迎の意を表した。

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シャルア暫定大統領はイラクのスーダーニー首相と電話会談する一方、首都ダマスカスの人民宮殿に「解放の戦い」の負傷者を招き、懇談(2025年4月1日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、イラクのムハンマド・シヤーア・スーダーニー首相と電話会談を行い、二国間関係の強化の方途、国境安全保障、麻薬密輸撲滅における協力などについて議論するとともに、イード・アル=フィトルの挨拶を交わした。

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シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、首都ダマスカスの人民宮殿に「解放の戦い」(政権打倒の武装闘争)の負傷者を招き、懇談した。

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ヒムス県とタルトゥース県でアラウィー派が武装集団の襲撃を受け多数死亡(2025年3月31日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市のカラム・ザイトゥーン地区で武装した2人組が民家を襲撃し、なかにいた女性1人と子ども3人を銃で撃ち殺害、女性の夫を負傷させた。

殺害されたのはアラウィー派の住民で、また自宅に招待されちたスンナ派の住民2人も殺害された。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バーニヤース精製所西のジャウバル川で、即決処刑され遺棄されたと見られる住民11人が遺体で発見された。

また、シャース村で10代の若者(高校生1年生)1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

さらに、ハルフ・バンナムラ村で武装グループがアラウィー派住民を襲撃し、村長を含む6人を殺害、多数を負傷させた。

事態を受けて、内務省総合治安局は容疑者と見られる2人を逮捕した。

2人は国防省部隊の兵士。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った2人組の武装グループがハフィール・ファウカー村の床屋で無差別に銃を乱射し、若い男性1人を殺害、3人を負傷させた。

また、ハフィール・ファウカー村では、内務省総合治安局の誤射によって、3人が負傷した。

一方、SANAによると、内務省総合治安局の部隊がサイイダ・ザイナブ町近郊のナジュハー村で治安・安定維持のためのパトロール中に、「旧体制の残党」に属する複数のメンバーから発砲を受け、これに応戦、戦闘となった。

この戦闘で、攻撃を仕掛けてきた残党2人を殺害、複数を負傷させた。

このほか、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア暫定政権がシリア軍の元将兵ら約2,000人の収容に活用しているアドラー中央刑務所に収監されていた16人が新たに釈放された。

アドラー中央刑務所収監者の釈放は29日にも行われていた。

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シャルア暫定大統領は首都ダマスカスの人民宮殿でイード・アル=フィトルの集団礼拝:「どのような一歩を踏み出すにしても、全面的な合意を得ることは難しい。だが最低限の合意、そして可能な範囲での一致を目指す必要がある」(2025年3月31日)

シリア・アラブ共和国大統領府国防省SANAなどによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、首都ダマスカスの人民宮殿で行われた政権掌握後初となるイード・アル=フィトルの集団礼拝に参加し、会場に招待された国民、政権関係者らと懇談した。



来賓を出迎えるアフマド暫定大統領は、父親フサイン氏と握手する際に、握手をしながら、深く頭を垂れてお辞儀をした。

シャルア暫定大統領はまた、集団礼拝に参加した国民や政権関係者らを前に演説を行った。

演説では、移行期内閣について以下の通り述べた。

我々は昨日、新たな内閣の発足を発表した。可能な限り有能な人物を選ぶよう努め、そのなかでも優先すべき者を選んだ。我々は、閣僚の範囲、分布、各県の代表性を考慮し、またシリア社会の多様性にも配慮した。だが、我々は、割り当て主義を明確に拒否しつつも、参加の原則には則った。すなわち、この省はこの宗派のため、あの省は別の人種のため、といった分配の論理は、完全に拒否した。
しかし、我々は皆で共に取り組み、いかなる分裂の動きにも応じなかった。なぜなら、政治的な分断は、内閣の機能停止を招くことになるからだ。昨日発表された新内閣は、長い時間と多くの努力を経て構成されたものであり、任命された大臣たちには良い働きを期待している。彼らは、有能で経験を持つ人物たちであり、特定の思想的または政治的傾向に偏ってはいない。
彼らの唯一の関心は、この国を築き上げ、祖国を再建することだ。我々は、彼らが成功できるよう、あらゆる手段と可能性を提供していくつもりである。彼らが国民一人一人に、誠実な公共サービスを届けてくれることを願っている。また、願わくば、近い将来、シリアのすべての家庭の扉を叩くように、サービスが各家庭へと届くことをアッラーに願っている。変革と改善こそが我々の目標であり、国家建設こそが私たちの目的である。
むろん、すべての人を満足させることはできない。どのような一歩を踏み出すにしても、全面的な合意を得ることは難しい。それは自然なことであり、当然の反応でもある。しかし、我々は、最低限の合意、そして可能な範囲での一致を目指す必要がある。ありがたいことに、新内閣の発足とその構成、そして大臣たちの選出について、多くの前向きな反応が寄せられている。
我々は、ありがたいことに、前向きで安心できる反応を目にしている。シリアは、誰かの思惑や欲望をぶつけるための市場ではなく、真剣に行動するための舞台である。願望や私的な夢を実現するための場所ではない。今起きている変化を、自分の夢を叶える機会とみなすような姿勢は適切ではない。
唯一実現されるべき夢とは、国民の尊厳を取り戻し、シリアという国の誇りを取り戻すこと、そして世界の中で再び自由で高貴な存在としてのシリアの名が高らかに響くことである。シリアが、影響力ある国家として世界に復活することを願ってやまない。


さらにその後、シャルア暫定大統領は、ラティーファ・ダルービー夫人とともに人民宮殿で、犠牲者の家族と面談した。

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一方、国防省によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は、アリー・ナアサーン参謀総長、アブドゥッラフマーン・アアマー・ヒムス県知事とともに県内の師団の将兵を慰問した。

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ヒムス県のタンフ国境通行所一帯地帯(55キロ地帯)を実効支配する米軍(有志連合)の支援を受けるシリア自由軍が、ダマスカス郊外県ドゥマイル市に進駐し、同市の治安権限と検問所の管理を掌握(2025年3月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヒムス県のタンフ国境通行所一帯地帯(55キロ地帯)を実効支配する米軍(有志連合)の支援を受けるシリア自由軍が、ドゥマイル市に進駐し、同市の治安権限と検問所の管理を掌握した。

 

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イドリブ県フバイト村で男性1人殺害、ヒムス県タッルカラフ市で内務省総合治安局の隊員2人殺害(2025年3月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、フバイト村で男性1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジープに乗った正体不明の武装グループがタッルカラフ市で内務省総合治安局の隊員2人を銃で撃ち殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、内務省国境治安局がレバノン領内からスィルガーヤー町近くに麻薬を密輸使用としていた車輌の密入国を阻止した。

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サウジアラビア、ヨルダン、トルコ、ノルウェー、UAE、カタール、英国、フランス、パレスチナはシャルア暫定政権による移行期内閣発足を歓迎(2025年3月30日)

SANAによると、サウジアラビア、ヨルダン、トルコ、ノルウェー、UAE、カタール、英国、フランス、パレスチナは29日のアフマド・シャルア暫定政権による移行期内閣発足に歓迎の意を表した。









ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、ドイツも歓迎の意を示した。

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シャルア暫定大統領は国民にイード・アル=フィトルの祝辞を送る:サウジアラビア国王、皇太子、モロッコ国王と祝電でイード・アル=フィトルを祝福する挨拶を交わす(2025年3月30日)

アフマド・シャルア暫定大統領は、シリア・アラブ共和国大統領府を通じて国民にイード・アル=フィトルの祝辞を送った。

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SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード国王、ムハンマド・ビン・サルマーン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード皇太子兼首相、モロッコのムハンマド6世国王と電話会談を行い、イード・アル=フィトルを祝福する挨拶を交わした。



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アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でシリア民主軍とシリア国民軍が激しく交戦(2025年3月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、29日深夜に、ティシュリーン・ダム一帯でシリア民主軍とシリア国民軍が激しく交戦した。

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が30日に声明を出し、ティシュリーン・ダム一帯でのトルコ軍との戦闘で29日に隊員1人が戦死したと発表した。

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シャルア暫定政権がシリア軍の元将兵ら約2,000人の収容に活用しているアドラー中央刑務所で暴動、その後収監者の一部が釈放される(2025年3月29日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア暫定政権がシリア軍の元将兵ら約2,000人の収容に活用しているアドラー中央刑務所一帯で28日深夜から29日未明にかけて激しい銃声が確認された。

銃声は、刑務所内での暴動を弾圧するためのもので、治安部隊が刑務所を封鎖し、これを制圧した。

その後、暫定政権当局は、同刑務所に収容していた前政権の国境警備隊員や警察官ら多数を釈放した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市サラーフッディーン地区で、正体不明の武装グループが若い男性1人を銃で撃ち殺害した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、ドゥライキーシュ市近郊のジュナイナト・ラスラーン村出身の若い男性が消息を絶ち、その後遺体で発見された。

バーニヤース市の発電所近くで、前日に内務省総合治安局によって逮捕されていた住民2人が殺害され、遺体で発見された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市で若い男性が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

同市では、また別の男性1人も何者かによって殺害され、遺体で発見された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で、トルコの支援を受けるシリア国民軍の戦闘員1人がオートバイに乗った武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、同市では、タクシー運転手をしている若い男性が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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シャルア暫定政権は内閣発足宣言会合が開催し、移行期内閣を発足:首相職は廃止され、アサド政権時代の閣僚2人、クルド人、アラウィー派、ドゥルーズ派、キリスト教が参加するも、PYD、ヒジュリー師が主導するドゥルーズ派は参加せず(2025年3月29日)

シリア・アラブ共和国大統領府国防省SANAによると、内閣発足宣言会合が開催された。

会合には、アフマド・シャルア暫定大統領ら暫定政権首脳、イスラーム教・キリスト教諸派の法曹界の代表、部族の代表らが参列するなか、移行期内閣の閣僚が発表され、シャルア暫定大統領の前で宣誓を行ったのち、挨拶を行った。

アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣

この歴史的な日に、我々は自由な意思によって樹立された初の内閣の発表を目の当たりにしている。
我々はシリアの門戸を再び開き、その地位の回復に取り組んできた。
シリアの外交は、英知と節度の声となり、互恵に基づく国際関係の構築を進める。



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ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣

我々は本日、偉大な勝利の後に、行動と建設の新段階の扉口に立っている。
旧体制によってその名を汚されたこの軍を、シリアにふさわしい姿に再建する。





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アナス・ハッターブ内務大臣


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マズハル・ワイス法務大臣


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ムハンマド・アブー・ハイル・シュクリー宗教関係大臣

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マルワーン・ハラビー高等教育大臣

いかなるウンマの運命も、その教育の行方と密接に結びついている。それゆえ、教育課程および批判的思考を発展させることが不可欠である。
教育の成果と開発を結びつけ、教育分野への投資を強化しなければならない。
高等教育の成果に良い影響をもたらすべく、大学の自律性と学問の自由を強化する。



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ヒンド・カバワート社会問題労働大臣

我々は本省において、長らく失われていた社会正義を回復するため、結束力のある社会を構築することを目指す。
我々は、閣僚と市民社会が協働する参加型の方法で取り組み、相互の信頼を強化しなければならない。
我々皆の目標は、公正かつ持続可能な社会制度であり、それは資源の公正な分配を保障するものでなければならない。



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ムハンマド・バシール・エネルギー大臣

本省における我々の将来の行動ビジョンは、インフラ開発、施設の建設、石油・ガス井の整備、電力網の保守である。
シリア全土において、すべての市民が享受できるサービスの質を高めることが不可欠である。エネルギー分野における国民人材の活用を図り、革新と創造性を奨励し、マンパワーへの関心を向上させる。



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ムハンマド・ヤサル・バルニーヤ財務大臣

我々は、経済発展および持続可能な開発を推進し、市民の尊厳ある生活を保障するべく、賃金制度の見直しを行う。
税制および各種手数料制度の近代化に取り組み、公正の実現に取り組む。



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ニダール・シャッアール経済大臣

我々の前には、より堅固な基盤のうえに経済を再建するという歴史的な好機がある。
我々の戦略は、生産部門の強化、中小規模プロジェクトの支援、経済の門戸開放、国内外からの投資誘致に重点を置くものである。
国際的なパートナーシップの強化は、すべての人々に利益をもたらす持続可能な開発の実現を可能にする。
我々は、旧体制が破壊したものの復興するプロセスにおいて、国際社会の貢献を呼びかける。


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マスアブ・ニザール・アリー保健大臣

我々は、保健医療分野の再建と発展が求められる新たな取り組みの段階に入ろうとしている。医療部門は、これまで特異な状況を経験しており、市民への医療サービスの提供、病院および医療センターの再整備、医薬品の確保に取り組む必要がある。
在外シリア人医師や国際機関との協力を強化し、その経験を活用する。



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ムハンマド・アンジャラーニー地方行政環境大臣

最良の技術基準に則り、現代的なシリアの建設を進めるとともに、地域社会に主導的な役割を与えるものである。
破壊された地域の再建に向け、同地に特別な関心を注ぐ。
シリア各県における公共サービス事業の実施において、均衡の取れた展開を図る。
シリア再建を目指すプロジェクトやプログラムを支援し、そのために必要な便宜を提供する。



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ラーイド・サーリフ緊急事態災害大臣

本省は、課題と困難に満ちた長年にわたる戦争の歳月を経て、差し迫った要請に応えるべく新設された。
省の新設は、すべての地域の住民に対して、効果的な対応力を強化するものである。
我々の前に立ちはだかる課題は決して容易なものではなが、国益が至上のものである限り、不可能という言葉は存在しない。



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アブドゥッサラーム・ハイカル通信大臣

我々は、サービスの質の向上および持続可能な解決策の提供に取り組む。
シリア全土において通信インフラの整備に取り組む。
能力開発およびマンパワー育成を図り、国外在住の人材を活用するとともに、民間部門との協力、起業支援、投資促進にも注力する。
デジタル化の推進とデジタル・インフラの改善を支援・強化するために取り組む。



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アムジャド・バドル農業大臣

シリアは、その豊富な資源を最適に活用し、国民の努力と能力によって復旧を果たすことができる。
農地の拡大に取り組み、そのための政府支援を確保しつつ、インフラを整備する。
民間部門との協働的アプローチを採用し、テクノロジーの水準と革新性の向上、ならびに統合的な研究プログラムの導入に取り組む。


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ムハンマド・アブドゥッラフマーン・トゥルクー養育教育大臣


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ムスタファー・アブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣

我々は復興において、持続可能な住環境に依拠していく。
住環境と経済の開発を実現することを目指し、居住計画の見取り図の整備と透明性の向上に力点を置く。
国内外の投資家との協力関係を築くための適切な環境を整え、必要な法整備を進める。



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ムハンマド・サーリフ文化大臣

我々が必要としている文化とは、善行、慈愛、兄弟愛、そして人間形成の文化である。
我々は、シリアが本来のふさわしい地位を回復し、アラブの兄弟たちとの関係を開かれたものとしていくことに専念する。



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ムハンマド・サーリフ・ハームド・スポーツ青年大臣

スポーツは、国民統合と道徳価値を強化する手段であり、新たなシリア国家建設の一部を担っている。
我々は、学校および大学におけるスポーツを支援し、体育を教育課程の一部として位置づける。



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マーズィン・サーリハーニー観光大臣

我々の未来ビジョンは、シリアを世界的な観光地へと変貌させることに力点を置いている。
我々は一丸となって、シリアにふさわしい未来を築かねばならない。シリアは、すべての国民が復興に一部をのなうことを必要としている。
今日のシリアは開かれたワークショップであり、観光分野の発展に参画しようとするすべての人の知見を必要としている。



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ムハンマド・イスカーフ行政開発大臣

我々は、公的機関に対して先進的かつ現代的な構造を構築するために取り組んでいる。
愛国的エリートを誘致し、公正な職業経路および健全な労働環境を整備する。
市民に対して最新かつ迅速な電子サービスを提供し、政府業務の効率を強化し、世界の成功事例を活用する。



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ヤアラブ・バドル運輸大臣

我々のビジョンは、この分野が経済にとって重要であるとの深い信念に基づいており、持続可能な開発の要請に応えるべく、輸送サービスの向上に取り組む。
隣接諸国とのネットワーク接続の再開に取り組み、必要な法制度改革を実施し、環境に優しい持続可能な運輸への変革、鉄道輸送の発展を進める。
都市内輸送サービスの質を高め、道路の効率的な維持管理および交通安全の向上にも努める。



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ハムザ・ムスタファー情報大臣

国家建設のプロセスは包括的情報戦略なくしては進行しない。
シリア人が互いに出会う必要こそが、我々のもっとも崇高な願いであり、それは公式メディアの再活性化を通じた集団的な努力によってのみ実現されるものである。
公式メディアには、それを補完する民間メディアが必要である。
我々は、市民に正確な情報を提供するため、各省における報道局の活性化に取り組む。
我々はすべての専門的なメディア機関との協力に向けて手を差し伸べる。



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続いて、シャルア暫定大統領が演説を行い、移行期内閣の施政方針を明らかにした。

演説の内容は以下の通り。

我がウンマの歴史における重大な転換点において、我々すべてに結束と統合が求められるこの困難な大いなる課題に直面している時に、私は本日、1人1人に対峙し、空に届くような我が国民の希望と志を抱きつつ、諸君らの前に立っている。その固い決意と揺るがぬ意志を持つ親愛なる国民の前にである。
この歴史的な瞬間、我々は、愛国的な歩みにおける新たな段階の誕生を目の当たりにしている。諸君らに確認したいのは、それが、我々が強靭な意志と不屈の精神をもって、偉大なる過去に学び、共に進み、真にふさわしい未来を切り拓く出発点だということである。
これは我々の歴史における決定的な瞬間であり、私自身、共和国大統領として、諸君らに約束したい。未来を築くその一歩一歩において、私は常に諸君らと共にある。我々は共に、すべての犠牲に値する祖国を建設すると。
我々がともに、この祖国を建設するために行動することは、政府と国民すべてに課せられた我々の責任だ。腐敗が我々の制度に入り込むことを決して許さず、不義に対して断固として立ち向かう覚悟である。正義こそがすべての礎であり、この価値観こそが、我々のあらゆる決断を導く灯火となるのである。
この困難な段階において、我が国民が晒されているあらゆる出来事に対応するため、努力は倍加されることになる。それゆえに、我々は、祖国が直面するであろういかなる試練や災害にも対処するために緊急事態・災害省を設立した。我々は、自然災害であれ人道的危機であれ、あらゆる緊急事態に迅速かつ効果的に対応する体制を構築し、市民の安全を確保し、即時の支援を提供するために取り組む。
我々は、技術革新、人工知能プログラム、デジタル化の進展に的確に対応することに最大限の関心を注ぐ。この目的を実現するため、必要なインフラの整備を開始し、専門人材の育成、経験の誘致、研究機関の整備、そしてこの分野の発展を促す健全な市場環境の構築に取り組んでいく。
我々の未来計画は、マンパワーの確保と育成を維持しつつ、立ち上げられることになる。これらの人材は、学校や大学における教育の質の向上を図り、分析、推論、応用に基づく現代科学を教育課程に取り入れ、教育の方向性と市場の需要を結びつけることで、多様な経験を有する資源となる。
我々の計画は、海外に暮らすシリアのマンパワーを積極的に招致することを目指している。彼らは世界有数の大学で学び、もっとも重要な分野で活動してきた人々であり、この国の急速な前進と発展の原動力となる重要な要素である。
我々は農業の育成と発展、そしてその諸問題の解決に取り組む所存である。正確な統計を通じて有益な政策を策定し、無利子融資、灌漑プロジェクト、需要に即した農業カレンダーなどを通じて実施する。また、農業従事者の支援にも取り組み、食料安全保障と食品産業の需要、さらに国外市場の需要を満たす生産を確保する。
我々は、国産品の保護、生産コストの可能な限りの軽減、税負担の緩和など、産業振興と成長に向けた支援に取り組む。これを起点として、産業、貿易、経済の各省を統合し、経済産業省に統合する。
我々は、エネルギー部門の改革に取り組み、持続可能性を維持しつつ、可能な限り迅速に24時間体制で電力を供給できるようにする。この点に関して、我々は電力省と石油ガス省をエネルギー省の名のもとに統合した。これにより、整合性と統合性を確保し、この重要分野における改革と開発を加速させる。
あらゆる分野において投資を呼び込むための魅力的な投資環境の整備に取り組む。投資家の権利を保護する法整備、国営セクターと民間セクターの協力関係を規定する法制度の整備、インフラなどの戦略的プロジェクトへの投資を促進する。
我々の計画は、金融状況の是正とシリアの通貨の強化に基づくものであり、為替レートの安定維持と不正操作の防止を目指す。
また、復興支援および開発部門の支援のための基金を設立し、すべてのシリア人に自分たちの国の建設に貢献することの名誉を得る機会を与える。また、国内の税制政策を見直し、市場の発展にふさわしいものとし、市民の負担を軽減する。
我々は、市民の保護と安定の強化を新内閣の編成の優先事項としている。シリアのすべての地域において治安を回復するため努力し、また(中東)地域および国際社会のパートナーと連携し、すべての脅威を根絶していく。
若者とスポーツの役割を信じ、我々はスポーツ青年省を新設した。シリアの若者こそが希望であり、未来である。この省は、スポーツの振興と、あらゆる分野における若者の成長を支える環境の整備に取り組む。





















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SANAが発表した閣僚の経歴は以下の通り。

シャイバーニー外務在外居住者大臣

  • 生年:1987年
  • ダマスカス大学文学人文科学部英語言語文学専攻を卒業。
  • トルコのサバフッティン・ザイム大学で政治学・国際関係の修士号を取得。
  • 現在、国際関係分野の博士課程研究者。
  • 経営学修士(MBA)を修了予定。
  • シリア革命に初期から参加し、2017年にシリア救国内閣の設立に参加。
  • シリア救国内閣政治問題局を創設。
  • 暫定政府で外務在外居住者大臣に任命される。
  • シリアの対外代表として、国際会議、アラブ地域の会議に何度も出席。

ハッターブ内務大臣

  • 生年:1987年
  • 建築工学部出身。
  • シリア革命が始った2011年からにこれに参加。
  • 2016年までシリア革命の戦列において運営部門で勤務。
  • その後、2024年まで治安部門で勤務。
  • シリア救国内閣において総合治安機関を創設。
  • 暫定内閣にて総合諜報機関長官に任命される。

ワイス法務大臣

  • 生年:1980年
  • ダマスカス大学医学部を卒業。
  • イスラーム法学部の専攻課程で学び、修士課程を修了し、修士論文を準備中。
  • シリア国民を支持するという姿勢により、旧体制下で6年間投獄された。
  • 釈放後、シリア革命に参加。
  • 2013年の革命司法諸機関の創設に関与、同機関で勤務。
  • シリア北部で法務省の設立に参加。
  • 2017年からダマスカス解放まで、高等司法評議会のメンバーを務めた。

ムハンマド・アブー・ハイル・シュクリー宗教問題大臣

  • 生年:1961年
  • ダマスカス大学で法学学位を取得。
  • イスラーム布教学部でシャリーア(イスラーム法)学位を取得。
  • パキスタン・ラホールの聖コーラン課程学部で修士号を取得。
  • レバノン・ベイルートの大学布教研究所でシャリーアおよび法学の博士号を取得。
  • ダマスカスのマッザ区にあるイマーム・シャーフィイー・モスクのイマーム兼説教者、同モスク付属のコーラン学院の所長。
  • クルアーンの暗記と読誦に関する認定を取得。
  • 多くの法学およびシャリーア関連の著作がある。
  • シリア・イスラーム評議会理事会メンバー。

マルワーン・ハラビー高等教育科学研究大臣

  • 生年:1964年
  • ダマスカス大学で産科、婦人科、婦人外科分野における大学院修了証(CMSc)を取得。
  • フランスのフランス・コンテ大学で生殖応用生物学、クロード・ベルナール大学で理論外科学の高等大学ディプロマ(PGDip)を取得。
  • フランスで産科、婦人科、婦人外科の高等専門課程修了証(AFSA)と生殖医療のAFSAを取得。
    • ダマスカス大学医学部で生殖医学、胚学、遺伝学の教授を務める。
    • 同解剖学・組織学・胚学・遺伝学科長(2014〜2017年)。
    • ダマスカス大学医学雑誌の編集長。
    • シリア産科婦人科学協会(PSSOC)会長(2015〜2024年)。
    • 中東不妊協会(MEFS)会長(2015〜2018年)。
    • 不妊および生殖医療に関する世界、欧州、米国の諸学会の会員。

ヒンド・カブワート社会問題労働大臣

  • ダマスカス大学で経済学および法学の学士号を取得。
  • カナダ・トロント大学で紛争解決と仲裁にかかる修了証を取得。
  • 米フレッチャー法律外交大学院で法学および外交の修士号を取得。
  • 米ジョージ・メイソン大学の教授。
  • ハーバード大学法科大学院交渉プログラムの元客員メンバー。
  • シリア国内外の多数の市民団体・機関にて活動実績あり。

ムハンマド・バシール・エネルギー大臣

  • 生年:1983年
  • アレッポ大学にて電気・電子工学の学位を取得(2007年)。
  • イドリブ大学にてシャリーアおよび法学の修士課程修了(2024年)。
  • シリア・ガス社にて監督技師を務め、その後ガス施設の精密機器部門長を務める(2011年)。
  • シリア革命が始った2011年からにこれに参加。
  • 研修・語学・コンサルティング国際アカデミーでプロジェクト・マネジメントの修了証取得(2021年)。
  • 計画および行政組織に関する修了証取得(2021年)。
  • 開発人道問題省で協会関係局長を務める。
  • シリア救国内閣人道開発担当大臣(第5期、第6期)。
  • 同首班(第7期)。
  • 暫定政府首相。

ムハンマド・ヤサル・バルニーヤ財務大臣

  • 生年:1967年
  • 1990年、ダマスカス大学経済学部卒業。
  • 米カンザス州立大学およびオクラホマ州立大学にて経済学の大学院課程を修了(1990~1994年)。
  • 1996年、ニューヨークの米国連邦準備銀行で研修を受ける。
  • 1996年、アラブ通貨基金にエコノミストとして参加。
  • 2004年から2007年にかけて、シリア証券取引委員会およびダマスカス証券取引所の設立に貢献。
  • 2009年から2024年にかけて、アラブ通貨基金にて複数の役職、経済政策局長を歴任。
  • アラブ中央銀行総裁評議会の事務総長およびアラブ財務大臣評議会の事務総長を務める。
  • 国際的な基準策定に携わる複数の国際委員会に参加。

ムハンマド・ニダール・シャッアール経済産業大臣

  • 経済、貿易大臣、高等投資評議会の議長を歴任。
  • イスラーム金融機関の会計監査機構の事務総長を務める。
  • 米ファニーメイ社で市場パフォーマンス分析部門の責任者、ワシントンDCのジョンソン&ヒギンズ社で副社長を歴任。
  • 米ジョージ・ワシントン大学で数年間にわたり、マクロ経済学、国際経済、金融、銀行、行政手法に関する講義を担当。
  • 2006年にモハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム銀行業優秀賞を受賞。

マスアブ・アリー保健大臣

  • 生年:1985年
  • ヒムス大学医学部を卒業。
  • 2009年、アレッポ大学大学院の神経外科専攻に進学。
  • ドイツの複数の病院で神経外科医として勤務。
  • 脳、神経、脊髄外科分野におけるドイツの専門医資格(ファッハアルツ(Facharzt))を取得。
  • 神経外科のコンサルタント医として活動。
  • ドイツ国内外の多数の医学会議や会合に参加。

ムハンマド・アンジャラーニー地方行政環境大臣

  • 生年:1992年
  • 機械工学部を卒業。
  • シリア革命に当初から参加し、2011年末に旧体制により投獄される。
  • シリア救国内閣ワクフ省の設立に参加し、事務総長を務める。
  • アレッポ地区自治の総責任者を務める。
  • 中央監査査察機構長官を務める。
  • シリア救国内閣の地方行政大臣(第6、7期)を務める。
  • 暫定政府の地方行政環境大臣
  • アレッポ県とイドリブ県で複数の人道・開発団体の設立および運営に携わった。

ラーイド・サーリフ非常事態災害大臣

  • 生年:1984年
  • 経営学の学士号を取得。
  • 捜索救助および災害管理に関する高度な研修プログラムを修了。
  • シリア民間防衛(ホワイト・ヘルメット)設立に参加し、後に同機関の代表に就任。
  • ホワイト・ヘルメットの代表として、(2015年、2024年)、国連総会(2016年、2017年)、そのほかの国際会議など、国際的に権威ある場に多数出席。
  • 国内外で数々の賞を受賞。2017年には『タイム』誌が選ぶ「世界でもっとも影響力のある100人」に選出。
  • 国際人道組織連合インタラクションにおいてリーダーシップ勇気賞を受賞。
  • 彼の指導の下で、ホワイト・ヘルメットは40以上の国際的な表彰・賞を受賞。
  • 同組織は、2023年2月のトルコ・シリア大地震において、彼の指揮のもとに迅速かつ効果的に対応し、危機管理能力の高さを証明。

ムルハフ・アフマド・アブー・カスラ国防大臣

  • 生年:1984年
  • 2008年にダマスカス大学農学部を卒業し、学士号を取得。
  • イドリブ大学で修士課程を履修中。
  • シリア革命以前に、兵専門の中尉として軍武装部隊の兵役に就く。
  • シリア革命に当初から参加し、ハマー県の司令官を務める。
  • 5年間にわたり軍事部門司令官を務め、軍事・戦術能力の開発を担い、シャーヒーン大隊を設立。
  • 暫定内閣において国防大臣を務める。
  • 軍需産業、偵察システム、夜間戦闘、無人機の開発に関心を持つ。
  • 「決戦」作戦室軍事評議会メンバー、ならびに「攻撃抑止」作戦の軍司令官を務める。

アブドゥッサラーム・ハイカル通信情報技術大臣

  • 生年:1978年
  • ベイルート・アメリカン大学で政治学の学士号を取得。
  • ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)で国際関係学の修士号を取得。
  • テクノロジーおよびインターネット分野の起業家・投資家として活動する実業家。2012年よりアラブ首長国連邦に在住。
  • ソフトウェア、人工知能、モバイル・アプリケーション分野における複数の企業設立に関与。
  • 中東地域初の技術移転企業のひとつトランステックの設立に関与。
  • マジャッラ社を設立し、ハーバード・ビジネス・レビュー・アラビア語版、MITテクノロジー・レビュー・アラビア語版、ボルダー・サイエンス・公共のための科学、スタンフォード社会イノベーションといったプラットフォームを発行。

アムジャド・バドル農業大臣

  • 生年:1969年
  • 1993年、ダマスカス大学農学部農業経済学科を卒業。
  • アレッポ大学および乾燥地域における国際農業研究センター(ICARDA)で、農業経済学の修士号および博士号を取得。
  • スワイダー研究センター農業研究総合機構で勤務。農業分野における多数の経済・社会調査に携わり、国際・地域プロジェクトにも数多く参加。

ムハンマド・アブドゥッラフマーン・トゥルクー養育教育大臣

  • 生年:1979年
  • 2001年、ダマスカス大学法学部を卒業。
  • ドイツ・ライプツィヒ大学で博士号を取得。
  • 児童の権利、市民権、児童保護、教育課程に関する著作を多数執筆。
  • クルド語とドイツ語に堪能で、英語も達者。
  • ダマスカス大学の教育学部、文学部、シリア仮想大学、ビラード・シャーム大学、アラブ国際大学の法学部などで教鞭を執る。
  • 多数の委員会、会議に参加、2019年にドイツで開催された気候変動と電子教育」に関する二つのワークショップに出席。

ムスタファー・アブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣

  • 生年:1989年
  • 2011年、アレッポ大学で土木工学の学士号を取得。
  • 公共行政、プロジェクト管理、組織開発に関する専門修了証を取得。
  • シリア救国内閣の公共事業道路総局長を務める(2024〜2025年)。
  • バーブ・ハワー国境通行所の工学プロジェクト部門に勤務(2017年〜2019年)。
    シリア北西部で数十件のプロジェクト実施を監督。
  • 設計・技術監督部門の責任者を務める。
  • シリア北西部のプロジェクト管理総責任者を務める。

ムハンマド・ヤースィーン・サーリフ文化大臣

  • 生年:1985年
  • 英ロンドン・メトロポリタン大学で言語学の学士号を取得。
  • 英国ウェストミンスター大学で翻訳学の修士号を取得。
  • カタールのジャジーラ放送局で報道・メディア分野に従事。
  • 2016年、カタールで開催されたアラブ語雄弁」大会で第1位を獲得。

ムハンマド・サーミフ・ハーミド・スポーツ青年大臣

  • 生年:1976年
  • バスケットボール第3級および第2級審判資格を取得。
  • バスケットボール指導者としての認定証を保有。
  • 2024年にシリア体育連盟の会長を務める。
  • カタール開催のアジアカップ予選第2ウィンドウにおいて、シリア代表バスケットボールチームを指導し、出場権を獲得。
  • 2021〜2024年、シリア救国内閣のスポーツ青年総局長を務める。
  • イドリブの市営スタジアム再整備計画を立案・監督し、球技・個人競技・筋力競技の各スポーツ連盟を創設。
  • 2018〜2021年、エリート・クラブの会長を務める。
  • 2008〜2011年、カフル・タハリーム・クラブのマネージャーを務めた。
  • ハーミド商事のCEO兼オーナー。

マーズィン・サーリハーニー観光大臣

  • 生年:1979年
  • カナダ・オンタリオ州グレートレイクス科学技術大学院で経営学修了証を取得。
  • 米カリフォルニア州ウエストクリフ大学でプロジェクト・マネジメントの理学修士号を取得。
  • カタール、サウジアラビア、トルコ、アルジェリア、シリアにおいて複数企業グループを設立・経営。
  • サルワ・リゾート、カタール・モール、高級ホテル「ベントレー」、ジワーン島、アナンタラ・リゾート、ヒルトン、マリオット、シェラトン、ザ・ニード、ナジーと病院、ザ・ビュー病院、ライヤーン・ホテル、LXRホテル&リゾート、カタール・メトロなどのプロジェクトに参加。
  • モルディブのアストリア・レターズ、サウジアラビア・カディーヤ水上都市、シリアのパーム・ヴィレッジ・コンプレックス&ホテルなどの国際プロジェクトに参加。

ムハンマド・ハッサーン・スカーフ行政開発大臣

  • 生年:1990年
  • イドリブ大学で経営学専門修士号を優秀な成績で取得。
  • イドリブ大学で応用数学の学士号を取得。
  • シリア救国内閣で、行政監督委員会メンバー(総務局)、一般財政予算委員会委員長、固定資産管理部門の責任者、人事総局長、組織構造委員会委員長などを歴任。

ヤアラブ・スライマーン・バドル運輸大臣

  • 生年:1959年
  • 1982年、ラタキア大学で土木工学学士号を取得。
  • フランス・パリの国立橋梁道路学校(ENPC)で運輸科学の博士号を取得(1991年)。
  • フランス国立運輸交通安全研究所(INRETS)の客員研究員を務める(1991~1992年)。
  • ラタキア大学土木工学部教授(1993~2006年)。
  • ラタキア市内交通公社の管理委員長を務める。
  • 道路交通公社理事および運輸省諮問委員会のメンバーを務める。
  • 運輸大臣を務める(2006~2011年)。
  • 国連西アジア経済社会委員会(ESCWA)で交通物流の地域顧問を務める(2014~2024年)。
  • アラブ国際大学およびレバノン・サン・ジョゼフ大学の教授(2011年〜現在)。

ハムザ・ムスタファー情報大臣

  • 生年:1985年
  • 2007年、ダマスカス大学で政治学の学士号を取得。
  • シリア革命を支持した立場のため、2012年に退学処分を受けるまで、ダマスカス大学で国際関係論の修士課程に在籍。
  • 2017年、ドーハ高等研究所で比較政治専攻の政治学・国際関係修士号を取得。
  • 英国エクセター大学で社会科学博士号を取得。
  • ドーハのアラブ研究政策センターでシリア研究専門の研究員および『アラブ政策』誌編集長補佐を務める(2011〜2018年)。
  • ロンドンのアラブ・テレビで編集監督として勤務(2019〜2020年)。
  • 2020年半ばから2025年3月まで、シリア・テレビ・ネットワークの総局長を務める。

**

『マジャッラ』によると、ヤアラブ・バドル運輸大臣はアラウィー派、アムジャド・バドル農業大臣はドゥルーズ派。

女性はカバワート社会問題労働大臣1人。

ヤアラブ・バドル運輸大臣、シャッアール経済大臣はアサド政権において閣僚経験あり。

ラッカ県、ダルアー県、タルトゥース県を除く県の出身者が入閣、うちイドリブ県出身者は4人(非常事態災害大臣、スポーツ青年大臣、公共事業住宅大臣、エネルギー大臣)。

民主統一党(PYD)、および同組織が主導する政治・軍事・社会組織からの入閣はなかった。

イナブ・バラディーマシュハドに、シリア・テレビシリア記憶機構シリア記憶機構によると、閣僚の出身地の内訳は以下の通り。

  • ハサカ県:シャイバーニー外務在外居住者大臣
  • ハマー県:アブー・カスラ国防大臣(ハルファーヤー市)、ムスタファー情報大臣
  • ダマスカス郊外県:ハッターブ内務大臣、ヤースィーン文化大臣
  • ダイル・ザウル県:ワイス法務大臣(アシャーラ市)、アリー保健大臣(ダイル・ザウル市)
  • イドリブ県:サーリフ非常事態災害大臣(ジスル・シュグール市)、バシール・エネルギー大臣(ザーウィヤ山地方)、ハーミド・スポーツ青年大臣(カフルタハーリーム町)
  • ダマスカス県:シュクリー宗教関係大臣、ハイカル通信科学技術大臣、バドル運輸大臣、カバワート公共事業住宅大臣(1974年生まれ)、サーリハーニー観光大臣
  • クナイトラ県:ハラビー高等教育科学技術大臣
  • アレッポ県:シャッアール経済産業大臣、アンジャラーニー地方行政環境大臣(アレッポ市)、アブドゥッラフマーン養育教育大臣(アフリーン市)、アブドゥッラッザーク公共公共事業住宅大臣(アターリブ市)
  • スワイダー県:バドル農業大臣
  • 不明:バルニーヤ財務大臣、スカーフ行政開発大臣

 

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シャルア暫定大統領は、UAEのムハンマド大統領と電話会談で、トルコのエルドアン大統領と祝電でイード・アル=フィトルを祝福する挨拶を交わる(2025年3月29日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、UAEのムハンマド・ビン・ザーイド大統領と電話会談を行い、イード・アル=フィトルを祝福する挨拶を交わした。

また、SANAによると、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領からイード・アル=フィトルを祝福する祝電を受け取った。

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化学兵器禁止機関(OPCW)査察団がシリアを訪問し、前政権の化学兵器の残存物の位置特定やその破壊に向けた任務の準備(2025年3月28日)

ロイター通信は、化学兵器禁止機関(OPCW)の査察団が3月12日から21日にかけてシリアを訪問し、前政権の化学兵器の残存物の位置特定やその破壊に向けた任務の準備を行ったと伝えた。

査察団は5ヵ所の施設を訪問、そのなかには略奪や爆撃を受けた場所、前政権がこれまでOPCWに申告していなかった貯蔵施設も含まれていた。

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ダマスカス郊外県、ヒムス県、ダイル・ザウル県で住民の殺人などが相次ぐ(2025年3月28日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市で前政権への通報者として活動していたとされる男性2人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれ、1人が死亡、1人が負傷した。

ヒーナ町では、正体不明が若い男性4人を銃で撃ち、負傷させた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、ラスタン市で「イランの民兵」のメンバーだったとされる10人を逮捕した。

ヒムス市では、21日前にカラム・シムシム地区で誘拐された若い男性1人が殺害され、遺体で発見された。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局のパトロール部隊がタルトゥース市郊外の高速道路で正体不明の武装グループの要撃を受け、隊員2人が死亡した。

一方、ドゥワイル・シャイフ・サアド村では、検問所の要員が通行人に向けて無差別に発砲するなどの嫌がらせを行った。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局は、県内で前政権の国防隊の元メンバー1人を逮捕した。

この元メンバーは、前政権の共和国護衛隊のイサーム・ザフルッディーン准将に近い人物だという。

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シリア・テレビ(在トルコ):内務省総合治安局の中央執行局がリサーム(顔を覆うヴェール)着用の全面禁止を決定(2025年3月28日)

トルコに拠点を置くシリア・テレビは、独自筋の話として、内務省総合治安局の中央執行局が、リサーム(顔を覆うヴェール)の着用を全面禁止することを決定したと伝えた。

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イドリブ市解放10周年の集会が開催される(2025年3月28日)

イドリブ県では、SANAによると、イドリブ市で同市解放10周年の集会が行われた。

集会では、国防省部隊(新シリア軍)のヘリコプターが会場に集まった参加者に対して紙吹雪を撒くなどして祝福した。

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外務在外居住者省はバアス党および進歩国民戦線加盟政党の資産の再活用などを進めるため政治問題総局を新設(2025年3月28日)

SANAによると、外務在外居住者省は政治問題総局を新設した。

政治問題総局は、国内の政治活動や行事の管理・監督を担い、関連する規則や法令に従ってこれを組織化するとともに、政治に関する政策や計画の策定・立案にも参加する。

さらに、バアス党および進歩国民戦線加盟政党、これらに属してきた傘下組織や委員会の資産の再活用を進める役割も担うという。

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シャルア暫定大統領はバーレーン、エジプト、ヨルダン、アゼルバイジャン、パレスチナ自治政府の首脳からイード・アル=フィトルを祝福する祝電を受け取る(2025年3月28日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、バーレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領からイード・アル=フィトルを祝福する祝電を受け取った。




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シャルア暫定大統領は2025年大統領令第7号を施行し、高等ファトワー評議会を設置:共和国大ムフティーを復活させ、ウサーマ・リファーイー議長をこれに任命(2025年3月28日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は2025年大統領令第7号を施行し、高等ファトワー評議会を設置した。

高等ファトワー評議会は以下のシャイフから構成されている。

ウサーマ・リファーイー議長
ムハンマド・ラーティブ・ナーブルスィー
ムハンマド・アブー・ハイル・シュクリー
ムハンマド・ナイーム・アルカスースィー
アブドゥルファッターフ・バザム
ハイルッラー・ターリブ
アブドゥッラヒーム・アトゥーン
マズハル・ワイス
アナス・アイルート
アナス・ムーサー
イブラーヒーム・シャーシュー
イブラーヒーム・ハッスーン
アラーッディーン・カスィール
ムハンマド・ワフビー・スライマーン
サフル・ジュナイド

評議会は、①新たな事案、緊急事態、一般的問題に関するファトワーの発出、②委任された案件に対するシャリーア上の判断の提示、③各県におけるムフティーおよびファトワー評議会の任命とその職務範囲の明確化、④各県のファトワー機関の監督と、必要な支援および助言の提供、を行う。

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シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、高等ファトワー評議会の設置に合わせて、委員らと会合を開き、そこで以下の通り演説を行った。

シャームは、常に学術、文明、伝道の中心地で、そこから全イスラーム共同体に善が発信されてきた。だが、シリアが腐敗した悪党の手に落ちたことで、悪が現れ、災厄が広がった。そしてシリアは、一柱ずつ破壊されるように、計画的に崩されていった。
本日、我々は皆、シリアの再建に向けて、その人材、ウラマー、国民を挙げて取り組んでいる。ファトワーの責任とその信託性、新たな国家建設における役割が極めて重要であることは、誰の目にも明らかである。とりわけ、ファトワーの権威が、本来の担い手でない者たちによって侵害され、ふさわしくない者がそれを担おうとした状況を経た今、その重みは一層増している。
崩壊した体制があらゆる分野で破壊したものを再建することは、我々にとって義務だった。そのなかでもっとも重要なものの一つが、シリア・アラブ共和国大ムフティー職の復活である。本日、この職責を担うのは、シャームの最良のウラマーの1人であるウサーマ・ブン・アブドゥルカリーム・リファーイー師である。
ファトワーは、高等ファトワー評議会の設置を通じて集団的な責任体制に移行されるべきであり、ファトワーはこの評議会を通じて、徹底的な調査と検討を経てに発せられるべきである。なぜなら、ファトワーとは、アッラーからのきわめて重大な信託であり、アッラーを代表して署名する行為だからだ。
ファトワー評議会は、宗教的言説を適切に統制することを目指しており、その言説は伝統と現代性の調和を図りつつ、イスラーム的アイデンティティを保持し、分裂につながるような対立を収束させ、争いや悪の扉を閉ざすことを目的としている。
私はこの尊いラマダーン月において、偉大なるアッラーにこう願う。愛するシリアを、正義に満ち、慈愛にあふれ、強く、信頼される国家、国民にとって誇りと尊厳を備えた祖国として再建できるよう、我々を助けてくださいますように。万世の主であるアッラーに讃えあれ。
万物の主であるアッラーに、すべての称賛あれ。









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フランスのマクロン大統領、シリアのシャルア暫定大統領、レバノンのアウン大統領らZoomで首脳会談を行う一方、シリア暫定政権との対話継続、シャルア暫定大統領受け入れの条件を示す(2025年3月28日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、フランスのエマニュエル・マクロン大統領のイニシアチブのもと、マクロン大統領、シリアのアフマド・シャルア暫定大統領、レバノンのジョゼフ・アウン大統領、キプロスのニコス・フリストドゥリディス大統領、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相によるZoomでの首脳会談が行われた。

会談では、国境安全保障、シリアに対する経済制裁解除、域内協力関係の強化、シリア暫定政権による改革支援、イスラエルによるシリア南部への侵犯行為、テロとの戦いについて議論がなされた。

会談のなかで、シャルア暫定大統領は、シリア国境南部へのイスラエルの脅威、経済制裁解除の必要性などについて力説した。

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『ロリアン・ル・ジュール』によると、マクロン大統領はアウン大統領との会談後の記者会見で、「シリア市民社会のすべての構成を考慮し、明確かつ断固とした姿勢でテロと闘い、難民の帰還を進める政府こそが、移行期の評価基準となる三つの要素である」としたうえで、今後の展開を踏まえて、フランスは対話を継続し、シャルア暫定大統領を移行段階において受け入れる用意があるとし、今後数週間がその検証において極めて重要であると強調した。

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サウジアラビアのハーリド国防大臣の仲介のもと、シリアのアブー・カスラ暫定国防大臣とレバノンのマンサー国防大臣の会談が行われ、シリア・レバノン国境の画定にかかる協定を締結(2025年3月27日)

SPAによると、サウジアラビアの仲介のもと、同国のハーリド・ビン・サルマーン国防大臣、シリアのムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣とレバノンのミシェル・マンサー国防大臣の会談が行われ、シリア・レバノン国境の画定にかかる協定が締結されるとともに、複数の分野における両国法務専門委員会の設置が合意され、また国境地帯での事案など両国間で安全保障および軍事的課題に対処するための調整メカニズムを活性化することが確認された。

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イスラエル軍はラタキア市と同市近郊の港を爆撃、クナイトラ県を砲撃(2025年3月27日)

ラタキア県では、SANAによると、イスラエル軍戦闘機複数機が、ラタキア市北のアブヤド港(バイダー港)とラタキア市に際して複数回の爆撃を実施した。

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ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、爆撃は6回にわたって行われ、ラタキア市の第110旅団基地などが標的となり、武器貯蔵施設複数棟が破壊された。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊がトゥルナジャ村東の第4連隊基地を砲撃した。

イスラエル軍はまた、西サムダーニーヤ村、アジュラフ村近郊、トゥルナジャ村郊外などに戦車、車輌、重機などを侵攻させた。

イスラエル軍地上部隊はまた、ハーン・アルナバ市とクーム・ムハイリス村を結ぶ街道に侵攻し、クーム・ムハイリス村に至る交差点近くの大隊の陣地複数ヵ所と、アイン・イーシャ村にある第90旅団の軍事拠点1ヵ所、発電所などを砲撃した。

これにより、2025年に入ってからのイスラエル軍の攻撃は40回(爆撃34回、砲撃6回)となった。

一連の攻撃で、アフマド・シャルア暫定政権の国防軍部隊の兵士5人、民間人13人、レバノン人2人の合計13人が死亡、武器弾薬貯蔵施設、指揮所、拠点、車輌など46の標的が破壊された。

県別の内訳は以下の通り:

爆撃
アレッポ県1回
ダマスカス郊外県9回(民間人1人、レバノン人2人、兵士2人死亡)
スワイダー県3回
ヒムス県7回
クナイトラ県4回(民間人1人、兵士2人死亡)
ダルアー県6回(民間人4人、兵士1人死亡)
タルトゥース県1回
ダマスカス県2回
ラタキア県1回

砲撃
ダルアー県3回((民間人7人)
ダマスカス郊外県1回
クナイトラ県2回

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊が、ジャムラ村方面からヤルムーク渓谷に兵員輸送車3輌を新たに侵攻させた。

車輌の一部は、スィースーン村に至る街道方面に向かい、一部はワーディー・ラッカード近くの交差点に展開した。

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イタリアのタヤーニ外務大臣が人道プロジェクト、インフラ復興を支援するため、シリアに6800万ユーロを供与すると約束(2025年3月27日)

ロイター通信によると、イタリアのアントニオ・タヤーニ外務大臣が人道プロジェクト、インフラ復興を支援するため、シリアに6800万ユーロを供与すると約束した。

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シリア人権監視団:ハマー県とラタキア県で民間人20人が殺害されていたことを新たに確認したと発表:3月6日以降に沿岸地域で殺害された民間人は1,659人に(2025年3月27日)

シリア人権監視団によると、ハマー県とラタキア県で民間人20人が殺害されていたことを新たに確認したと発表した。

新たに確認された虐殺などでの犠牲者の内訳は以下の通り:

ハマー県7人
アズィーズィーヤ村7人

ラタキア県13人
シャーミーヤ村13人

これにより、3月6日以降に沿岸地域で確認された虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人は1,659人となった。

県別の内訳は以下の通り:
ラタキア県866人
タルトゥース県508人
ハマー県272人
ヒムス県13人

日にち・県別の内訳は以下の通り:

3月6日:1人
ヒムス県1人

3月7日:160人
タルトゥース県62人
ラタキア県98人

3月8日:366人
ラタキア県227人
タルトゥース県55人
ハマー県79人
ヒムス県5人

3月9日:303人
タルトゥース県103人
ラタキア県194人
ハマー県6人

3月10日:263人
ラタキア県79人
タルトゥース県92人
ハマー県86人
ヒムス県6人

3月11日:132人
タルトゥース県72人
ラタキア県60人

3月12日:158人
タルトゥース県49人
ラタキア県25人
ハマー県84人

3月13日:93人
タルトゥース県33人
ラタキア県52人
ハマー県7人
ヒムス県1人

3月14日:24人
タルトゥース県14人
ラタキア県10人

3月15~16日
ラタキア県50人
タルトゥース県7人

3月17~20日
ラタキア県41人
タルトゥース県16人

3月21~25日
ラタキア県6人
ハマー県3人
タルトゥース県5人

3月26日
ラタキア県11人

3月27日
ハマー県7人
ラタキア県13人

犠牲者のなかには、アラウィー派以外の宗派の信者も含まれている。

なお、民間人の他にも国防省部隊の兵士と内務省総合治安局の隊員273人、「旧体制の残党」の戦闘員259人が死亡しており、民間人の死者と合わせた死者総数は2,191人となっている。

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シリア中央銀行のサービリーン総裁が辞表を提出したと明かす(2025年3月27日)

シリア中央銀行のマイサー・サービリーン総裁はロイター通信に対して、辞表を提出したことを明らかにした。

辞表提出の理由に関して、サービリーン氏は、数日中にアフマド・シャルア暫定政権において新内閣が発足し、そこで新たな総裁が任命されることが予想されるためだとしている。

『ワタン』によると、これを受けて、アブドゥルカーディル・ハスリーヤ氏が総裁代行に任命された。

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内務省総合治安機関はダマスカス県バーブ・シャルキー地区のバーをアルコールを提供しているなどとして閉鎖:ダマスカス県知事は閉鎖決定を撤回するよう支持(2025年3月27日)

アフマド・シャルア暫定政権の内務省総合治安機関はフェイスブックを通じて以下の通り発表した。

特別情報筋: ダマスカス県に所属する巡回部隊が、バーブ・シャルキー地区のバーを閉鎖し、赤い封蝋で封印した。封鎖期間は36日間。閉鎖の理由は、アルコールの提供、モスクに近接していること、あるいは過去是正されたにもかかわらず、建築違反があることなど、さまざまな名目が挙げられている。なお、一部のバーは正式にアルコール提供の許可を取得していることも明らかである。

『ワタン』によると、これを受けて、マーヒル・マルワーン・ダマスカス県知事は決定を撤回し、原状復帰するよう指示した。

 

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