シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はOPCW執行理事会にシリアの外務大臣として初めて出席し、アサド政権崩壊後に残された化学兵器を迅速に廃棄すると誓約(2025年3月5日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アラブ連盟緊急首脳会議(パレスチナ・サミット)への出席を終えたアフマド・シャルア暫定大統領は未明に帰国の途についた。

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アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はXで、オランダのハーグで開かれる化学兵器禁止機関(OPCW)の執行理事会の会合に出席すると表明したうえで、会合が、シリアの国際安全保障への責任を示すもので、アサド体制によって息の根を止められた人々への弔意を表すものだと綴った。

SANAによると、オランダに到着したシャイバーニー外務在外居住者大臣は、ハーグ市でオランダのカスパー・フェルドカンプ外務大臣と会談した。

ロイター通信によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は非公式で開催された会合で、シリアの外務大臣として初めて演説を行い、そのなかでアサド政権崩壊後に残された化学兵器を迅速に廃棄すると誓約、国際社会に支援を求めた。​

シャイバーニー外務在外居住者大臣は以下の通り述べた。

シリアは前政権によってもたらされたこの数十年にわたる問題を解決する準備ができている。
違反から生じる法的義務は我々が作り出したものではなく、引き継いだものである。にもかかわらず、我々の責務は、残存物を解体し、この痛ましい遺産に終止符を打ち、シリアが国際規範に沿った国家となることを確保することである。
アサド政権は何年も停滞していたが、我々は迅速に行動する必要性を理解している。​しかし、徹底的に行う必要があることも理解しており、そのためには我々だけでは成功できない。

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