
内務省(フェイスブック)によると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区のハドゥリー通りにあるアリー・ビン・アビー・ターリブ・モスクが金曜礼拝中にテロ爆発の標的となり、6人の市民が死亡、21人が負傷した。
内務省ヌールッディーン・バーバー報道官は、イフバーリーヤ・チャンネル(フェイスブック)の取材に応じ、事件について処罰なしには終わらないと強調した。
バーバー報道官は、実行犯の身元はまだ特定されていないとしつつ、こうしたテロ行為から利益を得るのは、シリアで達成された国民的統一と社会的和解に満足していない国内外の勢力であると指摘、分離主義的・宗派主義的な主張を行う者たちが、彼らを支援し、資金提供する勢力の後ろ盾を得て、犯罪を助長し、不和を煽っていると述べた。
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シリア人権監視団によると、爆発はアラウィー派の礼拝中に発生、負傷者のうち3人は子供。
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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて、事件をもっとも厳しい表現で非難した。
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イナブ・バラディーによると、サウジアラビア、レバノン、ヨルダン、トルコ、カタール、パレスチナ自治政府などがテロ事件を非難した
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アンサール・スンナ連隊の法務部門は、インスタグラムを通じて以下の通り声明を発表した。
緊急速報・ヒムス
アッラーのご加護により、アンサール・スンナ連隊のムジャーヒディーンたちは、他のグループのムジャーヒディーンたちとの協力のもと、アリー・ブン・アビー・ターリブ」ヌサイリー派(アラウィー派)に属する寺院内で複数の爆発装置を爆破した。これにより、40人のヌサイリー派が死亡および負傷した。すべての称賛はアッラーにこそあれ。また、メディアで流布されている「爆撃がスンナ派のモスクを標的にした」という主張を否定する。我々の攻撃は増加し続け、全ての不信仰者と背教者に及ぶことを改めて表明する。
