アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線が未明から、ハズム運動の支配下にあるアターリブ市、第46連隊基地一帯、ミズナーズ村一帯への攻撃を激化、戦闘の末、第46連隊基地やハズム運動の拠点複数カ所を制圧した。
この戦闘で、ハズム運動戦闘員29人、ヌスラ戦線戦闘員6人が死亡したという。
これに関して、アレッポ革命家連合は声明を出し、ヌスラ戦線とハズム運動の戦闘を非難し、法廷での両者の対立解消を主唱、またシャーム戦線も、両者の対立解消を訴えた。
一方、ハズム運動は27日付で声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線との戦闘を収束させるため、独立した司法機関に司令官らを投降させると発表した。
同声明によると、司令官らに続いて、メンバーも投降するという。
AFP, February 28, 2015、AP, February 28, 2015、ARA News, February 28, 2015、Champress, February 28, 2015、al-Hayat, March 1, 2015、Iraqi News, February 28, 2015、Kull-na Shuraka’, February 28, 2015、al-Mada Press, February 28, 2015、Naharnet, February 28, 2015、NNA, February 28, 2015、Reuters, February 28, 2015、SANA, February 28, 2015、UPI, February 28, 2015などをもとに作成。
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