『シャルク・アウサト』(4月16日付)は、レバノンのベカーア県バアルベック郡一帯やシリアのダマスカス郊外県カラムーン地方でシャームの民のヌスラ戦線などと共闘するダーイシュ(イスラーム国)が、幹部ほぼ全員を同地からシリアのラッカ市に撤退させることを決定した、と伝えた。
信頼できる複数の消息筋によると、ダーイシュは、アルサール村と周辺の無人地帯に引き続き200人の戦闘員を残留させるが、それ以外の地域からは撤退するという。
ラッカ市に撤退する幹部のなかには、シャリーア学者のアブー・バルキース氏ら同地の司令部メンバー8人も含まれるという。
なお撤退の理由は定かではないという。
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NNA(4月16日付)によると、ベカーア県バアルベック郡ラアス・バアルベック村郊外で、レバノン軍がシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。
AFP, April 16, 2015、AP, April 16, 2015、ARA News, April 16, 2015、Champress, April 16, 2015、al-Hayat, April 17, 2015、Iraqi News, April 16, 2015、Kull-na Shuraka’, April 16, 2015、al-Mada Press, April 16, 2015、Naharnet, April 16, 2015、NNA, April 16, 2015、Reuters, April 16, 2015、SANA, April 16, 2015、al-Sharq al-Awsat, April 16, 2015、UPI, April 16, 2015などをもとに作成。
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