ダーイシュ(イスラーム国)の壊滅をめざす有志連合の外相級会議がパリで開かれた。
会議は1月に開かれたロンドンでの会議に続くもので、約60カ国からなる有志連合諸国のうち、米独仏、イラクなど22カ国が参加した。
会議後に発表された声明によると、会議ではイラクのハイダル・アバーディー首相が、ラマーディー市奪還などを骨子とする軍事作戦計画を説明し、参加国から了承を得た。
一方、シリア情勢をめぐっては、同国の混乱の増大がイラクでのダーイシュの勢力拡大に直接の影響を与えることが懸念され、国連の監督のもと、紛争打開に向けた早急な政治的プロセスの開始が呼びかけられた。
AFP, June 2, 2015、AP, June 2, 2015、ARA News, June 2, 2015、Champress, June 2, 2015、al-Hayat, June 3, 2015、Iraqi News, June 2, 2015、Kull-na Shuraka’, June 2, 2015、al-Mada Press, June 2, 2015、Naharnet, June 2, 2015、NNA, June 2, 2015、Reuters, June 2, 2015、SANA, June 2, 2015、UPI, June 2, 2015などをもとに作成。
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