シリア革命反体制勢力国民連立のカースィム・ハティーブ氏は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室によって制圧されたラッカ県タッル・アブヤド市に(トルコから)入国し、「ラッカ県で強制移住や民族浄化が行われているという主張は根拠がない」と述べ、トルコ政府やジハード主義武装集団らの主張を否定した。
クッルナー・シュラカー(6月17日付)が伝えた。
またシリア革命反体制勢力国民連立副議長でクルド人活動家のムスタファー・ウースー氏もARA News(6月17日付)に対し、「人民保護部隊に対する敵対的姿勢はとっていない…。(イスタンブールで14日に開催された)総合委員会ではタッル・アブヤド市制圧の是非について審議はされなかった」と述べた。
AFP, June 17, 2015、AP, June 17, 2015、ARA News, June 17, 2015、Champress, June 17, 2015、al-Hayat, June 18, 2015、Iraqi News, June 17, 2015、Kull-na Shuraka’, June 17, 2015、al-Mada Press, June 17, 2015、Naharnet, June 17, 2015、NNA, June 17, 2015、Reuters, June 17, 2015、SANA, June 17, 2015、UPI, June 17, 2015などをもとに作成。
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