タルトゥース県サーフィーター市で国防隊、シリア軍、治安部隊が撃ち合いとなり3人が死亡(2015年6月22日)

タルトゥース県では、クッルナー・シュラカー(6月23日付)、ARA News(6月23日付)によると、市内で国防隊どうしが撃ち合いとなり、隊員3人が死亡した。

事件は、国防隊の複数の隊員が市内の道路を封鎖し、車などに発砲したことに端を発しており、住民の通報を受けた、軍、治安部隊、国防隊が現場に駆けつけ、数時間にわたって撃ち合いになったという。

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また、クッルナー・シュラカー(6月23日付)によると、「シャッビーハ」(国防隊の蔑称)が、サーフィーター市でキリスト教徒青年を殺害した。

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一方、シリア人権監視団によると、タルトゥース市郊外のフライバート村で5日前に武装集団に誘拐されていた男性4人をシリア軍が23日に解放した。

AFP, June 23, 2015、AP, June 23, 2015、ARA News, June 23, 2015、Champress, June 23, 2015、al-Hayat, June 24, 2015、Iraqi News, June 23, 2015、Kull-na Shuraka’, June 23, 2015、al-Mada Press, June 23, 2015、Naharnet, June 23, 2015、NNA, June 23, 2015、Reuters, June 23, 2015、SANA, June 23, 2015、UPI, June 23, 2015などをもとに作成。

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