有志連合がアレッポ県の「安全保障地帯」でダーイシュ(イスラーム国)の兵站路に対して集中的に空爆(2015年9月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯内」のマーリア市周辺、ハルジャラ村周辺、ダルハ村周辺、ハルバル村周辺で、ダーイシュ(イスラーム国)とシャーム戦線などの武装集団が交戦し、後者の戦闘員4人が死亡した。

また、アイン・アラブ市南部のスィッリーン町郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

一方、SANA(9月13日付)によると、サフィーラ市一帯、フワイジーナ村、ジャッブール村、アーミリーヤ村、航空士官学校一帯、ジュッブ・サファー村に対してシリア軍が攻撃を加え、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、マンビジュ市内のシャイフ燃料ステーション前で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、ダーイシュ・メンバー数十人が死傷したという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

一方、SANA(9月13日付)によると、ワーディー・ザカーリー入り口一帯、ワーディー・マースィク、タドムル市東部三角地帯をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するダイル・ザウル市内ハウィーカ地区各所、フサイニーヤ町をシリア軍が地対地ミサイルなどで攻撃した。

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スワイダー県では、SANA(9月13日付)によると、サアド村、ワーディー・ガリーブで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(9月13日付)によると、ムジャイリバ村で、人民防衛諸集団がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月13日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回におよび、ダイル・ザウル市近郊(2回)、アイン・アラブ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 13, 2015、AP, September 13, 2015、ARA News, September 13, 2015、Champress, September 13, 2015、al-Hayat, September 14, 2015、Iraqi News, September 13, 2015、Kull-na Shuraka’, September 13, 2015、al-Mada Press, September 13, 2015、Naharnet, September 13, 2015、NNA, September 13, 2015、Reuters, September 13, 2015、SANA, September 13, 2015、UPI, September 13, 2015などをもとに作成。

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