キャメロン英首相はシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)への爆撃を求める法案を下院に提出(2015年11月26日)

英国のデヴィッド・キャメロン首相は、下院に対して、ダーイシュ(イスラーム国)に対する英国の軍事作戦の実施対象地域をイラクだけでなく、シリア領内にも拡大することを求める法案を提出した。

『ハヤート』(11月27日付)によると、シリアへの空爆拡大は、ダーイシュのみを標的としており、キャメロン首相は、それ以外の紛争当事者、具体的にはシリア政府、シリア軍への攻撃を行わないとしているという。

キャメロン首相によるシリア空爆参加に向けた動きは、フランスでのパリ同時テロ事件発生以降加速している。

AFP, November 26, 2015、AP, November 26, 2015、ARA News, November 26, 2015、Champress, November 26, 2015、al-Hayat, November 27, 2015、Iraqi News, November 26, 2015、Kull-na Shuraka’, November 26, 2015、al-Mada Press, November 26, 2015、Naharnet, November 26, 2015、NNA, November 26, 2015、Reuters, November 26, 2015、SANA, November 26, 2015、UPI, November 26, 2015などをもとに作成。

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