ドイツのアンゲラ・メルケル首相は『ウグスブルガー・アルゲマイネ』(Augsburger Allgemeine、12月12日付)のインタビューで、シリア情勢に関して、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いにおいてアサド政権と協力する意思はないと述べた。
メルケル首相は「ダーイシュに対する有志連合にアサドとその軍は含まれない。我々は我々のもとにやって来た難民のほとんどがアサドから逃れてきたことを忘れてはならない…。アサドは自国民に樽爆弾を投下し続けている。彼には国家元首としての未来はあり得ない」と述べた。
AFP(12月12日付)が伝えた。
AFP, December 12, 2015、AP, December 12, 2015、ARA News, December 12, 2015、Champress, December 12, 2015、al-Hayat, December 13, 2015、Iraqi News, December 12, 2015、Kull-na Shuraka’, December 12, 2015、al-Mada Press, December 12, 2015、Naharnet, December 12, 2015、NNA, December 12, 2015、Reuters, December 12, 2015、SANA, December 12, 2015、UPI, December 12, 2015などをもとに作成。
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