シリア軍、ロシア軍がダマスカス郊外県を爆撃・砲撃する一方、反体制派もダマスカス郊外県、ダマスカス県を砲撃(2016年1月7日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市各所に対して「樽爆弾」40発を、ムウダミーヤト・シャーム市各所に「樽爆弾」8発を投下した。

ダーライヤー市ではまた、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦し、シリア軍兵士1人が死亡した。

さらに、ロシア軍と思われる戦闘機が、ザマルカー町を空爆し、子供3人を含む10人が死亡、数十人が負傷した。

一方、SANA(1月7日付)によると、東グータ地方を拠点とする反体制武装集団がハラスター市郊外の住宅地を砲撃し、6人が死傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アブー・ルンマーナ地区、シャアラーン地区(ダール・サラーム女学校周辺)、ハムラー地区、ウマウィーイーン広場近くに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾した。

また、SANA(1月7日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方を拠点とする反体制武装集団が中心街を砲撃し、迫撃砲弾複数発が着弾した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマスハラ村各所を砲撃した。

一方、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がマスハラ村東部、クナイトラ市一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がダルアー市マンシヤ地区一帯で、ジハード主義武装集団と交戦した。

またロシア軍と思われる戦闘機がシャイフ・マスキーン市を少なくとも12回にわたり空爆、ジハード主義武装集団戦闘員4人がシリア軍との戦闘で死亡した。

シリア軍側も戦闘で2人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がラスタン市一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、県北部のトルクメン山、クルド山一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党、シャーム自由人イスラーム運動、アンシャール・シャーム、第1沿岸師団、第2沿岸師団などからなる反体制武装集団と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を空爆した。

一方、SANA(1月7日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ハーラ山、バイト・ファーリス山、サッラーフ村、バイト・ファーリス村、ダグダガーン農場および県北部の山岳地帯複数カ所(ルサイサト・アブー・ガマーム、ルサイサト・シャイフ・サルマーン、第292地点、第296地点、第387地点、第465地点、第342地点、第489地点)を、反体制武装集団と交戦の末に制圧した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区、ズィルバ村、ハーン・トゥーマーン村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

これに対して、シリア政府支配下のヌッブル市、ザフラー町各所に対してジハード主義武装集団(シャーム戦線とシャームの民のヌスラ戦線)が砲撃を加え、複数の住民が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダイル・ジャマール村一帯、バザーア村一帯を空爆した。

一方、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がシャワーヤー丘、アレッポ市ライラムーン地区、ジャズマーティー地区、ラーシディーン地区で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がアリーハー市を空爆する一方、ファトフ軍はイドリブ市で男性5人を銃殺刑に処した。

一方、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がアリーハー市でファトフ軍の拠点を攻撃し、少なくとも戦闘員5人を殺害した。

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ハマー県では、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がアトシャーン村でシャーム自由人イスラーム運動の拠点に対して特殊作戦を行う一方、ムーリク市一帯でジュンド・アクサー機構を攻撃し、戦闘員30人以上を殲滅した。

AFP, January 7, 2016、AP, January 7, 2016、ARA News, January 7, 2016、Champress, January 7, 2016、al-Hayat, January 8, 2016、Iraqi News, January 7, 2016、Kull-na Shuraka’, January 7, 2016、al-Mada Press, January 7, 2016、Naharnet, January 7, 2016、NNA, January 7, 2016、Reuters, January 7, 2016、SANA, January 7, 2016、UPI, January 7, 2016などをもとに作成。

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