ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市内のキリスト教居住区に、アッシリア教徒の武装部隊「ストロ」やアラブ人部族の武装部隊「ジャズィーラ防衛部隊」が設置した検問所を、西クルディスタン移行期民政局の治安部隊「アサーイシュ」が撤去しようとして衝突が発生し、ストロの隊員1人が死亡した。
衝突が発生したのはキリスト教徒居住区内にストロが設置した検問所で、この検問所は12月のカーミシュリー市でのダーイシュ(イスラーム国)による連続自爆テロを受けて設置されていた。
ストロはシリア語で「防衛」を意味する。
ストロは、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、女性防衛部隊、革命家軍、ユーフラテス火山作戦司令室、サナーディード軍、ジャズィーラ旅団連合などとともにシリア民主軍に所属している。
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ハサカ県では、ARA News(1月12日付)によると、ハサカ市グワイラーン地区の穀物会社にシリア軍が設置している検問所で、シリア軍と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が交戦した。
目撃者らによると、人民防衛隊の車輌が検問所を通過しようとして、シリア軍を挑発したことが衝突の原因だという。
AFP, January 12, 2016、AP, January 12, 2016、ARA News, January 12, 2016、Champress, January 12, 2016、al-Hayat, January 13, 2016、Iraqi News, January 12, 2016、Kull-na Shuraka’, January 12, 2016、al-Mada Press, January 12, 2016、Naharnet, January 12, 2016、NNA, January 12, 2016、Reuters, January 12, 2016、SANA, January 12, 2016、UPI, January 12, 2016などをもとに作成。
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