民主統一党のムスリム党首「トルコはクルドフォビアに苛まれている」(2016年2月22日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン政権がシリア領内のダーイシュ(イスラーム国)やアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線を支援していると断じる一方、「トルコはクルドフォビアに苛まれている」と非難した。

ムスリム共同党首は「クルド人のいかなる当事者、政党も、シリアのクルド人が独立国家を望んでいるなどという声明を出したことはない…。クルド人はシリアという国の枠内で憲政上の権利を追求している」と述べた。

また「トルコは過ちを犯している。なぜなら、トルコはクルド人を含むすべての人々が平等に権利を享受する民主的国家の樹立を望んでいないからだ…。トルコはクルドフォビアに苛まれている」と述べた。

ARA News(2月22日付)が伝えた。

AFP, February 22, 2016、AP, February 22, 2016、ARA News, February 22, 2016、Champress, February 22, 2016、al-Hayat, February 23, 2016、Iraqi News, February 22, 2016、Kull-na Shuraka’, February 22, 2016、al-Mada Press, February 22, 2016、Naharnet, February 22, 2016、NNA, February 22, 2016、Reuters, February 22, 2016、SANA, February 22, 2016、UPI, February 22, 2016などをもとに作成。

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