トルコのダウトオール首相は米露によるシリアでの敵対行為の停止に関する合意を「義務でない」と拒否、米露が支援するYPG主体のシリア民主軍への越境砲撃継続の意思を表明(2016年2月25日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、米・ロシアによるシリアでの敵対行為の停止に関する合意について「義務ではない」としたうえで、「クルド人戦闘員によるトルコへの攻撃を完全に阻止」すべきだと述べた。

コンヤ市で記者団に対して、ダウトオール首相は「この停戦は(トルコにとっての)義務ではなく、シリアのみを対象としたものだ」述べたうえで、「事態がトルコの安全保障に関わる場合、我々は誰に許可を求めるわけでもなく、義務を実行する」と主張した。

AFP, February 25, 2016、AP, February 25, 2016、ARA News, February 25, 2016、Champress, February 25, 2016、al-Hayat, February 26, 2016、Iraqi News, February 25, 2016、Kull-na Shuraka’, February 25, 2016、al-Mada Press, February 25, 2016、Naharnet, February 25, 2016、NNA, February 25, 2016、Reuters, February 25, 2016、SANA, February 25, 2016、UPI, February 25, 2016などをもとに作成。

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