サウジアラビアのジュバイル外務大臣「交渉後ではなく前にアサド大統領は退陣すべき」(2016年3月5日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、ムハンマド・ビン・ナーイフ皇太子とともに訪問中のフランスで、シリア情勢について言及、そのなかで「我々にとって、問題(アサド大統領退陣)は極めて明白だ。(退陣は政治)プロセスの最後ではなく始めでなければならない。18ヶ月もかからない」と述べた。

しかし、ジュバイル外務大臣は同時に、「ジュネーブ合意の原則に従ってシリアで政権移譲を行うための政治プロセスを再開、あるいは開始するための停戦が必要だ」と述べた。

なお、ジュネーブ合意では停戦だけでなく、シリア政府と反体制派の対話を通じた政治移行プロセスの実施を定めており、このプロセスの開始時に大統領の退陣を求めていない。

SPA(3月6日付)が伝えた。

AFP, March 5, 2016、AP, March 5, 2016、ARA News, March 5, 2016、Champress, March 5, 2016、al-Hayat, March 6, 2016、Iraqi News, March 5, 2016、Kull-na Shuraka’, March 5, 2016、al-Mada Press, March 5, 2016、Naharnet, March 5, 2016、NNA, March 5, 2016、Reuters, March 5, 2016、SANA, March 5, 2016、SPA, March 5, 2016、UPI, March 5, 2016などをもとに作成。

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