シリア軍はダーイシュとの戦闘の末、アレッポ市・ハナースィル市街道一帯の8カ村を制圧(2016年3月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市・ハナースィル市街道一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、ハナースィル市近郊のアアラー村、小ハヤート村、大ハヤート村を制圧した。

また戦闘機(所属明示せず)が、ダーイシュの拠点都市の一つマンビジュ市近郊のマフドゥーム村、ザーキヤ村に対して空爆を行った。

一方、SANA(3月10日付)によると、シリア軍が「支援部隊」とともにハナースィル市東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、8カ村を制圧した。

シリア軍が制圧したのは大ハヤート村、小ハヤート村、ズブド村、タウィーラ村、クライア村、ハッラ村、フカイル村、ヒルバト・ムーサ村の8カ村のほか、ドゥライヒム平原、ブフース丘。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタドムル市およびその一帯、カルヤタイン市およびその一帯を空爆、またシリア軍がカルヤタイン市一帯、シャーイル・ガス採掘所一帯でダーイシュと交戦した。

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ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月10日付)によると、ハサカ県西部とラッカ県北部を結ぶ街道一帯からダーイシュ(イスラーム国)が撤退したのを受け、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が同地を掌握した。

ダーイシュが撤退したのは、ハサカ県西部のウンム・ダフア村、バラーキア村、シャッラーリーヤ村、ラッカ県北部のアイン・ジャルマー村、ラアス・タッル村。

AFP, March 10, 2016、AP, March 10, 2016、ARA News, March 10, 2016、Champress, March 10, 2016、al-Durar al-Shamiya, March 10, 2016、al-Hayat, March 11, 2016、Iraqi News, March 10, 2016、Kull-na Shuraka’, March 10, 2016、al-Mada Press, March 10, 2016、Naharnet, March 10, 2016、NNA, March 10, 2016、Reuters, March 10, 2016、SANA, March 10, 2016、UPI, March 10, 2016などをもとに作成。

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