イスラエル軍は3日に占領下ゴラン高原のフェンスが流れ弾で損傷を受けたことの報復として、シリア軍に対して2回の攻撃を実施したと発表(2016年7月4日)

イスラエル軍報道官は、占領下のゴラン高原に設置されたフェンスがシリア領内での戦闘の流れ弾で損傷を受けたことへの報復として、イスラエル軍が3日夜、シリア軍に対して2回の報復攻撃を行ったと発表した。

攻撃の標的や使用された武器についての詳細については発表されなかった。

ロイター通信(7月4日付)が伝えた。

これに関して、ムハンマド・イブラーヒームを名乗る活動家はクッルナー・シュラカー(7月4日付)に対して、イスラエル軍による攻撃は、シリア軍がダマスカス郊外県・ダルアー県・クナイトラ県の県境に位置するいわゆる「死の三角地帯」で、反体制武装集団支配地域への攻撃を激化させたことを受けて行われたと述べた。

AFP, July 4, 2016、AP, July 4, 2016、ARA News, July 4, 2016、Champress, July 4, 2016、al-Hayat, July 5, 2016、Iraqi News, July 4, 2016、Kull-na Shuraka’, July 4, 2016、al-Mada Press, July 4, 2016、Naharnet, July 4, 2016、NNA, July 4, 2016、Reuters, July 4, 2016、SANA, July 4, 2016、UPI, July 4, 2016などをもとに作成。

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