宗教関係者および裁判官39人が、ヌスラ戦線とタフリール軍の紛争を仲裁するための法廷を設置すると発表(2016年7月4日)

シャームの民のヌスラ戦線が3日にイドリブ県、ハマー県でタフリール軍幹部40人以上を拘束したことを受け、宗教関係者および裁判官39人が共同声明を出し、両組織の紛争を仲裁するための法廷を設置すると発表、両組織に対して仲裁を受け入れるよう呼びかけた。

共同声明に署名したのはファトフ軍の幹部の一人でウスラ軍の指導者のアブドゥッラッザーク・マフディー氏、ヌスラ戦線と第13師団の仲裁にあたったアブー・ハーリス・ミスリー氏、ファトフ軍の事実上の統括者のサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・フマイスィニー氏、シャーム自由人イスラーム運動の広報局は組織の幹部でイスラーム法学者のアブー・ムハンマド・サーディク氏ら。

著名者が設置発表した法廷は、アブー・ハーリス・ミスリー氏、アブドゥッラー・フマイスィニー氏、アブー・ムハンマド・サーディク氏らから構成されるという。

Kull-na Shuraka', July 4, 2016

Kull-na Shuraka’, July 4, 2016

Kull-na Shuraka', July 4, 2016

Kull-na Shuraka’, July 4, 2016

 

AFP, July 4, 2016、AP, July 4, 2016、ARA News, July 4, 2016、Champress, July 4, 2016、al-Hayat, July 5, 2016、Iraqi News, July 4, 2016、Kull-na Shuraka’, July 4, 2016、al-Mada Press, July 4, 2016、Naharnet, July 4, 2016、NNA, July 4, 2016、Reuters, July 4, 2016、SANA, July 4, 2016、UPI, July 4, 2016などをもとに作成。

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