YPG主体の民主軍と米軍がユーフラテス川東岸のカシュキーヤ村を攻撃、ダーイシュの拠点とシリア軍のスリーパーセルを攻撃(2019年7月27日)

ダイル・ザウル県では、ジスル・プレス(7月27日付)が治安筋の話として伝えたところによると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、米軍ヘリコプターの航空支援を受けて、イラク国境に近いブーカマール市に近いユーフラテス川東岸のカシュキーヤ村にあるダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍の拠点を攻撃した。

カシュキーヤ村やシリア民主軍の支配下にある村。

シリア民主軍と米軍部隊は、カシュキーヤ村のマジド地区、ラーイズ地区、サブガ地区に進攻、ダーイシュの拠点を攻撃し、メンバーと交戦する一方、マジド地区ではシリア軍のスリーパー・セルを発見、これを攻撃したという。

なお、アナトリア通信(7月26日付)によると、この攻撃に先立って、26日にイラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団のガーセム・ソレイマーニー司令官がブーカマール市を訪問していた。

AFP, July 27, 2019、Anadolu Ajansı, July 26, 2019、ANHA, July 27, 2019、AP, July 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2019、Jisr Press, July 27, 2019、Reuters, July 27, 2019、SANA, July 27, 2019、SOHR, July 27, 2019、UPI, July 27, 2019などをもとに作成。

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