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国内の暴力
シリア人権監視団によると、軍・治安部隊兵士と離反兵の合わせて21人(うち軍・治安部隊の犠牲者数は11人)が各地での戦闘で死亡したが、真偽は定かでない。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市各地に軍・治安部隊が砲撃を再開し、子供3人、兵士1人を含む5人が死亡した。
またラスタン市でも子供1人が死亡した、という。
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ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥーマー市で治安部隊が青年1人を射殺した。
ダマスカス県・郊外調整連合のムハンマド・シャーミーなる活動家によると、バルザ区、カダム区、マイダーン地区、ジャウバル区、で夜間にデモが発生したという。
「明日を建設するダマスカス青年」を名のる活動家は、ダマスカス県中心部に位置するジスル・アブヤドの交差点近くの道路で火を放ち、交通を一時遮断した(渋滞を作り出した)と発表、自らの成果を自画自賛した。
同犯行現場の近くにはハーフィズ・マフルーフ准将の事務所がある、という。
http://www.youtube.com/watch?v=7IqarKvC7Kg&feature=player_embedded#t=0
自由シリア軍は27日、空軍情報部ダマスカス空港支部長のイヤード・マンドゥー大佐を25日に要撃、暗殺したと発表した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市、ラターミナ町で3人の市民が射殺された。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サラーキブ市で軍・治安部隊が市民2人を殺害した。
またアリーハー市で軍・治安部隊と離反兵が交戦した。
一方、SANA(3月25日付)によると、ナワー市で、治安維持部隊は各地でテロ容疑者と交戦し、ムハンマド・シュクリー・シャリーフ容疑者らテロリスト6人を殺害した。
なおこの戦闘で、治安維持部隊兵士2人が犠牲となった。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アアザーズ市で離反兵2人が殺害された。
またアレッポ市のサーフール地区、ハミーディーヤ地区では反体制デモが発生したという。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ラジャート高原に軍・治安部隊が突入した。
これに関して、ダルアー調整連合メンバーのハウラーン・ルアイユ氏なる人物によると、ナワー市に軍・治安部隊の戦車数十輌と兵士数千人が入ったと証言した。
一方、SANA(3月25日付)によると、サラーキブ市で、治安維持部隊と武装テロ集団が交戦し、マフムード・リーハーウィー容疑者、マーヒル・ワリード・サルサ容疑者、アブドゥッラフーフ・バーリーシュ容疑者、フクム・ヒターブ容疑者、ザカリヤー・アリー容疑者ら、テロリスト多数を殺害した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、クーリーヤ市で軍・治安部隊が活動らの大規模摘発を断行した。
国外の反体制勢力
シリア国民評議会を実質的に指導するシリア・ムスリム同胞団は、アサド政権打倒後の政治プログラム「誓約と憲章」を発表した。
同文書において、同胞団は「多元的、民主的市民国家」の建設、「市民の平等」を誓約し、「シリア史のデリケートな段階で同胞団がシリア国民評議会を言い、恐れている人々」の不安の払拭を試みた。
同胞団の幹部はまたイスタンブールで記者会見を開き、同文書が「国民的ビジョン、共通分母」であると強調した。
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またシリア・ムスリム同胞団は、23日に死去したドゥルーズ派のシャイフ・アクル、アフマド・サルマーン・ヒジュリー師に弔意を示す声明を出し、「崇高なる愛国的姿勢」の持ち主と讃えた。
「アフバール・シャルク」(3月23日付)は、ヒジュリー師がアサド政権支持の姿勢を示すことを再三にわたり拒否するなか、スワイダー県で交通事故にあって死亡した、と報じ、暗殺を示唆していた。
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jawlany.com(3月25日付)は、占領地ゴラン高原のドゥルーズ派宗徒が、シャイフ・アクルのアフマド・サルマーン・ヒジュリー師を追悼集会を開き、アサド政権に対して交通事故死の真相調査を求めた。
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AFP(3月26日付)は、女優のファドワー・スライマーンさんが数日前にシリアを脱出し、パリに逃れ、アサド政権の地盤地域とされる「シリア海岸」に革命に参加するよう呼びかけた、と報じた。
諸外国の動き
ロシアを訪問中のコフィ・アナン・シリア危機担当国連・アラブ連盟合同特使がドミートリ・メドヴェージェフ大統領と会談した。
会談後の記者会見で、メドヴェージェフ大統領は、アナン特使の任務への「全面支援」を宣言するとともに、「血塗られた長期の内戦を回避するため、シリアにとっての最後のチャンス」と述べた。
ロシア外務省のゲンナジイ・ガティロフ時間は、会談に関して、ロシアが「アナン特使の活動に安堵している」としつつ、大統領と特使が「政府、反体制勢力の双方と行動することの重要性を確認した」と述べた。
また国連安保理での追加的な措置が必要かどうかを見極めるとしつつ、「時間的な期限はない」と付言した。
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バラク・オバマ米大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、シリアの反体制勢力への「非軍事的支援」を行うことを支持することで合意した。
ベン・ロードス米国家安全保障担当相談役代理補佐官が明らかにした。
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ヒューマンライツウォッチは、住民からの情報として、イドリブ県での掃討作戦に関して、軍・治安部隊が住民を「人間の盾」として利用していると発表した。
AFP, March 25, 2012、Akhbar al-Sharq, March 23, 2012, March 25, 2012, March 26, 2012、al-Hayat, March 26, 2012、jawlany.com, March 25, 2012、Kull-na Shuraka’, March 25,
2012, March 27, 2012、Naharnet.com, March 25, 2012、Reuters, March 25, 2012、SANA,
March 25, 2012、al-Sharq al-Awsat, March 27, 2012、Youtube, March 25, 2012などをもとに作成。
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