シリア軍がトルコ占領下のアフリーン市の病院や東部自由人連合の本部をミサイル攻撃(2021年2月18日)

アレッポ県では、ANHA(2月18日付)によると、シリア軍がトルコの占領下にあるアフリーン市に向けって地対地ミサイル5発を発射、アフリーン病院(占領当局はシファー病院に改称)近く、ヴィーラート地区にある国民軍所属の東部自由人連合の本部近く、西オートストラード通り近くにそれぞれ1発、バースータ村に至る街道に2発が着弾し、住居複数棟が被害を受け、住民13人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、国民軍に所属する東部自由人連合の本部が車に乗った武装集団の攻撃を受けた。

バーブ市ではまた、地元の名家の民兵と国民軍憲兵隊が激しく交戦した。

憲兵隊がこの名家の子息を逮捕したのがきっかけで、戦闘で名家の民兵1人が死亡、双方に複数人の負傷した。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.