ダルアー県ウンム・マヤーズィン町近郊の街道でロシア軍憲兵隊のパトロール部隊を狙って爆弾が爆発、ダルアー県各所での和解プロセスが完了、ダルアー市の警察署での手続きは継続(2021年10月25日)

ロシア当事者和解調整センターは、ダルアー県のウンム・マヤーズィン町近郊の街道で午前9時頃、ロシア軍憲兵隊のパトロール部隊を通過に合わせて、仕掛けられた手製の爆弾が爆発した。

爆発は車列の先頭車輌の前方で発生したため、ロシア軍兵士に被害はなかった。

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ダルアー県では、SANA(10月25日付)によると、県内各所に設置した和解センターでの元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者らが所持していた武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きを終了、これに合わせてダルアー市マハッタ地区の警察署に和解センターを新設、県内での今後の手続きを同センターで一括して行うことを決定した。

シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で始まった和解プロセスは約55の市町村に及び、武器のシリア軍への引き渡しと社会復帰にかかる手続きを済ませた元反体制武装集団メンバー、指名手配者、兵役忌避者は約6,200人に達した。

AFP, October 25, 2021、ANHA, October 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 25, 2021、Reuters, October 25, 2021、SANA, October 25, 2021、SOHR, October 25, 2021、October 26, 2021などをもとに作成。

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