フォレス英国防大臣は昨年12月にトルコ占領下のアレッポ県北部でドローンによるミサイル攻撃を行ったことを明かす(2023年3月14日)

英国ベン・フォレス国防大臣は下院で、2022年12月にトルコ占領下のアレッポ県北部(「ユーフラテスの盾」地域)で無人航空機(ドローン)によるミサイル攻撃を行ったことを明らかにした。

フォレス国防大臣の答弁は以下の通り。

12月末に、英空軍のリーパー遠隔操縦航空機がシリア北部のバーブ市でダーイシュ(イスラーム国)の主要なメンバーに対して攻撃を行った。
このメンバーの活動は生物化学兵器にかかわるものだった。
リーパーの操縦士は、ヘルファイヤ・ミサイル2発を発射するにあたって、一般市民への潜在的なリスクを最小限に抑え、2発とも標的を正確に攻撃した。
こうした行動は、テロリストの脅威を…軽減し、英国市民を保護し、国際的なパートナーを支援するために不可欠だ。

フォレス国防大臣が関与を認めた攻撃は、12月20日のドローンによる攻撃で、アブー・ヤースィル・ヤマニーを名乗るイエメン人メンバーが死亡、民間人少なくとも2人が負傷していた。

『ガーディアン』(3月14日付)などが伝えた。

AFP, March 14, 2023、ANHA, March 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2023、Reuters, March 14, 2023、SANA, March 14, 2023、SOHR, March 14, 2023などをもとに作成。

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