スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年3月14日)

スワイダー県では、スワイダー24(3月14日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, March 14, 2024、ANHA, March 14, 2024、‘Inab Baladi, March 14, 2024、Reuters, March 14, 2024、SANA, March 14, 2024、SOHR, March 14, 2024、Suwayda 24, March 14, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市近郊のサイヤーダ村を砲撃(2024年3月14日)

アレッポ県では、ANHA(3月14日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のサイヤーダ村を砲撃した。

AFP, March 14, 2024、ANHA, March 14, 2024、‘Inab Baladi, March 14, 2024、Reuters, March 14, 2024、SANA, March 14, 2024、SOHR, March 14, 2024などをもとに作成。

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国防省はシリア軍がアレッポ県でテロ組織のドローン5機を撃墜したと発表する一方、ラタキア県でシャーム解放機構はシリア軍士官を狙撃し殺害(2024年3月14日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍部隊がアレッポ県農村地帯方面で同地の軍拠点や住民を攻撃しようとしたテロ組織の無人航空機(ドローン)5機を撃墜したと発表、その写真を公開した。









SANA(3月14日付)が伝えた。

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また、 ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、ロシア軍がシリア領内のテロリストの基地を破壊し、武装勢力20人以上を排除したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(3月14日付)が伝えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村、カフル・アンマ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村、ルワイハ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村とサッラーフ村一帯で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

またシャーム解放機構の狙撃連隊がナフシャッバー村近郊でシリア軍士官(中尉)を狙撃し、殺害した。

AFP, March 14, 2024、ANHA, March 14, 2024、‘Inab Baladi, March 14, 2024、Reuters, March 14, 2024、RIA Novosti, March 14, 2024、SANA, March 14, 2024、SOHR, March 14, 2024などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はサウジアラビアを訪問し、首都リヤドでファイサル外務大臣と会談(2024年3月14日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、サウジアラビアを訪問し、首都リヤドでファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣と会談し、二国間関係や地域情勢の進展について協議した。

会談でミクダード外務在外居住者大臣は、両国関係をさまざまなレベルで発展させる必要があるとしたうえで、アラブの共同行動と協力を強化するための連携と対話を通じて、地域が直面する課題、とりわけガザ地区を含む占領下パレスチナでのシオニスト政体(イスラエル)によるパレスチナ人民へのジェノサイドや強制移住の試みに対処することが重要だと強調した。


SANA(3月14日付)が伝えた。

AFP, March 14, 2024、ANHA, March 14, 2024、‘Inab Baladi, March 14, 2024、Reuters, March 14, 2024、SANA, March 14, 2024、SOHR, March 14, 2024などをもとに作成。

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スワイダー県の活動家らはシャーム解放機構のバナーを掲げて「シリア革命」開始13周年のデモを呼びかける(2024年3月13日)

スワイダー県の活動家らは「シリア革命」開始13周年に合わせて、3月15日午前11時から18日までの3日間、スワイダー市のカラーマ広場で抗議デモを呼びかけた。

抗議デモを呼びかける声明文には、イドリブ県でのシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者とシリア救国内閣、シューラー総評議会の幹部らによる会合で掲げられた「革命はすべてのシリア人のために」と書かれたバナーが貼られていた。

シャルク・ニュース(3月13日付)が伝えた。

AFP, March 13, 2024、ANHA, March 13, 2024、‘Inab Baladi, March 13, 2024、Reuters, March 13, 2024、SANA, March 13, 2024、al-Sharq News, March 13, 2024、SOHR, March 13, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派が紅海を航行中の米航空母艦USSラブーンに向けて短距離弾道ミサイル1発を発射する一方、CENTCOMと有志連合がフーシー派の無人航空機システム(UAS)2機を撃墜したと発表(2024年3月13日)

米中央軍(CENTCOM)は午前2時29分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間12日午前2時から午前4時30分の間、フーシー派がイエメン領内の支配地域から紅海を航行中の米航空母艦USSラブーンに向けて短距離弾道ミサイル1発を発射、これに対してCENTCOMと有志連合は、フーシー派支配地域から発射された2機の無人航空機システム(UAS)と交戦し、破壊することに成功したと発表した。


AFP, March 13, 2024、ANHA, March 13, 2024、‘Inab Baladi, March 13, 2024、Reuters, March 13, 2024、SANA, March 13, 2024、SOHR, March 13, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がスール市近郊をドローンで攻撃し、ハマースのメンバー1人を殺害(2024年3月13日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、3月13日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後4時50分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をファラク1ロケット弾1発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時55分、占領下カフル・シューバーの丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時00分、ラーミーム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後11時00分、アッバード陣地東に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前10時00分、ハニタ(キブツ)東に集結するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

午後5時00分、レバノンとイスラエルの境界地帯上空でイスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機を迎撃、これを撃退した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後2時12分、今朝、航空機1機がスール市地域で、国際テロ活動に携わるハマース内の部門の重要な工作員の1人ハーディー・アリー・ムスタファーを殲滅。ハーディーは、イスラエル人と世界各国のユダヤ教徒に対するテロや攻撃を推し進め、サーリフ・アールーニーの仲間の1人で彼と共に殺害されたサミール・ファンディーの指揮下で活動していた。

午後4時28分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、カンタラ村とヤーティル村にあるヒズブッラーの軍事複合施設1ヵ所とテロ・インフラを攻撃。早朝にも、アルマー・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所を攻撃。

午後11時45分、ジェット戦闘機複数機が先ほど、マイス・ジャバル村、アイター・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設複数ヵ所を攻撃。また砲兵部隊がハムール渓谷一帯を終日砲撃。

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ナハールネット(3月13日付)によると、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機が南部県スール市近くで車1台を攻撃、これによりパレスチナのハマースのメンバーでラーシディーヤ・パレスチナ難民キャンプ出身のハーディー・ムスタファー氏が死亡した。

AFP, March 13, 2024、ANHA, March 13, 2024、‘Inab Baladi, March 13, 2024、Naharnet, March 13, 2024、Qanat al-Manar, March 13, 2024、Reuters, March 13, 2024、SANA, March 13, 2024、SOHR, March 13, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アリーハー市、タフタナーズ市で、ジャウラーニー指導者の打倒を求めるデモ(2024年3月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアリーハー市、タフタナーズ市で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、総合治安機関による住民の権利の侵害や嫌がらせへの反対、逮捕者釈放、反体制武装組織の解体反対を訴える抗議デモが行われた。

AFP, March 13, 2024、ANHA, March 13, 2024、‘Inab Baladi, March 13, 2024、Reuters, March 13, 2024、SANA, March 13, 2024、SOHR, March 13, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県を砲撃(2024年3月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、カンスフラ村、バーラ村、ファッティーラ村、アルバイーン山一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ兵ゲインのカルクール村一帯を砲撃した。

AFP, March 13, 2024、ANHA, March 13, 2024、‘Inab Baladi, March 13, 2024、Reuters, March 13, 2024、SANA, March 13, 2024、SOHR, March 13, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県、ラッカ県、ダイル・ザウル県で国防隊を相次いで襲撃、8人を殺害(2024年3月13日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがタドムル市近郊の砂漠地帯にある国防隊の陣地複数ヵ所を襲撃、同隊メンバー1人を殺害した。

ダーイシュのスリーパーセルはまた、ジュッブ・ジャッラーフ町東のフワイスィーン地区にある陣地1ヵ所を襲撃し、国防隊メンバー4人を殺害した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがジュバイラ村近郊の砂漠地帯で、シリア軍と国防隊の陣地複数ヵ所を襲撃、国防隊メンバー1人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがビシュリー山一帯でキノコ(カムア)を採集していた国防隊メンバーや住民らを襲撃、女性1人と国防隊メンバー2人を殺害した。

AFP, March 13, 2024、ANHA, March 13, 2024、‘Inab Baladi, March 13, 2024、Reuters, March 13, 2024、SANA, March 13, 2024、SOHR, March 13, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年3月13日)

スワイダー県では、スワイダー24(3月13日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, March 13, 2024、ANHA, March 13, 2024、‘Inab Baladi, March 13, 2024、Reuters, March 13, 2024、SANA, March 13, 2024、SOHR, March 13, 2024、Suwayda 24, March 13, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領は、サウジアラビア、UAE、オマーン、バーレーン、チュニジア、パレスチナ、ウズベキスタン、エジプトの首脳らとラマダーン月の祝電を交わす(2024年3月13日)

アサド大統領は、サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・スウード国王、UAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領、オマーンのハイサム・ビン・ターリク国王、バーレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王、アルジェリアのアブドゥルマジード・タブーン大統領、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領、ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領とラマダーン月の祝電を交わした。

アサド大統領はまた、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン・アブドゥルアズィーズ・アール・スウード皇太子、UAEドバイ首長国のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム首長、UAEのマンスール・ビン・アール・ナヒヤーン副大統領とも祝電を交わした。

SANA(3月13日付)が伝えた。

AFP, March 13, 2024、ANHA, March 13, 2024、‘Inab Baladi, March 13, 2024、Reuters, March 13, 2024、SANA, March 13, 2024、SOHR, March 13, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構のジャウラーニー指導者はシリア救国内閣、シューラー総評議会などとの会合で総合治安機関の再編、選挙の呼びかけなどを決定するとともに、退任を示唆(2024年3月12日)

シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者は、支配地の自治を委託しているシリア救国内閣(執行機関、行政機関に相当)の閣僚、シューラー総評議会(意思決定機関、立法機関に相当)のメンバー、部族評議会の代表らと会合を開いた。

会合は、支配地各所で続く抗議デモへの対応などについて協議するもので、革命ラジオ(https://t.me/RadioAlthawra/)やメディア活動家のムハンマド・ジャマール氏がテレグラムのアカウント(https://t.me/ammamai)を通じて明らかにしたところによると、以下7項目が決定された。


1. 解放区全般にかかる政策や戦略的決定を検討することへの関心、意見、そして専門知識を有する住民からなる最高諮問評議会の設置。
2. 総合治安機関のシリア救国内閣内務省所轄組織への再編。
3. 解放区におけるシューラー総評議会選挙の呼びかけ、選挙法の見直し、住民、各階層、住民活動の代表性の拡大、現地で活動する各執行(行政)機関の規律、効率性、健全性を実現するためのシューラー機関の監督機能の強化。
4. 苦情清算庁(ディーワーン)の設置
5. 最高監督機構の設置。
6. 経済政策の見直し。
7. 地元評議会、組合の役割の活性化。

会合において、ジャウラーニー指導者は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦い、解放区統合に向けた動き、制度的環境整備に向けた取り組みの進捗についての詳細について説明したのち、以下の通り述べた。

権力をめぐる争いは存在しない。あなた方は、60、あるいは70%の大多数が、話を聞いてくれる人について合意できる。私もその人を支持する。私はその人に私が持っているものすべてを引き渡す。その人に解放区を指導してもらい、解放区を安全な場所へと導いてもらおう。もしあなた方がこの会合でその人を誰にするかに合意すれば、私はその人を支持する。私たちが話しかけることができる人を誰にするかに合意すれば、我々は妨げられることなく自らの路を進むことが義務となる。

イナブ・バラディー(3月13日付)が伝えた。

なお、シリア人権監視団によると、ジャウラーニー指導者は、支配地内で続く抗議デモに関して、レッドラインを踏み越えないよう警告した。


AFP, March 13, 2024、ANHA, March 13, 2024、‘Inab Baladi, March 13, 2024、Reuters, March 13, 2024、SANA, March 13, 2024、SOHR, March 13, 2024、 Syria TV , March 13, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は紅海でリベリア船籍、シンガポール所有の商船ピノキオをミサイル攻撃する一方、米中央軍(CENTCOM)もフーシー派支配地域で6回の自衛攻撃を実施(2024年3月12日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前3時31分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、ガザ地区のパレスチナ人を支援し、米英軍のイエメンへの攻撃に報復するため、紅海で米国船のピノキオを対艦ミサイルで攻撃した、と発表した。

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米中央軍(CENTCOM)は午前5時32分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間11日午前8時50分から午後12時50分の間、フーシー派が、イエメン領内の支配地域から紅海を航行中のリベリア船籍、シンガポール所有の商船ピノキオに向けて対艦弾道ミサイル2発を発射する一方、CENTCOMも午後2時50分から11時30分の間、フーシー派支配地域で6回の自衛攻撃を実施し、無人潜水艦1隻と対艦ミサイル18発を破壊したと発表した。

AFP, March 12, 2024、ANHA, March 12, 2024、‘Inab Baladi, March 12, 2024、Reuters, March 12, 2024、SANA, March 12, 2024、SOHR, March 12, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は11日にイスラエルのベン・グリオン国際空港をドローンで攻撃したと発表(2024年3月12日)

イラク・イスラーム抵抗は午前2時31分、テレグラムのアカウントを通じて声明(3月11日付)を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエルの首都テルアビブ郊外にあるベン・グリオン国際空港を無人航空機(ドローン)1機で攻撃と発表した。


AFP, March 12, 2024、ANHA, March 12, 2024、‘Inab Baladi, March 12, 2024、Reuters, March 12, 2024、SANA, March 12, 2024、SOHR, March 12, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍は占領下ゴラン高原に隣接するクナイトラ県の複数ヵ所を爆撃(2024年3月12日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が、アイン・ヌーリーヤ村近くの陣地がイスラエル軍のミサイル攻撃を受け、2人が負傷した。

また、この攻撃の直後、イスラエル軍はハーン・アルナバ市北のアフマル丘の複数ヵ所に対してミサイル攻撃を行った。

攻撃を受けたのは、ヒズブッラーとともに活動する諸派が展開する地域。

イスラエル軍はさらに、アフマル丘の2ヵ所に対して爆撃を行い、外国人2人が死亡した。

カフターニーヤ町に面する兵力引き離し地域では、地雷が爆発したと見られる爆音と煙が確認された。

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これに関して、イスラエル軍は午後9時42分にテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

イスラエル軍は早朝、シリア前線にえるヒズブッラーの軍事インフラ複数ヵ所を攻撃した。攻撃は正確な情報に基づいて行われ、インフラに損害を与えた。イスラエル軍はシリア領内で発生するすべての活動の責任をシリアの体制に負わせ、シリア戦線でのヒズブッラーの強化につながる可能性のあるあらゆる行動の試みも許さない。

 

AFP, March 12, 2024、ANHA, March 12, 2024、‘Inab Baladi, March 12, 2024、Reuters, March 12, 2024、SANA, March 12, 2024、SOHR, March 12, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍によるベカーア高原への爆撃への報復として、ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は占領下ゴラン高原などを砲弾100発以上で攻撃(2024年3月12日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、3月12日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前7時00分、未明のバアルベック市一帯などレバノン国内の住民、村、都市などに対するイスラエル軍の攻撃への報復として、占領下ゴラン高原のケラ兵舎にある防空ミサイル司令部、ヨアヴにあるミサイル砲撃基地およびその周辺の砲台複数ヵ所をカチューシャ砲100発以上で攻撃した。

午後5時55分、占領下カフル・シューバー丘陵地帯のルサイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時5分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前10時15分、ラーヒブ陣地をブルカーン重ロケット砲1発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後12時45分、ジャルダーフ陣地をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時00分、リーシャー池陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時45分、ジャル・アラーム陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時00分、ジャル・アラーム陣地とその後背地に展開するイスラエル軍部隊をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時00分、ハドブ・ヤーリーン陣地をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時00分、リーシャー池陣地をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時15分、イスラエル・レバノンの境界地帯上空でイスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機を迎撃、これを撃退する

午後4時45分、ザルイート入植地をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時00分、ビーラーニート兵舎をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が戦死したと発表した。


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AFP(3月12日付)によると、イスラエル軍によるバアルベック市一帯への爆撃で1人が死亡した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前1時27分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、ベカー高原にあるヒズブッラーのテロ拠点2ヵ所を爆撃。この拠点はヒズブッラーの航空部隊に所属し、イスラエルへのさまざまな攻撃を計画・実行していた。攻撃は、数日前にヒズブッラーがゴラン高原を航空攻撃したことへの報復。

午前9時53分、早朝のゴラン高原に対するロケット弾攻撃に使用された発射台3機を、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど爆撃。

午後8時36分、今朝のヒズブッラーによるイスラエル北部に対する砲撃への報復として、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、バアルベック市地域にあるヒズブッラーの指揮所2ヵ所を爆撃。ヒズブッラーはこの指揮所を武器貯蔵施設として使用していた。また、今朝早く、ヒヤーム村地域にある軍事複合施設1ヵ所とビント・ジュバイル市地域のテロ・インフラも攻撃。

午後8時14分、レバノンからザーリット入植地、シュトゥラ入植地、ロシュ・ハニクラ(キブツ)への多数の砲撃を数時間にわたって確認。報復として、イスラエル軍が砲弾発射地点などを攻撃し、脅威を排除。さらに、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、ウダイサ村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ、アイター・シャアブ村地域にある軍事複合施設1ヵ所を爆撃。

AFP, March 12, 2024、ANHA, March 12, 2024、‘Inab Baladi, March 12, 2024、Qanat al-Manar, March 12, 2024、Reuters, March 12, 2024、SANA, March 12, 2024、SOHR, March 12, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構を離反し、トルコに逃亡したジハード・イーサー・シャイフ(アブー・アフマド・ズクール)は有志連合の内通者が自分ではなく、事件の調査を行っているアブー・ウバイダ・ムナッズィマート本人だと主張(2024年3月12日)

シャーム解放機構を離反し、トルコに逃亡したジハード・イーサー・シャイフ氏(アブー・アフマド・ズクール)はX(ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/zakorahmed0/)でポストを連投し、米主導の有志連合に内通していたのが、自分ではなく、3年前から内通問題の調査の責任者を務めているアブー・ウバイダ・ムナッズィマート本人だと主張した。

シャイフ氏はポストのなかで、アブー・ウバイダ氏が1年半ほど前にトルコ占領下の「平和の泉」地域(ハサカ県ラアス・アイン市およびラッカ県タッル・アブヤド市一帯)で信頼できる人物とつなぐよう求めらるようになり、その直後から有志連合に座標や画像を提供、有志連合が「平和の泉」地域で新興のアル=カーイダ系組織であるフッラース・ディーン機構やアル=カーイダとつながりがある人物を標的とするようになったとして、同氏の内通を断じた。

また、シャーム解放機構には「レベル的に機微な関係」にあり、革命とムジャーヒディーンが好きな在外シリア人がいて、この人物から、有志連合が誰の調査を要求しているのか、内通者が誰かを知り得る人物についての情報を得ていたと付言した。

そのうえで、内通問題での一連の逮捕については、シャーム解放機構内の一部メンバーらに対するアブー・ウバイダ氏の心理的危機を受けたもので、総合治安機構の指揮によるものではないと主張した。

AFP, March 12, 2024、ANHA, March 12, 2024、‘Inab Baladi, March 12, 2024、Reuters, March 12, 2024、SANA, March 12, 2024、SOHR, March 12, 2024などをもとに作成。

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スイス司法長官府は1982年のハマー市でのシリア・ムスリム同胞団に対する武力弾圧で戦争犯罪と人道に対する罪に関与したとの容疑でリフアト・アサド元副大統領を連邦刑事裁判所に起訴(2024年3月12日)

スイス司法長官府は、1982年のハマー県ハマー市でのシリア・ムスリム同胞団に対する武力弾圧で戦争犯罪と人道に対する罪に関与したとの容疑でリフアト・アサド元副大統領を連邦刑事裁判所に起訴した。

AFP, March 12, 2024、ANHA, March 12, 2024、‘Inab Baladi, March 12, 2024、Reuters, March 12, 2024、SANA, March 12, 2024、SOHR, March 12, 2024などをもとに作成。

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ダーシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル県で国防隊メンバー3人を、ラッカ県でスハイル・ハサン准将が司令官を務め、ロシアの支援を受けるシリア軍第25特殊任務師団の兵士2人を殺害(2024年3月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府の支配下にあるティブニー町近郊の砂漠地帯にある国防隊の拠点を襲撃し、同隊メンバー3人を殺害、3人を負傷させた。

ダーイシュのスリーパーセルはまた、ダイル・ザウル市とヒムス県のタドムル市を結ぶ街道でパレスチナ人民兵組織のクドス旅団の車輛1台を襲撃、乗っていた2人を殺害、3人を負傷させた。

ダーイシュはさらに、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるジャルズィー村にある呪術を行う女性を強襲し、この女性を銃で撃ち、負傷させた。

女性は13日に死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、ハマー県イスリヤー村に近い砂漠地帯にあるシリア軍の陣地などを襲撃、スハイル・ハサン准将が司令官を務め、ロシアの支援を受けるシリア軍第25特殊任務師団の兵士2人とレバノンのヒズブッラーとともに活動するシリア人2人の計4人が死亡した。

AFP, March 12, 2024、ANHA, March 12, 2024、‘Inab Baladi, March 12, 2024、Reuters, March 12, 2024、SANA, March 12, 2024、SOHR, March 12, 2024な、March 13, 2024どをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、マルアナーズ村を砲撃(2024年3月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、マルアナーズ村を砲撃した。

AFP, March 12, 2024、ANHA, March 12, 2024、‘Inab Baladi, March 12, 2024、Reuters, March 12, 2024、SANA, March 12, 2024、SOHR, March 12, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年3月12日)

スワイダー県では、スワイダー24(3月12日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, March 12, 2024、ANHA, March 12, 2024、‘Inab Baladi, March 12, 2024、Reuters, March 12, 2024、SANA, March 12, 2024、SOHR, March 12, 2024、Suwayda 24, March 12, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領はエジプトのスィースィー大統領と電話会談を行い、ラマダーン月の挨拶を交わす(2024年3月12日)

アサド大統領は、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領と電話会談を行い、ラマダーン月の挨拶を交わすとともに、両国および両国民、アラブ民族、イスラーム諸国の諸国民、そして世界全体の安定と安全への願いを表明した。

SANA(3月12日付)が伝えた。

AFP, March 12, 2024、ANHA, March 12, 2024、‘Inab Baladi, March 12, 2024、Reuters, March 12, 2024、SANA, March 12, 2024、SOHR, March 12, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を8回攻撃する一方、戦闘員1人が戦死したと発表(2024年3月11日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、3月11日の戦果について以下の通り発表した。

 

東部地区

午前10時25分、占領下ゴラン高原のキラア兵舎を自爆型無人航空機(ドローン)4機で攻撃し、複数の標的に正確に損害を与えた。

午前11時45分、タイハート丘に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時00分、占領下カフル・シューバーの丘陵地にあるサンマーカ陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時10分、マルジュ陣地のスパイ設備に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前10時25分、ジャル・アラーム陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時00分、ラーヒブ陣地一帯に展開するイスラエル軍を砲撃。

午後4時00分、イスラエルとの境界地域上空でイスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機迎撃。

午後4時00分、ヒルバト・マーイル基地の砲台1ヵ所と同地一帯に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が戦死したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後2時54分、レバノンからゴラン北部に敵航空機1機が飛来し警戒警報が発令、続いてレバノンからイスラエル領内に二つの飛翔体が飛来、いずれも空地に墜落したことが確認された。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、ジッビーン村地域にあるヒズブッラーの陣地1ヵ所を攻撃、また夜間にタイバ村地域にある別の陣地1ヵ所を攻撃。

午後10時7分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が早朝、アイター・シャアブ村、ナークーラ村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラと軍事施設複数ヵ所を攻撃、砲兵部隊と戦車もアイター・シャアブ村地域を砲撃。

AFP, March 11, 2024、ANHA, March 11, 2024、‘Inab Baladi, March 11, 2024、Qanat al-Manar, March 11, 2024、Reuters, March 11, 2024、SANA, March 11, 2024、SOHR, March 11, 2024などをもとに作成。

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ラマダーン月初日となる3月11日、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者釈放などを訴えて抗議デモ(2024年3月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ラマダーン月初日となる3月11日、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者釈放などを訴えて抗議デモを行った。

デモは、シャーム解放機構が5ヵ月に拘束した逮捕者の1人を拷問の末、殺害していたことを認め、埋葬場所を家族に知らせたのを受けたもの。

AFP, March 11, 2024、ANHA, March 11, 2024、‘Inab Baladi, March 11, 2024、Reuters, March 11, 2024、SANA, March 11, 2024、SOHR, March 11, 2024などをもとに作成。

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ハサカ県マアバダ(カルキールキー)町でシリア・クルド国民評議会を主導するシリア・クルディスタン民主党の事務所を何者かが放火(2024年3月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマアバダ(カルキールキー)町で、シリア・クルド国民評議会を主導するシリア・クルディスタン民主党の事務所を何者かが放火し、火災となった。

AFP, March 11, 2024、ANHA, March 11, 2024、‘Inab Baladi, March 11, 2024、Reuters, March 11, 2024、SANA, March 11, 2024、SOHR, March 11, 2024などをもとに作成。

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シリア人権監視団:ヨルダン当局が国内のザアタリー・キャンプから米国(有志連合)の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプにシリア難民を強制退去(2024年3月11日)

シリア人権監視団は、ヨルダン当局が同国内にあるザアタリー・キャンプに収容されているシリア難民を、シリア国内、とりわけ米国(有志連合)の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプに強制退去させており、その数が40人あまりに達していると発表した。

AFP, March 11, 2024、ANHA, March 11, 2024、‘Inab Baladi, March 11, 2024、Reuters, March 11, 2024、SANA, March 11, 2024、SOHR, March 11, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構、「決戦」作戦司令室がシリア軍2人を狙撃し殺害する一方、シリア軍はFPVドローンでアレッポ県、ハマー県を攻撃、これにより1人死亡(2024年3月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカルサア村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村で農業用トラクターを自爆型FPV無人航空機(FPVドローン)1機で攻撃し、乗っていた住民1人が死亡した。

シリア軍はまた、カフル・タアール村を砲撃、これにより民間人3人が負傷した。

一方、シャーム解放機構は、シリア政府の支配下にあるシャイフ・アキール山一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のヒルバト・ナークース村近郊にあるシャーム解放機構の陣地1ヵ所を自爆型FPV無人航空機(FPVドローン)1機で攻撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のジャアファル・ブン・アビー・ターリブ旅団が中国新疆ウィグル自治区出身者(トルキスタン人)の武装グループとともに、シリア政府の支配下にあるトゥッファーヒーヤ村一帯のシリア軍の陣地複数ヵ所に対して特攻自爆(インギマーシー)攻撃を実施、これによりシリア軍の士官(大尉)1人を含む兵士3人が死亡した。

また、同地では両者が砲撃戦を行った。

AFP, March 11, 2024、ANHA, March 11, 2024、‘Inab Baladi, March 11, 2024、Reuters, March 11, 2024、SANA, March 11, 2024、SOHR, March 11, 2024などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内(アレッポ県)で、シリア国民軍に所属する北の嵐旅団と第50師団が交戦し、2人死亡する一方、シャーム解放機構に属するアウラーン自由人のメンバー2人がメディア活動家に暴行(2024年3月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市近郊のカフル・ヤフムール村にある国内避難民(IDPs)キャンプ(ヤフムール・キャンプ)で、シリア国民軍に所属する北の嵐旅団と第50師団が交戦し、双方の戦闘員それぞれ1人ずつが死亡、またシャーム戦線のメンバー1人が負傷した。

両者の戦闘は、シリア国民軍の憲兵隊が介入し、収束した。

一方、バーブ市では、シャーム解放機構に属するアウラーン自由人のメンバー2人が、ヒムス県ヒムス市出身のメディア活動家に暴行を加えた。

このメディア活動家は家族とともに市内を移動中だった。

AFP, March 11, 2024、ANHA, March 11, 2024、‘Inab Baladi, March 11, 2024、Reuters, March 11, 2024、SANA, March 11, 2024、SOHR, March 11, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年3月11日)

スワイダー県では、スワイダー24(3月11日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, March 11, 2024、ANHA, March 11, 2024、‘Inab Baladi, March 11, 2024、Reuters, March 11, 2024、SANA, March 11, 2024、SOHR, March 11, 2024、Suwayda 24, March 11, 2024などをもとに作成。

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