シリア・ロシア両軍はアレッポ県東部のダーイシュ最後の拠点都市マスカナ市に前例のない激しい爆撃・砲撃を実施(2017年5月28日)

アレッポ県では、ARA News(5月28日付)によると、ロシア・シリア両軍の戦闘機が県東部におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点であるマスカナ市に対して前例のない激しい空爆・砲撃を行った。

戦闘機の空爆回数は45回に達する一方、ヘリコプターが「樽爆弾」32発を投下、また迫撃砲320発が同市に撃ち込まれたという。

またマスカナ市西部一帯では、シリア軍とダーイシュが激しい戦闘を続けた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(5月28日付)によると、シリア軍がバルーク丘一帯、ダイル・ザウル市南部墓地地区、ダイル・ザウル航空基地一帯、サヌーフ丘西部一帯などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地一帯、第137旅団基地一帯、ブガイリーヤ村一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

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ハマー県では、SANA(5月28日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がサラミーヤ市を砲撃し、子供10人が負傷した。

AFP, May 28, 2017、AP, May 28, 2017、ARA News, May 28, 2017、Champress, May 28, 2017、al-Hayat, May 29, 2017、Kull-na Shuraka’, May 28, 2017、al-Mada Press, May 28, 2017、Naharnet, May 28, 2017、NNA, May 28, 2017、Reuters, May 28, 2017、SANA, May 28, 2017、UPI, May 28, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県のヨルダン国境地帯および東カラムーン地方でシリア軍と「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室所属組織が激しく交戦(2017年5月28日)

ダマスカス郊外県では、「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室に所属する部族自由人軍のムハンマド・アドナーン広報局長がクッルナー・シュラカー(5月28日付)に明らかにしたところによると、シリア軍および親政権武装勢力がスワイダー県南東部に接する県東部のズィラフ・ダム一帯近くの国境地帯に進軍、部族自由人軍がこれを迎撃した。

また、シリア人権監視団によると、県東部(東カラムーン地方)の砂漠地帯にあるマクフール丘一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、ハラスター市に近いダーヒヤト・アサド町各所に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾20発以上が着弾した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプのパレスチナ通り一帯で、シリア軍、親政権武装勢力がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダルアー市各所を空爆した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアウラム・クブラー町各所を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラトミーン村を砲撃した。

AFP, May 28, 2017、AP, May 28, 2017、ARA News, May 28, 2017、Champress, May 28, 2017、al-Hayat, May 29, 2017、Kull-na Shuraka’, May 28, 2017、al-Mada Press, May 28, 2017、Naharnet, May 28, 2017、NNA, May 28, 2017、Reuters, May 28, 2017、SANA, May 28, 2017、UPI, May 28, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県カフルズィーター市、ラターミナ町、ラトミーン村を砲撃(2017年5月27日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町、ラトミーン村を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ば東グータ地方のバイト・ナーイム村を砲撃した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(5月27日付)によると、サイダー町と西ガーリヤ村を結ぶ街道で爆弾が爆発し、反体制武装集団の戦闘員3人が死亡した。


AFP, May 27, 2017、AP, May 27, 2017、ARA News, May 27, 2017、Champress, May 27, 2017、al-Hayat, May 28, 2017、Kull-na Shuraka’, May 27, 2017、al-Mada Press, May 27, 2017、Naharnet, May 27, 2017、NNA, May 27, 2017、Reuters, May 27, 2017、SANA, May 27, 2017、UPI, May 27, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県東部のダーイシュ最後の拠点都市マスカナ市に到達(2017年5月27日)

アレッポ県では、SANA(5月27日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、県東部におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点都市マスカナ市西部一帯で進軍を続け、南マワーリフ村、スッカリーヤ村、マクナナ村、カラマ村、北マワーリフ村、ジュッブ・ニーナ村、アブー・スーサ村、ターウース村、タッル・アブド村、東アイス村、西アイス村、ウンム・サウラ村を新たに制圧した。

これにより、シリア軍はマスカナ市西部に到達した。

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ヒムス県では、SANA(5月27日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、フナイフィース村南部のウルヤーニーヤ村を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、シューマリーヤ山一帯、タドムル市郊外の穀物サイロ地区一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(5月27日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市のスヌーバル丘西部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハマー県では、SANA(5月27日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市郊外のワーディー・アズィーブ一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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スワイダー県では、SANA(5月27日付)によると、シリア軍が県北東部のラジャム・ダウラ村とサブラト・ウルヤー村を結ぶ街道でダーイシュ(イスラーム国)を攻撃した。


AFP, May 27, 2017、AP, May 27, 2017、ARA News, May 27, 2017、Champress, May 27, 2017、al-Hayat, May 28, 2017、Kull-na Shuraka’, May 27, 2017、al-Mada Press, May 27, 2017、Naharnet, May 27, 2017、NNA, May 27, 2017、Reuters, May 27, 2017、SANA, May 27, 2017、UPI, May 27, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省は、YPGとの合意に基づきラッカ市からタドムル市方面に撤退中のダーイシュの車列をロシア軍が爆撃し、戦闘員120人以上を殲滅したと発表(2017年5月27日)

ロシア国防省が発表したところによると、ロシア軍戦闘機は25日、ラッカ県ラッカ市を発ったダーイシュ(イスラーム国)の車列に対して空爆を実施し、戦闘員120人以上を殲滅、39台からなる車列のうち、32台を破壊したと発表した。

SANA, May 27, 2017

RT(5月27日付)がロシア国防省消息筋の話として伝えた。

同消息筋によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の司令部とラッカ市一帯で活動するダーイシュの司令官らが、ラッカ市の南部に向けて安全な通路を確保することで合意し、ヒムス県タドムル市方面に向かうという条件のもと、同市からダーイシュのメンバーが自由に退去できるようにしたことを、ロシア国防省が確認、ダーイシュが退去する可能性のある街道を重点的に監視し、空爆が実施されたとという。

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しかし、人民防衛隊のヌーリー・マフムード報道官は、人民防衛隊とダーイシュが戦闘員退去について合意したとするロシア国防省の発表を事実無根と否定した。

AFP, May 27, 2017、AP, May 27, 2017、ARA News, May 27, 2017、Champress, May 27, 2017、al-Hayat, May 28, 2017、Kull-na Shuraka’, May 27, 2017、al-Mada Press, May 27, 2017、Naharnet, May 27, 2017、NNA, May 27, 2017、Reuters, May 27, 2017、RT, May 27, 2017、SANA, May 27, 2017、UPI, May 27, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末、ラッカ県のバアス・ダム北側入口に到達(2017年5月26日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(5月26日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ラッカ市とタブカ市の間に位置するバアス・ダムの北側入口に到達した。

Kull-na Shuraka’, May 26, 2017
Kull-na Shuraka’, May 26, 2017
Kull-na Shuraka’, May 26, 2017
Kull-na Shuraka’, May 26, 2017

AFP, May 26, 2017、AP, May 26, 2017、ARA News, May 26, 2017、Champress, May 26, 2017、al-Hayat, May 27, 2017、Kull-na Shuraka’, May 26, 2017、al-Mada Press, May 26, 2017、Naharnet, May 26, 2017、NNA, May 26, 2017、Reuters, May 26, 2017、SANA, May 26, 2017、UPI, May 26, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県北部の反体制武装集団に投降を呼びかける(2017年5月26日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがタルビーサ市、ハウラ地方にビラを散布し、「テロ根絶を決定した」と告知、住民に対して反体制武装集団支配地域からの退去を呼びかけた。

散布されたビラには「テロを完全に根絶する決定を下した…。この犯罪集団(ダーイシュ(イスラーム国)のこと)から解放される時は近い…。シリア・アラブ軍はあなた方を救うためにまもなくやって来る。彼ら(テロリスト)から離反し…、率先してその勝利に参加しよう」などと書かれているという。

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ハマー県では、SANA(5月26日付)によると、反体制武装集団がムハルダ発電所をロケット弾で砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、フナイフィス村一帯でシリア軍がジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で、反体制武装集団の司令官が乗った車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、同司令官が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、カフルカルビーン村で男性が何者かに撃たれ死亡した。

AFP, May 26, 2017、AP, May 26, 2017、ARA News, May 26, 2017、Champress, May 26, 2017、al-Hayat, May 27, 2017、May 28, 2017、Kull-na Shuraka’, May 26, 2017、al-Mada Press, May 26, 2017、Naharnet, May 26, 2017、NNA, May 26, 2017、Reuters, May 26, 2017、SANA, May 26, 2017、UPI, May 26, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュ掃討作戦を継続し、ヒムス県南東部の支配地域で拡大(2017年5月26日)

ヒムス県では、SANA(5月26日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、アブタル山地一帯、サワーナ町一帯およびその鉱山、フナイフィース村一帯およびとその鉱山を制圧し、工兵部隊がダマスカス県・タドムル市街道に通じる街道一帯で爆発物の処理を行った。

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ダイル・ザウル県では、SANA(5月26日付)によると、シリア軍がサルダ山一帯、電気保全旅団基地西部の工場地区、ダイル・ザウル市労働者住宅地区、旧空港地区、ラシュディーヤ地区、フワイジャト・サクル、パノラマ交差点一帯、ティーム街道一帯、サヌーフ丘一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)を空爆・砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がサルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して激しい砲撃を行った。

AFP, May 26, 2017、AP, May 26, 2017、ARA News, May 26, 2017、Champress, May 26, 2017、al-Hayat, May 27, 2017、Kull-na Shuraka’, May 26, 2017、al-Mada Press, May 26, 2017、Naharnet, May 26, 2017、NNA, May 26, 2017、Reuters, May 26, 2017、SANA, May 26, 2017、UPI, May 26, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダルアー市でアル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる「堅固な建造物(ブンヤーン・マルスース)」作戦司令室との戦いを続ける(2017年5月25日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市内各所でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対して空爆を実施した。

一方、シャーム解放機構などからなる「堅固な建造物(ブンヤーン・マルスース)」作戦司令室の報道官を務めるアブー・シーマーを名乗る活動家は、クッルナー・シュラカー(5月25日付)に対して、同作戦司令室に所属する武装組織がシリア軍との戦闘の末、ダルアー市マンシヤ地区を制圧したと述べた。

Kull-na Shuraka’, May 25, 2017

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はラターミナ町一帯を砲撃した。

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クッルナー・シュラカー(5月26日付)によると、シャーム解放機構のエリート部隊がアレッポ市ザフラー協会地区でシリア軍拠点複数カ所を襲撃し、兵士5人を殺害した。

AFP, May 25, 2017、AP, May 25, 2017、ARA News, May 25, 2017、Champress, May 25, 2017、al-Hayat, May 26, 2017、Kull-na Shuraka’, May 25, 2017、May 26, 2017、al-Mada Press, May 25, 2017、Naharnet, May 25, 2017、NNA, May 25, 2017、Reuters, May 25, 2017、SANA, May 25, 2017、UPI, May 25, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市のダーイシュ戦闘員に5月31日までに投降するよう呼びかける(2017年5月25日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍(「ユーフラテスの怒り」作戦司令室)は声明を出し、ラッカ市および同市郊外で活動を続けるダーイシュ(イスラーム国)戦闘員に対して、5月31日にまでに武器を棄て投降するよう改めて呼びかけた。

「ユーフラテスの怒り」作戦司令室は5月15日の声明で、25日までに投降するよう呼びかけていた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、米軍特殊部隊の支援および有志連合の航空支援を受けてダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同市西部のカディーラーン村を制圧した。

AFP, May 25, 2017、AP, May 25, 2017、ARA News, May 25, 2017、Champress, May 25, 2017、al-Hayat, May 26, 2017、Kull-na Shuraka’, May 25, 2017、al-Mada Press, May 25, 2017、Naharnet, May 25, 2017、NNA, May 25, 2017、Reuters, May 25, 2017、SANA, May 25, 2017、UPI, May 25, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はアフリーン市(アレッポ県)近郊での戦闘でトルコ軍兵士1人を殺害(2017年5月25日)

アレッポ県では、ARA News(5月25日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアフリーン市近郊のアズリー村、トゥーバール村、カルドゥーフ村一帯でトルコ軍と交戦、トルコ軍兵士1人を殺害した。

ARA News, May 25, 2017

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月25日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の拠点都市アアザーズ市東部地区で2度にわたり爆弾が爆発し、4人が負傷した。

Kull-na Shuraka’, May 25, 2017

AFP, May 25, 2017、AP, May 25, 2017、ARA News, May 25, 2017、Champress, May 25, 2017、al-Hayat, May 26, 2017、Kull-na Shuraka’, May 25, 2017、al-Mada Press, May 25, 2017、Naharnet, May 25, 2017、NNA, May 25, 2017、Reuters, May 25, 2017、SANA, May 25, 2017、UPI, May 25, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県東部におけるダーイシュ最後の拠点マスカナ市に迫る(2017年5月25日)

アレッポ県では、ディマシュク・アーン(5月25日付)によると、シリア軍および親政権武装勢力が県東部におけるダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点都市マスカナ市に向けて進軍を続け、ダーイシュとの戦闘の末に同市北西部のブーアージューズ村、ハラーブ・ブーアージューズ村、ハラーブ・ハザラーフ村、第4農場およびその周辺地域を制圧した。

Syria Now, May 25, 2017

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ダイル・ザウル県では、SANA(5月25日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市アルディー地区、ハウィーカ地区、工業地区、ハミーディーヤ地区、バルーク丘一帯、アイヤーシュ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を空爆した。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区を砲撃し、子供4人が死亡した。

これに対して、シリア軍は第137連隊基地一帯、ルーワード協会一帯、ブガイリーヤ村、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区などでダーイシュと交戦した。

AFP, May 25, 2017、AP, May 25, 2017、ARA News, May 25, 2017、Champress, May 25, 2017、Dimashq al-An, May 25, 2017、al-Hayat, May 26, 2017、Kull-na Shuraka’, May 25, 2017、al-Mada Press, May 25, 2017、Naharnet, May 25, 2017、NNA, May 25, 2017、Reuters, May 25, 2017、SANA, May 25, 2017、Syria Now, May 25, 2017、UPI, May 25, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス市南東部のバーリダ地区、マハッサ地区をダーイシュから奪取し、東カラムーン地方の反体制派支配地域を閉塞(2017年5月25日)

ヒムス県では、SANA(5月25日付)、ヒズブッラーの中央戦争広報局(5月25日付)などによると、シリア軍が予備部隊(親政権武装勢力)とともに、県南東部砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦「偉大なる暁作戦」を開始、カルヤタイン市南部のバーリダ地区、マハッサ地区および周辺の丘陵地帯約1万3,000平方キロメートルを制圧した。

SANA, May 25, 2017
SANA, May 25, 2017
SANA, May 25, 2017
SANA, May 25, 2017
SANA, May 25, 2017
SANA, May 25, 2017
SANA, May 25, 2017
SANA, May 25, 2017
SANA, May 25, 2017
SANA, May 25, 2017

これにより、ヒムス県南東部とダマスカス郊外県東部のシリア政府支配地域がつながり、ダマスカス郊外県東カラムーン地方の反体制武装集団の支配地域はシリア軍に閉塞された。

Twitter, May 25, 2017
syria.liveuamap.com, May 25, 2017

AFP, May 25, 2017、AP, May 25, 2017、ARA News, May 25, 2017、Champress, May 25, 2017、al-Hayat, May 26, 2017、al-I’lam al-Harbi al-Markazi, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 25, 2017、al-Mada Press, May 25, 2017、Naharnet, May 25, 2017、NNA, May 25, 2017、Reuters, May 25, 2017、SANA, May 25, 2017、UPI, May 25, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県砂漠地帯(ビイル・カサブ地区)包囲に向け進軍(2017年5月24日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(5月25日付)によると、シリア軍および親政権武装勢力が、県東部のビイル・カサブ地区で活動する反体制武装集団を包囲するべく、進軍した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が東グータ地方のムハンマディーヤ町を空爆した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダルアー市内各所を空爆、マンシヤ地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合はラッカ県、ダイル・ザウル県での爆撃で、子供5人を含む18人を殺害(2017年5月24日)

ラッカ県では、ARA News(5月24日付)、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合がラッカ市西部のバールーダ村を空爆し、子供5人を含む16人が死亡した。

犠牲者のほとんどはヒムス県東部での戦闘を避けるために逃れて来た避難民だという。


一方、ダーイシュ(イスラーム国)はラッカ市北西部のバーラーン村に西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍拠点に対して、7度にわたり自爆攻撃を行い、シリア民主軍の隊員6人を殺害した。

これに対して、シリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末に、ハムラト・ナースィル村、ハムラト・バラースィム村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合と思われる戦闘機がマヤーディーン市を空爆し、男性1人と女性1人の合わせて2人が死亡した。

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シリア人権監視団は、4月23日から5月23日までの1ヶ月間で、米主導の有志連合の空爆により、355人が死亡したと発表した。

死者の内訳は、民間人225人(うち子供44人、女性36人)、反体制武装集団戦闘員122人、親政権武装勢力戦闘員8人だという。

なお、米国側の発表によると、2014年8月に始まったイラク、シリア両国に対する空爆で死亡した民間人の数は352人に過ぎないという。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構とラフマーン軍団はダマスカス郊外県の支配地域からイスラーム軍寄りとされる住民400世帯を追放(2017年5月24日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(5月24日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、シャーム解放機構とラフマーン軍団が、自らの支配下にあるジスリーン町、マディーラー市、サクバー市、カフルバトナー町でイスラーム軍に関係がある、ないしはメンバーを輩出しているとして、400世帯以上を追放した。

Youtube, May 24, 2017

一方、スマート・ニュース(5月24日付)によると、イスラーム軍とラフマーン軍団の停戦を仲介するため、ハラスター市の名士やウンマの暁旅団幹部と会合し、帰宅しようとしたミスラバー市の名士に対して、シャーム解放機構のメンバーが暴行を加えた。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、SMART News, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュの「戦争大臣」を殺害したと発表(2017年5月24日)

シリア・アラブ・テレビ(5月24日付)は、シリア軍がアレッポ県東部での戦闘で、ダーイシュ(イスラーム国)の「戦争大臣」として知られるアブー・マスアブ・ミスリー氏を含む幹部13人を殺害したと発表したと伝えた。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県東部のジャッラーフ航空基地一帯を完全制圧、マスカナ市に迫る(2017年5月24日)

アレッポ県では、SANA(5月24日付)によると、シリア軍が県東部のジャッラーフ航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地を完全制圧するとともに、同基地周辺の村多数の治安と安定を回復した。

シリア軍が治安と安定を回復したのは、マフドゥーム村、バイルーナ村、小ジャッッラーフ村、タッル・ハッサーン村、ウンム・ヌスーラ村、ジュッブ・アリー村、バニー・ザイド村、ヒルバト・ハサン村、ハーリディーヤ村、アティーラ村、カウワース村、リーハーニーヤ村、サーミリーヤ村、第3石油輸送ステーション(T3)、ナースィリーヤ村、ナースィリーヤ駅、アジューズィーヤ村、タッル・フィッダ村、マズラン村、カンナーウィーヤ村、マフサナト・ハフサ村、西ラスム・ハマーム村、ラスム・カヤワーン村、マスウーディーヤ村。

ARA News(5月24日付)によると、これによりシリア軍がアレッポ県における最後の拠点マスカナ市の北部7キロの地点に到達した。

syria.liveuamap.com, May 24, 2017

一方、SANA(5月24日付)などによると、県南部では、シリア軍がハナースィル市とイスリヤー村(ハマー県)を結ぶ街道近くに位置するマザーガ丘一帯に進攻したダーイシュと交戦、これを撃退した。

これに関して、なおダーイシュの戦果を喧伝するアアマーク通信(5月24日付)は、ダーイシュがこの攻撃でシリア軍兵士11人を殺害したと伝えた。

Kull-na Shuraka’, May 24, 2017

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部でダーイシュとの戦闘を続けるなか、ダーイシュによるダイル・ザウル市への砲撃で子供5人が死傷(2017年5月24日)

ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(5月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市のシリア政府支配地域(ジュバイラ地区、労働者住宅地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区)を砲撃、シリア軍、親政権武装勢力と激しく交戦した。

一方、SANA(5月24日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地東部一帯、サヌーフ丘西部一帯、ダイル・ザウル市旧空港地区、ウルフィー地区、墓地地区一帯、パノラマ交差点一帯、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃、これを破壊した。

これに対してダーイシュはシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区を砲撃し、子供2人が死亡、子供3人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県東部のアーラーク油田一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市、ダマスカス国際空港街道での2件の自爆テロに関してダーイシュが犯行を認める(2017年5月23日)

ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝するアアマーク通信(5月22日付)は、ヒムス市ザフラー地区での自爆テロとダマスカス国際空港街道での自爆テロ未遂に関して、ダーイシュの戦闘員が実行したとの声明を出したと伝えた。

AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市ザフラー地区で自爆テロが発生、4人が死亡、30人が負傷(2017年5月23日)

ヒムス県では、SANA(5月23日付)によると、ヒムス市ザフラー地区の中心広場の人混みのなかに爆弾を積んで自爆攻撃しようとしていた車1台が爆発し、乗っていた2人の自爆犯を含む4人が死亡、30人が負傷した。

クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、ザフラー地区のバーブ・タドムル検問所をに駐留するシリア軍部隊が、制止を振り切って検問所を突破しようとしたこの車に発砲し、ザフラー地区の緊急発電センター近くで爆発したという。

SANA, May 23, 2017

 

AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス国際空港街道で自爆テロ未遂が発生、住民1人が巻き添えとなり死亡(2017年5月23日)

ダマスカス郊外県では、SANA(5月23日付)によると、関係当局が、ダマスカス国際空港街道上のムスタクバル分岐点近くで爆弾を積んだ車1台を摘発、破壊した。

ダマスカス県警察消息筋によると、この車には自爆戦闘員2人が乗り込んでおり、サイイダ・ザイナブ町に至るムスタクバル分岐点近くの検問所で自爆攻撃を試みようとしていたという。

破壊された車に乗っていた戦闘員2人は死亡、また破壊に際して起こった爆発により、住民1人が巻き添えとなり死亡、1人が負傷した。

SANA, May 23, 2017

 

AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市東西で2カ村をダーイシュから奪取(2017年5月23日)

ラッカ県では、ARA News(5月23日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市西部郊外でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、バアス・ダム北西部に位置するヤマーマ村を制圧した。

シリア民主軍はまたラッカ市東部郊外でもダーイシュと交戦し、ビール・ハマド村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機がマヤーディーン市各所を空爆し、子供2人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市近郊の国境地帯でトルコ軍国境警備隊がシリア領に向かって発砲し、男性2人が死亡した。

AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍はダルアー市内のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団を攻撃(2017年5月23日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、ロシア軍戦闘機とシリア軍ヘリコプターが22日より、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が攻略をめざすダルアー市各所、イブタア町などを60回にわたって空爆した。

また、シリア人権監視団によると、ダルアー市、イブタア町に対するシリア軍の砲撃と同地でのシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘で、戦闘員4人を含む5人が死亡した。

一方、SANA(5月23日付)によると、「テロ集団」がダルアー市サハーリー地区を砲撃し、子供1人と女性1人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カフルバトナー町に対するシリア軍の砲撃で2人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルバッティーフ村で、シャーム解放機構と協力関係にある「穏健な反体制派」のナスル軍の司令官を務める離反士官(大尉)が武装集団の襲撃を受け、死亡した。

またムアスラーン村でもヒムス県出身のジハード主義武装集団司令官が武装集団に殺害された。

AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュとの戦闘の末、ヒムス県南東部のカルヤタイン・ダムなどを制圧(2017年5月23日)

ヒムス県では、SANA(5月23日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにカルヤタイン市南部郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、マハッサ山、サワーナト・マハッサ、カルヤタイン・ダム、ヒンズィール山、ハダーリーヤート丘、アアミダ丘、ウンム・トゥワイキーヤ丘、サハーバト・ハシュタル、通信塔丘、鉄道駅を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区を砲撃し、女性1人と子供3人を含む5人が死亡した。

またシリア軍による空爆でも7人が死亡した。

このほか、ブーライル村で地雷が爆発し、住民13人が死亡した。

AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。

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米軍地上部隊の支援を受ける革命特殊任務軍は、ヒムス県南東部の砂漠地帯に進軍する「ハマード浄化のため我々は馬具を備えし」作戦司令室所属組織を支援(2017年5月22日)

ヒムス県では、スマート・ニュース(5月22日付)が革命特殊任務軍のバッラー・ファーリス広報局長の話として伝えたところによると、米軍地上部隊の支援を受ける革命特殊任務軍が、「ハマード浄化のため我々は馬具を備えし」作戦司令室を主導する武装集団の一つカルヤタイン殉教者旅団を支援し、県南東部の砂漠地帯のハルバ地区に進軍し、同地からダーイシュ(イスラーム国)を掃討した。

ファーリス広報局長によると、革命特殊任務軍は、ブーカマール市での戦闘に向けてヒムス県南東部での東進を続けるという。


AFP, May 22, 2017、AP, May 22, 2017、ARA News, May 22, 2017、Champress, May 22, 2017、al-Hayat, May 23, 2017、Kull-na Shuraka’, May 22, 2017、al-Mada Press, May 22, 2017、Naharnet, May 22, 2017、NNA, May 22, 2017、Reuters, May 22, 2017、SANA, May 22, 2017、SMART News, May 22, 2017、UPI, May 22, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュはヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯からの撤収に備えて退去希望者を募る一方、イスラーム軍の捕虜を解放(2017年5月22日)

ダマスカス県南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、アサーリー地区、タダームン区、そしてダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市の一部を占拠するダーイシュ(イスラーム国)は、同地からの退去を希望する者に退去を認めると発表した。

希望者はヤルムーク・パレスチナ難民キャンプとアサーリー地区各所に設置された拠点3カ所で氏名を登録する必要があるという。

Kull-na Shuraka’, May 22, 2017

住民の退去は、シリア政府との合意のもとに行われるもので、ダーイシュはまた退去に先立って、21日にイスラーム軍との捕虜交換を行い、戦闘員2人を解放している。

Kull-na Shuraka’, May 22, 2017

クッルナー・シュラカー(5月22日付)が伝えた。

Kull-na Shuraka’, May 22, 2017

AFP, May 22, 2017、AP, May 22, 2017、ARA News, May 22, 2017、Champress, May 22, 2017、al-Hayat, May 23, 2017、Kull-na Shuraka’, May 22, 2017、al-Mada Press, May 22, 2017、Naharnet, May 22, 2017、NNA, May 22, 2017、Reuters, May 22, 2017、SANA, May 22, 2017、UPI, May 22, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市西部のバアス・ダムに向けて進軍を続ける(2017年5月22日)

ラッカ県では、ARA News(5月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、同市西部の西サルハビーヤ村、東サルハビーヤ村を制圧、シリア第3の規模を誇るバアス・ダムから2キロの地点にまで進軍した。

syria.liveuamap.com, May 22, 2017

 

AFP, May 22, 2017、AP, May 22, 2017、ARA News, May 22, 2017、Champress, May 22, 2017、al-Hayat, May 23, 2017、Kull-na Shuraka’, May 22, 2017、al-Mada Press, May 22, 2017、Naharnet, May 22, 2017、NNA, May 22, 2017、Reuters, May 22, 2017、SANA, May 22, 2017、UPI, May 22, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダルアー市内で活動を続けるアル=カーイダ系のシャーム解放機構などへの攻勢を強める(2017年5月22日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が主導する「堅固な建造物(ブンヤーン・マルスース)」作戦司令室が攻略をめざすダルアー市マンシヤ地区に対して、シリア軍が攻勢を強め、シャーム解放機構などと激しく交戦した。

一方、SANA(5月22日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がダルアー市サハーリー地区、ダーヒヤ地区、軍住宅地区、マイサルーン地区に着弾し、女性2人を含む5人が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(5月22日付)によると、マズラア地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、3人が死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、ルクン・ディーン区郊外に迫撃砲弾が着弾し、3人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市西部郊外のサトヒーヤート村一帯で、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, May 22, 2017、AP, May 22, 2017、ARA News, May 22, 2017、Champress, May 22, 2017、al-Hayat, May 23, 2017、Kull-na Shuraka’, May 22, 2017、al-Mada Press, May 22, 2017、Naharnet, May 22, 2017、NNA, May 22, 2017、Reuters, May 22, 2017、SANA, May 22, 2017、UPI, May 22, 2017などをもとに作成。

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シリア政府支配下のダイル・ザウル市各所へのダーイシュの砲撃で多数が死傷(2017年5月22日)

ダイル・ザウル県では、SANA(5月22日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部墓地地区、サルダ交差点一帯、パノラマ交差点一帯、第137連隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、またシリア軍が同地一帯を空爆した。

これに対して、ダーイシュは、シリア政府支配下のダイル・ザウル市クスール地区、ジャウラ地区、ワーディー通り一帯を砲撃し、6人が死亡、13人が負傷した(クッルナー・シュラカー(5月22日付)によると、15人が死亡)。

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アレッポ県では、ARA News(5月22日付)によると、シリア軍がロシア軍の航空支援を受けて、県東部のダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点都市マスカナ市に向けて進軍を続け、同市北西部郊外のマズユーナ墓地、フサイム・ガソリン・スタンド、タッル・ハッサーン・ガソリン・スタンド、ダムジャリーヤ村近郊の鉄道駅を制圧した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がアブー・フバイラート村、ハルダーナー村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点などに対して空爆を行った。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ムシャイリファ村一帯、ウンム・ハーラタイン村一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, May 22, 2017、AP, May 22, 2017、ARA News, May 22, 2017、Champress, May 22, 2017、al-Hayat, May 23, 2017、Kull-na Shuraka’, May 22, 2017、al-Mada Press, May 22, 2017、Naharnet, May 22, 2017、NNA, May 22, 2017、Reuters, May 22, 2017、SANA, May 22, 2017、UPI, May 22, 2017などをもとに作成。

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