AKIは実証困難としながらも、6年におよぶ戦闘でアラウィー派の若者15万人が死亡したと報じる(2017年4月18日)

AKI(4月18日付)は、ロシア高官筋からの情報に基づいて著名な反体制活動家が明らかにしたの話として、6年におよぶシリア国内での戦闘によって、アラウィー派の若者約15万人が死亡したと伝えた。

死亡したアラウィー派の若者らは、正規軍に所属しない民兵の戦闘員、治安機関要員だという。

なおこの数値に関して、AKIは実証は困難とする一方、国内外の関連機関は犠牲者総数を最大で75万人と推計していると付言している。

AFP, April 18, 2017、AKI, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍はイドリブ県マアッラト・ハルマ村を爆撃し、民間人10人を殺害(2017年4月18日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月18日付)によると、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ハルマ村を4回にわたって空爆し、民間人10人が死亡、数十人が負傷した。

Kull-na Shuraka’, April 18, 2017

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県、ダマスカス県東部でシリア軍が反体制武装集団に対して爆撃・砲撃を続ける(2017年4月18日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月18日付)によると、東グータ地方のドゥーマー市、アルバイン市、ハッザ町がシリア軍の砲撃を受け、子供1人を含む4人が死亡した。

一方、SANA(4月18日付)によると、シリア軍がサアサア町、マガル・ミール村、ダフル・アスワド丘を結ぶ回廊地帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(4月18日付)によると、県東部のカーブーン地区一帯でシリア軍と反体制武装集団の戦闘が続き、後者の戦闘員3人が死亡した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がカーブーン区、バルザ区郊外一帯に対して空爆・砲撃を実施しているさなか、反体制武装集団の第1旅団の拘置施設(バルザ区)に拘留されていた捕虜34人が脱走し、シリア政府支配地域に逃走した。

脱走した34人はシリア軍兵士と親政権民兵戦闘員。

Kull-na Shuraka’, April 19, 2017

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アレッポ県では、ARA News(4月18日付)によると、アレッポ市西部の科学研究センター一帯、アターリブ市でシリア軍、クドス旅団が、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(4月18日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、カラク地区、ミスリー交差点東部などでシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュはシリア政府支配下のダイル・ザウル市を砲撃し、子供1人と女性1人を殺害(2017年4月18日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区を砲撃し、子供1人、女性1人が死亡、26人が負傷した。

これに対し、シリア軍はダイル・ザウル市西部のサルダ山、ティーム油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月18日付)によると、シリア軍がタドムル市西部のT4(タイフール航空基地)北西部に位置するアブー・キッラ・ダムをダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

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ハマー県では、SANA(4月18日付)によると、シリア軍がワーディー・アズィーブで爆弾を積んだ車でシリア軍の拠点に対して攻撃を行おうとしたダーイシュ(イスラーム国)を迎撃、車を破壊した。

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はタブカ市内でダーイシュと交戦(2017年4月17日)

ラッカ県では、ARA News(4月17日付)によると、タブカ市内で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

この戦闘で、ダーイシュは爆弾を仕掛けた自動車での特攻攻撃を繰り返し、シリア民主軍隊員2人が死亡したという。

シリア民主軍はまた、ラッカ市に向けて進軍を続け、同市西部のリーハーニーヤート村、西カバシュ村、同市東部のムシャイリファ村を制圧し、同市から10キロの地点にまで到達した。

一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が東カバス村を空爆し、1人が死亡した。

また同地一帯では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

なお、有志連合と思われる戦闘機はラッカ市に対しても空爆を実施した。

このほか、タブカ市イスカンダリーヤ地区ではシリア民主軍の砲撃で男性1人が死亡した。


AFP, April 17, 2017、AP, April 17, 2017、ARA News, April 17, 2017、Champress, April 17, 2017、al-Hayat, April 18, 2017、Iraqi News, April 17, 2017、Kull-na Shuraka’, April 17, 2017、al-Mada Press, April 17, 2017、Naharnet, April 17, 2017、NNA, April 17, 2017、Reuters, April 17, 2017、SANA, April 17, 2017、UPI, April 17, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団がロジャヴァ支配地域を砲撃(2017年4月17日)

アレッポ県では、ARA News(4月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)が、アアザーズ市近郊およびアフリーン市近郊の西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点に対して2時間以上にわたり重点的な砲撃を加えた。

砲撃を受けたのは、シャフバー・ダム一帯、スムーカ村、ズーヤーン村、ハスィーヤ村、ウンム・フーシュ村、カスタル・ジンドゥー村など。

また、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が県北部のカルジャブリーン村一帯の回廊地帯で反体制武装集団と

AFP, April 17, 2017、AP, April 17, 2017、ARA News, April 17, 2017、Champress, April 17, 2017、al-Hayat, April 18, 2017、Iraqi News, April 17, 2017、Kull-na Shuraka’, April 17, 2017、al-Mada Press, April 17, 2017、Naharnet, April 17, 2017、NNA, April 17, 2017、Reuters, April 17, 2017、SANA, April 17, 2017、UPI, April 17, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北部の要衝スーラーン市をシャーム解放機構などからなる反体制武装集団から奪還(2017年4月17日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、戦略的要衝のスーラーン市を制圧、またタイバト・イマーム市、ハラファーヤー市、ラターミナ町、カフルズィーター市、アズワール地区、サンサフル村、バティーシュ村に対して25回以上の空爆を実施した。

シリア軍はまた、サラミーヤ市西部のサトヒーヤート村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(4月17日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県北部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、スーラーン市を奪還、同地の治安と安定を回復した。

シリア軍はまた、バッザーム丘、タイバト・イマーム市東部入口に位置するクッバーン検問所も制圧した。

このほか、シリア軍はサラミーヤ市西部のサトヒーヤート村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がブスラー・シャーム市を空爆した。

またダルアー市では、マンシヤ地区一帯でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦したほか、戦闘機・ヘリコプターが50回あまりの空爆を実施した。

一方、クッルナー・シュラカー(4月17日付)によると、シャーム解放機構などからなる「堅固な建造物」作戦司令室が、ダルアー市内にあるシリア軍拠点を手製の「ハウラーン・ウマル」ミサイルで砲撃した。

ミサイルはサジュナ地区にあるシリア軍拠点、弾薬庫などに命中したという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハーン・シャイフーン市一帯、バービスカー村、フバイト村を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(4月17日付)によると、ロシア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるザーウィヤ山を空爆し、シャンナーン野戦病院を破壊、利用不能とした。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市西部のザフラー協会地区一帯でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が砲撃戦を行った。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ティシュリーン地区のハーフィズ通り一帯で、シリア軍と反体制武装集団が交戦、カーブーン地区にシリア軍が撃った地対地ミサイルと思われる砲弾が着弾した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダフル・アスワド丘一帯、ハラスター市を砲撃したほか、ドゥーマー市を空爆した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハドル村でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(4月17日付)によると、シリア軍が県北部の東サムダーニーヤ村、ハーン・アルナバ市一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 17, 2017、AP, April 17, 2017、ARA News, April 17, 2017、Champress, April 17, 2017、al-Hayat, April 18, 2017、Iraqi News, April 17, 2017、Kull-na Shuraka’, April 17, 2017、al-Mada Press, April 17, 2017、Naharnet, April 17, 2017、NNA, April 17, 2017、Reuters, April 17, 2017、SANA, April 17, 2017、UPI, April 17, 2017などをもとに作成。

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ダルアー市でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が反体制武装集団と交戦(2017年4月16日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が、ジッリーン村にはる反体制武装集団拠点に対して攻撃を加えた。

AFP, April 17, 2017、AP, April 17, 2017、ARA News, April 17, 2017、Champress, April 17, 2017、al-Hayat, April 18, 2017、Iraqi News, April 17, 2017、Kull-na Shuraka’, April 17, 2017、al-Mada Press, April 17, 2017、Naharnet, April 17, 2017、NNA, April 17, 2017、Reuters, April 17, 2017、SANA, April 17, 2017、UPI, April 17, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュによるダイル・ザウル市への砲撃で子供4人を含む7人が死亡(2017年4月16日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市ハラービシュ地区を砲撃し、子供4人を含む7人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル油田一帯、アブタル山一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, April 16, 2017、AP, April 16, 2017、ARA News, April 16, 2017、Champress, April 16, 2017、al-Hayat, April 17, 2017、Iraqi News, April 16, 2017、Kull-na Shuraka’, April 16, 2017、al-Mada Press, April 16, 2017、Naharnet, April 16, 2017、NNA, April 16, 2017、Reuters, April 16, 2017、SANA, April 16, 2017、UPI, April 16, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北部からシャーム解放機構などからなる反体制武装集団を掃討するため攻勢を強化(2017年4月16日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機が県北部の戦略的要衝スーラーン市に対して少なくとも25回の空爆を実施、また戦闘ヘリコプターが「樽爆弾」10発以上を投下した。

またシリア軍地上部隊も同市に対して激しい砲撃を行い、周辺一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、クッルナー・シュラカー(4月16日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団によって掌握されているスーラーン市にシリア軍が突入した。

さらに、戦闘機(所属不明)がタイバト・イマーム市、マサースィナ村、ハラファーヤー市を空爆、シリア軍地上部隊がバティーシュ村、サンサフル村を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団側はシリア政府支配下のサルハブ市を砲撃した。

これに対して、ナスル軍は、ハマー市東部にあるハマー航空基地に対して砲撃を加え、一時利用不能にしたと発表した。

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ダマスカス県では、SANA(4月16日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾3発がウマウィーイーン広場近くに着弾し、4人が死亡、22人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県北部のアナダーン市を砲撃する一方、また航空部隊がヤーキド・アダス村、カフルバスィーン村、アンジャーラ村、ダーラト・イッザ市、カースィミーヤ村を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市西部街区でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市内各所を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(4月16日付)によると、シリア軍がラジャート高地の反体制武装集団拠点を攻撃したのに対し、南部部族自由人連合がイズラア市にあるシリア軍拠点を砲撃した。

一方、SANA(4月16日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区南部、カタキート工場一帯、ミスリー交差点、ダム街道地区、サイダー絨毯工場一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、シャーム解放機構が、15日にサルマー町内のシリア軍拠点近くで爆弾が爆発し、兵士10人が死亡、数十人が負傷した事件に関して、犯行を認める声明を出した。

クッルナー・シュラカー(4月16日付)が伝えた。

AFP, April 16, 2017、AP, April 16, 2017、ARA News, April 16, 2017、Champress, April 16, 2017、al-Hayat, April 17, 2017、Iraqi News, April 16, 2017、Kull-na Shuraka’, April 16, 2017、al-Mada Press, April 16, 2017、Naharnet, April 16, 2017、NNA, April 16, 2017、Reuters, April 16, 2017、SANA, April 16, 2017、UPI, April 16, 2017などをもとに作成。

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ラッカ市一帯、タブカ市で、YPG主体のシリア民主軍が有志連合の支援を受け攻勢(2017年4月16日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の拠点として利用されているラッカ市北部第17師団基地を空爆した。

また西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、有志連合および米特殊部隊の支援を受けて、タブカ市内の旧市街一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 16, 2017、AP, April 16, 2017、ARA News, April 16, 2017、Champress, April 16, 2017、al-Hayat, April 17, 2017、Iraqi News, April 16, 2017、Kull-na Shuraka’, April 16, 2017、al-Mada Press, April 16, 2017、Naharnet, April 16, 2017、NNA, April 16, 2017、Reuters, April 16, 2017、SANA, April 16, 2017、UPI, April 16, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県フーア市・カファルヤー町から住民を載せシリア政府支配地域に向かっていた車列がアレッポ市西部で自爆テロの標的となり多数が死亡(2017年4月15日)

アレッポ県では、SANA(4月15日付)によると、カタールの仲介によるファトフ軍とイラン・イスラーム革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意に基づき、イドリブ県フーア市およびカファルヤー町の住民約5,000人を載せた車列(旅客バス75台、救急車20台)が向かっていたアレッポ市西部ラーシディーン地区(第4区)のバス集結地点で、反体制武装集団が爆弾を仕掛けた車1台を爆発させ、退去中の住民多数が死亡、50人以上が負傷した。

『ハヤート』(4月16日付)によると、爆発は自爆テロによるものだという。

シリア・アラブ・テレビ(4月15日付)は、死者は39人、負傷者は約50人に達すると報じる一方、クッルナー・シュラカー(4月15日付)は、反体制武装集団支配地域で活動するホワイト・ヘルメットの話として、この爆弾テロで100人以上が死亡、55人が負傷したと伝えた(シリア人権監視団によると、死者は126人、ARA News(4月16日付)によると、死者は112人)。

ラーシディーン地区西方は、シャーム解放機構が主導するファトフ軍の支配地域。

SANA, April 15, 2017
SANA, April 15, 2017

この爆弾テロにより、退去作業は30時間にわたり遅れたが、SANAによると、14日夜までに第1回目の退去作業は完了した。

SANA, April 15, 2017

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一方、クッルナー・シュラカー(4月15日付)によると、ダマスカス郊外県マダーヤー町で籠城してきた反体制武装集団戦闘員とその家族を載せ、同地を出発した旅客バスの車列は、アレッポ市南部ラームーサー地区に到着した。

シリア人権監視団によると、マダーヤー町からの車列には戦闘員約400人を含む2,200人が載っているという。

車列はイドリブ県方面に入る予定だが、停戦合意締結に関与しているシャーム自由人イスラーム運動の匿名司令官によると、フーア市、カファルヤー町からの退去者のなかに「武器を携帯した子供」が混じっており、一般住民ではなく戦闘員の是非をめぐってファトフ軍とイラン・イスラーム革命防衛隊側が対立、移送作業が中断しているという。

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オリエント・ネット(4月15日付)は、シャーム解放機構の広報関係局長のイマードッディーン・ムジャーヒド氏によって開示されたとして、カタール仲介によるファトフ軍とイラン・イスラーム革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意の内容詳細について明らかにした。

それによると、合意内容は以下の通り:

1. イドリブ県フーア市、カファルヤー町から退去希望者約3,000人を退去。
2. この退去は2回に分けて実施。
3. シリア政府側の刑務所から女性を中心に1,500人を釈放。
4. ダマスカス県南部のヤルムーク・パレスチナ難民への人道支援物資搬入。
5. その2ヶ月後、同キャンプからの戦闘員およびその家族の退去。
6. レバノンに避難中のダマスカス郊外県ザバダーニー市、マダーヤー町住民50世帯の処遇決定。
7. イドリブ県イドリブ市、タフタナーズ市、ビンニシュ市、ラーム・ハムダーン村、シャッラフ村、バルーマー村で9ヶ月間の停戦。

この停戦合意は、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動がカタール政府の仲介のもとイラン側と折衝して成立したという。

AFP, April 15, 2017、AP, April 15, 2017、ARA News, April 15, 2017、Champress, April 15, 2017、al-Hayat, April 16, 2017、Iraqi News, April 15, 2017、Kull-na Shuraka’, April 15, 2017、al-Mada Press, April 15, 2017、Naharnet, April 15, 2017、NNA, April 15, 2017、Orient News Net, April 15, 2017、Reuters, April 15, 2017、SANA, April 15, 2017、UPI, April 15, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がダーイシュの拠点都市タブカ市に突入し、2地区を制圧(2017年4月15日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月15日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタブカ市内に突入し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、同市内西部のアーイド・サギール地区と東部のイスカンダリーヤ地区の2地区を制圧した。

AFP, April 15, 2017、AP, April 15, 2017、ARA News, April 15, 2017、Champress, April 15, 2017、al-Hayat, April 16, 2017、Iraqi News, April 15, 2017、Kull-na Shuraka’, April 15, 2017、al-Mada Press, April 15, 2017、Naharnet, April 15, 2017、NNA, April 15, 2017、Reuters, April 15, 2017、SANA, April 15, 2017、UPI, April 15, 2017などをもとに作成。

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シリア軍がハマー県北部、ダルアー県南部のナスィーブ国境通行所などを爆撃(2017年4月15日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機・ヘリコプターがムーリク市、スーラーン市、ラハーヤー村、バッザーム丘を空爆した。

一方、SANA(4月15日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、県北部のスーラーン市、タイバト・イマーム市、アトシャーン村、バッザーム丘、スカイク丘でシャーム解放機構、イッザ軍、ナスル軍、中央アジア出身の戦闘員などからなる反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はアナダーン市、バービース村、カブターン・ジャバル村を砲撃した。

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ラタキア県では、クッルナー・シュラカー(4月15日付)によると、サルマー町内のシリア軍拠点近くで爆弾が爆発し、兵士10人が死亡、数十人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市内各所を18回以上にわたり空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(4月15日付)によると、ロシア軍が、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団によって掌握されたダルアー市マンシヤ地区各所を空爆した。

シリア軍はまた、ヨルダン国境に位置するナスィーブ国境通行所一帯を「樽爆弾」で空爆した。

Kull-na Shuraka’, April 15, 2017

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ヒムス県では、SANA(4月15日付)によると、シリア軍がアーミリーヤ村、アブー・サナースィル丘、サアン・アスワド村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 15, 2017、AP, April 15, 2017、ARA News, April 15, 2017、Champress, April 15, 2017、al-Hayat, April 16, 2017、Iraqi News, April 15, 2017、Kull-na Shuraka’, April 15, 2017、al-Mada Press, April 15, 2017、Naharnet, April 15, 2017、NNA, April 15, 2017、Reuters, April 15, 2017、SANA, April 15, 2017、UPI, April 15, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル市内のシリア政府支配地域を砲撃し、25人負傷(2017年4月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市内のシリア軍支配地域(クスール地区、ジャウラ地区)を砲撃し、女性、子供を含む25人が負傷した。

一方、SANA(4月15日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市航空基地南部一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して特殊作戦を行い、戦略拠点1カ所(連隊基地)を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(4月15日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、アブタル山南部、西サラーム村、スルターニーヤ村、ウンム・リーシュ村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, April 15, 2017、AP, April 15, 2017、ARA News, April 15, 2017、Champress, April 15, 2017、al-Hayat, April 16, 2017、Iraqi News, April 15, 2017、Kull-na Shuraka’, April 15, 2017、al-Mada Press, April 15, 2017、Naharnet, April 15, 2017、NNA, April 15, 2017、Reuters, April 15, 2017、SANA, April 15, 2017、UPI, April 15, 2017などをもとに作成。

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米国防総省はYPG主体のシリア民主軍にタッル・リフアト市(アレッポ県)一帯の「穏健な反体制派」への譲渡を要求(2017年4月14日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(4月14日付)によると、アレッポ市北部で活動する反体制武装集団の一つで「穏健な反体制派」と目されているムウタスィム旅団は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とタッル・リフアト市と同市周辺の村の引き渡しに関する交渉を行った。

匿名消息筋によると、米国防総省が13日、シリア民主軍に対して、タッル・リフアト市周辺の14カ村をムウタスィム旅団に引き渡すよう要求、シリア民主軍側は回答まで4日間の猶予を求めたという。

タッル・リフアト市はアレッポ県北部の拠点都市の一つだったが、2016年2月15日にシリア民主軍が制圧した。

なお、ムウタスィム旅団はトルコ国境に近いマーリア市を拠点としている。

Kull-na Shuraka’, April 14, 2017

AFP, April 14, 2017、AP, April 14, 2017、ARA News, April 14, 2017、Champress, April 14, 2017、al-Hayat, April 15, 2017、Iraqi News, April 14, 2017、Kull-na Shuraka’, April 14, 2017、al-Mada Press, April 14, 2017、Naharnet, April 14, 2017、NNA, April 14, 2017、Reuters, April 14, 2017、SANA, April 14, 2017、UPI, April 14, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年4月14日)

ヒムス県では、SANA(4月14日付)によると、シリア軍が県南東部(マハッサ地区一帯)のオリーブ農場、ズフール・バルシャ、ラーシド農場、イブン・アルサーン山でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 14, 2017、AP, April 14, 2017、ARA News, April 14, 2017、Champress, April 14, 2017、al-Hayat, April 15, 2017、Iraqi News, April 14, 2017、Kull-na Shuraka’, April 14, 2017、al-Mada Press, April 14, 2017、Naharnet, April 14, 2017、NNA, April 14, 2017、Reuters, April 14, 2017、SANA, April 14, 2017、UPI, April 14, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がダルアー市マンシヤ地区でシリア軍拠点3カ所を制圧(2017年4月14日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月14日付)によると、シャーム解放機構などからなる「堅固な建造物作戦司令室は、ダルアー市マンシヤ地区内のシリア軍拠点3カ所を制圧したと発表した。

一方、SANA(4月14日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、難民キャンプ地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

Kull-na Shuraka’, April 14, 2017

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ダマスカス郊外県では、SANA(4月14日付)によると、シリア軍がサアサア町、バイト・ジン村を結ぶ回廊地帯にシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が進攻したが、シリア軍がこれを撃退した。

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ハマー県では、SANA(4月14日付)によると、シリア軍がスーラーン市、タイバト・イマーム市、ブワイダ村、マアーン村北部、フワイル丘、ワーディー・フワイル、バッザーム丘、ムーリク市東部、ハラファーヤー市、ダフダーフ村一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 14, 2017、AP, April 14, 2017、ARA News, April 14, 2017、Champress, April 14, 2017、al-Hayat, April 15, 2017、Iraqi News, April 14, 2017、Kull-na Shuraka’, April 14, 2017、al-Mada Press, April 14, 2017、Naharnet, April 14, 2017、NNA, April 14, 2017、Reuters, April 14, 2017、SANA, April 14, 2017、UPI, April 14, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル県ハトラ村で米主導の有志連合がダーイシュの武器庫を破壊、有毒ガスが飛散し住民ら数百人が死亡したと発表、地元活動家は否定(2017年4月13日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、米軍主導の有志連合戦闘機複数機が12日午後5時半から5時50分にかけての20分間、ダイル・ザウル県のハトラ村にあるダーイシュ(イスラーム国)の巨大武器弾薬庫を空爆し、火災が発生、倉庫内で保管されていた有毒ガスが飛散し、民間人多数を含む数百人が呼吸困難などの症状を訴えて死亡した、と発表した。

SANA(4月13日付)が伝えた。

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しかし、地元の活動家らはクッルナー・シュラカー(4月13日付)に対して、こうした事件は発生していないと述べ、シリア軍の発表を否定した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合がYPG主体のシリア民主軍をタブカ市近郊で誤爆し、隊員18人を殺害(2017年4月13日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月13日付)などによると、米主導の有志連合がタブカ市南部で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を誤爆、戦闘員18日を誤って殺害した。

こうしたなか、米国防総省はシリア領内で活動する同盟者からの要請を受け、有志連合がタブカ市南部を空爆したとしたうえで、誤爆によって戦闘員を殺害したことを認めた。

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、「ユーフラテスの怒り」作戦第4段階を開始すると発表、ラッカ市解放に向けて同市北部郊外一帯に進攻を開始すると発表した。

また、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の航空支援を受け、ラッカ県タブカ市東部、南東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部でダーイシュと交戦(2017年4月13日)

ヒムス県では、SANA(4月13日付)によると、シリア軍が県東部のカルヤタイン・ダム、サワーナ山、マハッサ地区を結ぶ回廊地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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ファトフ軍支配下のイドリブ市内のシリア席新月社事務所前で爆弾が爆発(2017年4月13日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月13日付)によると、イドリブ市内のシリア赤新月社事務所が入っているカールトン・ホテルの校門前で爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発し、事務所のスタッフ数人が負傷し、救急車輌などが被害を受けた。

Kull-na Shuraka’, April 13, 2017

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ダルアー県では、SANA(4月13日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(4月13日付)によると、シリア軍がマスハラ村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はタブカ交差点一帯をダーイシュから奪取(2017年4月12日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、首都ダマスカスとラッカ市を結ぶ高速道路上のタブカ交差点一帯を制圧した。

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アレッポ県では、ARA News(4月12日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアフリーン市近郊のバーシャムラ村を所属不明(ロシア軍と思われるの航空機が空爆した。

西クルディスタン移行期民政局にロシア軍と思われる航空機が空爆を行った理由は不明だという。

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス県東部、ダルアー市などでシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦(2017年4月12日)

ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、カーブーン区、ティシュリーン地区でシリア軍が反体制武装集団に対して大規模攻撃を加え、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、トゥッラービーヤ広場、ブスラー広場南部、難民キャンプ地区一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がブルジュ・カーイー村、ラスタン市一帯、タルビーサ市南西部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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シリア軍は米英が支援する「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室に先んじてダマスカス郊外県東部のダーイシュ拠点を攻撃(2017年4月12日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍が県東部のドゥマイル市郊外にあるイッズッディーン採石所にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して特殊作戦を行い、戦闘員7人を殲滅した。

同地は、米英が支援する反体制武装集団の連合組織「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室が進軍をめざしていた地域。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ウルフィー地区、ハウィーカ地区、フワイジャト・サクル、ダイル・ザウル航空基地一帯、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がタドムル市南部郊外一帯、ムシャイリファ村、バーリダ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はタブカ市南部農村でダーイシュと交戦(2017年4月11日)

ラッカ県では、ARA News(4月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタブカ市南部の大アーイド村に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)と交戦、これを撃退した。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ市北西部のロジャヴァ支配地域を越境砲撃(2017年4月11日)

アレッポ県では、ARA News(4月11日付)によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期の支配下にあるウンム・クラー村、ウンム・フーシュ村(いずれもアアザーズ市近郊)を越境砲撃し、民間人多数が死傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ出身の男性がトルコへの越境を試み、トルコ国境警備隊に射殺された。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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反体制武装集団がダルアー市西部でダーイシュ系のハーリド・ブン・ワリード軍への攻撃激化(2017年4月11日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月11日付)によると、反体制武装集団が県西部のヤルムーク川流域一帯で攻撃を激化させ、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍と交戦の末、ジュムーア丘、アシュタラー丘、ジッリーン村一帯の複数拠点を制圧した。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍歩兵部隊兵士2人が迫撃砲による攻撃で死亡、3人が重傷(2017年4月11日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部の報道官は声明で、シリア軍による「テロとの戦い」を支援するかたちで戦闘地域に展開していたロシア軍歩兵部隊の兵士2人が迫撃砲を被弾し死亡、3人が重傷を負ったと発表した。

声明は、ロシア軍歩兵部隊の展開場所について言及していないが、クッルナー・シュラカー(4月11日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、シャーム解放機構、シャーム解放機構、シャーム軍団などのアル=カーイダ系・非アル=カーイダ系の反体制武装集団との戦闘が続くアレッポ市西部郊外だと思われるという。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、インヒル市・スラヤー村間の街道に仕掛けられた爆弾が爆発し、ハムザ師団の戦闘員3人が死亡した。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、April 12, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県タドムル市南部のアブタル山一帯をダーイシュから奪還(2017年4月11日)

ヒムス県では、SANA(4月11日付)によると、シリア軍がタドムル市南部郊外に位置するアブタル山および周辺の丘陵地帯からイスラーム国(ダーイシュ)を掃討し、同地を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月11日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区一帯、労働者住宅地区、ジュバイラ地区、第137連隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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