ハワール・キリス作戦司令室はトルコ軍ヘリコプターの越境爆撃支援を受け、アレッポ県北西部でダーイシュから2カ村を奪還(2016年5月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハワール・キリス作戦司令室が県北西部のトルコ国境に近いジャーズィル村、そしてヤフムール村をダーイシュ(イスラーム国)から奪還した。

戦闘では、トルコ軍と思われる戦闘ヘリコプターが領空侵犯し、ダーイシュ拠点を攻撃したという。

ARA News(5月14日付)によると、トルコ軍はまた、アアザーズ市東部一帯を越境砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ミスラーバー市でイスラーム軍が、ラフマーン軍団、フスタート軍などからなる武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン・ダム一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、自由シリア軍南部戦線などからなる武装集団と交戦した。

AFP, May 14, 2016、AP, May 14, 2016、ARA News, May 14, 2016、Champress, May 14, 2016、al-Hayat, May 15, 2016、Iraqi News, May 14, 2016、Kull-na Shuraka’, May 14, 2016、al-Mada Press, May 14, 2016、Naharnet, May 14, 2016、NNA, May 14, 2016、Reuters, May 14, 2016、SANA, May 14, 2016、UPI, May 14, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ダイル・ザウル市南西部で新たに「大敗」:ダーイシュは同地のアサド大学病院一帯を制圧(2016年5月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(5月14日付)などによると、ダイル・ザウル市南西部(パノラマ交差点近く)のアサド大学付属病院一帯にダーイシュ(イスラーム国)が潜入し、シリア軍との激しい戦闘の末に同地を制圧した。

この戦闘で、シリア軍兵士少なくとも20人、ダーイシュ戦闘員6人が死亡した。

ダーイシュはまた、アサド大学付属病院の医療スタッフと国防隊隊員多数はダーイシュによって拘束され、消息は今のところ不明だという。

ダーイシュとシリア軍はこれに先立ち、ブガイリーヤ村一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯(第137連隊基地など)で早朝から交戦、この戦闘がアサド大学付属病院一帯に拡大し、同病院を包囲していたダーイシュがこれを制圧したかたちとなった。

ダーイシュはこのほかにも、ティーム油田一帯で攻勢を強め、シリア軍と交戦、これに対してシリア軍は、同地一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯のダーイシュ拠点に対して空爆を行った。

ダーイシュはさらに、ダイル・ザウル市労働者住宅地区(タフトゥーフ地区)で、爆弾を積んだ車でシリア軍拠点に対して自爆攻撃を行い、シリア軍兵士24人が死亡したという。

自爆攻撃を行ったのは「アブー・スハイブ・ルブナーニー」を名乗るレバノン人戦闘員。

ダーイシュは12日にも、ダイル・ザウル市労働者住宅地区、ブガイリーヤ村工業地区を攻撃していた。

なお、アアマーク通信によると、パノラマ検問所、ユーフラテス大学文学部、大学寮、消火施設、穀物サイロ、自動車運転学校、SADCOPガソリン・スタンド、サルダ山のシリア軍拠点複数カ所を制圧したと発表した。

また、ダイル・ザウル市ラシュディー地区の戦闘では、ダーイシュの司令官の一人ムスタファー・ハダーウィー氏(シリア人)が戦死したという。

ARA News, May 14, 2016
ARA News, May 14, 2016

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ハサカ県では、SANA(5月14日付)によると、カーミシュリー市中心街のハラーリーヤ交差点で、爆弾を積んだ自動車が自爆し、5人が死亡、多数が重軽傷を負った。

AFP, May 14, 2016、AP, May 14, 2016、ARA News, May 14, 2016、Champress, May 14, 2016、al-Hayat, May 15, 2016、Iraqi News, May 14, 2016、Kull-na Shuraka’, May 14, 2016、al-Mada Press, May 14, 2016、Naharnet, May 14, 2016、NNA, May 14, 2016、Reuters, May 14, 2016、SANA, May 14, 2016、UPI, May 14, 2016などをもとに作成。

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ヒズブッラーはダマスカス郊外県でのムスタファー・バドルッディーン司令官爆殺が「タクフィール主義者」による犯行だったとの調査結果発表(2016年5月14日)

ヒズブッラーは声明を出し、ダマスカス郊外県のダマスカス国際空港近郊の拠点でのムスタファー・バドルッディーン氏の爆殺に関して、「タクフィール主義者が行った砲撃」によって死亡したことが調査結果から判明したと発表した。

バドルッディーン氏の爆殺をめぐっては、イスラエル軍が空爆によって暗殺したなどといった噂が流れていた。

Naharnet, May 14, 2016
Naharnet, May 14, 2016

ナハールネット(5月14日付)などが伝えた。

AFP, May 14, 2016、AP, May 14, 2016、ARA News, May 14, 2016、Champress, May 14, 2016、al-Hayat, May 15, 2016、Iraqi News, May 14, 2016、Kull-na Shuraka’, May 14, 2016、al-Mada Press, May 14, 2016、Naharnet, May 14, 2016、NNA, May 14, 2016、Reuters, May 14, 2016、SANA, May 14, 2016、UPI, May 14, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で5回の爆撃を実施(2016年5月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月13日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回で、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, May 14, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍と思われる戦闘機がイドリブ県のファトフ軍支配地域などを爆撃(2016年5月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の支配下にあるイドリブ市、アリーハー市各所を空爆し、15人が死亡した。

このうちイドリブ市に対する空爆では、マアッラトミスリーン交差点一帯が、アリーハー市では「人道組織の拠点や医療拠点」が標的となったという。

ARA News(5月13日付)によると、シリア軍と思われる戦闘機はまたサラーキブ市に対しても空爆を行った。

この空爆に関して、クッルナー・シュラカー(5月13日付)は、空爆を実施したのはロシア軍と断じたが、ARA News(5月13日付)はシリア軍戦闘機が空爆を行ったと伝えた。

一方、SANA(5月13日付)によると、シリア軍がウンム・ラジーム村、ラスム・トゥール村、タマーニア町東部でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制派の襲撃(12日)を受けたザーラ村一帯を空爆、またシリア軍ヘリコプターも同地一帯を「樽爆弾」で攻撃した。

一方、SANA(5月13日付)によると、シリア軍がスカイク丘でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を空爆、またヒルバト・ナークース村一帯でヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍と交戦し、車輌などを破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の支配下にあるハーン・トゥーマーン市、カフルナーハー村を複数回にわたり空爆した。

戦闘機はまた、アレッポ市ラーシディーン、ムハンディスィーン第1区、カースティールー街道地区を20回あまり空爆した。

これに対して、ジハード主義武装集団などの反体制派は、シリア政府の支配下にあるアレッポ市マイダーン地区、ラームーサ地区、ザフラー協会地区、シャイフ・ターハー地区を砲撃し、複数人が死傷した。

一方、SANA(5月13日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃し、女性1人が死亡した。

他方、ARA News(5月13日付)によると、反体制武装集団が西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアフリーン市中心街をカチューシャ砲で攻撃した。

これに先立ち、反体制武装集団の一つでスンナ軍に所属する第13大隊は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に対して、4月のアイン・ダクナ村一帯での戦闘で死亡したスンナ軍戦闘員の遺体の返還を要求、これに応じない場合はアフリーン市などを攻撃すると脅迫していた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が東グータ地方のフーシュ・アドマル村、ザブディーン村、ヌーラ村一帯に進軍し、ジハード主義武装集団などの反体制派の拠点を攻撃、制圧したことを受け、同地から数百人の住民が避難を開始した。

東グータ地方では、ダイル・アサーフィール市およびその一帯、バイヤード村一帯を戦闘機(所属明示せず)が8回にわたり空爆を行った。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市郊外農場地帯、キースィーン村一帯、ブルジュ・カーイー村を空爆、ハルムーズ村を砲撃した。

一方、SANA(5月13日付)によると、シリア軍がガジャル村、ブルジュ・カーイー村でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を空爆した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、5月12日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は532件。

AFP, May 13, 2016、AP, May 13, 2016、ARA News, May 13, 2016、Champress, May 13, 2016、al-Hayat, May 14, 2016、Iraqi News, May 13, 2016、Kull-na Shuraka’, May 13, 2016、al-Mada Press, May 13, 2016、Naharnet, May 13, 2016、NNA, May 13, 2016、Reuters, May 13, 2016、SANA, May 13, 2016、UPI, May 13, 2016などをもとに作成。

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シリア軍は、ヒムス県、ダイル・ザウル県でダーイシュの拠点への爆撃を続行(2016年5月13日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の侵攻を受けているタイフール航空基地に近い放棄された大隊基地一帯を「樽爆弾」で空爆した。

シリア軍はまた、シャーイル油田一帯、ジャズル油田一帯でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(5月13日付)によると、シリア軍がシャーイル油田、ジャズル油田、ヒンダーウィー村一帯、バーリダ地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がツーブ村一帯のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

一方、SANA(5月13日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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スワイダー県では、SANA(5月13日付)によると、シリア軍がサアド村、アシュハイブ丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して攻撃を加えた。

AFP, May 13, 2016、AP, May 13, 2016、ARA News, May 13, 2016、Champress, May 13, 2016、al-Hayat, May 14, 2016、Iraqi News, May 13, 2016、Kull-na Shuraka’, May 13, 2016、al-Mada Press, May 13, 2016、Naharnet, May 13, 2016、NNA, May 13, 2016、Reuters, May 13, 2016、SANA, May 13, 2016、UPI, May 13, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍がカーミシュリー市(ハサカ県)郊外に越境砲撃(2016年5月13日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がカーミシュリー市郊外に対して越境砲撃を行った。

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アレッポ県では、ARA News(5月13日付)によると、トルコ国境に近い県北西部で、シャーム軍団がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ヤフムール村を奪還した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団とイスラーム・ムサンナー運動が県西部で、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、自由シリア軍南部戦線からなる反体制派と交戦した。

AFP, May 13, 2016、AP, May 13, 2016、ARA News, May 13, 2016、Champress, May 13, 2016、al-Hayat, May 14, 2016、Iraqi News, May 13, 2016、Kull-na Shuraka’, May 13, 2016、al-Mada Press, May 13, 2016、Naharnet, May 13, 2016、NNA, May 13, 2016、Reuters, May 13, 2016、SANA, May 13, 2016、UPI, May 13, 2016などをもとに作成。

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ヒズブッラー戦闘員の幹部司令官ムスタファー・バドルッディーン氏がダマスカス郊外県で爆殺(2016年5月13日)

ヒズブッラーは声明を出し、ダマスカス郊外県で司令官の一人ムスタファー・バドルッディーン氏が殺害されたと発表した。

声明によると、バドルッディーン氏はダマスカス国際空港近くに散在するヒズブッラーの拠点の一つに対して行われた爆破攻撃に巻き込まれて死亡したという。

ナハールネット(5月13日付)などが伝えた。


AFP, May 13, 2016、AP, May 13, 2016、ARA News, May 13, 2016、Champress, May 13, 2016、al-Hayat, May 14, 2016、Iraqi News, May 13, 2016、Kull-na Shuraka’, May 13, 2016、al-Mada Press, May 13, 2016、Naharnet, May 13, 2016、NNA, May 13, 2016、Reuters, May 13, 2016、SANA, May 13, 2016、UPI, May 13, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年5月12日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月12日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回で、シャッダーディー市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(3回)、ウンム・タマフ村近郊(1回)、ワリード村近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, May 13, 2016などをもとに作成。

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所属不明の戦闘機が、ヌスラ戦線が会合中のイドリブ県アブー・ズフール軍事飛行場を爆撃、幹部16人を殺害(2016年5月12日)

イドリブ県では、『ハヤート』(5月14日付)によると、所属不明の戦闘機が、アブー・ズフール航空基地を空爆し、同飛行場内で会合を行っていたシャームの民のヌスラ戦線幹部ら16人が死亡した。

死亡した幹部のなかには、「砂漠地区」のアミール(司令官)、ヨルダン人の司令官らが死亡したという。

これに関して、クッルナー・シュラカー(5月13日付)は、2015年11月の映像を添付し、ロシア軍戦闘機による空爆だと断じた。

AFP, May 13, 2016、AP, May 13, 2016、ARA News, May 13, 2016、Champress, May 13, 2016、al-Hayat, May 14, 2016、Iraqi News, May 13, 2016、Kull-na Shuraka’, May 13, 2016、al-Mada Press, May 13, 2016、Naharnet, May 13, 2016、NNA, May 13, 2016、Reuters, May 13, 2016、SANA, May 13, 2016、UPI, May 13, 2016などをもとに作成。

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ハマー県で、アル=カーイダ系のヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制派がシリア政府支配下の村を襲撃し、住民を誘拐(2016年5月12日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線やシャーム自由人イスラーム国からなる反体制武装集団が、シリア政府の支配下にあるザーラ村を襲撃し制圧、住民を誘拐した。

シリア人権監視団によると、ザーラ村はアラウィー派が住む村で、誘拐された住民は数十人に達するという。

またAFP(5月13日付)などによると、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる武装集団はザーラ村の襲撃で市民19人(女性、子供を含む)を射殺したという。

同監視団によると、ザーラ村ではまた、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動がシリア軍、国防隊と交戦し、シャーム自由人イスラーム運動、ヒムス軍団、アフル・スンナ大隊、アジュナード・ヒムス、ヌスラ戦線の戦闘員7人が死亡、シリア軍側も複数の兵士が死亡したという。

これに関して、SANA(5月12日付)は、反体制武装集団がザーラ村に侵入し、住民多数を殺害、女性、子供ら多数を誘拐したと伝えた。

一方、シリア軍はヒルバト・ナークース村でファトフ軍と交戦した。

AFP, May 12, 2016、May 13, 2016、AP, May 12, 2016、ARA News, May 12, 2016、Champress, May 12, 2016、al-Hayat, May 13, 2016、Iraqi News, May 12, 2016、Kull-na Shuraka’, May 12, 2016、al-Mada Press, May 12, 2016、Naharnet, May 12, 2016、NNA, May 12, 2016、Reuters, May 12, 2016、SANA, May 12, 2016、UPI, May 12, 2016などをもとに作成。

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シリア軍の「講和規定」終了を受け、アレッポ市北部でシリア軍と反体制派の戦闘再び激化(2016年5月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍による「講和規定」適用期間の終了(5月11日24時)を受け、ハンダラート難民キャンプ一帯などアレッポ市北部の反体制武装集団支配地域への攻撃を再開した。

シリア軍は、アレッポ市東部とアレッポ市北部郊外を結ぶ街道一帯に対して集中的に攻撃(空爆、地対地ミサイルと思われる砲弾での砲撃)を加え、無人地帯の一部を制圧したという。

一方、クッルナー・シュラカー(5月12日付)は、シャーム自由人イスラーム運動消息筋やナスル軍広報局や筋の話として、この戦闘でクドス旅団(パレスチナ人)戦闘員やイラン人戦闘員多数が死亡したと伝えた。

シリア軍はまた、カフルナーハー村を空爆し、住民3人が負傷、さらにマンビジュ市近郊のマフドゥーム村に対しても空爆を行い、子供2人が負傷した。

シリア軍はこのほかにも、アナダーン市を砲撃、戦闘ヘリコプターがフライターン市各所に対して「樽爆弾」で空爆を行った。

アレッポ市南部郊外では、戦闘機(所属明示せず)が、ハーン・トゥーマーン市一帯を空爆した。

これに対して、ジハード主義武装集団は、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区などを砲撃した。

このほか、SANA(5月12日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ラームーサ地区、サイフ・ダウラ地区、ハムダーニーヤ地区、マイサルーン地区を砲撃し、女性1人を含む6人が死亡した。

Kull-na Shuraka', May 12, 2016
Kull-na Shuraka’, May 12, 2016

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が東グータ地方のダイル・アサーフィール市およびその周辺、リーハーン農場、ドゥーマー市一帯を空爆、砲撃した。

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イドリブ県では、SANA(5月12日付)によると、ファトフ軍に属す反体制武装集団が、マアッラトミスリーン市の拠点からカファルヤー町を砲撃し、1人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、5月11日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はアレッポ県(アレッポ市ザフラー地区)、ダマスカス郊外県(マイダアー町、アルバイン市、ザブディーン村、ハラスター市)、ダマスカス県(ジャウバル区)で発生し、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍が砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は524件。

AFP, May 12, 2016、AP, May 12, 2016、ARA News, May 12, 2016、Champress, May 12, 2016、al-Hayat, May 13, 2016、Iraqi News, May 12, 2016、Kull-na Shuraka’, May 12, 2016、al-Mada Press, May 12, 2016、Naharnet, May 12, 2016、NNA, May 12, 2016、Reuters, May 12, 2016、SANA, May 12, 2016、UPI, May 12, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス県、ダイル・ザウル県でダーイシュの拠点を爆撃(2016年5月12日)

ヒムス県では、SANA(5月12日付)によると、シリア軍が西ヒブラ村、ウンム・リーシュ村、ジャズル油田北東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシュハイル村を空爆し、子供1人を含む住民7人が死亡した。

AFP, May 12, 2016、AP, May 12, 2016、ARA News, May 12, 2016、Champress, May 12, 2016、al-Hayat, May 13, 2016、Iraqi News, May 12, 2016、Kull-na Shuraka’, May 12, 2016、al-Mada Press, May 12, 2016、Naharnet, May 12, 2016、NNA, May 12, 2016、Reuters, May 12, 2016、SANA, May 12, 2016、UPI, May 12, 2016などをもとに作成。

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ダルアー県で、ダーイシュに忠誠を誓う武装集団が、アル=カーイダ系のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、自由シリア軍南部戦線の連合組織と交戦(2016年5月12日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(5月12日付)によると、県西部でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と、自由シリア軍南部戦線と南部ファトフ軍(シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動)からなる武装集団が交戦し、住民5人が巻き添えとなって死亡した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月12日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室がダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末、ヤフムール村を制圧した。

しかし、ARA News(5月12日付)によると、ダーイシュはハワール・キリス作戦司令室との戦闘の末にヤフムール村、ジャーズィル村を奪還した。

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ハサカ県では、ARA News(5月12日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシャッダーディー市南部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と戦闘し、カシュカシュ村を制圧した。

AFP, May 12, 2016、AP, May 12, 2016、ARA News, May 12, 2016、Champress, May 12, 2016、al-Hayat, May 13, 2016、Iraqi News, May 12, 2016、Kull-na Shuraka’, May 12, 2016、al-Mada Press, May 12, 2016、Naharnet, May 12, 2016、NNA, May 12, 2016、Reuters, May 12, 2016、SANA, May 12, 2016、UPI, May 12, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はジハード主義武装集団の内部抗争に乗じて、東グータ地方(ダマスカス郊外県)の複数カ所を制圧(2016年5月11日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月11日付)、シリア人権監視団などによると、シリア軍が、東グータ地方マルジュ・スルターン村に近いリカービーヤ農場、ダイル・アサーフィール市、フーシュ・アドマル村一帯で攻勢を強め、ジハード主義武装集団と交戦、複数拠点を制圧した。

また、ARA News(5月11日付)によると、シリア軍はザブディーン村内の複数拠点も制圧、シリア人権監視団によると、シリア軍とジハード主義武装集団の戦闘は、タイバ村一帯でも行われた。

イスラーム軍とラフマーン軍は10日、停戦に向けた「善意」を示すため、係争地であるミスラーバーから共に部隊を撤退させているが、シリア軍の進軍は東グータ地域での両者の対立に乗じたかたちで展開されている。

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アレッポ県では、ARA News(5月11日付)によると、ファトフ軍の支配下に入ったアレッポ市南部郊外のハーン・トゥーマーン市に対して、シリア軍、国防隊、外国人戦闘員が攻撃を継続した。

一方、SANA(5月11日付)によると、シリア軍による「講和規定」適用を無視して、反体制武装集団がアレッポ市サイフ・ダウラ地区、ブスターン・ザフラ地区を迫撃砲で攻撃し、女性1人を含む2人が死亡、3人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(5月11日付)によると、シリア軍がウンム・ハーラタイン村、アトシャーン村、スカイク村、タマーニア町でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆し、戦闘員30人を殲滅、車輌などを破壊した。

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ダルアー県では、SANA(5月11日付)によると、シリア軍がダルアー市アルバイーン地区で、シャームの民のヌスラ戦線、南部タウヒード旅団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺害、車輌などを破壊した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、5月10日に9件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はアレッポ県(アレッポ市)、ラタキア県(バリーシャ村)、ダマスカス郊外県(ハラスター市郊外)で発生し、シャーム自由人イスラーム運動、スルターン・ムラード旅団、イスラーム軍が砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は517件。


AFP, May 11, 2016、AP, May 11, 2016、ARA News, May 11, 2016、Champress, May 11, 2016、al-Hayat, May 12, 2016、Iraqi News, May 11, 2016、Kull-na Shuraka’, May 11, 2016、al-Mada Press, May 11, 2016、Naharnet, May 11, 2016、NNA, May 11, 2016、Reuters, May 11, 2016、SANA, May 11, 2016、UPI, May 11, 2016などをもとに作成。

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ヒムス県油田地帯でシリア軍とダーイシュの攻防戦続く(2016年5月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマフル油田、タイフール航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、戦闘機(所属明示せず)がシャーイル油田一帯、スフナ市およびその一帯を空爆した。

またシリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、ダーイシュがシリア軍との戦闘の末、ヒムス市とタドムル市を結ぶ街道を遮断したと発表した。

しかし、SANA(5月11日付)は、情報筋の話として、これを否定した。

一方、SANAによると、シリア軍がシャーイル油田一帯、マフル油田一帯、タドムル市東方、ジャズル村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区、アイヤーシュ村、ハリータ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(5月11日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるシュハイル村を空爆し、15人が死亡、20人が負傷した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がラッカ市各所を深夜に空爆し、2人が死亡した。

AFP, May 11, 2016、AP, May 11, 2016、ARA News, May 11, 2016、Champress, May 11, 2016、al-Hayat, May 12, 2016、Iraqi News, May 11, 2016、Kull-na Shuraka’, May 11, 2016、al-Mada Press, May 11, 2016、Naharnet, May 11, 2016、NNA, May 11, 2016、Reuters, May 11, 2016、SANA, May 11, 2016、UPI, May 11, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはハサカ県シャッダーディー市、アレッポ県アイン・アラブ市近郊でYPGと交戦(2016年5月11日)

ハサカ県では、ダーイシュ(イスラーム国)が広報部門アアマーク通信を通じて、シャッダーディー市内で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点に対して特攻自爆戦闘員(インギマースィー)が攻撃を加え、約20人を殺傷したと発表した。

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アレッポ県では、ARA News(5月11日付)によると、アイン・アラブ市西部のズールマガール村にダーイシュ(イスラーム国)が潜入、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦した。

AFP, May 11, 2016、AP, May 11, 2016、ARA News, May 11, 2016、Champress, May 11, 2016、al-Hayat, May 12, 2016、Iraqi News, May 11, 2016、Kull-na Shuraka’, May 11, 2016、al-Mada Press, May 11, 2016、Naharnet, May 11, 2016、NNA, May 11, 2016、Reuters, May 11, 2016、SANA, May 11, 2016、UPI, May 11, 2016などをもとに作成。

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有志連合の爆撃とトルコ軍の越境砲撃による支援を受け、ハワール・キリス作戦司令室がアアザーズ市東部でダーイシュと戦闘を続ける(2016年5月11日)

アレッポ県では、ARA News(5月11日付)によると、有志連合が県北西部アアザーズ市東部のダービク村、タッル・イスタブル村、フール・ナフル村、スーラーン・アアザーズ町一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点複数カ所を空爆、住民2人が死亡した。

またトルコ軍は、ジャカー村、ラーイー村、シャアバーニーヤ村、ドゥーディヤーン村を越境砲撃し、ダーイシュもこれに対して反撃、キリス市方面に越境砲撃を行った。

有志連合の航空支援とトルコ軍の越境砲撃支援と並行して、ドゥーディヤーン村、ジャーリズ村一帯ではハワール・キリス作戦司令室がダーイシュと交戦、ヤフムール村とジャーリズ村を制圧した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、県西部のアイン・ズィクル村一帯でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団、イスラーム・ムサンナー運動がシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、南部戦線と交戦し、シャーム自由人イスラーム運動の司令官1人を含む4人を殺害した。

AFP, May 11, 2016、AP, May 11, 2016、ARA News, May 11, 2016、Champress, May 11, 2016、al-Hayat, May 12, 2016、Iraqi News, May 11, 2016、Kull-na Shuraka’, May 11, 2016、al-Mada Press, May 11, 2016、Naharnet, May 11, 2016、NNA, May 11, 2016、Reuters, May 11, 2016、SANA, May 11, 2016、UPI, May 11, 2016などをもとに作成。

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シリア人権監視団:アレッポ市南部ハーン・トゥーマーン市での戦闘での死者数はシリア軍、ファトフ軍双方側合わせて170人以上に(2016年5月11日)

シリア人権監視団は、5月5日から11日にかけてアレッポ市郊外のハーン・トゥーマーン市一帯でのシリア軍とファトフ軍の戦闘で、シリア軍側の民兵(シリア人、イラク人、レバノン人、イラン人)79人が死亡したことを確認したと発表した。

このうち20人はイラン人(うち13人が軍事顧問)、レバノンのヒズブッラー戦闘員は6人、アフガン人戦闘員21人、イラク人民兵のヌジャバー旅団戦闘員は14人、シリア軍兵士および国防隊隊員は18人だったという。

一方、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などファトフ軍戦闘員やジュンド・アクサー機構の戦闘員は94人が死亡し、その多くが空爆、砲撃によるものだという。

AFP, May 11, 2016、AP, May 11, 2016、ARA News, May 11, 2016、Champress, May 11, 2016、al-Hayat, May 12, 2016、Iraqi News, May 11, 2016、Kull-na Shuraka’, May 11, 2016、al-Mada Press, May 11, 2016、Naharnet, May 11, 2016、NNA, May 11, 2016、Reuters, May 11, 2016、SANA, May 11, 2016、UPI, May 11, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で5回の爆撃を実施(2016年5月10日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月10日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回で、シャッダーディー市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(1回)、ワリード村近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, May 11, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県ビンシュ市での爆撃でシャーム自由人イスラーム運動の司令官を含む「民間人」10人が死亡(2016年5月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がビンニシュ市、ナイラブ村各所を空爆し、シャーム自由人イスラーム運動の司令官を含む10人が死亡、数十人が負傷した。

これに関して、ARA News(5月10日付)は、地元の活動家の一人の話として、シリア軍の空爆は市内のシャーム自由人イスラーム運動の拠点の一つを標的とし、これにより司令官1人が死亡、多数のメンバーが死傷したと伝えた。

しかし、クッルナー・シュラカー(5月10日付)は、シリア軍がビンニシュ市を空爆し、民間人10人が死亡、25人が負傷した、と伝えた。

シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)はまた、アリーハー市一帯、マストゥーマ軍事基地一帯、カフルシャラーヤー村、アウラム・ジャウズ村一帯を空爆した。

シリア軍ヘリコプターはまた、ジスル・シュグール市一帯にビラを散布し、武装集団戦闘員に投降を呼びかけた。

一方、SANA(5月10日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍がマアッラトミスリーン市、ビンニシュ市からフーア市、カファルヤー町を砲撃し、住民5人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダイル・アサーフィール市一帯を8回、またドゥーマー市各所を3回にわたり空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(5月10日付)によると、シリア軍とヒズブッラー戦闘員はザバダーニー市一帯を激しく砲撃したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市郊外のアナダーン市に近いタームーラ村でシリア軍、国防隊、外国人戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍と交戦した。

シリア軍はまた、アンジャーラ村各所を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃した。

一方、SANA(5月10日付)によると、反体制武装集団が、シリア軍による「講和規定」適用を無視してアレッポ市ラームーサ交差点一帯、スライマーン・ハラビー地区を砲撃・狙撃し、住民1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がズラーキーヤート村のシリア軍拠点を砲撃した。

これに対してシリア軍は、サルマーニーヤ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(5月10日付)によると、シリア軍がダルアー市旧税関地区、ナスィーブ村間の街道、ヤードゥーダ村でシャームの民のヌスラ戦線を攻撃した。

一方、クッルナー・シュラカー(5月11日付)によると、ウマリー旅団連合、部族軍、部族師団が、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)に対抗するためのラジャー統合作戦司令室を設置した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、5月9日に2件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はアレッポ県とラタキア県で発生し、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍が砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は508件。


AFP, May 10, 2016、AP, May 10, 2016、ARA News, May 10, 2016、Champress, May 10, 2016、al-Hayat, May 11, 2016、Iraqi News, May 10, 2016、Kull-na Shuraka’, May 10, 2016、May 11, 2016、al-Mada Press, May 10, 2016、Naharnet, May 10, 2016、NNA, May 10, 2016、Reuters, May 10, 2016、SANA, May 10, 2016、UPI, May 10, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはヒムス県東部で侵攻を続け、タイフール軍事飛行場一帯でシリア軍と交戦(2016年5月10日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のタイフール航空基地(T4)一帯に侵攻、シリア軍と交戦した。

クッルナー・シュラカー(5月10日付)などによると、ダーイシュはこれにより、タイフール航空基地一帯に近い放棄された大隊基地を制圧した。

両者はまた、シャーイル油田一帯、マクサル・ヒサーン村一帯でも交戦する一方、ジュッブ・ジャッラーフ村近郊では、爆弾が仕掛けられた車とオートバイが爆発し、13人が死亡した。

一方、SANA(5月10日付)によると、シリア軍がジャズル油田、マフル油田一帯、フワイスィース村でダーイシュ(イスラーム国)拠点、車輌を空爆、またウンク・ハワー村、バーディラ村一帯でダーイシュ戦闘員に対して攻撃を行った。

他方、ダーイシュ(イスラーム国)は通信部門のアアマーク通信を通じて、フワイスィース村での戦闘で、シリア軍ヘリコプターを撃墜したと発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シャッダーディー市郊外のカシュカシュ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が交戦した。

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スワイダー県では、SANA(5月10日付)によると、シリア軍がサアド村でダーイシュ(イスラーム国)に対して攻撃を加えた。

AFP, May 10, 2016、AP, May 10, 2016、ARA News, May 10, 2016、Champress, May 10, 2016、al-Hayat, May 11, 2016、Iraqi News, May 10, 2016、Kull-na Shuraka’, May 10, 2016、al-Mada Press, May 10, 2016、Naharnet, May 10, 2016、NNA, May 10, 2016、Reuters, May 10, 2016、SANA, May 10, 2016、UPI, May 10, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県北西部の反体制派の拠点アアザーズ市東部にダーイシュが侵攻(2016年5月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、北西部のトルコ国境に近いアアザーズ市郊外で、ダーイシュ(イスラーム国)がジハード主義武装集団を含む反体制武装集団と交戦した。

ARA News(5月10日付)によると、ダーイシュの攻撃はジャーリズ村とスーラーン・アアザーズ町を結ぶ回廊一帯に対して行われ、シャーム軍団、ハムザ旅団が応戦したという。

AFP, May 10, 2016、AP, May 10, 2016、ARA News, May 10, 2016、Champress, May 10, 2016、al-Hayat, May 11, 2016、Iraqi News, May 10, 2016、Kull-na Shuraka’, May 10, 2016、al-Mada Press, May 10, 2016、Naharnet, May 10, 2016、NNA, May 10, 2016、Reuters, May 10, 2016、SANA, May 10, 2016、UPI, May 10, 2016などをもとに作成。

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反体制派系サイト「クッルナー・シュラカー」と政府寄り日刊紙『ワタン』が東京外国語大学を拠点とする調査チームとSOCPSによるシリアでの世論調査結果を紹介:シリア国民の87.4%が貧困線以下(2016年5月9日)

反体制派系サイトのクッルナー・シュラカー(5月9日付)は、東京外国語大学を拠点とする「アラブの春」後の中東における非国家主体と政治構造」(科学研究費補助金基盤研究B、http://www.ac.auone-net.jp/~alsham/project03.html)が実施した研究プロジェクト「中東世論調査(シリア2016)」により、シリア国内のインフラの60%以上が戦争で破壊され、また世界銀行が定める貧困線以下の状態にある国民の割合が87.4%に達している実態が明らかになったと伝えた。

Kull-na Shuraka', May 9, 2016
Kull-na Shuraka’, May 9, 2016

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「シリア世論調査研究センター」(SOCPS)が作成した研究報告書によると、工業、農業部門の就業者は17%に減少する一方、サービス部門就業者の割合は83%に達した。

この研究では、テロと危機によってシリア国内の経済資源、石油・ガス資源、工業生産、農業生産のほとんどが疲弊したことが分かるとともに、危機発生から5年を経て2,000億米ドル以上とされる甚大な損害がもたらされたことも確認できるという。

またシリア・ポンドの購買力が2010年との比較において大きく低下し、各世帯に必要な収入が現在の平均賃金収入の6倍に達していることも分かった。

工業部門に関しては、テロ活動による工場破壊や、テロリストによる工場解体と部品のトルコなどでの密売によって甚大な被害を被っており、その被害はシリア最大の工業都市であるアレッポ市において顕著だという。

研究報告書は、シリアに対する国際的な経済政策の解除が必要だと強調し、そのことがシリア経済の改善に資するとしている。また、多くのシリア人避難民が、生活水準の低下を理由に国外に逃れ、治安上の理由で戻れないなか、制裁解除が避難民の帰国にも資するとも指摘している。

研究報告書はまた、紛争による死者、行方不明者が25万人を越え、今後少なくとも10年間は約100万人に対して支援を行う必要があると提言している。

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シリアで実施された「中東世論調査(シリア2016)」は、シリア政府の支配下にとどまる地域に在住する18歳から65歳までのシリア国民男女1,500人(回答を拒否した125人を含めると1,625人)を対象とし、アラビア語による個別訪問面接聴取法によって、2015年12月29日から2016年1月29日までの1ヶ月間にわたり調査が行われた。

調査対象者は、①内閣府中央統計局が2004年版人口センサス、同統計局による2011年の人口動態推計値、そしてSOCPSの調査チームによる2015年の人口動態推計値に依拠し、以下の層化二段階抽出法によりサンプルを確定した。

第1段階:シリアを構成する5つの地理区分のなかから以下の6県を選択し、各地理区分に300サンプルを配分。

南部・ジャズィーラ地方(ハサカ県、ダイル・ザウル県、ラッカ県から構成):ハサカ県
北部地方(アレッポ県、イドリブ県から構成):アレッポ県
海岸地方(ラタキア県、タルトゥース県から構成):ラタキア県
中部地方(ヒムス県、ハマー県から構成):ヒムス県
南部地方(ダマスカス県、ダマスカス郊外県、クナイトラ県、ダルアー県、スワイダー県から構成):ダマスカス県、ダマスカス郊外県

第2段階(クラスタ・サンプリング、各クラスタから系統抽出):各県において、エスニシティ(宗教・宗派、母語)、社会的属性、経済的属性、居住地(都市・農村)といった人口動態的多様性を代表する30クラスタ(各クラスタは100~200世帯から構成)を選択、その後、各クラスタから10世帯を無作為に選定し、世帯のなかの1人を面接対象者に確定。

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なお同様の報道はシリア政府に近い立場をとる日刊紙『ワタン』(5月8日付)も伝えている(日本語訳は「日本語で読む世界のメディア」に「シリア:東京外国語大学を拠点とする科研プロジェクトとSOCPSの共同研究により国内の貧困状態が改めて明らかに」として掲載)。

また、SOCPSによる報告書(アラビア語)はhttp://soc.sy/ar/Subjects12763/で公開されている。またその日本語及び英語縮刷版は「現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J.net)」から「中東世論調査(シリア2016)単純集計報告書(CMEPS-J Report No.3)」「Report of Simple Tally of “Middle East Public Opinion Survey (Syria 2016)(CMEPS-J Report No.4)」として公開されている。

AFP, May 9, 2016、AP, May 9, 2016、ARA News, May 9, 2016、Champress, May 9, 2016、al-Hayat, May 10, 2016、Iraqi News, May 9, 2016、Kull-na Shuraka’, May 9, 2016、al-Mada Press, May 9, 2016、Naharnet, May 9, 2016、NNA, May 9, 2016、Reuters, May 9, 2016、SANA, May 9, 2016、UPI, May 9, 2016などをもとに作成。

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シリア軍の爆撃でイドリブ県マアッラト・ヌウマーン市の遺跡ハーン・ムラード・バーシャーの一部が損壊、複数人が死亡(2016年5月9日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(5月9日付)によると、シリア軍はハフサルジャ村を空爆し、子供3人、女性1人を含む10人が死亡した。

またシリア軍は、マアッラト・ヌウマーン市に対しても空爆を行い、市内中心部にある遺跡ハーン・ムラード・バーシャーの一部が損壊、子供1人を含む3人が死亡した。

Kull-na Shuraka', May 9, 2016
Kull-na Shuraka’, May 9, 2016

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機およびヘリコプターが、ファトフ軍によって制圧されたハーン・トゥーマーン市(アレッポ市南部郊外)一帯を90回以上にわたり空爆した。

同監視団によると、シリア軍はまた、アレッポ市各所を空爆、これに対して反対し得武装集団もシリア政府の支配下にとどまるアレッポ市一帯を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月9日付)によると、シリア軍はさらにカフルナーハー村の医療施設(ARA News(5月9日付)によると、カフルナーハー村内にあるブユーティー病院)を空爆し、医療スタッフ1人(ヤースィル・ダルウィーシュ氏)が負傷した。

このほか、ARA News(5月9日付)によると、シリア軍はアナダーン市、ハイヤーン町を空爆したという。

一方、SANA(5月9日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が、シリア軍が実施中の「講和規定」を無視してアレッポ市スライマーン・ハラビー地区を砲撃した。死傷者は出なかった。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がアルバイン市一帯ドゥーマー市一帯を激しく砲撃、1人が死亡、20人が負傷した。

一方、SANA(5月9日付)によると、シリア軍がバーラー村一帯で反体制武装集団が掘削した全長700メートルの地下トンネルを発見し、これを破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市グータ地区にある県知事公邸近くに反体制武装集団が撃ったと思われる迫撃砲弾1発が着弾した。

一方、SANA(5月9日付)によると、シリア軍がダイル・フール村でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。

AFP, May 9, 2016、AP, May 9, 2016、ARA News, May 9, 2016、Champress, May 9, 2016、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2016、al-Hayat, May 10, 2016、Iraqi News, May 9, 2016、Kull-na Shuraka’, May 9, 2016、al-Mada Press, May 9, 2016、Naharnet, May 9, 2016、NNA, May 9, 2016、Reuters, May 9, 2016、SANA, May 9, 2016、UPI, May 9, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県、ハマー県でダーイシュ拠点を爆撃(2016年5月9日)

ヒムス県では、SANA(5月9日付)によると、シリア軍がマフル油田一帯、シャーイル石油ガス採掘所一帯、ジャズル油田一帯、タドムル市東方、ウンム・タバービール村一帯、ワーディー・マサク一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(5月9日付)によると、シリア軍がジャニー・アルバーウィー村、イスリヤー村東部、ウカイリバート町、ウカイリバート交差点北東部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(5月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門アアマーク通信がダイル・ザウル市労働者住宅地区(タフトゥーフ地区)のシリア軍拠点2カ所をダーイシュが制圧したと発表した。

AFP, May 9, 2016、AP, May 9, 2016、ARA News, May 9, 2016、Champress, May 9, 2016、al-Hayat, May 10, 2016、Iraqi News, May 9, 2016、Kull-na Shuraka’, May 9, 2016、May 10, 2016、al-Mada Press, May 9, 2016、Naharnet, May 9, 2016、NNA, May 9, 2016、Reuters, May 9, 2016、SANA, May 9, 2016、UPI, May 9, 2016などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領が「ダーイシュと戦っているのはトルコ軍だけだ」と主張するなか、有志連合はアレッポ県北西部のダーイシュの攻勢に対して爆撃で対抗(2016年5月9日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はイスタンブールで演説を行い、そのなかでトルコ軍がアレッポ県北西部のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して行う越境砲撃とダーイシュによるキリス市への砲撃に関して、「米国主導の有志連合はトルコだけをこの組織(ダーイシュ)に対峙させている…。シリアでは、ダーイシュと戦っていると言う者のなかで我々ほどダーイシュに損害を与えているものはいない。我々ほどの代償を払っている者もいない」と不満を述べた。

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アレッポ県では、ARA News(5月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北西部の撮る国境に近いヤフムール村、カッラ・マズラア町、ニヤーラ村、カフルシューシュ村一帯などを激しく攻撃し、シャーム軍団などからなるハワール・キリス作戦司令室と交戦した。

戦闘を受け、ハワール・キリス作戦司令室を支援するため、有志連合がジャカー村、ラーイー村一帯のダーイシュ拠点を空爆した。

AFP, May 9, 2016、AP, May 9, 2016、ARA News, May 9, 2016、Champress, May 9, 2016、al-Hayat, May 10, 2016、Iraqi News, May 9, 2016、Kull-na Shuraka’, May 9, 2016、al-Mada Press, May 9, 2016、Naharnet, May 9, 2016、NNA, May 9, 2016、Reuters, May 9, 2016、SANA, May 9, 2016、UPI, May 9, 2016などをもとに作成。

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ハマー中央刑務所で収監者がシリア政府代表とデモ終了などで合意するなか、ハマー県サムラー村で「国民和解」(2016年5月8日)

ハマー県では、ARA News(5月9日付)によると、ハマー中央刑務所の収監者約800人が続けてきた抗議の座り込みに関して、シリア政府(内務大臣、法務大臣)の代表者と収監者の代表者は交渉の末、座り込みの終了、食糧・医薬品の搬入、電気、水道の再開、サイドナーヤー刑務所に収監中の政治犯らの釈放などを合意した。

一方、SANA(5月8日付)によると、サムラー村(ハマー郡スーラーン区)でシリア政府の支配を逃れてきた地元住民がハマー県当局者と「国民和解」に合意した。

この合意は、サムラー村内で活動してきた武装集団が関係当局に武器を引き渡すこと、シリア政府の支配のもとに村の防衛と「テロとの戦い」を行うこと、そしてシリア政府当局は村に食糧などの支援物資を配給することが定められているという。

調印式には、ハマー県のガッサーン・ハラフ県知事、バアス党ハマー支部指導部のムスタファー・スッカリー書記長らが出席した。

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ヒムス県では、SANA(5月8日付)によると、地元和解プロセスの一環として、ハスヤー町で反体制活動を行っていたとされる民間セクター就業者210人が当局に投降、殺人罪などの重犯罪を犯していないことが確認され、放免された。

AFP, May 8, 2016、AP, May 8, 2016、ARA News, May 8, 2016、Champress, May 8, 2016、al-Hayat, May 9, 2016、Iraqi News, May 8, 2016、Kull-na Shuraka’, May 8, 2016、al-Mada Press, May 8, 2016、Naharnet, May 8, 2016、NNA, May 8, 2016、Reuters, May 8, 2016、SANA, May 8, 2016、UPI, May 8, 2016などをもとに作成。

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イスラーム軍とラフマーン軍などが戦闘を続けるなか、シリア軍はダマスカス郊外県西部一帯に投降を呼びかけるビラを散布(2016年5月8日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マディーラー市、ミスラーバー市一帯でラフマーン軍、フスタート軍などからなる武装集団とイスラーム軍が戦闘を続けるなか、シリア軍ヘリコプターが県西部一帯にビラを散布し、反体制武装集団に投降を呼びかけた。

ビラには「彼らはあなたたちに武器を送り、あなたたちの家族、息子、兄弟を殺すために、あなたたちの思考を弄び、あなたたちの運命を決めようとしている。誰のために武器を手にしているのですか? なぜですか? 彼らの目的を達成するための燃料になってはいけない。あなただけが敗者になってしまう。武器を棄て、家族のもとにもどることを呼びかけます」などと書かれているという。

一方、戦闘機(所属明示せず)はバイト・ジン村一帯を空爆、またシリア軍はダイル・ハビーヤ村一帯、ザマルカー町一帯を砲撃した。

さらにハラスター市近郊の国際幹線道路一帯では、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

ARA News(5月8日付)によると、イスラーム軍とラフマーン軍などからなる武装集団との戦闘に乗じるかたちでシリア軍はザブディーン村内の複数カ所を制圧したという。

AFP, May 8, 2016、AP, May 8, 2016、ARA News, May 8, 2016、Champress, May 8, 2016、al-Hayat, May 9, 2016、Iraqi News, May 8, 2016、Kull-na Shuraka’, May 8, 2016、al-Mada Press, May 8, 2016、Naharnet, May 8, 2016、NNA, May 8, 2016、Reuters, May 8, 2016、SANA, May 8, 2016、UPI, May 8, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル県、ヒムス県、ハマー県のダーイシュ拠点を爆撃(2016年5月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区、フワイジャト・サクル、ジャフラ村、ヒシャーム村近郊のCONOCOガス工場などのダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆する一方、ダイル・ザウル市郊外の第137連隊基地近くに航空機(所属明示せず)が人道支援物資を投下した。

しかし、ダイル・ザウル市でのダーイシュとの戦闘では、シリア軍の准将が死亡したという。

一方、SANA(5月8日付)によると、シリア軍がカサーラート村、マリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がジャズル油田一帯、マフル・ガス採掘所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍戦闘機が同地およびシャーイル石油ガス採掘所一帯を空爆した。

一方、SANA(5月8日付)によると、シリア軍がジャズル油田東部、マフル・ガス採掘所北部および西部、マフル石油配給所西部一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(5月8日付)によると、ウカイリバート町近郊のワディーヒー採石場でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, May 8, 2016、AP, May 8, 2016、ARA News, May 8, 2016、Champress, May 8, 2016、al-Hayat, May 9, 2016、Iraqi News, May 8, 2016、Kull-na Shuraka’, May 8, 2016、al-Mada Press, May 8, 2016、Naharnet, May 8, 2016、NNA, May 8, 2016、Reuters, May 8, 2016、SANA, May 8, 2016、UPI, May 8, 2016などをもとに作成。

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