アラブ系部族民兵がハサカ市のYPG検問所を襲撃(2018年1月21日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月22日付)によると、同県のアラブ系部族の子息からなる武装集団が、ハサカ市内の西ヌシューワ地区にある西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の検問所を襲撃した。

AFP, January 22, 2018、ANHA, January 22, 2018、AP, January 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2018、al-Hayat, January 23, 2018、Reuters, January 22, 2018、SANA, January 22, 2018、UPI, January 22, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県におけるシャーム解放機構の一大拠点アブー・ズフール航空基地を奪還(2018年1月21日)

イドリブ県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を続行、同地におけるシャーム解放機構の一大拠点であるアブー・ズフール航空基地を制圧した。

アブー・ズフール航空基地は、シャーム解放機構(当時の呼称はシャームの民のヌスラ戦線)によって2015年9月に制圧されていた。

また、シリア軍武装部隊総司令部は声明(https://youtu.be/jPWoArlPrZQ)を出し、シリア軍が予備部隊および同盟部隊の支援を受け、イドリブ県南東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対し一連の特殊作戦を敢行し、アブー・ズフール航空基地と、イドリブ県南東部、ハマー県北東部、アレッポ県南西部の300町村を解放した、と発表した。

SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
SANA, January 21, 2018
syria.liveuamap.com, January 21, 2018

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ハマー県では、SANA(1月21日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県北東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を継続し、フジャイラ村、トゥータフ村、アニーク村、バージラ村を制圧した。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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ロシアはロジャヴァに対して、アフリーン市一帯をシリア政府に移譲すれば、トルコの侵攻は回避できると説得(2018年1月21日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の支持基盤をなす民主社会運動(TEV-DEM)幹部のアールダール・ハリール氏(民主統一党員)は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に関して、ロシアが西クルディスタン移行期民政局側にアレッポ県北西部の支配地域をシリア政府に移譲するよう要請、それによってトルコ軍の侵攻を回避できると伝えていたことを明らかにした。

RT(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、RT, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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YPG主導のシリア民主軍に参加する革命家軍は離反したとの一部情報を否定(2018年1月21日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加する革命家軍のハッジー・アフマド総司令官は、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃を受けて、革命家軍がシリア民主軍を離反し、トルコ軍の支援を受ける武装集団に合流したとの一部情報(ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付など)を否定、アフリーン市住民とともにトルコ軍の侵攻に抗戦する意思を表明した。

ANHA(1月21日付)が伝えた。

ANHA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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ハサカ市シャッダーディー市でトルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に抗議するデモ(2018年1月21日)

ハサカ県では、ANHA(1月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局支配下のシャッダーディー市で、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への越境爆撃・砲撃に抗議するデモが発生し、数百人が参加、アフリーン市との連帯を表明した。

ANHA, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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「オリーブの枝」作戦に参加するシリアの反体制武装集団戦闘員の数は2万5000人(2018年1月21日)

アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の「オリーブの枝」作戦に参加する反体制武装集団の一つで、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団のヤースィル・アブドゥッラヒーム司令官はロイター通信(1月21日付)に対して、作戦に参加しているシリア人戦闘員が約2万5,000人にのぼると述べた。

アブドゥッラヒーム司令官によると、反体制武装集団は今のところ、アフリーン市への突入は考えておらず、同地を包囲し、人民防衛隊を撤退させようとしているという。

そのうえで、作戦の主要な目的が、アレッポ市北部のタッル・リフアト市の奪還にあると強調した。

al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県アフリーン市一帯に150回以上の越境爆撃・砲撃し、地上部隊を進攻させるなか、反体制武装集団がアフリーン市北部の複数カ村を制圧(2018年1月21日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付)によると、トルコ軍は、西クルディスタン移行期民政局支配下のアフリーン市一帯にある人民防衛隊および同部隊を主体とするシリア民主軍の拠点に対して153回にわたる越境爆撃・砲撃を行った。

また、『ハヤート』(1月22日付)、ドアン通信(1月21日付)などによると、トルコ軍が地上部隊をシリア領内に侵攻させた。

これに関して、トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は、トルコ軍地上部隊がトルコ領(ハタイ県)のグルババ市一帯から国境を越えてシリアに侵攻したことを明らかにした。

ドゥラル・シャーミーヤによると、トルコ軍の空爆・砲撃による支援を受ける反体制武装集団(自由シリア軍)が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦、ラージュー村近郊のシャンカール村、アーダ・マーンリー村、バーリー・カウィー村、ブルブル町近郊のックールニー村を制圧した。

シリア人権監視団によると、反体制武装集団は、国境地帯のカルドゥー村、バーリヤー村、ガルバラ村、アーダ・マーンリー村、シャンカール村、ハマーム村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦したという。

なお、ANHA(1月21日付)によると、「オリーブの枝」作戦開始を宣言したトルコ軍は、前日に引き続きアフリーン市一帯に対する越境爆撃・砲撃を続け、子供6人と女性1人を含む民間人11人が死亡、子供4人と女性4人を含む16人が負傷した。

なかでも、シーラーワー町近郊のジャルバラ村に対する爆撃では、7人が死亡し、子供6人を含む12人が負傷したという。

こうしたなか、『ハヤート』(1月22日付)によると、シリア領内から発射されたロケット弾3発がハタイ県のレイハンル市に着弾し、1人が死亡、32人が負傷した。

一方、マーリア市では、シリア民主軍3人が、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団に投降、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団がその写真を公開した。

ANHA, January 21, 2018
ANHA, January 21, 2018

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のアフリーン地区司令官を務めるマフムード・バルフダーン氏は、スターク・テレビ(1月21日付)に大使、「我々はトルコの占領に対抗するための革命的な戦闘を開始した」と述べ、徹底抗戦の構えを示した。

また、シリア民主軍総司令部は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境爆撃・砲撃と、トルコ軍の支援を受ける「傭兵」の攻撃に抗戦し、同地一帯の占領をめざすその試みを挫いたと発表した。

声明によると、トルコ軍の支援を受ける「傭兵」は、アフリーン市近郊の国境地帯に侵攻し、複数カ村を占領しようとしたが、シリア民主軍がラージュー町に近いアドマー村、シャーディヤー村、スーキー村、ブルブル町に近いシャンキーリー村の拠点一帯で大規模な反攻作戦を行い、これを撃退した。

syria.liveuamap.com, January 21, 2018

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、Dogan Haber Ajansi, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、Sterk TV, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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ANHA, January 21, 2018
ANHA, January 21, 2018

米国が創設を画策する国境治安部隊の第1、2期教練プログラムが終了(2018年1月20日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は公式サイトを通じて声明を出し、ラッカ県で米軍の教練のもと、国境治安部隊の第1期教練プログラムが修了したと発表した。

第1期教練プログラムを修了したのは154人で、修了式にはラッカ県タッル・アブヤド市、スルーク町、アイン・イーサー市の自治を担う文民評議会の代表らも参列した。

教練は20日のコースで、その間、さまざまな兵器の使用方法に関する講義のほか、政治や思想などについての講義が行われたという。

第1期教練プログラム修了生は、シリア・イラク国境に配属される予定だという。

ANHA, January 20, 2018

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一方、AFP(1月20日付)も、国境治安部隊の隊員を養成するための西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍隊員を対象とした第2期教練プログラムが修了した、と伝えた。

この教練で訓練を終えた戦闘員は500人にのぼるという。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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PYDはトルコに断固たる姿勢をとるよう米国とロシアに呼びかける一方、YPG主体のシリア民主軍は徹底抗戦を呼びかける(2018年1月20日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の総合評議会は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境爆撃・砲撃を「テロ組織への支援」と非難、米国とロシアの両政府に対して、トルコに対して断固たる姿勢を誇示するよう呼びかけた。

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西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と女性防衛部隊の総司令部は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境砲撃に関して、アフリーン市の若者たちに人民防衛隊に参加し、トルコ軍の「野蛮な攻撃」に対抗するよう呼びかけるとともに、ダーイシュ(イスラーム国)を放逐したときと同様、トルコの占領を打ち負かすと決意表明した。

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アレッポ県では、ANHA(1月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局支配下のアイン・アラブ(コバネ)市で、アフリーン市一帯に対するトルコ軍の越境砲撃に抗議するデモが行われ、数百人が参加した。

またラッカ県でも、タッル・アブヤド(ギレ・スピ)市でも同様のデモが行われた。

ANHA, January 20, 2018

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県アフリーン市一帯に対する「オリーブの枝」作戦開始を宣言、越境爆撃を開始(2018年1月20日)

トルコ軍参謀本部(参謀総長)は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯での西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対する軍事作戦「オリーブの枝」を開始したと発表した。

声明によると、作戦は20日午後5時に開始され、トルコ南部国境の治安と安定の確立が目的で、国際法および「テロとの戦い」にかかる国連安保理での諸決議に準じ、シリアの領土の一体性を尊重するかたちで実施されるという。

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アレッポ県では、ANHA(1月20日付)によると、「オリーブの枝」作戦の開始を宣言したトルコ軍が、アフリーン市および同地近郊の6カ村に対して越境爆撃を実施した。

アフリーン市に対する爆撃では、アシュラフィーヤ地区にあるルーバール避難民キャンプも標的となった。

また同市近郊では、ラージュー村一帯(マームールー村、フジャイカー村、フービカ村、ムーサークー村、ジスル・ハシャーリカ村など)、シーラーワー町一帯(アーキバ村など)、シラー村一帯(アイン・ダクナ村など)の村々、ライルーン山一帯、ブルブル山一帯が爆撃を受けた。

このほかにも、トルコ軍はタッル・アブヤド市に近いマンナグ村、マンナグ航空基地を爆撃したという。

これらの爆撃により、少なくとも民間人8人が死亡した。

これに関して、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊はの総司令部は声明を出し、トルコ軍の空爆が、100カ所あまりを標的とし、民間人6人、戦闘員3人が死亡、民間人13人が死亡したと発表した。

al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018

標的となった地点のほとんどは民間人の居住地だったが、人民防衛隊、人民女性部隊、そして人民防衛隊主体のシリア民主軍に参加するシリア革命家軍の拠点も狙われたという。

al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(1月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌がマンビジュ市西で何者かによって仕掛けられた爆弾の爆発に巻き込まれ、乗っていた司令官3人が死亡した。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、Januaryu 21, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制武装集団とPYDの交渉決裂、PYDはタッル・リフアト市一帯からの撤退要求を拒否(2018年1月20日)

アスタナ3会議まで反体制武装集団の代表団(シリア革命軍事諸勢力代表団)の報道官を務めていたウサーマ・アブー・ザイド氏は、ツイッターのアカウントを通じて、アレッポ県アフリーン市一帯でのトルコ軍および反体制武装集団の軍事作戦本格化を前に、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)と反体制武装集団(自由シリア軍)の間で行われていた折衝が失敗に終わったことを明らかにした。

この折衝で、反体制武装集団側は、PYDに対して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍をアレッポ県のタッル・リフアト市および同地周辺のアラブ人の村々から撤退するよう求めたが、PYDはこれを拒否したという。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県におけるシャーム解放機構の一大拠点アブー・ズフール航空基地に再び迫る(2018年1月20日)

イドリブ県では、SANA(1月20日付)によると、南東部およびアレッポ県南西部から進軍を続けるシリア軍部隊が同盟部隊とともに反体制武装集団と激しく交戦し、ジャアキーヤ村、ハミーディーヤト・シャッダード村、ハミーディヤ村を制圧、シャーム解放機構の一大拠点であるアブー・ズフール航空基地の敷地に再び到達した。

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ダマスカス郊外県・ダマスカス県では、SANA(1月20日付)によると、反体制武装集団がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプ、ダマスカス中央刑務所(アドラー刑務所)、アッシュ・ウルール地区を砲撃し、1人が死亡、7人が負傷した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(1月20日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団、シャーム解放機構などからなる「彼らが不正を働いた」作戦司令室が、ハラスター市近郊の車輌管理局方面に進軍しようとしたシリア軍部隊を要撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付)によると、反体制武装集団がブスル・ハリール市一帯に潜入しようとしたシリア軍部隊と交戦、これを撃退した。

AFP, January 20, 2018、ANHA, January 20, 2018、AP, January 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2018、al-Hayat, January 21, 2018、Reuters, January 20, 2018、SANA, January 20, 2018、UPI, January 20, 2018などをもとに作成。

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トルコ領内での教練を終えた反体制武装集団戦闘員がバス20輌に分乗し、シリア領内に入る(2018年1月19日)

アレッポ県では、ANHA(1月19日付)によると、トルコ国内(キリス県)で教練を終えた反体制武装集団が旅客バス約20輌に分乗し、キリス市南部のオンジュナプル国境通行所を経由して越境し、アレッポ県アアザーズ市北部のバーブ・サラーマ国境通行所に入った。

『ハヤート』(1月21日付)によると、シリア領内に入ったのは「第2軍団」なる武装集団。

ANHA, January 19, 2017
AP, January 19, 2018

 

AFP, January 19, 2018、ANHA, January 19, 2018、AP, January 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2018、al-Hayat, January 20, 2018、January 21, 2018、Reuters, January 19, 2018、SANA, January 19, 2018、UPI, January 19, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県アフリーン市一帯にトルコ軍が越境砲撃を続けるなか、YPGは反体制武装集団の拠点都市アフリーン市を砲撃し、病院2棟が被弾、多数が死傷(2018年1月19日)

アレッポ県では、ANHA(1月19日付)によると、トルコ軍が、西クルディスタン移行期民政局支配下のラージュー村一帯の村々(カッラー・バーバー村、カム・ラーシャ村、ジスル村、イースカー村など)、ジンディールス町一帯の村々(ハリール村、ハッジ・ハスナー村など)に対して越境砲撃を行った。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、トルコ軍による越境砲撃は70発あまりに及んだという。

ラージュー村一帯上空にはトルコ軍の偵察機が旋回を続けたという。

トルコ軍はまた、反体制武装集団とともにシーラーワー町近郊の国境地帯に設置されているルーバール避難民キャンプを砲撃した。

ANHA, January 19, 2017
ANHA, January 19, 2017

これに対して、ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、トルコの支援を受ける反体制武装集団の拠点都市アアザーズ市を砲撃し、市内の精神病院と産婦人科病院が被弾し、患者13人を含む多数が負傷した(シリア人権監視団によると、負傷者は14人)。

al-Durar al-Shamiya, January 19, 2017

AFP, January 19, 2018、ANHA, January 19, 2018、AP, January 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2018、al-Hayat, January 20, 2018、Reuters, January 19, 2018、SANA, January 19, 2018、UPI, January 19, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構との戦闘の末アレッポ県南西部の1カ村を制圧(2018年1月19日)

アレッポ県では、SANA(1月19日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに県南西部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を続け、カスタル村を制圧した。

AFP, January 19, 2018、ANHA, January 19, 2018、AP, January 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2018、al-Hayat, January 20, 2018、Reuters, January 19, 2018、SANA, January 19, 2018、UPI, January 19, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ傘下のシリア民主評議会はトルコ軍の砲撃をシリア全体への敵対行為を非難(2018年1月18日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会は声明を出し、アレッポ県アフリーン市および同地一帯に対して激化しているトルコ軍の砲撃を「シリア国民に対する攻撃、シリア人どうしの和平にむけた取り組みに対する破壊行為」と非難、「シリア国民の一部であるクルド人民およびその居住地域に対する攻撃をシリアに対する敵対行為をみなす」と表明した。

AFP, January 18, 2018、ANHA, January 18, 2018、AP, January 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2018、al-Hayat, January 19, 2018、Reuters, January 18, 2018、SANA, January 18, 2018、UPI, January 18, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍がロジャヴァ支配下のアレッポ県アフリーン市一帯、タッル・リフアト市一帯を砲撃(2018年1月18日)

アレッポ県では、ANHA(1月18日付)によると、トルコ軍部隊およびその支援を受ける反体制武装集団が、北シリア民主連邦アフリーン地域のアフリーン地区(アフリーン市一帯)およびシャフバー地区(タッル・リフアト市一帯)の村々を砲撃した。

アナトリア通信(1月18日付)によると、トルコ軍はタッル・リフアト市南部のカフルナースィフ村、マンナグ航空基地一帯、ルーズ・マガール村一帯の丘陵地帯の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点を砲撃したという。

『ハヤート』(1月19日付)によると、トルコ軍はハタイ県の国境地帯から同地に対して砲撃を行った。

また、トルコ軍特殊部隊がアフリーン市一帯での作戦に向けた教練を終え、シリアとの国境地帯(ハタイ県、キリス県)に展開し、国境に設置していた壁12カ所を撤去するなど、進攻に向けた準備を完了した。

トルコ軍による砲撃は6日連続で、シーラーワー町一帯の丘陵地帯、ジンディールス市一帯の丘陵地帯が集中的な攻撃を受けた。

ANHA, January 18, 2018

トルコ軍部隊はまた、県北東に位置するアイン・アラブ(コバネ)市西方のズール・マガール村を砲撃、これに対して、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、女性部隊、自衛部隊がただちに応戦した。

ANHA, January 18, 2018

AFP, January 18, 2018、Anadolu Ajansı, January 18, 2017、ANHA, January 18, 2018、AP, January 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2018、al-Hayat, January 19, 2018、Reuters, January 18, 2018、SANA, January 18, 2018、UPI, January 18, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配地域各地でトルコ軍の砲撃に反対する大規模デモ、反体制系サイトはロジャヴァがトルコ軍の攻撃に対して民間人を「人間の盾」として利用しようとしていると批判的に報道(2018年1月18日)

ANHA(1月18日付)によると、アフリーン市でトルコ軍による同地および周辺地域へのトルコ軍の砲撃に抗議するデモが行われ、雨天にもかかわらず、住民数万人が参加した。

デモは、西クルディスタン移行期民政局が呼びかけたもの。

アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市でも、アフリーン市および同地一帯の住民との連帯を訴えるデモが行われ数千人が参加した。

デモは、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の支持母体である民主連合運動(TEV-DEM)などが呼びかけて行われた。

ANHA, January 18, 2018

同様のデモは、北シリア民主連邦ユーフラテス地域タッル・アブヤド(ギレ・スピ)地区議会が、ラッカ県タッル・アブヤド市で同様のデモを呼びかけ、トルコ軍による砲撃やトルコ当局によるアブドゥッラ・オジャラン氏拘置に抗議した。

ANHA, January 18, 2018

ハサカ県マアバダ(カルキールキー)町、ジュワーディーヤ(ジール・アーガー)村でも同様のデモが行われ、住民数千人が参加した。

ANHA, January 18, 2018

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反体制系サイトのドゥラル・シャーミーヤ(1月18日付)は、西クルディスタン移行期民政局当局が、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の進攻を前に、住民に避難を禁じ、民間人を「人間の盾」として利用していると伝えた。

ANHA, January 18, 2018

AFP, January 18, 2018、ANHA, January 18, 2018、AP, January 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2018、al-Hayat, January 19, 2018、Reuters, January 18, 2018、SANA, January 18, 2018、UPI, January 18, 2018などをもとに作成。

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シリア政府支配下の病院で治療を受けていた患者5人が、治療を終えて反体制武装集団支配下のダマスカス郊外県東グータ地方に帰還(2018年1月17日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と反体制武装集団の合意に基づき昨年12月29日に、シリア政府の包囲を受ける反体制武装集団支配下の東グータ地方から、シリア政府支配下のダマスカス県の病院に治療のために搬送されていた重篤患者29人のうち、5人が治療を終えて、反体制武装集団支配下の東グータ地方に帰還した。

AFP, January 17, 2018、ANHA, January 17, 2018、AP, January 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2018、al-Hayat, January 18, 2018、Reuters, January 17, 2018、SANA, January 17, 2018、UPI, January 17, 2018などをもとに作成。

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PYD執行委員会はトルコ軍が繰り返すアフリーン市一帯への攻撃を非難、国際社会に同地を「安全地帯」とするよう呼びかける(2018年1月17日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の執行委員会は声明を出し、最近になって激化しているアレッポ県アフリーン市一帯へのトルコ軍の砲撃を「もっとも厳しい表現で非難」するとともに、国際社会に対して、「アフリーンで暮らす100万人を越える住民(の保護)に対する責任を果たし…、クルド人居住地域を安全地帯に設定」するよう呼びかけた。

AFP, January 17, 2018、ANHA, January 17, 2018、AP, January 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2018、al-Hayat, January 18, 2018、Reuters, January 17, 2018、SANA, January 17, 2018、UPI, January 17, 2018などをもとに作成。

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PYD共同党首付顧問「米国が創設する国境治安部隊はトルコによるシリア分割を阻止するのが目的」(2018年1月17日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)のスィーハーヌーク・ディーブー共同党首付顧問は、米国が人民防衛隊主体のシリア民主軍を軸に国境治安部隊を創設していることに関して、「クルド人、アラブ人などからなるこの部隊の任務は、トルコ政府によるシリア分割の試みを実行させないことにある」と述べた。

ロシアのリア・ノヴォースチ(1月16日付)が伝えた。

AFP, January 17, 2018、ANHA, January 17, 2018、AP, January 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2018、al-Hayat, January 18, 2018、Reuters, January 17, 2018、RIA Novosti, January 17, 218SANA, January 17, 2018、UPI, January 17, 2018などをもとに作成。

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シリア国民連合、最高交渉委員会は米国が創設している国境治安部隊を拒否(2018年1月17日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を軸に国境治安部隊を創設していることに関して、「このような計画を取引材料とするようないかなる主張も拒否する」と非難、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いに注力するよう呼びかけた。

シリア革命反体制勢力国民連立は声明で「テロから解放された地域が、民主統一党(PYD)やシリア革命の諸目的に反するアジェンダを掲げ、政権や占領者とつながりがある組織の権威のもとに置かれることは受け容れられない」と非難した。

al-Durar al-Shamiya, January 17, 2018

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ジュネーブ会議に参加する反体制派の一つの最高交渉委員会は声明を出し、米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を軸に国境治安部隊を創設していることに関して、拒否の姿勢を示した。

最高交渉委員会は、声明のなかで、「分離主義的な国境治安部隊を発足するとした米政権の発表を拒否し、この発表によって、領土の統一性と平和の維持を求めるシリア国民の意思を米政権が執拗に無視しようとしているとみなす…。この政権(トランプ政権)は、悪しきパートナーに異存し、テロをテロで置き換えようとしている。シリア国民は(政権とテロリストの)戦果の間に取り残され、ダーイシュ(イスラーム国)の復活を阻止しようとする自由シリア軍、革命諸勢力、反体制派の取り組みを頓挫させるものだ」と批判、「自由シリア軍諸派、すべての革命反体制派はシリアの領土が奪われることを決して許さず、この民兵による犯罪を沈黙することはない」と表明した。

al-Durar al-Shamiya, January 17, 2018
al-Durar al-Shamiya, January 17, 2018

AFP, January 17, 2018、ANHA, January 17, 2018、AP, January 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2018、al-Hayat, January 18, 2018、Reuters, January 17, 2018、SANA, January 17, 2018、UPI, January 17, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の反転攻勢に乗じて、アブー・ズフール航空基地南部に位置するシリア政府支配下のスィンジャール町を奪取((2018年1月17日)

イドリブ県では、ANHA(1月17日付)によると、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が同県南東部、ハマー県北東部、アレッポ県南西部で一進一退の攻防を続けるなか、ハマー県北東部の孤立地帯で活動を続けるダーイシュ(イスラーム国)がイドリブ県に北進し、シャーム解放機構の一大拠点アブー・ズフール航空基地南部のスィンジャール町をシリア軍から奪取し、制圧した。

一方、SANA(1月17日付)は、イドリブ県南東部、ハマー県北東部、アレッポ県南西部で、シリア軍が、予備部隊とともに、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を強化し、過去数週間で、3県の県境一帯に位置数150カ村以上、1,000平方キロメートル以上を制圧、浄化したと伝えた。

AFP, January 17, 2018、ANHA, January 17, 2018、AP, January 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2018、al-Hayat, January 18, 2018、Reuters, January 17, 2018、SANA, January 17, 2018、UPI, January 17, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)のジャウラーニー指導者「アスタナ会議に準じる反体制派との和解に応じる用意がある」(2018年1月16日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者はインターネットを通じて音声声明(https://youtu.be/CSLSIez7uMY)を発した。

「彼らの陰謀はあなた方をけっして害さないだろう」と題された19分弱の音声声明のなかで、ジャウラーニー指導者は、外国の計略やアジェンダを排除し、シャーム(レヴァント)の民の利益に沿ったかたちで、アスタナ会議での緊張緩和地帯設置にかかる合意に従っている反体制派との和解に応じる用意があると表明した。

ジャウラーニー指導者は「シャーム解放機構はシャームの民の革命の一部をなしており、シャームの民の利益を阻害することはない…。みなと和解し、包括的な和解を通じて新たな1ページを開く用意がある。これは停戦にかかる会合と、合意や誓約の実施をもって始められるだろう」と述べた。

また「シャーム解放機構がその言動を通じて拒否したアスタナでのプロセスこそもっとも危険だ…。このプロセスは、ロシアの占領に正統性を与え、占領を政治的解決策の一環と位置づけ、占領を停戦の担保としてしまった…。シャーム解放機構はアスタナで署名された分割合意を拒否し、トルコにその旨伝えた…。アスタナ(会議の合意)によると、政権は砲撃、殺戮といったあらゆる犯罪を行う権限が与えられている」と非難した。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)については「政権の代わりに攻撃を行い、これらの地域(ハマー県北東部、イドリブ県南東部)の直接の原因となった」と批判した。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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最高交渉委員会は米国による国境治安部隊創設に疑義(2018年1月16日)

ジュネーブ会議に参加する反体制派の一つ最高交渉委員会のナスル・ハリーリー代表は、ロシアとイランに対して、1月24~26日に予定されているジュネーブ8会議にシリア政府の代表団を参加させるため圧力をかけるよう呼びかけるとともに、有志連合を主導する米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を母胎として「国境治安部隊」を創設していることに関して、「(シリアの)分割をもたらす」と警鐘を鳴らした。

「国境治安部隊」に関して、ハリーリー議長は「このような軍隊を創ることのメリットは何なのか? それは地域における将来の紛争の門戸を大きくひらくことになってしまう」と疑義を呈した。

一方、1月29~30日にロシアのソチで開催が予定されているシリア国民対話大会については、「まだ招待状を受け取っていないので、出席に関して最終決定を下していない…。ソチに行かないというのが趨勢になっている…現状で反体制派がソチに行くことは得策ではない」と述べた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍はイドリブ県各所を激しく爆撃(2018年1月16日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)によると、ロシア軍戦闘機がタビーシュ村を爆撃し、子供6人と女性1人が死亡した。

ロシア軍(と思われる戦闘機)はまた、ガドファ村、カフルナブル市を空爆、シリア軍もハーン・シャイフーン市を「樽爆弾」で爆撃した。

シリア人権監視団によると、空爆はマアッラト・ヌウマーン市、アブー・ズフール町、ジスル・シュグール市に対しても行われ、多数が負傷した。

一方、『ハヤート』(1月17日付)によると、シャーム解放機構のトルコ国籍と思われ得る司令官が、アルマナーズ市郊外の街道で何者かの襲撃を受けて死亡した。

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アレッポ県では、SANA(1月16日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県南東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を継続し、タッル・ダマーン村近郊の要衝シャヒード丘を再び制圧、同地に近いマースィフ村、タッル・マースィフ村を制圧した。

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ハマー県では、SANA(1月16日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに、県北東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を続け、ムーティーラート丘を制圧、トゥータフ村、アブー・ハリーク村を射程圏内に収めた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍など11組織はクナイトラ県での和解を拒否(2018年1月15日)

クナイトラ県でシリア軍と交戦を続けるクナイトラ作戦司令室は声明を出し、シリア政府とのいかなる和解、停戦、そしてシリア政府支配地域と「解放区」を結ぶ回廊の設置を拒否すると表明するとともに、「政権との和解を結んだり、政権の計画に同調するすべての者に対して鉄拳を加える」と脅迫した。

声明に署名したクナイトラ作戦司令室を構成する武装集団は、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム解放機構、イスラーム軍、ゴラン獅子師団、クナイトラ殉教者旅団、フルカーン旅団、南部同盟、シリア解放国民戦線など11組織。

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団がロジャヴァの拠点都市アフリーン市を砲撃(2018年1月15日)

アレッポ県では、ANHA(1月15日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市を砲撃し、2発が民家を直撃した。

砲撃が行われた際、トルコ軍の偵察機がアフリーン市上空を旋回していたという。

ANHA, January 15, 2017

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県、アレッポ県でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が一進一退の攻防戦(2018年1月15日)

ハマー県では、SANA(1月15日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに県北東部でダーイシュ(イスラーム国)の支配地域(孤立地帯)に対する掃討作戦を継続し、フジャイラ村、マシュラファ丘(ザンカーヒーヤ村西方)を制圧した。

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アレッポ県では、SANA(1月15日付)によると、シリア軍が県南西部でシャーム解放機構などからなる武装集団に対する掃討作戦を継続し、フーバル村、シャイフ・ハリール村を新たに制圧した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(1月15日付)によると、シャーム解放機構が、タッル・ダマーン村に近い戦略的要衝のシャヒード丘をシリア軍との戦闘の末に奪還した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジスル・シュグール市、ブダーマー村、アブー・ズフール町、マアッラト・ヌウマーン市一帯(ダイル・シャルキー村)、マアッルシューリーン村東方、ハラーキー村、ガトファ村を空爆・砲撃した。

またロシア軍と思われる所属不明の戦闘機がハーン・シャイフーン市、ウンム・ジャラール村を爆撃した。

また県南部および南東部では、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団とシリア軍が一進一退の攻防戦を続けた。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(1月16日付)によると、シリア軍が東グータ地方のアルバイン市、ドゥーマー市、ミスラーバー市、ハムーリーヤ市、サクバー市などを空爆・砲撃し、少なくとも2人が死亡した。

シリア軍はまた、ハラスター市郊外の車輌管理局一帯で、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団、シャーム解放機構などからなる「彼らが不正を働いた」作戦司令室と交戦した。

イナブ・バラディー(1月15日付)によると、ハラスター市とドゥーマー市を分断しようとしているシリア軍はさらに、ハザルマー村に進攻し、イスラーム軍と交戦、ナシャービーヤ町を包囲、またナシャービーヤ町とドゥーマー市を結ぶ街道を遮断した。

一方、「彼らが不正を働いた」作戦司令室は声明を発表し、2017年11月に激化した車輌管理局一帯での戦闘で、シリア軍将兵500人以上(うち士官107人)を殺害したと主張した。

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、‘Inab Baladi, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュがダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに残存するシャーム解放機構の拠点を攻撃(2018年1月14日)

ダマスカス県では、『ハヤート』(1月15日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプおよびダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市一帯で活動を続けるダーイシュ(イスラーム国)が、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内に残存するシャーム解放機構の拠点に対して突如攻撃を行い、建物複数棟を制圧した。

ダーイシュに近いアアマーク通信(1月14日付)によると、この攻撃でダーイシュはアブドゥルカーディル・フサイニー学校などを制圧、戦闘員5人を殺害、3人を捕捉したという。

syria.liveuamap.com, January 14, 2018

AFP, January 14, 2018、ANHA, January 14, 2018、AP, January 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018、al-Hayat, January 15, 2018、Reuters, January 14, 2018、SANA, January 14, 2018、UPI, January 14, 2018などをもとに作成。

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