YPGはダイル・ザウル県東部のバカーラ大隊支配下の2カ村を襲撃(2017年12月20日)

ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(12月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)に所属する諜報機関が、県東部でYPG主体のシリア民主軍に所属するバカーラ大隊支配地域を襲撃した。

シリア人権監視団によると、YPGのパトロール部隊は、バカーラ大隊の支配下にあるジュダイダト・バカーラ村、ダフラ村を襲撃し、同大隊の戦闘員4人を拘束、連行したという。

AFP, December 21, 2017、ANHA, December 21, 2017、AP, December 21, 2017、ARA News, December 21, 2017、Champress, December 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017、al-Hayat, December 22, 2017、al-Mada Press, December 21, 2017、Naharnet, December 21, 2017、NNA, December 21, 2017、Reuters, December 21, 2017、SANA, December 21, 2017、UPI, December 21, 2017などをもとに作成。

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自由シリア軍参謀総評議会はジャズィーラ・チャンネルで機密情報を暴露したザカリヤー大佐の処罰をなぜかトルコに求める(2017年12月20日)

シリア革命反体制勢力国民連立傘下の暫定内閣国防省所轄の自由シリア軍参謀総評議会は声明を出し、アブドゥルハミード・ザカリヤー大佐の身柄をトルコの治安当局に引き渡したいと表明、トルコに彼の処罰を要請した。

声明によると、ザカリヤー大佐は、カタールの衛星テレビ局ジャズィーラの名物番組「イッティジャーフ・ムアーキス」に19日出演した際、「総司令部の許可無く機密情報を漏洩し…シリア革命の安全を脅かした」ために、参謀総評議会はザカリヤー大佐を拘束したという。

al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017

ザカリヤー大佐は19日に出演した「イッティジャーフ・ムアーキス」で、ジュネーブ会議に参加している反体制政治勢力が、「現地の革命家を売り渡し…、彼らをテロリストとみなし…、戦闘を継続するイッザ軍への支援を阻止した」などと発言していた。

イッザ軍は、バラク・オバマ前米政権の支援を受けていた「穏健な反体制派」で、現在もハマー県北部で、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構と連携して戦闘を継続している。

al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017

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これに対して、ザカリヤー大佐は自身のツイッターを通じて、「革命を盗んだ者たちのことを話したまでだ…。さらに暴露すると、リビア人がシリア革命に無償で武器や弾薬を供与してくれていた。かれらはレバノンの港に武器を運ぶための船賃を払ってくれていた」などと述べた。

また、複数の活動家らがツイッターで「我らはみなアブドゥルハミード・ザカリヤー自由大佐」と銘打ったハッシュタグを拡散し、抗議の意思を示した。

al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017

AFP, December 20, 2017、Aljazeera.net, December 19, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がダイル・ザウル県東部でダーイシュと交戦(2017年12月20日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、ハマーム村、東ジャラス村にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点への攻撃を試みたが、シリア民主軍がこれを撃退した。

AFP, December 20, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017などをもとに作成。

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ラッカ市内の聖母マリア教会とマール・ギルギス教会で地雷撤去完了(2017年12月20日)

ANHA(12月20日付)は、地雷撤去を専門とする西クルディスタン移行期民政局傘下のルージュ機構が、ラッカ市内の聖母マリア教会とマール・ギルギス教会にダーイシュ(イスラーム国)が敷設していた地雷や爆発物の撤去を完了した、と伝えた。

ANHA, December 20, 2017

AFP, December 20, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県マアッルシューリーン村のロシア軍によると思われる爆撃で15人以上が死亡(2017年12月20日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月20日付)によると、ロシア軍と思われる戦闘機がマアッルシューリーン村を爆撃し、15人が死亡、35人以上が負傷した(シリア人権監視団によると、19人が死亡、25人以上が負傷)。

しかし、ロシア国防省は声明を出し、イドリブ県マアッルシューリーン村に対して行われた爆撃に関して、ロシア軍戦闘機はこの地域で爆撃を行っていなかったと発表、関与を否定した。

al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017

一方、SANA(12月20日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、ハマー県北東部から県南東部に進軍、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦の末、ムシャイリファ(ムシャイリファト・アブ・ダーリー)村、タッル・マクタア村を制圧した。

しかし、シャーム解放機構に近いイバー通信(12月20日付)によると、シャーム解放機構などからなる武装集団はムシャイリファ村一帯でシリア軍を撃退したという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月20日付)によると、シリア軍が県南西部のマガル・ミール村一帯、バイト・ジン村一帯でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦した。

これに対して、反体制武装集団は、ハラスター市郊外のワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月20日付)によると、シャイフ(ヘルモン山)部隊連合はバイト・ジン村農場地帯上空を飛行中のシリア軍の無人偵察機を撃墜した。

さらに、シャーム自由人イスラーム運動が主導する「彼らが不正を働いた」作戦司令室は、ハラスター市郊外の車輌管理局に進入するためにシリア軍が掘削した地下トンネルを爆破し、シリア軍兵士数十人を殲滅したという。

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ハマー県では、『ハヤート』(12月21日付)によると、イッザ軍、トルキスタン・イスラーム党、アフラール軍などからなる反体制武装集団が活動を続けるラターミナ町一帯をシリア軍が砲撃した。

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アレッポ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(12月20日付)は、シャーム解放機構とアフラール軍がラムラ村、ラスム・スィヤーラ村一帯に進軍しようとしたシリア軍と交戦、士官1人と兵士7人を捕捉したと伝え、その写真を公開した

AFP, December 20, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, December 20, 2017などをもとに作成。

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北シリア民主連邦ジャズィーラ地域ハサカ地区共同議長選出(2017年12月19日)

北シリア民主連邦執行委員会は、ラッカ県カーミシュリー市で、ジャズィーラ地域カーミシュロー(カーミシュリー)地区の共同議長を選出するための会合を招集した。

会合には、執行委員会メンバー、カーミシュロー地区選挙当選者らが出席し、投票の結果、バルウィーン・ユースフ氏(クルド代表)、ナジーブ・イリヤース・フーリー氏(シリア正教徒代表)がカーミシュロー地区共同議長に、タルファ・アフマド氏、スライマーン・ハリール氏、サーフィヤ・クウード氏を共同副議長に選出された。

ANHA, December 19, 2017

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北シリア民主連邦執行委員会は、ハサカ県ハサカ市で、ジャズィーラ地域ハサカ地区の共同議長を選出するための会合を招集した。

会合には、執行委員会メンバー、ハサカ地区選挙当選者らが出席し、投票の結果、アブドゥルガニー・ウースー氏(クルド代表)、サムル・アブドゥッラー氏(アラブ代表)をハサカ地区共同議長に、マハー・シャーブー氏(シリア正教徒代表)、マフムード・スライマーン・ラッシュ氏(ヤズィーディー派代表)、ダーウド・ハッジー・アリー氏を共同副議長に選出された。

ANHA, December 19, 2017

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ANHA(12月19日付)が伝えた。

AFP, December 23, 2017、ANHA, December 23, 2017、AP, December 23, 2017、ARA News, December 23, 2017、Champress, December 23, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2017、al-Hayat, December 24, 2017、al-Mada Press, December 23, 2017、Naharnet, December 23, 2017、NNA, December 23, 2017、Reuters, December 23, 2017、SANA, December 23, 2017、UPI, December 23, 2017などをもとに作成。

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ハサカ市でPYD諜報部隊がシリア軍兵士3人を逮捕、シリア軍も対抗措置としてYPG隊員2人を逮捕(2017年12月19日)

ハサカ県では、ハーブール(12月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の諜報機関が、ハサカ市北部入口のサッバーグ交差点でシリア軍兵士3人を逮捕した。

逮捕された3人は、第5連隊駱駝騎兵隊所属で、シリア軍のIDを所持していたために拘束されたという。

これに対して、シリア軍はハサカ市中心街のパレスチナ通りを巡回していた西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の隊員2人を逮捕、双方が厳戒態勢に入った。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Khabur, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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アフル・シャーム中隊は「西カラムーン連合」結成に疑義(2017年12月19日)

ダマスカス郊外県西カラムーン地方で活動を続けるアフル・シャーム中隊は声明を出し、18日に「西カラムーン連合」を名のる新たな武装集団の結成が発表されたことに関して、カラムーン地方の住民や武装集団に事前に説明がなかったと非難し、同じく西カラムーン地方で活動を続ける殉教者アフマド・アブドゥー軍団にこの組織との関係を明らかにするよう求めた。

al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県、ハマー県でシャーム解放機構などからなる武装集団を攻撃、反体制派は首都ダマスカスを砲撃(2017年12月19日)

ダマスカス郊外県では、SANA(12月19日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともに、県南西部のバイト・ジン村農場地帯、ザアタラー丘、マガル・ミール村、マルワーン丘一帯でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる武装集団は、クナイトラ県のタルジャナ村一帯から、ハラファー村、マクルーサ村を砲撃し、反撃を試みた。

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ダマスカス県では、SANA(12月19日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がザブラターニー地区を砲撃し、子ども1人を含む3人が死亡、5人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(12月19日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ラターミナ町近郊のルワイダ村に突入し、シャーム解放機構などからなる武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、カフルズィーター市、ラターミナ町一帯を爆撃し、シャーム解放機構の拠点を破壊した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)によると、ロシア軍戦闘機が県南部のタッフ村を空爆した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)によると、ロシア軍戦闘機が県南部のタッル・アマーラ村、タッル・アーガル村、下マクサル村、バーシュカウィー村、ワーディー・シャフルール村、ナースィリーヤ村一帯を爆撃し、住民が避難した。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県西カラムーン地方で活動を続ける反体制派が「西カラムーン連合」として糾合したと発表(2017年12月18日)

ダマスカス郊外県の西カラムーン地方で活動する反体制武装活動家らは、ビデオ声明を出し、「西カラムーン連合」の名で新たな組織を結成したと発表した。

ムハンマド・バラーキー氏によって読み上げられた声明によると、西カラムーン地方で活動するすべての武装集団を再編し、「西カラムーン連合」を結成したという。

al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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ハイダル国民和解担当国務大臣「流血を避けるため東グータ地方からのシャーム解放機構を受け入れたい」(2017年12月18日)

アリー・ハイダル国民和解担当国務大臣(シリア民族社会党インティファーダ派)は報道無形声明を出し、そのなかで、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続けているシャーム解放機構の戦闘員のイドリブ県への退去に関して、「流血を認めるため受け入れたい」との意向を示した。

シャーム解放機構の退去は、12月上旬に、ロシアがラフマーン軍団やイスラーム軍との間で合意していたもの。

だが、組織内で退去の是非をめぐる対立が続いており、合意は履行されていない。

東グータ地方は、ラフマーン軍団、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが有力だが、シャーム解放機構の戦闘員500人ほどがこれらの武装集団と連携して、活動を続けていた。

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イスラーム軍は声明を出し、シャーム解放機構がダマスカス郊外県東グータ地方で戦闘員多数をイスラーム軍によって殺害されたと主張し、その写真を公開したことに反論、公開された写真は、ホワイト・ヘルメットが依然に撮影した遺体の写真の使い回しで、シャーム解放機構戦闘員の殺害を否定した。

そのうえで、こうした「嘘」を通じて、シャーム解放機構が東グータ地方からの退去を回避しようとしていると批判した。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)は、複数の消息筋の話として、イスラーム軍の民間人からなる交渉委員会が、シャーム解放機構と戦闘員の退去についての会合を行ったと伝えた。

この会合で、シャーム解放機構は、イスラーム軍が拘置しているメンバーの釈放を条件に、東グータ地方からの退去に応じる姿勢を示しているが、シャーム解放機構が釈放を求めているメンバーのリストに名を連ねている多くの戦闘員が、イスラーム軍との戦闘ですでに死亡していることに疑念を抱き、戦闘ではなく拘置中に殺害されたと非難、交渉が難航しているという。

AFP, December 18, 2017、ANHA, December 18, 2017、AP, December 18, 2017、ARA News, December 18, 2017、Champress, December 18, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2017、December 19, 2017、al-Hayat, December 18, 2017、al-Mada Press, December 18, 2017、Naharnet, December 18, 2017、NNA, December 18, 2017、Reuters, December 18, 2017、SANA, December 18, 2017、UPI, December 18, 2017などをもとに作成。

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トルコ政府使節団がイドリブ市のシリア救国内閣本部を訪問、反体制派支配地域のモスクの維持運営について協議(2017年12月18日)

ドゥラル・シャーミーヤ(12月18日付)は、トルコ政府使節団がイドリブ市にあるシリア救国内閣の本部を訪問し、ムハンマド・シャイフ首班と会談したと伝え、写真を掲載した。

イドリブ市を訪問したのは、トルコの宗教ワクフ局のイルヤス・セレンリ副局長、ハタイ県、アンタキア市のムフティーら。

会談には、シリア大会発足委員会議長のバッサーム・スィフユーニー氏、アナス・ムーサー・シリア救国内閣宗教関係大臣も出席し、反体制派の支配下にあるイドリブ県内のモスクの管理運営などの問題について意見を交わしたという。

al-Durar al-Shamiya, December 18, 2017

AFP, December 18, 2017、ANHA, December 18, 2017、AP, December 18, 2017、ARA News, December 18, 2017、Champress, December 18, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2017、al-Hayat, December 18, 2017、al-Mada Press, December 18, 2017、Naharnet, December 18, 2017、NNA, December 18, 2017、Reuters, December 18, 2017、SANA, December 18, 2017、UPI, December 18, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市で地元評議会解散と「傭兵」退去を求めるデモ(2017年12月18日)

アレッポ県では、ANHA(12月18日付)によると、トルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室、「家の者たち」作戦司令室)の実質的占領下にあるトルコ国境に面するユーフラテス川河畔のジャラーブルス市で、住民がデモを行い、トルコ(諜報機関)の後押しで発足した地元評議会の解散、トルコ軍の支援を受ける「傭兵」(反体制武装集団)の退去を求めた。

ANHA, December 18, 2017

AFP, December 18, 2017、ANHA, December 18, 2017、AP, December 18, 2017、ARA News, December 18, 2017、Champress, December 18, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2017、al-Hayat, December 18, 2017、al-Mada Press, December 18, 2017、Naharnet, December 18, 2017、NNA, December 18, 2017、Reuters, December 18, 2017、SANA, December 18, 2017、UPI, December 18, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北東部、ダマスカス郊外県で反体制武装集団と交戦(2017年12月18日)

ハマー県では、SANA(12月18日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北東部のズラーキーヤート村とザリーン村を結ぶ回廊一帯でシャーム解放機構などからなる武装集団と抗戦し、戦闘員30人以上を殲滅した。

シリア軍はまた、県北部のザカート村、ラターミナ町、カフルズィーター市、さらにはイドリブ県南部のシャーム解放機構拠点に対して砲撃・空爆を行った。

『ハヤート』(12月19日付)によると、シリア軍および親政権民兵は、県北部ノハラファーヤー市一帯で、「穏健な反体制派」のイッザ軍、トルコマン・イスラーム党、アフラール軍などからなる反体制武装集団を撃退し、前日に喪失していた拠点を奪還したという。

SANA, December 18, 2017

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ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラフマーン軍団の拠点ジャウバル区、アイン・タルマー村、カフルバトナー町を砲撃した。

また、シャーム解放機構と共闘するシャイフ(ヘルモン)山部隊連合が抵抗を続ける県南西部(マガル・ミール村、バイト・ジン村一帯)に対してもシリア軍は砲撃を行った。

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ヒムス県では、SANA(12月18日付)によると、反体制武装集団がカフルナーン村の住民を狙撃した。

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ダルアー県では、SANA(12月18日付)によると、反体制武装集団がダルアー市カーシフ地区のスポーツ・クラブを砲撃し、7人が負傷した。

AFP, December 18, 2017、ANHA, December 18, 2017、AP, December 18, 2017、ARA News, December 18, 2017、Champress, December 18, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2017、al-Hayat, December 18, 2017、al-Mada Press, December 18, 2017、Naharnet, December 18, 2017、NNA, December 18, 2017、Reuters, December 18, 2017、SANA, December 18, 2017、UPI, December 18, 2017などをもとに作成。

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YPGのシリア民主軍「アサド大統領は反逆について語る資格がもっとも無い者」(2017年12月18日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の総司令部は声明を出し、アサド大統領が、ロシアのドミトリー・ロゴージン副首相を団長とするロシア政府および経済界使節団との解団後の記者会見で、シリア民主軍を「反逆者」と非難したことに関して、「反逆について語る資格がもっとも無い者」「反逆の定義を地で行っている」と厳しく批判した。

声明でシリア民主軍は「我々はこうした発言に驚いていない。シリアのすべての社会集団からなる我が人民は、シリア北部および北東部で、彼(アサド大統領)の抑圧的な独裁体制に対しして放棄、反抗し、軍治安機関から独裁システムを完全に排除した。それによって、不正と抑圧の歴史に幕を引いた…。我々は…テロ追撃に躊躇せず前進する。我々はバッシャール・アサドと彼の支配体制に残っている者だちが、反逆について語る資格がもっとも無い連中だと考えている。この体制にこそ、国内で宗派主義諸派が猛威を振るっている直接の責任がある。この体制にこそ、外国からのテロに対して門戸を開いた責任がある」と批判した。

ANHA(12月18日付)が伝えた。

ANHA, December 18, 2017

AFP, December 18, 2017、ANHA, December 18, 2017、AP, December 18, 2017、ARA News, December 18, 2017、Champress, December 18, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2017、al-Hayat, December 18, 2017、al-Mada Press, December 18, 2017、Naharnet, December 18, 2017、NNA, December 18, 2017、Reuters, December 18, 2017、SANA, December 18, 2017、UPI, December 18, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュ戦闘員と家族数十人がダイル・ザウル県でYPG主体のシリア民主軍に投降(2017年12月17日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(12月18日付)によると、県東部に潜伏していたダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員とその家族数十人が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の諜報機関に投降した。

AFP, December 18, 2017、ANHA, December 18, 2017、AP, December 18, 2017、ARA News, December 18, 2017、Champress, December 18, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2017、Euphrates Post, December 18, 2017、al-Hayat, December 18, 2017、al-Mada Press, December 18, 2017、Naharnet, December 18, 2017、NNA, December 18, 2017、Reuters, December 18, 2017、SANA, December 18, 2017、UPI, December 18, 2017などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構に近いイバー通信は、ハマー県北東部でのシリア軍とダーイシュの連携を示す地図を公開(2017年12月17日)

アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構に近いイバー通信(12月17日付)は、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が、ハマー県北東部のイドリブ県境地域で連携していることを示す証拠として、自らが作成した勢力図を公開した。

この地図によると、シリア軍は、ダーイシュの支配地域を回避して、その東部に位置するラフジャーン村、シャークースィーヤ村、ウンム・マイヤール村、そして西部に位置するイドリブ県のアブー・ダーリー村、ムシャイリファ村のシャーム解放機構支配地域に進攻、一方ダーイシュは、両地域の間に位置するラスム・ハンマーム村方面への北進を試みている。

Wikalat al-Iba’, December 17, 2017

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首都の声(サウト・アースィマ)(12月17日付)は、複数の匿名消息筋の話として、ダマスカス県およびダマスカス郊外県で活動するダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員1人がシリア政府支配下のダマスカス県マイダーン区にあるマハーイニー病院で、軍事情報局パレスチナ課が厳戒態勢を敷くなか、同課の医師から治療を受けたと伝えた。

この戦闘員は、ダマスカス県タダームン区での反体制武装集団との戦闘で負傷したという。

AFP, December 17, 2017、ANHA, December 17, 2017、AP, December 17, 2017、ARA News, December 17, 2017、Champress, December 17, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 17, 2017、al-Hayat, December 17, 2017、al-Mada Press, December 17, 2017、Naharnet, December 17, 2017、NNA, December 17, 2017、Reuters, December 17, 2017、SANA, December 17, 2017、Sawt al-‘Asima, December 17, 2017、UPI, December 17, 2017などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構と共闘する自由シリア軍イッザ軍、トルキスタン・イスラーム党、アフラール軍がハマー県北部でシリア軍に対して攻勢(2017年12月17日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月17日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構と共闘関係にある「穏健な反体制派」(自由シリア軍所属)のイッザ軍が、シリア軍との戦闘の末、県北部のズラーキーヤート村および同村一帯のシリア軍検問所、ザリーン検問所を制圧した。

この戦闘で、シリア軍兵士数十人が死傷、多数が捕捉、イッザ軍は捕捉した兵士の映像をインターネットを通じて公開した。

al-Durar al-Shamiya, December 17, 2017

なおこの戦闘と前後して、同じくシャーム解放機構と共闘関係にあるアフラール軍が、シリア政府支配下のハラファーヤー市一帯でのシリア軍とイッザ軍、トルキスタン・イスラーム党との戦闘に参加すると表明した。

また、ロシア軍がラターミナ町、カフルズィーター市、ハラファーヤー市一帯を爆撃した。

一方、ヒズブッラーの中央戦争広報局は、シリア軍と同盟部隊がラスム・スィヤーラ村、ウバイダ村を制圧したと発表した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月17日付)によると、ロシア軍戦闘機が、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる武装集団の支配下にあるハーン・シャイフーン市を爆撃し、女性7人と子ども2人の9人が死亡、また多数が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月17日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県南西部でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦、ザフル・アブヤド丘とナッジャール農場を完全制圧した。

シリア軍はまた、東グータ地方のタッル・クルディー町の女性刑務所近郊で反体制武装集団が掘削した全長300メートルの地下トンネルを発見、これを破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月17日付)によると、反体制武装集団がマシュラファ村、ジャッブーリーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月17日付)によると、シリア・ロシア両軍が県南部のタッル・ダマーン村一帯を激しく砲撃・空爆、またシリア軍が同地およびフワイリー村一帯でアル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月17日付)によると、アレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区を反体制武装集団が砲撃し、同地区の学校が被弾、女性教師2人と女子生徒1人が負傷した。

このほか、アブー・アマーラ特殊任務連隊は声明を出し、17日にアレッポ市内でフサイン・ファラフー人民議会議員(アレッポ市A部門)の息子で国防隊司令官の一人ムハンマド・ファラフー氏を暗殺したと発表した。

しかし、『ハヤート』(12月18日付)は、政権に近い複数の消息筋が、ファラフー氏が暗殺ではなく、短銃の暴発によって死亡したと話していると伝えた。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月17日付)によると、ウマリー旅団連合が西ムライハ村、シハーヤ村にあるシリア軍拠点を襲撃し、同地一帯で爆弾の敷設を行ってきたとされる部隊員7人を拘束した。

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ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(12月17日付)によると、シリア軍と人民防衛隊がダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区で兵役を忌避している18歳から42歳の男性数十人を拘束した。

AFP, December 17, 2017、ANHA, December 17, 2017、AP, December 17, 2017、ARA News, December 17, 2017、Champress, December 17, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 17, 2017、Euphrates Post, December 17, 2017、al-Hayat, December 17, 2017、al-Mada Press, December 17, 2017、Naharnet, December 17, 2017、NNA, December 17, 2017、Reuters, December 17, 2017、SANA, December 17, 2017、UPI, December 17, 2017などをもとに作成。

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ハサカ県のロジャヴァ支配地域に非難していたダイル・ザウル県住民1,100人が帰還(2017年12月17日)

ハサカ県では、ANHA(12月17日付)によると、アリーシャ町に設置されたサッド収容キャンプで避難生活をしていたダイル・ザウル県住民のうち約1,100人が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダイル・ザウル民政評議会によって用意された旅客バスに分乗し、帰還した。

帰還した住民は、ブサイラ市、スブハ村、ズィーバーン町の住民。

ANHA, December 17, 2017

AFP, December 17, 2017、ANHA, December 17, 2017、AP, December 17, 2017、ARA News, December 17, 2017、Champress, December 17, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 17, 2017、al-Hayat, December 17, 2017、al-Mada Press, December 17, 2017、Naharnet, December 17, 2017、NNA, December 17, 2017、Reuters, December 17, 2017、SANA, December 17, 2017、UPI, December 17, 2017などをもとに作成。

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シリア赤新月社、ロジャヴァ傘下のラッカ文民評議会はラッカ県に人道支援物資を搬入(2017年12月17日)

ラッカ県では、SANA(12月17日付)によると、シリア赤新月社の支援チームが件南部のディブスィー・アフナーン村、ディブス・ファラジュ村および両地一帯の村々に貨物トラック38台分の人道支援物資(食糧、調理器具、毛布など)を搬入し、住民に配給した。

ラッカ県南部への人道支援は10月29日の物資搬入に続いて今回が2度目。

SANA, December 17, 2017

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一方、ANHA(12月17日付)によると、西クルディスタン移行期民政局支配下のラッカ市では、同民政局傘下のラッカ文民評議会が、ジャズラ地区、シャイフ・ダウラ地区、アブー・ヒーシュ地区の住民に対して人道支援物資500パックを配給した。

ANHA, December 17, 2017

AFP, December 17, 2017、ANHA, December 17, 2017、AP, December 17, 2017、ARA News, December 17, 2017、Champress, December 17, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 17, 2017、al-Hayat, December 17, 2017、al-Mada Press, December 17, 2017、Naharnet, December 17, 2017、NNA, December 17, 2017、Reuters, December 17, 2017、SANA, December 17, 2017、UPI, December 17, 2017などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊でシリア軍将兵13人の遺体発見(2017年12月16日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(12月16日付)によると、15~16日の2日間で、ブーカマール市近郊で、士官1人を含むシリア軍13人の遺体が発見された。

遺体で発見された将兵は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で殺害されたと思われる。

一方、シリア軍は、ハジーン市、バフラ村、ガラーニージュ市を砲撃した。

AFP, December 16, 2017、ANHA, December 16, 2017、AP, December 16, 2017、ARA News, December 16, 2017、Champress, December 16, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2017、Euphrates Post, December 16, 2017、al-Hayat, December 17, 2017、al-Mada Press, December 16, 2017、Naharnet, December 16, 2017、NNA, December 16, 2017、Reuters, December 16, 2017、SANA, December 16, 2017、UPI, December 16, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がダイル・ザウル県東部の1カ村を制圧(2017年12月16日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダーイシュ(イスラーム国)が撤退した県東部のアブー・ハルドゥーブ村を制圧した。

AFP, December 16, 2017、ANHA, December 16, 2017、AP, December 16, 2017、ARA News, December 16, 2017、Champress, December 16, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2017、al-Hayat, December 17, 2017、al-Mada Press, December 16, 2017、Naharnet, December 16, 2017、NNA, December 16, 2017、Reuters, December 16, 2017、SANA, December 16, 2017、UPI, December 16, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はアル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる武装集団の拠点イドリブ県に進攻、南部の2カ村を制圧(2017年12月16日)

イドリブ県では、SANA(12月16日付)によると、シリア軍がアル=カーイダ系のシャーム解放機構の残党を追撃し、県南部のムシャイリファ村、タッル・ヒンズィール村を制圧した。

SANA, December 16, 2017

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ハマー県では、SANA(12月16日付)によると、シリア軍が人民防衛集団とともに、県北東部のザーフィリーヤ村近郊のザフラー農場、ハーウィヤ農場でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月16日付)によると、シャーム解放機構はラスム・スィヤーラ村に進攻したシリア軍と交戦し、これを撃退した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月16日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県南西部のズィヤート丘からシャーム解放機構などからなる武装集団を掃討、同地を制圧した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月16日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構と共闘するシャイフ(ヘルモン)山部隊連合(ヘルモン山作戦司令室)がシャイフ山山麓一帯でシリア軍と交戦した。

AFP, December 16, 2017、ANHA, December 16, 2017、AP, December 16, 2017、ARA News, December 16, 2017、Champress, December 16, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2017、al-Hayat, December 17, 2017、al-Mada Press, December 16, 2017、Naharnet, December 16, 2017、NNA, December 16, 2017、Reuters, December 16, 2017、SANA, December 16, 2017、UPI, December 16, 2017などをもとに作成。

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シリア部族氏族最高評議会「米国はマンビジュ市から撤退するという約束を破り、住民を騙している」(2017年12月15日)

トルコ南部のガスィアンテプを拠点とするシリア部族氏族最高評議会のイブラーヒーム・ハーッジー氏は、「米国はマンビジュ市(アレッポ県)の住民を騙した。ダーイシュ(イスラーム国)の支配から同市を解放したら撤退すると約束したが、彼らとの間で交わしたこの約束を守っていない」と非難した。

ハーッジ氏によると、米国はアレッポ県東部ユーフラテス川のティシュリーン・ダムに近い米軍の基地で、マンビジュ市の部族長や名士と何度も会見し、このことを約束していたという。

アナトリア通信(12月15日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, December 15, 2017

AFP, December 15, 2017、Anadolu Ajansı, December 15, 2017、ANHA, December 15, 2017、AP, December 15, 2017、ARA News, December 15, 2017、Champress, December 15, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2017、al-Hayat, December 16, 2017、al-Mada Press, December 15, 2017、Naharnet, December 15, 2017、NNA, December 15, 2017、Reuters, December 15, 2017、SANA, December 15, 2017、UPI, December 15, 2017などをもとに作成。

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ハマー県北東部でアル=カーイダ系のシャーム解放機構とダーイシュが交戦(2017年12月15日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月15日付)によると、シャーム解放機構などからなる武装集団が、県北東部のラスム・ハンマーム丘一帯に進攻したダーイシュ(イスラーム国)を撃退した。

AFP, December 15, 2017、ANHA, December 15, 2017、AP, December 15, 2017、ARA News, December 15, 2017、Champress, December 15, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2017、al-Hayat, December 16, 2017、al-Mada Press, December 15, 2017、Naharnet, December 15, 2017、NNA, December 15, 2017、Reuters, December 15, 2017、SANA, December 15, 2017、UPI, December 15, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はアル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる武装集団の支配下にあるダマスカス郊外県南西部への攻勢を強める(2017年12月15日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(12月16日付)によると、親政権民兵組織の「クナイトラの鷹」が同じく親政権民兵組織の「ゴラン中隊」と合併し、新組織「祖国の盾」を結成、シリア軍とともにアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構などからなる武装集団の支配下にある西グータ地方解放に向けた戦闘に参加すると発表した。

『ハヤート』によると、「祖国の盾」の支援を受けたシリア軍はバイト・ジン村一帯の複数拠点を制圧したという。

シリア軍は、マガル・ミール村一帯、マルワーン丘、ダフル・アスワド地区一帯に対して激しい砲撃を行っているという。

一方、SANA(12月15日付)によると、シリア軍が県南西部でアル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる武装集団の拠点に対して攻撃を行い、バイト・ジン村一帯の丘陵地帯を制圧した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月15日付)によると、シャーム解放機構などからなる武装集団が、県北東部のシャークースィーヤ村一帯に進攻したシリア軍を撃退した。

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ヒムス県では、SANA(12月15日付)によると、反体制武装集団がアクラード・ダースィニーヤ村、ジャッブーリーン村を砲撃した。

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クナイトラ県では、SANA(12月15日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構がバアス市を砲撃した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月15日付)によると、アブー・アマーラ特殊連隊がアレッポ市シーハーン交差点にあるシリア軍検問所を襲撃し、兵士多数を殺傷した。

AFP, December 15, 2017、ANHA, December 15, 2017、AP, December 15, 2017、ARA News, December 15, 2017、Champress, December 15, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2017、al-Hayat, December 16, 2017、al-Mada Press, December 15, 2017、Naharnet, December 15, 2017、NNA, December 15, 2017、Reuters, December 15, 2017、SANA, December 15, 2017、UPI, December 15, 2017などをもとに作成。

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シリア人権ネットワーク「ラッカ市解放戦で有志連合側が殺害した民間人は2,323人、シリア・ロシア両軍が殺害した民間人は48人(2017年12月14日)

シリア人権ネットワークは、ダーイシュ(イスラーム国)の首都と目されてきたラッカ市解放戦で、米主導の有志連合、ロシア、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、シリア軍によって殺害された民間人の数が2,371人に達し、また45万人近くが家を追われたとする集計結果(http://sn4hr.org/blog/2017/12/14/49488/)と発表した。

ラッカ市解放戦は2016年11月6日から2017年10月19日までの約11ヶ月間にわたり行われ、民間人2,323人が死亡、うち子どもが543人、女性が346人に及んだという。

また民間人犠牲者のうち、有志連合によって殺害されたのは1,321人(うち子ども383人、女性247人)、シリア民主軍によって殺害されたのは309人(うち子ども51人、女性50人)、ダーイシュによって殺害されたのは693人(うち子ども109人、女性49人)だったという。

一方、シリア・ロシア両軍の攻撃による民間人犠牲者は48人(うち子ども19人、女性8人)だった。

AFP, December 14, 2017、ANHA, December 14, 2017、AP, December 14, 2017、ARA News, December 14, 2017、Champress, December 14, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2017、al-Hayat, December 15, 2017、al-Mada Press, December 14, 2017、Naharnet, December 14, 2017、NNA, December 14, 2017、Reuters, December 14, 2017、SANA, December 14, 2017、UPI, December 14, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構は、シリア軍とダーイシュのイドリブ県進入を阻止するための徹底抗戦を呼びかける(2017年12月14日)

シャーム解放機構のシャリーア評議会は声明(ファトワー)を出し、ハマー県東部および北部で進攻を続けるシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)のそれぞれに対して、徹底抗戦し、イドリブ県への進入を阻止するよう呼びかけた。

al-Durar al-Shamiya, December 14, 2017

AFP, December 14, 2017、ANHA, December 14, 2017、AP, December 14, 2017、ARA News, December 14, 2017、Champress, December 14, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2017、al-Hayat, December 15, 2017、al-Mada Press, December 14, 2017、Naharnet, December 14, 2017、NNA, December 14, 2017、Reuters, December 14, 2017、SANA, December 14, 2017、UPI, December 14, 2017などをもとに作成。

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シリア・イスラーム評議会「アサド政権はダーイシュを利用して、ハマー県、アレッポ県での戦果を狙っている」(2017年12月14日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア・イスラーム評議会は声明を出し、ハマー県北東部でのシャーム解放機構とダーイシュ(イスラーム国)の衝突や、シリア軍によるシャーム解放機構への攻勢に関して、「アサド政権がダーイシュを利用して、ハマー県東部やアレッポ県南部での戦闘での目的達成を狙っている」と非難した。

al-Durar al-Shamiya, December 14, 2017

AFP, December 14, 2017、ANHA, December 14, 2017、AP, December 14, 2017、ARA News, December 14, 2017、Champress, December 14, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2017、al-Hayat, December 15, 2017、al-Mada Press, December 14, 2017、Naharnet, December 14, 2017、NNA, December 14, 2017、Reuters, December 14, 2017、SANA, December 14, 2017、UPI, December 14, 2017などをもとに作成。

 

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ファトフ軍再活性化に向けた合意に従い、シャーム解放機構がシャーム自由人イスラーム運動の捕虜を釈放、ヌールッディーン・ザンキー運動に拠点を移譲(2017年12月14日)

ドゥラル・シャーミーヤ(12月14日付)は、複数の消息筋の話として、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動、アフラール軍がファトフ軍再活性化に向けて11日に交わした合意に従い、シャーム解放機構が拘置していたシャーム自由人イスラーム運動メンバー多数を釈放するとともに、アレッポ県西部のウワイジル村の検問所をヌールッディーン・ザンキー運動に移譲したと伝えた。

AFP, December 14, 2017、ANHA, December 14, 2017、AP, December 14, 2017、ARA News, December 14, 2017、Champress, December 14, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2017、al-Hayat, December 15, 2017、al-Mada Press, December 14, 2017、Naharnet, December 14, 2017、NNA, December 14, 2017、Reuters, December 14, 2017、SANA, December 14, 2017、UPI, December 14, 2017などをもとに作成。

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