YPG主体のシリア民主軍はラッカ市内でダーイシュとの戦いを続ける(2017年8月31日)

ラッカ県では、ARA New(8月31日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内のダルイーヤ地区、ムルール地区で進軍を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を制圧した。

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県でアル=カーイダ系組織シャーム解放機構に参加する家族どうしが衝突し、9人死亡(2017年8月31日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(8月31日付)によると、タッルアーダ村の住民どうしが衝突し、9人が死亡、数十人が負傷した。

衝突したのは、タッルアーダ村の二つの家族(いずれもバルシャ家)で、いずれもアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構に参加しているという。

ARA, August 31, 2017

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県、ハマー県でダーイシュの追撃を続け、ダイル・ザウル市に迫る(2017年8月31日)

ヒムス県では、SANA(8月31日付)によると、シリア軍が県東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、マヌーフ村西部に位置するワッハービーヤ村を制圧した。

また、ヒズブッラーの中央戦争広報局によると、シリア軍と親政権武装勢力が、スフナ市の東方約10キロに位置する街道(ダイル・ザウル市に至る街道)一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を制圧した。

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ハマー県では、ヒズブッラーの中央戦争広報局によると、シリア軍と親政権武装勢力が県東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する攻撃を続け、北カスタル村、中カスタル村、南カスタル村、北マクサル村、南マクサル村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(8月31日付)によると、シリア軍と親政権武装勢力がダイル・ザウル市の西約30キロの地点に位置するバシャリー山をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

また、SANA(8月31日付)によると、シリア軍はダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市墓地地区、パノラマ交差点一帯、フワイジャト・サクル、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、アイヤーシュ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

syria.liveuamap.com, August 31, 2017

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは13件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2017年8月31日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月31日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(クナイトラ県12県、アレッポ県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも3件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ハマー県1件、ラタキア県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 31, 2017をもとに作成。

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シャーム戦線、シャーム軍団、アンサール・スンナ旅団、ヌールッディーン・ザンキー運動が反体制武装集団統合の呼びかけに支持を表明(2017年8月31日)

シャーム戦線、シャーム軍団、アンサール・スンナ旅団、ヌールッディーン・ザンキー運動、そして離反士官のアフマド・ビッリー准将は、シャーム自由人イスラーム運動に呼応するかたちで、それぞれ声明を出し、トルコのイスタンブールで活動するシリア・イスラーム評議会による「革命国防省」の設置とその傘下での反体制武装集団の糾合の呼びかけと、シリア革命反体制勢力国民連立による統合国民軍結成にかかる声明への支持を表明した。

Kull-na Shuraka’, August 31, 2017
Kull-na Shuraka’, September 1, 2017
Kull-na Shuraka’, September 1, 2017
Kull-na Shuraka’, September 1, 2017
Kull-na Shuraka’, September 1, 2017
Kull-na Shuraka’, September 2, 2017

AFP, September 1, 2017、AP, September 1, 2017、ARA News, September 1, 2017、Champress, September 1, 2017、al-Hayat, September 2, 2017、Kull-na Shuraka’, September 1, 2017、al-Mada Press, September 1, 2017、Naharnet, September 1, 2017、NNA, September 1, 2017、Reuters, September 1, 2017、SANA, September 1, 2017、UPI, September 1, 2017などをもとに作成。

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米CIAが主導する反体制派支援プログラムは、シリア砂漠で活動する2組織に、アサド政権との戦いを止め、ダーイシュとの戦闘に注力するか、武器を捨てヨルダンに退去するかを求める(2017年8月31日)

ARA New(8月31日付)は、反体制派の複数の消息筋の話として、米CIAが主導し、ヨルダン、サウジアラビアが参与する支援プログラム「軍事作戦司令部」(Military Operations Command、通称MOC、الموك)が、支援対象としている反体制武装集団に対して、シリア軍との戦闘を停止してダーイシュ(イスラーム国)との戦いに注力するか、武器を引き渡すかのいずれかを要求した、と伝えた。

同消息筋によると、「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室を主導する東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団が、MOC幹部と会談した際、ダーイシュとの戦いに参加するためにダイル・ザウル県北部に転戦するか、武器を捨てて、ヨルダンに退去するかのいずれかを要請されたという。

この要請は、シリアの首都ダマスカスとイラクの首都バグダードを繋ぐ街道の再開を「国際社会」が希望したことを受けたものだという。

これに対して、殉教者アフマド・アブドゥー軍団と東部獅子軍は30日付で声明を出し、「降参し、政権との戦闘を止め、シリア砂漠の支配地域を捨てることを求めるもっとも厳しい圧力に曝された」と非難、事態に対処するために、組織間の連携と拠点の防御を強化し、ヨルダン北部の国境地帯にあるルクバーン避難民キャンプ、ハドラート避難民キャンプに身を寄せる住民数千人を保護すると主張した。

Kull-na Shuraka’, August 31, 2017

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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米国の支援を受ける東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団は撃墜・捕捉していたシリア軍戦闘機パイロットら30人をシリア軍との捕虜交換で解放(2017年8月31日)

ディマシュク・アーン(8月31日付)は、8月15日に米国の支援を受ける東部獅子軍、殉教者アフマド・アブドゥー軍団(いずれも「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室所属組織)の攻撃によって撃墜・捕捉されていたシリア軍戦闘機のパイロット、アリーフ・フルウ少佐が、シリア軍との捕虜交換によって解放された、と伝えた。

この捕虜交換で、フルウ大佐を含むシリア軍兵士捕虜30人が解放され、スワイダー県でシリア軍に引き渡されたが、シリア軍側も反体制武装集団側も、シリア軍側が誰を解放したのかについては明らかにしていない。

Kull-na Shuraka’, August 31, 2017

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、Dimashq al-An, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイード・アドハーに合わせて恩赦実施を決定(2017年8月31日)

シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)は声明を出し、イード・アドハーを記念して、禁固刑の判決を受けた収監者のうち、半分以上の刑期を終えた者に対して恩赦を与えることを司法評議会が決定したと発表した。

恩赦が実施される地域に関して、シャーム解放機構のイマードッディーン・ムジャーヒド広報関係局長は、イナブ・バラディー(8月31日付)に「解放されたシリア北部」、すなわちイドリブ県が含まれると述べた。

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、‘Inab Baladi, August 31, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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ロジャヴァはイード・アドハーに合わせて、ラッカ県でダーイシュ元メンバー270人を恩赦(2017年8月31日)

ARA New(8月31日付)は、ラッカ県タブカ市の複数の消息筋の話として、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、イード・アドハー(9月1日)に合わせて、ダーイシュ(イスラーム国)に参加していた住民155人を釈放した、と伝えた。

住民に対する恩赦は、タブカ文民評議会、部族和解評議会の要請に基づくもので、釈放された155人は、ダーイシュに参加していたが、「シリア人の血で手を染めていない」者だという。

またラッカ県アイン・イーサー市の治安を担当する内務治安部隊も、ラッカ市の名士やシャイフ、ラッカ市文民評議会の要請を受け、123人を釈放した。

SANA, August 31, 2017

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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シリア駐留ロシア軍はトルコ軍とロジャヴァの緊張関係が続くアレッポ県アフリーン市に当事者和解調整センターの活動を拡大し、停戦監視を行うと発表(2017年8月31日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍のアレクセイ・キム副司令官は、アレッポ県北西部における西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市に当事者和解調整センターの活動を拡大すると発表した。

キム副司令官は、アフリーン市一帯地域が、ロシア、トルコ、イラン、そして米国が設置に合意した緊張緩和地帯に含まれていないとしつつも、停戦規定に含まれると強調、ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームが活動を開始し、医療支援、教育支援などを行うと述べた。

アフリーン市およびアレッポ県北部のタッル・リフアト市では、トルコ軍およびその支援を受ける「家の者たち」作戦司令室による西クルディスタン移行期民政局支配地域への砲撃を続くなど緊張状態にある。

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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カーミシュリー市(ハサカ県)でロジャヴァのアサーイシュと親政権アッシリア教徒民兵が交戦(2017年8月31日)

ハサカ県では、ARA News(8月31日付)によると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が共同(分割)統治しているカーミシュリー市で、シリア政府を支持するアッシリア教徒の民兵組織「ジャズィーラ防衛部隊」(ストロ)と西クルディスタン移行期民政局の治安部隊であるアサーイシュが交戦した。

交戦はキリスト教徒が多く住む市内のウスター地区で発生した。

なお、ジャズィーラ防衛部隊は、西クルディスタン移行期民政局の傘下にあるアッシリア教徒の治安組織「ストロ」とは別組織。

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける「家の者たち」作戦司令室はロジャヴァ支配地域への砲撃を続ける(2017年8月31日)

アレッポ県では、ARA News(8月31日付)によると、トルコ軍の支援を受ける「家の者たち」作戦司令室が、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市郊外のカフルジャンア村を砲撃した。

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動は「革命国防省」の設置と反体制武装集団統合への支持を表明(2017年8月31日)

アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、「革命国防省」を新設し、反体制武装集団を統合したうえに、その傘下に置くことを支持、そのために必要なすべての措置を講じる用意があると表明した。

「革命国防省」の設置は、トルコのイスタンブールで活動するシリア・イスラーム評議会、シリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣が最近になって主唱したもの。

Kull-na Shuraka’, August 31, 2017

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダイル・ザウル県西部で再び空挺作戦を実施し、ダーイシュのメンバーを移送(2017年8月30日)

『ハヤート』(9月1日付)は、複数の消息筋の話として、米主導の有志連合が30日に県西部で空挺作戦を実施したと伝えた。

作戦は、ムサッラブ村の南西約10キロの地点に位置するスーフ地区で、3機のヘリコプターが傘下、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に参加していた欧州出身者、シリア人、そのほかのアラブ諸国出身者を移送したという。

移送されたダーイシュ・メンバーは、有志連合が送り込んだ諜報員・工作員だという。

同様の作戦は8月26日にも行われている。

AFP, August 31, 2017、AP, August 31, 2017、ARA News, August 31, 2017、Champress, August 31, 2017、al-Hayat, September 1, 2017、Kull-na Shuraka’, August 31, 2017、al-Mada Press, August 31, 2017、Naharnet, August 31, 2017、NNA, August 31, 2017、Reuters, August 31, 2017、SANA, August 31, 2017、UPI, August 31, 2017などをもとに作成。

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トルコで活動するシリア・イスラーム評議会、シリア国民連合暫定内閣は反体制武装集団の統合を主唱(2017年8月30日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア・イスラーム評議会は声明を出し、シリア国内で活動するすべての反体制武装集団の糾合を呼びかけるとともに、「革命国防省」を設置し、反体制武装集団をその傘下に置くことを提案した。

Kull-na Shuraka’, September 1, 2017

同じくトルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣はジャワード・アブー・ハトブ首班の名で声明を出し、すべての反体制武装集団に向けて統合国民軍として糾合するよう呼びかけた。

Kull-na Shuraka’, September 1, 2017

AFP, September 1, 2017、AP, September 1, 2017、ARA News, September 1, 2017、Champress, September 1, 2017、al-Hayat, September 2, 2017、Kull-na Shuraka’, September 1, 2017、al-Mada Press, September 1, 2017、Naharnet, September 1, 2017、NNA, September 1, 2017、Reuters, September 1, 2017、SANA, September 1, 2017、UPI, September 1, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室は支配地域内にロジャヴァのナンバー・プレートをつけた車輌の往来、移動を禁止すると警告(2017年8月30日)

トルコ軍の支援を受け、アレッポ県北部で活動するハワール・キリス作戦司令室(「家の者たち」作戦司令室)に所属する反体制武装集団によって構成されるジャラーブルス治安機構は、同作戦司令室支配下地域への西クルディスタン移行期民政局のナンバー・プレートをつけた車輌の立ち入り、移動を禁じると警告した。

ARA News, August 30, 2017

AFP, August 30, 2017、AP, August 30, 2017、ARA News, August 30, 2017、Champress, August 30, 2017、al-Hayat, August 31, 2017、Kull-na Shuraka’, August 30, 2017、al-Mada Press, August 30, 2017、Naharnet, August 30, 2017、NNA, August 30, 2017、Reuters, August 30, 2017、SANA, August 30, 2017、UPI, August 30, 2017などをもとに作成。

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YPGは声明でロシア軍のタッル・リフアト市(アレッポ県)進駐について「監視活動が目的」と説明(2017年8月30日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の総司令部は声明を出し、28日のアレッポ県タッル・リフアト市へのロシア軍憲兵隊の進駐が、両者の合意に基づいており、同地を中心とするシャブバー地区、そしてアレッポ県北西部の西クルディスタン移行期民政局の最大の拠点都市であるアフリーン市一帯(アフリーン地区)での監視活動が目的であることを明らかにした。

クッルナー・シュラカー(8月30日付)が伝えた。

Kull-na Shuraka’, August 30, 2017

AFP, August 30, 2017、AP, August 30, 2017、ARA News, August 30, 2017、Champress, August 30, 2017、al-Hayat, August 31, 2017、Kull-na Shuraka’, August 30, 2017、al-Mada Press, August 30, 2017、Naharnet, August 30, 2017、NNA, August 30, 2017、Reuters, August 30, 2017、SANA, August 30, 2017、UPI, August 30, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が反体制武装集団への反転攻勢を強める(2017年8月30日)

ダルアー県では、スマート・ニュース(8月30日付)によると、ヤルムーク川流域のシャイフ・サアド村・ナワー市街道にダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が侵入し、ナワー自由人師団(自由シリア軍)などと交戦、3人の戦闘員を殺害した。

また、ハーリド・ブン・ワリード軍は、ヤルムーク川一帯地域での戦闘で、反体制武装集団の戦闘員12人を殺害したと発表した。

クッルナー・シュラカー(8月31日付)によると、過去2日の戦闘での戦闘員の死者数は16人に上るという。 

一方、ズィムリーン村とサムリーン村を結ぶ街道では、仕掛けられていた爆弾の爆発に反体制武装集団の車が巻き込まれ、4人が死亡、1人が負傷した。

AFP, August 30, 2017、AP, August 30, 2017、ARA News, August 30, 2017、Champress, August 30, 2017、al-Hayat, August 31, 2017、Kull-na Shuraka’, August 30, 2017、al-Mada Press, August 30, 2017、Naharnet, August 30, 2017、NNA, August 30, 2017、Reuters, August 30, 2017、SANA, August 30, 2017、SMART News, August 30, 2017、UPI, August 30, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュが抵抗を続けるラッカ市内のダルイーヤ地区とムルール地区を包囲(2017年8月30日)

ラッカ県では、ARA News(8月30日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市内でダーイシュ(イスラーム国)が抵抗を続けるダルイーヤ地区とムルール地区の包囲に成功した。

シリア民主軍はまた、バリード地区、旧市街、ダルイーヤ地区でダーイシュと交戦した。

AFP, August 30, 2017、AP, August 30, 2017、ARA News, August 30, 2017、Champress, August 30, 2017、al-Hayat, August 31, 2017、Kull-na Shuraka’, August 30, 2017、al-Mada Press, August 30, 2017、Naharnet, August 30, 2017、NNA, August 30, 2017、Reuters, August 30, 2017、SANA, August 30, 2017、UPI, August 30, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県などで反体制武装集団と交戦(2017年8月30日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、シリア軍がクナイトラ県に近いバイト・ジン村、ダフル・アスワド丘、シャイフ山(ヘルモン山)一帯をヘリコプターで空爆した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(8月31日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外のジャファル・マンスール村、ブルジュ・アザーウィー村を砲撃した。

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ハマー県では、『ハヤート』(8月31日付)によると、シリア軍がラターミナ町を砲撃した。

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トルコのイスタンブールで活動するシリア・イスラーム評議会は声明を出し、シリア全土で活動する反体制武装集団に対して統合を呼びかけた。

Kull-na Shuraka’, August 30, 2017

AFP, August 30, 2017、AP, August 30, 2017、ARA News, August 30, 2017、Champress, August 30, 2017、al-Hayat, August 31, 2017、Kull-na Shuraka’, August 30, 2017、al-Mada Press, August 30, 2017、Naharnet, August 30, 2017、NNA, August 30, 2017、Reuters, August 30, 2017、SANA, August 30, 2017、UPI, August 30, 2017などをもとに作成。

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シリア軍は米国の支援を受ける反体制武装集団との戦闘の末、ヨルダン国境沿いに位置する監視所5カ所を制圧(2017年8月30日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍が県南東部の砂漠地帯で活動を続ける反体制武装集団(米国の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)と交戦の末、ヨルダン国境沿いに位置する第165、166、167、168、169監視所を制圧した。

AFP, August 30, 2017、AP, August 30, 2017、ARA News, August 30, 2017、Champress, August 30, 2017、al-Hayat, August 31, 2017、Kull-na Shuraka’, August 30, 2017、al-Mada Press, August 30, 2017、Naharnet, August 30, 2017、NNA, August 30, 2017、Reuters, August 30, 2017、SANA, August 30, 2017、UPI, August 30, 2017などをもとに作成。

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シリア軍は、ハマー県東部、ラッカ県南東部などでダーイシュに対する攻勢を続ける(2017年8月30日)

ハマー県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍が県東部のアカシュ村、ウンム・ミール村、アブー・ジュバイラート村、ウカイリバート町、北カスタル村、南カスタル村、中カスタル村を空爆、同地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

シリア軍はまた、ワーディー・アズィーブでダーイシュと交戦した。

また、『ハヤート』(8月31日付)によると、戦闘機(シリア軍、ないしはロシア軍)が県東部のカンタラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して激しい空爆を行った。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(8月30日付)は、県東部のウカイリバート町一帯での戦闘でロシア軍兵士1人を殺害したと発表した。

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ラッカ県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル県との県境に位置するマアダーン町を空爆、同地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は、ダイル・ザウル県との県境に位置する県南東部のユーフラテス右岸一帯(マアダーン町一帯)でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

29~30日の同地での戦闘による死者は、ダーイシュ戦闘員38人、シリア軍兵士26人にのぼり、過去6日間の死者数は145人にのぼっているという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月30日付)によると、ハサカ県との県境に位置するアブー・ハシャブ村近郊で、ダイル・ザウル県住民を乗せてハサカ県に向かっていた車3台が地雷の爆発に巻き込まれ、10人が死亡、28人が負傷した。

地雷はダーイシュ(イスラーム国)が敷設したもので、犠牲者はダーイシュ支配地域からの避難を試みる途中だったという。

AFP, August 30, 2017、AP, August 30, 2017、ARA News, August 30, 2017、Champress, August 30, 2017、al-Hayat, August 31, 2017、Kull-na Shuraka’, August 30, 2017、al-Mada Press, August 30, 2017、Naharnet, August 30, 2017、NNA, August 30, 2017、Reuters, August 30, 2017、SANA, August 30, 2017、UPI, August 30, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは3件の停戦違反を、トルコ側は8件の違反を確認(2017年8月30日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月30日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(アレッポ県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも8件(ヒムス県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、ラタキア県3件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 30, 2017をもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の司令官がラッカ市でのダーイシュとの戦闘で死亡(2017年8月29日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(8月30日付)などによると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のもとでダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」に参加しているマンビジュ軍事評議会のアドナーン・アブー・マジド司令官がラッカ市スーク・ハール地区でのダーイシュとの戦闘で撃たれて重傷を負い、死亡した。

Kull-na Shuraka’, August 30, 2017

AFP, August 30, 2017、AP, August 30, 2017、ARA News, August 30, 2017、Champress, August 30, 2017、al-Hayat, August 31, 2017、Kull-na Shuraka’, August 30, 2017、al-Mada Press, August 30, 2017、Naharnet, August 30, 2017、NNA, August 30, 2017、Reuters, August 30, 2017、SANA, August 30, 2017、UPI, August 30, 2017などをもとに作成。

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米国の支援を受ける殉教者アフマド・アブドゥー軍団と東部獅子軍がダマスカス郊外県東部でシリア軍と戦闘(2017年8月29日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(8月30日付)によると、米国の支援を受ける殉教者アフマド・アブドゥー軍団と東部獅子軍(いずれも「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室に所属)が、東部砂漠地帯のマフルーサ揚水場、ワーディー・マフムードでシリア軍、親政権武装勢力と交戦した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はこの戦闘で、ヨルダン国境に近い拠点5カ所を制圧した。

AFP, August 29, 2017、AP, August 29, 2017、ARA News, August 29, 2017、Champress, August 29, 2017、al-Hayat, August 30, 2017、Kull-na Shuraka’, August 29, 2017、al-Mada Press, August 29, 2017、Naharnet, August 29, 2017、NNA, August 29, 2017、Reuters, August 29, 2017、SANA, August 29, 2017、UPI, August 29, 2017などをもとに作成。

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ラッカ市でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの戦闘続く(2017年8月29日)

ラッカ県では、ARA News(8月29日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市旧市街、ナフダ地区、ムルール地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, August 29, 2017、AP, August 29, 2017、ARA News, August 29, 2017、Champress, August 29, 2017、al-Hayat, August 30, 2017、Kull-na Shuraka’, August 29, 2017、al-Mada Press, August 29, 2017、Naharnet, August 29, 2017、NNA, August 29, 2017、Reuters, August 29, 2017、SANA, August 29, 2017、UPI, August 29, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団がロジャヴァ支配下のマンビジュ市近郊で米主導の有志連合地上部隊に発砲(2017年8月29日)

有志連合のライアン・ディロン報道官(大佐)は、アレッポ県東部のユーフラテス川右岸(西岸)に位置する西クルディスタン移行期民政局支配下のマンビジュ市一帯に進駐している有志連合の地上部隊が、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(「家の者たち」作戦司令室)の発砲を受け、ただちに応戦したと発砲した。

ディロン報道官は「緊張緩和を維持するために我々が同地で行っているパトロール部隊がこの2週間で何度も発砲を受けている」と付言したうえで、有志連合が、トルコの支援を受ける反体制武装集団に、有志連合部隊への発砲は受け入れられない旨伝えるようトルコに申し入れたと強調した。

ロイター通信(8月29日付)が伝えた。

AFP, August 29, 2017、AP, August 29, 2017、ARA News, August 29, 2017、Champress, August 29, 2017、al-Hayat, August 30, 2017、Kull-na Shuraka’, August 29, 2017、al-Mada Press, August 29, 2017、Naharnet, August 29, 2017、NNA, August 29, 2017、Reuters, August 29, 2017、SANA, August 29, 2017、UPI, August 29, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団がロジャヴァの拠点都市アフリーン市を砲撃(2017年8月29日)

アレッポ県では、ARA News(8月29日付)によると、トルコ軍の支援を受けた「家の者たち」作戦司令室が、西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区(北シリア民主連邦アフリーン地域)の中心都市アフリーン市中心街を砲撃した。

この砲撃により女児1人を含む6人が負傷した。

AFP, August 29, 2017、AP, August 29, 2017、ARA News, August 29, 2017、Champress, August 29, 2017、al-Hayat, August 30, 2017、Kull-na Shuraka’, August 29, 2017、al-Mada Press, August 29, 2017、Naharnet, August 29, 2017、NNA, August 29, 2017、Reuters, August 29, 2017、SANA, August 29, 2017、UPI, August 29, 2017などをもとに作成。

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ヒズブッラー、シリア軍との停戦合意に従い、シリア・レバノン国境から退去したダーイシュ戦闘員とその家族がダイル・ザウル県に到着(2017年8月29日)

ヒズブッラーの中央戦争広報局は、28日にレバノンのベカーア県バアルベック郡ラアス・バアルベック村無人地帯とシリアのダマスカス郊外県西カラムーン地方カーラ市無人地帯で活動を続けてきたダーイシュ(イスラーム国)戦闘員とその家族合わせて約300人を乗せたバスが、シリア軍によって最近解放されたヒムス県スフナ市東部のフマイマ村近郊の砂漠地帯に設置された身柄引き渡し場所に到着したと発表した。

戦闘員らはその後ダイル・ザウル県内に移送されたという。

AFP, August 29, 2017、AP, August 29, 2017、ARA News, August 29, 2017、Champress, August 29, 2017、al-Hayat, August 30, 2017、Kull-na Shuraka’, August 29, 2017、al-Mada Press, August 29, 2017、Naharnet, August 29, 2017、NNA, August 29, 2017、Reuters, August 29, 2017、SANA, August 29, 2017、UPI, August 29, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県で反体制武装集団とダーイシュ系組織の戦闘続く(2017年8月29日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月29日付)によると、「ファトフ・フトゥーフ」の戦いを続行中の反体制武装集団が、マサーキン・ジュライン村でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の奇襲を受け、戦闘員5人を失った。

AFP, August 29, 2017、AP, August 29, 2017、ARA News, August 29, 2017、Champress, August 29, 2017、al-Hayat, August 30, 2017、Kull-na Shuraka’, August 29, 2017、al-Mada Press, August 29, 2017、Naharnet, August 29, 2017、NNA, August 29, 2017、Reuters, August 29, 2017、SANA, August 29, 2017、UPI, August 29, 2017などをもとに作成。

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