ヌスラ戦線がアブー・ズフール軍事飛行場付近で貨物機を撃墜(2015年1月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線が包囲するアブー・ズフール軍事基地飛行場に近いハシーラ村郊外に輸送機が墜落した。

撃墜されたのはシリア・アラブ航空のイリューシン輸送機。

これに関して、シリア・アラブ・テレビ(1月18日付)は、17日午後8時に、中型輸送機がアブー・ズフール航空基地に着陸する直前に撃墜された、と報じた。

また、シャームの民のヌスラ戦線広報局は、17日晩に輸送機を撃墜したと発表、墜落した輸送機の残骸、搭乗者の遺体、IDなどの写真を公開した。

ヌスラ戦線によると、輸送機にはシリア軍将兵、レバノン人ら戦闘員37人が搭乗し、武器弾薬、食糧などが積まれていたという。

Kull-na Shuraka', January 18, 2015
Kull-na Shuraka’, January 18, 2015
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Kull-na Shuraka', January 18, 2015
Kull-na Shuraka’, January 18, 2015

AFP, January 18, 2015、AP, January 18, 2015、ARA News, January 18, 2015、Champress, January 18, 2015、al-Hayat, January 19, 2015、Iraqi News, January 18, 2015、Kull-na Shuraka’, January 18, 2015、al-Mada Press, January 18, 2015、Naharnet, January 18, 2015、NNA, January 18, 2015、Reuters, January 18, 2015、SANA, January 18, 2015、UPI, January 18, 2015などをもとに作成。

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トルコ首相:「外国人戦闘員を食い止めるため、シリア国境の軍事地域を拡大(2015年1月17日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は「トルコは、外国人戦闘員(の潜入)を食い止めるため、シリア国境の軍事地域を拡大するが、シリア人避難民に対して国境を完全封鎖はしない」と発表した。

ダウトオール首相は、シリア人避難民の問題が「アサド政権の蛮行」によるとしたうえで、「難民問題の解決策は(シリアの)体制を終わらせることだ」と強調、シリアの紛争は、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うだけでは不十分で、国際社会がアサド政権を打倒する必要があるとの見方を示した。

『ハヤート』(1月18日付)などが伝えた。

AFP, January 17, 2015、AP, January 17, 2015、ARA News, January 17, 2015、Champress, January 17, 2015、al-Hayat, January 18, 2015、Iraqi News, January 17, 2015、Kull-na Shuraka’, January 17, 2015、al-Mada Press, January 17, 2015、Naharnet, January 17, 2015、NNA, January 17, 2015、Reuters, January 17, 2015、SANA, January 17, 2015、UPI, January 17, 2015などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き(2015年1月17日)

ヒムス県では、SANA(1月17日付)によると、サアン村、マシュラファ村、ラッフーム村・ウンク・ハワー村間で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(1月18日付)によると、米国など有志連合がフール町一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆し、ダーイシュ戦闘員8人が死亡した。

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ARA News(1月17日付)によると、米国など有志連合は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点などに対して29回空爆を行った。

うちシリア領内では、13回の空爆が行われ、ハサカ県タッル・ハミース市一帯などのダーイシュ拠点、車列などが標的となった。

AFP, January 17, 2015、AP, January 17, 2015、ARA News, January 17, 2015、January 18, 2015、Champress, January 17, 2015、al-Hayat, January 18, 2015、Iraqi News, January 17, 2015、Kull-na Shuraka’, January 17, 2015、al-Mada Press, January 17, 2015、Naharnet, January 17, 2015、NNA, January 17, 2015、Reuters, January 17, 2015、SANA, January 17, 2015、UPI, January 17, 2015などをもとに作成。

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反体制組織がアレッポ市内の遺跡を破壊する写真を公開(2015年1月17日)

ARA News(1月17日付)などは、アンサール・ディーン戦線に所属すると思われる反体制組織が、アレッポ市旧市街のシャイフ・ムハンマド・ナッバハーニー廟を破壊したと報じ、その写真多数を公開した。

ARA News, January 17, 2015
ARA News, January 17, 2015
ARA News, January 17, 2015
ARA News, January 17, 2015
ARA News, January 17, 2015
ARA News, January 17, 2015
ARA News, January 17, 2015
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ARA News, January 17, 2015
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ARA News, January 17, 2015をもとに作成。

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シリア国内の暴力:アレッポ、イドリブ、クナイトラなどで戦闘続く(2015年1月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市サビール地区(シリア政府支配地域)に迫撃砲弾1発が着弾した。

またシリア軍はアルド・マッラーフ地区一帯、アレッポ市カースティールー街道地区、ライラムーン地区などを「樽爆弾」で空爆した。

このほか、アルド・マッラーフ地区一帯、ハンダラート・キャンプ一帯では、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市一帯、ナーヒヤ村を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(1月17日付)によると、アイン・ガザル村、バーラ村、カフル・ウワイド村、アブー・ズフール町、タッル・サラムー村、サルマーニーヤ村、ビンニシュ市、カフルタハーリーム町、アルマナーズ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ワーディー・バラダ地方で、シリア軍と反体制武装集団が交戦し、戦闘員1人が死亡した。

またシリア軍はハーン・シャイフ・キャンプ西部を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市マンシヤ地区をシリア軍が砲撃し、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(1月17日付)によると、ブスラー・シャーム市、ジーザ町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマスハラ村への突入を試みたが、同地を制圧する武装集団によって撃退された。

一方、SANA(1月17日付)によると、マスハラ村一帯、マムティナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャーム自由人イスラーム運動、フルカーン旅団、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(1月17日付)によると、マドゥール村、アーミリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民の民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 17, 2015、AP, January 17, 2015、ARA News, January 17, 2015、Champress, January 17, 2015、al-Hayat, January 18, 2015、Iraqi News, January 17, 2015、Kull-na Shuraka’, January 17, 2015、al-Mada Press, January 17, 2015、Naharnet, January 17, 2015、NNA, January 17, 2015、Reuters, January 17, 2015、SANA, January 17, 2015、UPI, January 17, 2015などをもとに作成。

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反体制武装集団の「内ゲバ」:ヌスラ戦線が革命評議会を、シャーム自由人イスラーム運動がシャーム戦線を襲撃(2015年1月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線がカフルナブル市の革命評議会連合の事務所を襲撃した。

地元の活動家によると、ヌスラ戦線は、革命評議会メンバーらが「外国勢力のために活動し、シリア国内で外国のアジェンダを実行している」と疑い、襲撃したのだという。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(1月17日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動は、シャフシャブー山を拠点とするシャーム戦線(旧ファールーク大隊)の拠点複数カ所を襲撃した。

襲撃は、シャーム戦線が、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員をかくまっていたためだという。

AFP, January 17, 2015、AP, January 17, 2015、ARA News, January 17, 2015、Champress, January 17, 2015、al-Hayat, January 18, 2015、Iraqi News, January 17, 2015、Kull-na Shuraka’, January 17, 2015、al-Mada Press, January 17, 2015、Naharnet, January 17, 2015、NNA, January 17, 2015、Reuters, January 17, 2015、SANA, January 17, 2015、UPI, January 17, 2015などをもとに作成。

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YPGがハサカ市でシリア軍と「内ゲバ」:戦闘の末に同市北部を制圧(2015年1月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がハサカ市タッル・ハジャル交差点のSINALCO工場北部に隣接する前哨地と同市北部の入り口に位置するサッバーグ検問所一帯でシリア軍、国防隊、バアス大隊と激しく交戦の末、同地を制圧した。

また地元活動家らによると、人民防衛隊は市内の警察署複数カ所を制圧、これに対してシリア軍はアドナーン・マーリキー学校を砲撃、破壊したという。

戦闘は人民防衛隊が、シリア軍および国防隊隊員10人を逮捕し、ハサカ市北部の消防センター一帯、サッバーグ検問所一帯、SINALCO工場に展開・包囲したことを発端としていたという。

この戦闘でシリア軍側、人民防衛隊双方、さらには民間人に多数の死傷者が出た。

また人民防衛隊はシリア軍兵士ら25人以上を捕捉したという。

Kull-na Shuraka', January 17, 2015
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ARA News, January 17, 2015
ARA News, January 17, 2015

AFP, January 17, 2015、AP, January 17, 2015、ARA News, January 17, 2015、Champress, January 17, 2015、al-Hayat, January 18, 2015、Iraqi News, January 17, 2015、Kull-na Shuraka’, January 17, 2015、al-Mada Press, January 17, 2015、Naharnet, January 17, 2015、NNA, January 17, 2015、Reuters, January 17, 2015、SANA, January 17, 2015、UPI, January 17, 2015などをもとに作成。

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「モスクワ1」をめぐる動き(2015年1月17日)

シリア革命反体制勢力国民連立のサーリム・ムスラト報道官は、モスクワで開催予定のシリア政府と反体制勢力の和平会議(「モスクワ1」)に関して、連立が民主的変革諸勢力国民調整委員会に13日付で共同理解覚書を送付し、委員会からの回答を待っていることを明らかにした。

共同理解覚書は、今月末の「モスクワ1」に先立って、カイロで21、22日に開催予定の反体制勢力の会合で採択が予定されている「カイロ宣言」にかかわるもので、多元的民主主義体制の確立などを骨子としているという。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のムンズィル・ハッダーム報道官はフェイスブックで、「モスクワ1」への参加をめぐって、委員会が「一般の人々…そしてロシアから…かつてないほどの圧力に曝されている」と述べた。

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ワリード・ブンニー弁護士はクッルナー・シュラカー(1月17日付)に対し、スイスのジュネーブで13日にブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官をはじめとするシリア政府代表団と会談したとの報道を否定した。

AFP, January 17, 2015、AP, January 17, 2015、ARA News, January 17, 2015、Champress, January 17, 2015、al-Hayat, January 18, 2015、Iraqi News, January 17, 2015、Kull-na Shuraka’, January 17, 2015、al-Mada Press, January 17, 2015、Naharnet, January 17, 2015、NNA, January 17, 2015、Reuters, January 17, 2015、SANA, January 17, 2015、UPI, January 17, 2015などをもとに作成。

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