イスラエル軍機がゴラン高原でヒズブッラーの車列を爆撃、ムグニーヤの息子ら6人が死亡(2015年1月18日)

クナイトラ県では、『ハヤート』(1月19日付)などによると、イスラエル軍機がクナイトラ市郊外の兵力引離地域に近いアマル農場に対する越境空爆を行った。

ヒズブッラーに近い消息筋によると、この越境空爆により、ヒズブッラーのメンバー6人が死亡した。

ナハールネット(1月18日付)などによると、イラク・シリア問題担当責任者の一人ムハンマド・イーサー司令官、イマード・ムグニーヤ氏の息子のジハード・ムグニーヤ氏、マフディー・ムーサウィー氏、アリー・フアード氏、フサイン・ハサン氏、アッバース・ヒジャーズィー氏。

ロイター通信(1月18日付)によると、イスラエル軍戦闘機はヒズブッラーの幹部らが乗った車を攻撃、またヒズブッラーのムハンマド・アフィーフ報道官は、死亡した6人が2台の車に分乗していたことを明らかにした。

一方、SANA(1月18日付)は、「イスラエルのヘリコプター1機が、テロ集団支援のため、クナイトラ県アマル農場方面の占領地内からミサイル2発を発射し、6人が殉死した」と伝えた。

イスラエルのチャンネル10は、イスラエル公式筋の話として、イスラエル軍が「イスラエルへの攻撃を計画していたテロリスト」を標的として攻撃を行ったと伝えた。

他方、これにアラビーヤ・チャンネル(1月18日付)は一方、イスラエル軍の越境空爆で、ヒズブッラー幹部1人とイラン人6人が殺害されたと報じた。

またジャディード・チャンネル(1月18日付)は、イラン・イスラーム革命防衛隊の司令官の一人アブー・アリー・タブタバーニー氏が犠牲者のなかに含まれている、と報じた。

AFP, January 18, 2015、Alarabia, January 18, 2015、AP, January 18, 2015、ARA News, January 18, 2015、Champress, January 18, 2015、al-Hayat, January 19, 2015、Iraqi News, January 18, 2015、al-Jadid TV, January 18, 2015、Kull-na Shuraka’, January 18, 2015、al-Mada Press, January 18, 2015、Naharnet, January 18, 2015、NNA, January 18, 2015、Reuters, January 18, 2015、SANA, January 18, 2015、UPI, January 18, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県北部でイスラーム国とヌスラ戦線が交戦(2015年1月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、スーラーン・アアザーズ町を襲撃しようとしたダーイシュ(イスラーム国)が、同地一帯を支配下に置くシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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同じくアレッポ県では、ARA News(1月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、アイン・アラブ市のマシュタ・ヌール高地一帯を完全制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市でダイル・ザウル県地元評議会議長(数ヶ月前に拘束)を釈放した。

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ハサカ県では、ARA News(1月19日付)によると、米国など有志連合がカーミシュリー市南部郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆した。

AFP, January 18, 2015、AP, January 18, 2015、ARA News, January 18, 2015、January 19, 2015、Champress, January 18, 2015、al-Hayat, January 19, 2015、Iraqi News, January 18, 2015、Kull-na Shuraka’, January 18, 2015、al-Mada Press, January 18, 2015、Naharnet, January 18, 2015、NNA, January 18, 2015、Reuters, January 18, 2015、SANA, January 18, 2015、UPI, January 18, 2015などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:アレッポなどで戦闘続く(2015年1月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員がハンダラート・キャンプ一帯、アルド・マッラーフ地区一帯、アレッポ市カースティールー街道一帯で、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(1月19日付)によると、カフルハラブ村近郊のハズム運動(穏健な反体制派)の拠点前で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、1人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線がダーナー市で反体制武装集団の司令官を拘束した。

一方、SANA(1月18日付)によると、アブー・ズフール町一帯、タッル・サラムー村、タラブ村、ザイズーン村、アイン・バーラ村、ハッルーズ村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、フーシュ・ハッジュー村一帯、ウンム・シャルシューフ村一帯で、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団に対する攻撃を開始し、両者が交戦した。

一方、SANA(1月18日付)によると、ラスタン市、ムシャイリファ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がブズィーナ村一帯を砲撃し、少なくとも1人が死亡した。

一方、SANA(1月18日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 18, 2015、AP, January 18, 2015、ARA News, January 18, 2015、Champress, January 18, 2015、al-Hayat, January 19, 2015、Iraqi News, January 18, 2015、Kull-na Shuraka’, January 18, 2015、January 19, 2015、al-Mada Press, January 18, 2015、Naharnet, January 18, 2015、NNA, January 18, 2015、Reuters, January 18, 2015、SANA, January 18, 2015、UPI, January 18, 2015などをもとに作成。

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ハサカ市でシリア軍とYPGの戦闘続く(2015年1月18日)

ハサカ県では、地元の反体制活動家らによると、ハサカ市内各所で、シリア軍、国防隊、バアス大隊と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が再び交戦し、双方が重火器を撃ち合うなか、多数の住民が避難を余儀なくされた。

これに関して、反体制活動家の一人は、人民防衛隊がタッル・ハジャル地区住民に対して退避を勧告、またタラーイア地区ではシリア軍の砲撃を逃れるため、住民が避難したと述べた。

シリア人権監視団によると、この戦闘で、人民防衛隊、アサーイシュの隊員8人が死亡、またシリア軍側も9人が死亡、このほか女性1人が戦闘に巻き込まれて死亡した。

ARA News, January 18, 2015
ARA News, January 18, 2015
ARA News, January 18, 2015
ARA News, January 18, 2015

AFP, January 18, 2015、AP, January 18, 2015、ARA News, January 18, 2015、Champress, January 18, 2015、al-Hayat, January 19, 2015、Iraqi News, January 18, 2015、Kull-na Shuraka’, January 18, 2015、al-Mada Press, January 18, 2015、Naharnet, January 18, 2015、NNA, January 18, 2015、Reuters, January 18, 2015、SANA, January 18, 2015、UPI, January 18, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダマスカス郊外で避難民と反体制武装集団元戦闘員約2,100人を「保護」(2015年1月18日)

SANA(1月18日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方の複数カ所で、「タクフィール主義テロ組織」の暴力と犯罪を逃れて避難していた住民および戦闘員2,100人をシリア軍が保護した、と伝えた。

2,100人のうち、子供は1,094人、女性は639人で、反体制武装集団の元戦闘員350人以上も住民とともに投降した。

彼らはドゥーマー市一帯、シャイフーニーヤ村、マイダアー町、フーシュ・ガーラ村、フーシュ・ダワーヒラ村、そしてダマスカス県ジャウバル区などから避難していたという。

シリア軍は前日にも同様の避難民1,687人をドゥーマー市郊外で保護していたという。

SANA, January 18, 2015
SANA, January 18, 2015

AFP, January 18, 2015、AP, January 18, 2015、ARA News, January 18, 2015、Champress, January 18, 2015、al-Hayat, January 19, 2015、Iraqi News, January 18, 2015、Kull-na Shuraka’, January 18, 2015、al-Mada Press, January 18, 2015、Naharnet, January 18, 2015、NNA, January 18, 2015、Reuters, January 18, 2015、SANA, January 18, 2015、UPI, January 18, 2015などをもとに作成。

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