イスラーム国がラッカ市の学校を再開(2015年1月16日)

ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州の教育局は、17日付で新学期を開始し、男子校12校、女子校12校の校名を改称したうえで再開すると発表した。

再開される学校は、ヒッティーン学校、アブー・ムスアブ・ザルカーウィー学校、アブドゥッラー・ブン・マスウード学校などに改称されるという。

Kull-na Shuraka', January 16, 2015
Kull-na Shuraka’, January 16, 2015

AFP, January 17, 2015、AP, January 17, 2015、ARA News, January 17, 2015、Champress, January 17, 2015、al-Hayat, January 18, 2015、Iraqi News, January 17, 2015、Kull-na Shuraka’, January 17, 2015、al-Mada Press, January 17, 2015、Naharnet, January 17, 2015、NNA, January 17, 2015、Reuters, January 17, 2015、SANA, January 17, 2015、UPI, January 17, 2015などをもとに作成。

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米国防総省報道官:「現時点でシリア政府軍を爆撃する意思はない」(2015年1月16日)

米国防総省のジョン・カービー報道官は記者会見で、シリア領内での米国など有志連合による空爆に関して「現時点でシリア政府軍を空爆する意思はない」と述べた。

ARA News(1月17日付)が伝えた。

ARA News, January 17, 2015をもとに作成。

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米国防省報道官:「穏健な反体制派」5,000人を教練するため米兵400人を派遣(2015年1月16日)

米国防総省のスティーブ・ウォーレン報道官はロイター通信(1月17日付)に、今年3月から開始予定のシリアの「穏健な反体制派」への教練に関して、米軍から400人を派遣すると語った。

米国は2015年に「穏健な反体制派」5,000人の教練を計画しており、教練は「4週間から6週間の間に」開始されるという。

AFP, January 16, 2015、AP, January 16, 2015、ARA News, January 16, 2015、Champress, January 16, 2015、al-Hayat, January 17, 2015、Iraqi News, January 16, 2015、Kull-na Shuraka’, January 16, 2015、al-Mada Press, January 16, 2015、Naharnet, January 16, 2015、NNA, January 16, 2015、Reuters, January 16, 2015、SANA, January 16, 2015、UPI, January 16, 2015などをもとに作成。

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ロシア外相:どの反体制派も「モスクワ1」への最終的態度を表明していない(2015年1月16日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は記者会見で、モスクワで開催予定のシリア政府と反体制勢力の和平会議(「モスクワ1」)に関して、「会合開催の準備は集中的に行われている。シリアの反体制勢力のどの当事者も今のところ、我々に最終的態度を通告していない。だから、モスクワへの招待者が来るまでは参加者リストを発表できない」と述べた。

AFP, January 16, 2015、AP, January 16, 2015、ARA News, January 16, 2015、Champress, January 16, 2015、al-Hayat, January 17, 2015、Iraqi News, January 16, 2015、Kull-na Shuraka’, January 16, 2015、al-Mada Press, January 16, 2015、Naharnet, January 16, 2015、NNA, January 16, 2015、Reuters, January 16, 2015、SANA, January 16, 2015、UPI, January 16, 2015などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:元収監者が「バーブ市裁判所への砲撃で800人以上が死亡した」と証言(2015年1月16日)

ダーイシュ(イスラーム国)によって最近釈放されたというアブー・アーミルを名のる元収監者はクッルナー・シュラカー(1月16日付)に対して、約1カ月半前にダーイシュが本部として使用しているアレッポ県バーブ市の裁判所にロケット弾が撃ち込まれ、800人以上が死亡したと証言した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、またブーカマール市、ムーハサン市などをシリア軍が空爆した。

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ARA News(1月16日付)によると、米国など有志連合は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して11回にわたって空爆した。

うちシリアに対する空爆は6回、イラクに対する空爆は5回だったという。

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ARA News(1月16日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はテレビ・チャンネル「KhalifaLive.info」を開設した。

AFP, January 16, 2015、AP, January 16, 2015、ARA News, January 16, 2015、Champress, January 16, 2015、al-Hayat, January 17, 2015、Iraqi News, January 16, 2015、Kull-na Shuraka’, January 16, 2015、al-Mada Press, January 16, 2015、Naharnet, January 16, 2015、NNA, January 16, 2015、Reuters, January 16, 2015、SANA, January 16, 2015、UPI, January 16, 2015などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:アレッポ、イドリブで戦闘続く(2015年1月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がビンニシュ市、カフルタハーリーム町、アルマナーズ市、マアッラト・ヌウマーン市、サラーキブ市各所を「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

一方、SANA(1月16日付)によると、カフルタハーリーム町、ビンニシュ市一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、フライターン市、バヤーヌーン町各所、アレッポ市カースティールー地区をシリア軍が空爆・砲撃、またブライジュ村一帯(マイサート地区)で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員が、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

一方、アレッポ市カーディー・アスカル地区では、反体制武装集団どうしが地区内の拠点明け渡しをめぐる口論の末、交戦し、武装集団司令官1人を含む多数が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市を空爆し、20人以上が死傷した。

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ヒムス県では、SANA(1月16日付)によると、ラッフーム村・ウンク・ハワー村間、ジュッブ・ジャッラーフ町一帯、サアン村一帯、マシュラファ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(1月16日付)によると、ブスラー・シャーム市、ジーザ、ダルアー市旧税関地区、バジャービジャ地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 16, 2015、AP, January 16, 2015、ARA News, January 16, 2015、Champress, January 16, 2015、al-Hayat, January 17, 2015、Iraqi News, January 16, 2015、Kull-na Shuraka’, January 16, 2015、al-Mada Press, January 16, 2015、Naharnet, January 16, 2015、NNA, January 16, 2015、Reuters, January 16, 2015、SANA, January 16, 2015、UPI, January 16, 2015などをもとに作成。

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人権団体発表(2015年1月16日)

シリア人権監視団は、2014年9月に激化したアイン・アラブ市(アレッポ県)での攻防戦での死者数が2015年1月16日現在で1,607人に達していると発表した。

このうちダーイシュ(イスラーム国)戦闘員は1,091人、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊隊員は462人、同部隊を支援する武装集団戦闘員は21人、民間人は32人だという。

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シリア人権監視団は、過去48時間で、ダーイシュ(イスラーム国)が、メンバー虐殺への報復・警告として、ダイル・ザウル県で16人(シュアイタート部族5人)、ラッカ県で1人を処刑した、と発表した。

AFP, January 16, 2015、AP, January 16, 2015、ARA News, January 16, 2015、Champress, January 16, 2015、al-Hayat, January 17, 2015、Iraqi News, January 16, 2015、Kull-na Shuraka’, January 16, 2015、al-Mada Press, January 16, 2015、Naharnet, January 16, 2015、NNA, January 16, 2015、Reuters, January 16, 2015、SANA, January 16, 2015、UPI, January 16, 2015などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区に人道支援物資搬入(2015年1月16日)

『ハヤート』(1月17日付)によると、ヒムス市ワアル地区でのシリア軍と反体制武装集団の一時停戦合意を受け、国連の人道支援チームが、同市内に取り残されている8,500世帯(約4万3,500人)のための食糧・医療物資の搬入作業を開始した。

AFP, January 16, 2015、AP, January 16, 2015、ARA News, January 16, 2015、Champress, January 16, 2015、al-Hayat, January 17, 2015、Iraqi News, January 16, 2015、Kull-na Shuraka’, January 16, 2015、al-Mada Press, January 16, 2015、Naharnet, January 16, 2015、NNA, January 16, 2015、Reuters, January 16, 2015、SANA, January 16, 2015、UPI, January 16, 2015などをもとに作成。

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