スルターン・ムラード師団など武装集団8組織が最高交渉委員会を批判し、ジュネーブ6会議への参加を中止(2017年5月18日)

アレッポ県北部などで活動する反体制武装集団8組織は共同声明を出し、シリア政府と反体制派の代表による和平協議「ジュネーブ6会議」への参加中止を決定した。

共同声明を出したのは、スルターン・ムラード師団、シャーム軍団、革命軍、ヤルムーク軍、祖国解放運動、南部部隊連合、部族自由人軍、シャーミーヤ戦線。

声明によると、参加中止は、最高交渉委員会と武装集団の代表団の間での意思決定プロセスが不明瞭で、交渉の戦略がないことが理由だという。

AFP, May 19, 2017、AP, May 19, 2017、ARA News, May 19, 2017、Champress, May 19, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 19, 2017、al-Mada Press, May 19, 2017、Naharnet, May 19, 2017、NNA, May 19, 2017、Reuters, May 19, 2017、SANA, May 19, 2017、UPI, May 19, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領はイラクのファイヤード内閣国家安全保障担当顧問と会談し、両国国境地帯での軍事的連携に向け協議(2017年5月18日)

アサド大統領は、イラクのファーリフ・ファイヤード内閣国家安全保障担当顧問と会談し、ハイダル・アバーディー首相のメッセージを口頭で受け取った。

SANA(5月18日付)によると、会談では、モスル市でのダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」でのイラク軍の優勢を踏まえて、シリア・イラク国境地帯での軍事的連携に向けた措置について協議し、シリア・イラク両軍の直接連携についても検討したという。

SANA, May 18, 2017

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なお、これに関連して、『イズベスチア』(5月18日付)は、複数のロシア軍消息筋の話として、アサド政権が、ダマスカス県からヒムス県タンフ国境通行所を経由してイラクの首都バグダードに至るシリア領内の地域の奪還を決定し、イラク軍との連携のもと、ロシア軍の航空支援のもと、米国が後援する反体制武装集団に対する軍事作戦を開始することが予想されると伝えた。

AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Izvestia, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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米軍はイラク国境のタンフ国境通行所に向けて進軍するシリア軍、ヒズブッラーの車列に対して爆撃を実施し、威嚇(2017年5月18日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、18日、タンフ国境通行所を擁するヒムス県タンフ国境通行所の北西部に設置された「非戦闘地域」(緊張緩和地帯のこと)内に進軍し、同地の米国およびその支援部隊に脅威を及ぼした「親政権部隊」(pro-regime forces)に対して爆撃を実施したと発表した。

爆撃は、この「親政権部隊」のタンフ国境通行所方面への進軍を抑止しようとする試みが奏功しなかったことを受けて実施されたもので、有志連合は威嚇射撃などの示威行為を行っただけだという。

タンフ国境通行所一帯では、有志連合は数ヶ月にわたり、ダーイシュ(イスラーム国)と戦う武装勢力への教練を行っているという。

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米英両軍地上部隊の支援を受け、ヒムス県タンフ国境通行所方面からダイル・ザウル県への進攻を試みる革命特殊任務軍の広報局長を務めるバラー・ファーリスを名乗る活動家は、有志連合の空爆に関して以下の通り述べた。

「タンフ国境通行所から約50キロの地域に展開していた政権軍およびヒズブッラー民兵…に対して、我々は同地域(タンフ国境通行所)に近づかないよう警告を発した。しかし、彼らは今日、ズラカー砂漠と呼ばれる方面からタンフ国境通行所に進軍を試みたので、革命特殊任務軍の車輌が偵察を行い、有志連合に対処するよう通告した。有志連合は航空機1機を派遣し、(シリア軍、ヒズブッラーの)車列を完全に壊滅した」。

クッルナー・シュラカー(5月18日付)が伝えた。

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なお、クッルナー・シュラカー(5月17日付)によると、スワイダー県東部のラシーダ村に戦車を含む軍用車輌40輌以上を展開させていたシリア軍部隊は、同村から約30キロの地点に位置するラスィーイー給水場一帯に進軍し、同地を掌握していた。

AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣「マクガーク米大統領特使は交代する方がよい」(2017年5月18日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はNTV Haber(5月18日付)のインタビューに応じ、そのなかでブレット・マクガーク米大統領特使に関して西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊をあからさまに支援していると指摘、「交代すればよいと思う」と述べた。

AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NTV Haber, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はハドル村を制圧、ラッカ市に至るダーイシュのすべての兵站路を遮断(2017年5月18日)

ラッカ県では、ARA News(5月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ県郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続け、同市東部6キロの地点に位置するバドル村を制圧、同市にいたるすべての兵站路を遮断した。

AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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コーヘン米国務省補佐官代理「YPGと我々の関係は一時的、戦術的なものに過ぎない」(2017年5月18日)

米国務省のジョナサン・コーヘン補佐官代理(欧州アジア問題担当)は、ワシントンDCを拠点とする独立系シンクタンクの中東研究所で開催された「米・トルコ関係の緊張」と題されたシンポジウムで、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)や同民政局を主導するクルド民族主義政党の民主統一党(PYD)との関係に関して「YPGと我々が関係を結んでいるのは戦争状態であることが理由だ。なぜなら(YPG主体の)シリア民主軍は、ダーイシュ(イスラーム国)からラッカ市を奪還するうえで重要な役割を果たしているからだ。YPGと我々の関係は一時的で戦術的なものに過ぎない」と述べた。

コーヘン氏はまた質疑応答で「我々はYPGに何の約束もしていない。彼らはこの戦争への参加を望んでいるので、参加しているのだ。彼らにはもちろの特別な動機があるだろう」と答えたうれで、「トルコと米国は、イラクとシリアからダーイシュを掃討するまで、共に戦いを継続するだろう」と付言した。

ARA News(5月18日付)が伝えた。

AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県南西部で反体制武装集団と交戦(2017年5月18日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(5月18日付)によると、バイト・ジン村一帯でシリア軍と、クナイトラ県シャイフ山(ヘルモン山)一帯を拠点とする反体制武装集団「シャイフ山部隊連合」が交戦した。

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ダルアー県では、SANA(5月18日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がダルアー市カーシフ地区内の公園に着弾し、子供5人が死亡、子供13人を含む住民多数が負傷した。

一方、クッルナー・シュラカー(5月19日付)によると、シリア軍がナワー市内にあるシリア革命家戦線の拠点を砲撃し、司令官複数を含む戦闘員多数が死亡した。

AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、May 19, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が反体制武装集団と交戦(2017年5月18日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(5月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が、ジャバリーヤ村、ジッリーン村一帯に進攻し、反体制武装集団と交戦した。

AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュはハマー県東部で住民52人を虐殺する一方、シリア軍はアレッポ県東部のダーイシュ支配下の複数村を制圧(2017年5月18日)

ハマー県では、SANA(5月18日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市東部のアカーリブ・サーフィヤ村とマブウージャを襲撃し、子供15人を含む住民52人を殺害した。

またこの襲撃により、住民100人あまりが負傷し、住居などが被害を受けた。

これに関して、シリア人権監視団は、民間人12人を含む少なくとも31人を殺害されたと発表した(シリア人権監視団はその後マブウージャ村とアカーリブ・サーフィヤ村での死者数は82人にのぼったと発表)。

またダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝するアアマーク通信(5月18日付)は、ダーイシュがマブウージャ村、アカーリブ・サーフィヤ村を制圧したと伝えた。

SANA, May 18, 2017

だが、SNN(5月18日付)によると、ダーイシュはその後、シリア軍と親政権武装勢力の反撃を受け、少なくとも戦闘員15人を失い、同地から撤退した。

マブウージャ村、アカーリブ・サーフィヤ村は、イスラーム教イスマーイーリー派、アラウィー派、スンナ派が住んでいる。

SANAによると、ダーイシュはこのほかにも、サラミーヤ市を砲撃し、2人を負傷させた。

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アレッポ県では、ARA News(5月18日付)によると、シリア軍がロシア軍の航空支援を受けて、県東部のマスカナ市一帯およびジャッラーフ航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を続け、ナーフィイーヤ村、タッル・ハッサーン村、マバーキル村、ヒルバト・ウンム・マンスール村、ジュッブ・アリー村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(5月18日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の墓地地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

これに対してダーイシュは、ダイル・ザウル市クスール地区を砲撃し、3人が死亡、3人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(5月18日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市郊外のウンム・ルンマーン地区一帯、カルヤタイン・ダム一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

一方、ダーイシュの戦果を喧伝するアアマーク通信(5月18日付)によると、ダーイシュはタドムル市西部のタイフール航空基地近くのシリア軍検問所に対して自爆攻撃を行った。

AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、CENTCOM, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、SNN, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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最高交渉委員会はジュネーブ6会議で新憲法起草を議題にすることを拒否(2017年5月18日)

最高交渉委員会のサーリム・ムスラト報道官は、アナトリア通信(5月18日付)に対して、「シリア国民はテヘランやモスクワで書かれた憲法を議論することを望んでいない」と述べ、新憲法起草を審議事項に含めることに前向きなスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表、ロシア、そしてアサド政権の姿勢に異議を唱えた。

AFP, May 18, 2017、Anadolu Ajansı, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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シリア政府代表はデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と新憲法起草にかかる非公式会合を開くことで合意(2017年5月18日)

ジュネーブ6会議に出席するためにスイスに滞在中のバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、16日以降のスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表との折衝を通じて、シリア政府代表団の憲法にかかる専門家とデミストゥラ代表側の専門家との間で新憲法起草にかかる非公式会合を開くことで合意に達したと述べた。

なお、デミストゥラ代表は同日午後、最高交渉委員会の代表者と会談した。

SANA(5月18日付)が伝えた。

AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区から反体制武装集団戦闘員と家族の最後の退去が行われる(2017年5月18日)

ヒムス県では、SANA(5月18日付)によると、ロシアの仲介によるシリア政府と反体制武装集団の停戦合意に従い、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員の退去が行われた。

シリア政府当局への投降を拒否する戦闘員の同地からの退去はこれが13度目で、今回が最後。

戦闘員70人を含む約300人が、シリア政府の用意した旅客バスに分乗し、ワアル地区を退去し、同県のダール・カビーラ村に向かった。

SANA, May 18, 2017

AFP, May 18, 2017、AP, May 18, 2017、ARA News, May 18, 2017、Champress, May 18, 2017、al-Hayat, May 19, 2017、Kull-na Shuraka’, May 18, 2017、al-Mada Press, May 18, 2017、Naharnet, May 18, 2017、NNA, May 18, 2017、Reuters, May 18, 2017、SANA, May 18, 2017、UPI, May 18, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2017年5月18日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月18日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件確認したと発表した。

ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側の監視チームが確認した停戦違反の内訳は、ダマスカス県・ダマスカス郊外県が6件、ラタキア県が1件、ハマー県が1件。

またトルコ側の監視チームも3件(内訳はダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 18, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は5月17日、ラッカ県、イラク国境地帯で22回の爆撃を実施(2017年5月18日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月17日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は22回で、ブーカマール市近郊(7回)、フール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、ラッカ市近郊(11回)、タブカ市近郊(1回)で実施された。

CENTCOM, May 18, 2017をもとに作成。

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マティス米国防長官がトルコのイシク国防大臣と会談し、トルコのPKKとの戦いを支援することを改めて確認(2017年5月17日)

ジェームズ・マティス米国防長官は米国を訪問したトルコのフィクリ・イシク国防大臣とワシントンDCで会談し、シリア情勢の対応などについて意見を交わした。

会談後に国防総省のダナ・ホワイト報道官は、クルディスタン労働者党(PKK)に関して「無実のトルコ人市民やトルコ軍兵士の殺害を画策してきた」としたうえで、「マティス氏はトルコのPKKとの戦いを支援することを改めて確認した」と述べた。


AFP, May 17, 2017、AP, May 17, 2017、ARA News, May 17, 2017、Champress, May 17, 2017、al-Hayat, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 17, 2017、al-Mada Press, May 17, 2017、Naharnet, May 17, 2017、NNA, May 17, 2017、Reuters, May 17, 2017、SANA, May 17, 2017、UPI, May 17, 2017などをもとに作成。

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トルコ国境警備隊がハサカ県で農夫を射殺(2017年5月17日)

ハサカ県では、ARA News(5月17日付)によると、ラアス・アイン市近郊のダフマー村で農作業をしていた男性が、トルコ国境警備隊の発砲を受け、死亡した。

AFP, May 17, 2017、AP, May 17, 2017、ARA News, May 17, 2017、Champress, May 17, 2017、al-Hayat, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 17, 2017、al-Mada Press, May 17, 2017、Naharnet, May 17, 2017、NNA, May 17, 2017、Reuters, May 17, 2017、SANA, May 17, 2017、UPI, May 17, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍の負傷者数は過去2ヶ月で約150人に、そのほとんどはイスラーム教徒兵士(2017年5月17日)

AKI(5月17日付)は、ハマー県内のシリア政府支配地域(スカイラビーヤ市、ミスヤーフ市)にある病院にこの2ヶ月で負傷したロシア軍兵士約150人が搬送されたと伝えた。

搬送されたロシア軍兵士のほとんどがロシア南西部の自治州・自治共和国の出身者で、イスラーム教徒だという。

Kull-na Shuraka’, May 17, 2017

AFP, May 17, 2017、AKI, May 17, 2017、AP, May 17, 2017、ARA News, May 17, 2017、Champress, May 17, 2017、al-Hayat, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 17, 2017、al-Mada Press, May 17, 2017、Naharnet, May 17, 2017、NNA, May 17, 2017、Reuters, May 17, 2017、SANA, May 17, 2017、UPI, May 17, 2017などをもとに作成。

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ロシアのガティロフ外務次官は新憲法審議に前向きなデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表を高く評価(2017年5月17日)

ジュネーブ6会議に参加しているロシアのゲンナージー・ガティロフ外務次官は、「スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表のイニシアチブは正しい方向へのステップだと見ている。新憲法にかかわる問題は我々が、政治プロセスを前進させることを可能とする議題だと考えている」と述べた。

ガティロフ外務次官はそのうえで、「四つのパッケージからなる議題が軸となる。我々は常に、テロとの戦いとともに憲法にも最優的に関心を寄せてきた。しかし、我々は前進したい。だから、何らかの問題から始めねばならない」と付言した。

発言は、デミストゥラ氏が、ジュネーブ6会議参加者に対して、憲法や法律にかかわる問題についての技術面での審議を行う仕組みを作ることを提案したことを受けたもの。

RT(5月17日付)が伝えた。

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最高交渉委員会の顧問を務めるヤフヤー・アリーディー氏は、ロシア、トルコ、イランの署名により6日に発効した「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」に関して、「断続的に停戦違反が続くなか」で緊張緩和地帯を設置できるか疑わしいと述べた。

アリーディー氏は、緊張緩和地帯の設置が、予定されているロシアのゲンナージー・ガティロフ外務次官との会談で議題となるか承知していないとしたうえで、この問題がアスタナ会議の枠組みのなかで審議されるべきもので、ジュネーブ6会議では「政治問題、とりわけ政治移行に専念すべき」と述べた。

『ハヤート』(5月18日付)が伝えた。

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ジュネーブ6会議に参加するためにスイスに滞在中のシリア政府代表団(バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表が団長)は、ジュネーブにある国連本部で前日に引き続きスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

SANA(5月17日付)が伝えた。

AFP, May 17, 2017、AP, May 17, 2017、ARA News, May 17, 2017、Champress, May 17, 2017、al-Hayat, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 17, 2017、al-Mada Press, May 17, 2017、Naharnet, May 17, 2017、NNA, May 17, 2017、Reuters, May 17, 2017、RT, May 17, 2017、SANA, May 17, 2017、UPI, May 17, 2017などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍はダルアー市でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と激しく交戦(2017年5月17日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(5月17日付)によると、シリア軍が、ダルアー市マンシヤ地区一帯で攻撃を再開し、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団(堅固な建造物作戦司令室)と交戦する一方、ロシア軍戦闘機が同地を空爆した。

シリア人権監視団によると、戦闘は、ロシア、トルコ、イランが署名した「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」が発効(6日)して以降、最大規模だったという。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(5月17日付)によると、シリア軍がバイト・ナーイム村、ムハンマディーヤ町一帯でイスラーム軍などからなる反体制武装集団と交戦、同地を地対地ミサイルなどで砲撃した。

Kull-na Shuraka’, May 17, 2017

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(5月17日付)によると、シャーム解放機構の支配下にある県東部のスィンジャール町に至る街道が16日に武装集団によって掌握されたが、その後シャーム解放機構が武装集団を武力で排除し、街道封鎖を解除した。

複数の活動家によると、同地一帯では、シャーム解放機構参加の武装集団とシャーム自由人イスラーム運動参加の武装集団が対立を強めているという。

AFP, May 17, 2017、AP, May 17, 2017、ARA News, May 17, 2017、Champress, May 17, 2017、al-Hayat, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 17, 2017、al-Mada Press, May 17, 2017、Naharnet, May 17, 2017、NNA, May 17, 2017、Reuters, May 17, 2017、SANA, May 17, 2017、UPI, May 17, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合がシリア領内で空挺作戦を実施し、ダーイシュのメンバー多数を拘束(2017年5月17日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(5月17日付)によると、米主導の有志連合が未明に、イラク国境に位置するブーカマール市近郊で空挺作戦を行い、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー多数を拘束した。

同サイトによると、有志連合のヘリコプター複数機が午前2時頃、ダーイシュが拠点として使用しているブーカマール市近郊のサイヤール砂漠にあるサファー社一帯で作戦を開始、約1時間半にわたってダーイシュと交戦し、四輪駆動車2台を破壊、施設にいたメンバーを拘束したという。

AFP, May 17, 2017、AP, May 17, 2017、ARA News, May 17, 2017、Champress, May 17, 2017、Euphrates Post, May 17, 2017、al-Hayat, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 17, 2017、al-Mada Press, May 17, 2017、Naharnet, May 17, 2017、NNA, May 17, 2017、Reuters, May 17, 2017、SANA, May 17, 2017、UPI, May 17, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯でダーイシュと交戦(2017年5月17日)

ダイル・ザウル県では、SANA(5月17日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の墓地地区、ムワッザフィーン地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員28人を殲滅、30人を負傷させた。

シリア軍はまた、サルダ山一帯、墓地地区、工場地区などのダーイシュ拠点を空爆した。

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シリア人権監視団は、ダーイシュ(イスラーム国)がハイル州(ダイル・ザウル県のこと)のワーリー(為政者)を務めているアブー・ハッターブ・イラーキー氏を解任、後任としてアブー・ハーリド・ジャズラーウィー氏が任命されたと発表した。

解任は、アブー・ハッターブ・イラーキー氏がダーイシュ戦闘員の処刑を停止したことを受けた措置だという。

AFP, May 17, 2017、AP, May 17, 2017、ARA News, May 17, 2017、Champress, May 17, 2017、al-Hayat, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 17, 2017、al-Mada Press, May 17, 2017、Naharnet, May 17, 2017、NNA, May 17, 2017、Reuters, May 17, 2017、SANA, May 17, 2017、UPI, May 17, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領はアラブ民族大会とパレスチナの正義のためのアラブ国際フォーラムの出席者と懇談(2017年5月17日)

アサド大統領は、ダマスカスでのアラブ民族大会とパレスチナの正義のためのアラブ国際フォーラムに出席するためにシリアに滞在中のアラブ各国からの代表団と会談した。

SANA(5月17日付)が伝えた。

SANA, May 17, 2017

AFP, May 17, 2017、AP, May 17, 2017、ARA News, May 17, 2017、Champress, May 17, 2017、al-Hayat, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 17, 2017、al-Mada Press, May 17, 2017、Naharnet, May 17, 2017、NNA, May 17, 2017、Reuters, May 17, 2017、SANA, May 17, 2017、UPI, May 17, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年5月17日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月17日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件確認したと発表した。

ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側の監視チームが確認した停戦違反の内訳は、ダマスカス県・ダマスカス郊外県が3件、ダルアー県が1件、ハマー県が4件。

またトルコ側の監視チームも4件(内訳はダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ヒムス県1件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 17, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は5月16日、ラッカ県、イラク国境地帯で18回の爆撃を実施(2017年5月17日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月16日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して29回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は18回で、ブーカマール市近郊(1回)、フール市近郊(1回)、タンフ国境通行所近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、タドムル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(6回)、タブカ市近郊(5回)で実施された。

CENTCOM, May 17, 2017をもとに作成。

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米財務省はラーミー・マフルーフ氏の親族およびその会社を制裁対象に追加(2017年5月16日)

米財務省は声明を出し、ラーミー・マフルーフ氏のいとこのムハンマド・アッバース氏と、同氏が幹部を務めるアジュニハ社(ダマスカス県)、バーリー・オフ・ショー(Barly Off-Shore)社(ベイルート県)、マフルーフ氏が慈善活動のために発足させ、サミール・ダルウィーシュ氏と同氏が代表を務めるブスターン慈善機構、そしてマフルーフ氏の弟のイヤード・マフルーフ氏とイーハーブ・マフルーフ氏(SyriatelのCEO)、シャーム・イスラーム銀行、ムハンマド・ムハンマド・ファーリス・クワイディル氏(科学調査研究センター代表)を対シリア制裁対象者・機関リストに新たに加えたと発表した。

ARA News, May 17, 2017

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マクガーク米大統領特使はアイン・アラブ(コバネ)市入りし、ラッカ文民評議会やタブカ文民評議会の代表と会談(2017年5月16日)

ARA News(5月17日付)は、ブレット・マクガーク米大統領特使(対ダーイシュ(イスラーム国)有志連合担当)が、アレッポ県東部のアイン・アラブ(コバネ)市南部にある有志連合の基地をヘリコプターで訪れ、ラッカ文民評議会代表と会談したと伝えた。

ラッカ文民協議会は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるラッカ市解放を見据えて、同市の自治を担うことを目的に設置された組織で、会談には、国務省の代表複数人、タブカ文民評議会代表も参加し、シリア民主軍支配地域の自治のあり方などについて意見を交わしたという。

ARA News, May 17, 2017

AFP, May 17, 2017、AP, May 17, 2017、ARA News, May 17, 2017、Champress, May 17, 2017、al-Hayat, May 18, 2017、Kull-na Shuraka’, May 17, 2017、al-Mada Press, May 17, 2017、Naharnet, May 17, 2017、NNA, May 17, 2017、Reuters, May 17, 2017、SANA, May 17, 2017、UPI, May 17, 2017などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領がトランプ米大統領と会談「YPG、PYDへの支援は地球規模の合意に反する」(2017年5月16日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は米国を訪問し、首都ワシントンDCでドナルド・トランプ大統領と会談、シリア情勢などについて意見を交わした。

Reuters, May 16, 2017

会談後の記者会見で、トランプ大統領は、ダーイシュ(イスラーム国)とクルディスタン労働者党(PKK)に対するトルコの戦いを支援すると述べた。

また、シリアでの暴力行為を軽減させ、政治的解決に至ろうとするあらゆるイニシアチブをも支援すると付言するとともに、トルコが行っている「テロとの戦い」を支援するため、トルコが供与を要請している武器や装備を増援するべく指示をしたことを明らかにした。

これに対して、エルドアン大統領は、「まずはダーイシュ、そしてこの地域におけるその他すべてのテロロシ期」に対する「テロとの戦い」の分野で連帯と協力を行うことが重要」としたうえで、「この地域における西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)と民主統一党(PYD)について考慮すると、それ(これらの組織への支援)は決して受け入れられず、我々が至った地球規模の合意に反することになるだろう。我々はこれらの組織がこの地域の宗教・民族的な構造を操作し、さまざまな口実のもとにテロを行うことを決して容認しない」と強調した。
を「利用」することが、米国とトルコの合意に反しており、「決して受け入れられるものではないだろう」と述べた。

『ハヤート』(5月17日付)などが伝えた。

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トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相はドナルド・トランプ大統領との会談が予定されている訪米に先立って、米国による西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)への直接武器供与に関して、与党公正発展党(AKP)の党員に対し「米政権がクルド人と協力することは受け入れられないことだ」と述べた。

『ハヤート』(5月16日付)が伝えた。

AFP, May 16, 2017、AP, May 16, 2017、ARA News, May 16, 2017、Champress, May 16, 2017、al-Hayat, May 17, 2017、Kull-na Shuraka’, May 16, 2017、al-Mada Press, May 16, 2017、Naharnet, May 16, 2017、NNA, May 16, 2017、Reuters, May 16, 2017、SANA, May 16, 2017、UPI, May 16, 2017などをもとに作成。

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化学兵器禁止機関(OPCW)は、2016年9月にロジャヴァ支配地域でマスタード・ガスが使用されたとのシリア政府の主張内容を確認(2017年5月16日)

化学兵器禁止機関(OPCW)は、2016年9月16日にアレッポ県北部のウンム・フーシュ村(西クルディスタン移行期民政局支配地域)で発生した化学兵器使用疑惑に関する報告書を国連安保理に提出、同地でマスタード・ガスによると思われる有毒物質が使用されたことが、中毒症状を訴えた女性2人から提供されたサンプルを検査した結果、確認されたと報告した。

しかし、OPCWの調査チームは、化学兵器による砲撃が行われたとのシリア政府の主張については断定できておらず、現地訪問の必要があると指摘している。

『ハヤート』(5月17日付)が伝えた。

AFP, May 16, 2017、AP, May 16, 2017、ARA News, May 16, 2017、Champress, May 16, 2017、al-Hayat, May 17, 2017、Kull-na Shuraka’, May 16, 2017、al-Mada Press, May 16, 2017、Naharnet, May 16, 2017、NNA, May 16, 2017、Reuters, May 16, 2017、SANA, May 16, 2017、UPI, May 16, 2017などをもとに作成。

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ラッカ市郊外一帯でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの戦闘続く(2017年5月16日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米軍主導の有志連合の航空支援を受け、ラッカ市東部および北西部の郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と激しい戦闘を続けた。

AFP, May 16, 2017、AP, May 16, 2017、ARA News, May 16, 2017、Champress, May 16, 2017、al-Hayat, May 17, 2017、Kull-na Shuraka’, May 16, 2017、al-Mada Press, May 16, 2017、Naharnet, May 16, 2017、NNA, May 16, 2017、Reuters, May 16, 2017、SANA, May 16, 2017、UPI, May 16, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方でシャーム解放機構、ラフマーン軍がイスラーム軍との戦闘を再開するなか、ホワイト・ヘルメットは同地方でのシリア軍の砲撃による被害映像を公開(2017年5月16日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(5月16日付)によると、シリア軍が東グータ地方のバイト・ナーイム村一帯で進軍を試み、イスラーム軍と交戦した。

また、『ハヤート』(5月17日付)によると、東グータ地方のアシュアリー農場一帯で、シャーム解放機構とラフマーン軍団が、イスラーム軍との戦闘を再開し、双方に複数の戦傷者が出た。

一方、ホワイト・ヘルメットはハムーリーヤ市がシリア軍の地対地ミサイルによる砲撃を受けたと発表、攻撃現場から子供が救出される映像を公開した。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍が地対地ミサイル3発を撃ち込み、子供2人、女性2人を含む6人が死亡、11人が負傷したと発表、「緊張緩和地区でのシリア軍による最初の虐殺」と形容した。

Youtube, May 16, 2017

 

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アレッポ県では、ARA News(5月16日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がアレッポ市西部郊外(ザフラー協会地区、ラーシディーン地区一帯)のシリア軍拠点を砲撃し、交戦した。

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クッルナー・シュラカー(5月16日付)によると、ナワー自由人師団は声明を出し、ナワー市での武器売買を行わないよう業者・商店に呼びかけた。

AFP, May 16, 2017、AP, May 16, 2017、ARA News, May 16, 2017、Champress, May 16, 2017、al-Hayat, May 17, 2017、Kull-na Shuraka’, May 16, 2017、al-Mada Press, May 16, 2017、Naharnet, May 16, 2017、NNA, May 16, 2017、Reuters, May 16, 2017、SANA, May 16, 2017、UPI, May 16, 2017などをもとに作成。

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