ロシア国防省は、ロシア空軍の6機からなる長距離戦略爆撃機Tu-22M3部隊が前日に引き続き、ロシア国内の航空基地から、イラン、イラク領空を経由してシリア領空に入り、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊のダーイシュ(イスラーム国)の拠点、武器弾薬庫を爆撃し、これを破壊したと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 2, 2017をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ロシア国防省は、ロシア空軍の6機からなる長距離戦略爆撃機Tu-22M3部隊が前日に引き続き、ロシア国内の航空基地から、イラン、イラク領空を経由してシリア領空に入り、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊のダーイシュ(イスラーム国)の拠点、武器弾薬庫を爆撃し、これを破壊したと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 2, 2017をもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月2日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県4件、クナイトラ県3件、スワイダー県1件)確認したと発表した。
またトルコ側の監視チームも3件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
一方、過去24時間にヒムス県の1カ村とハマー県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。
これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,263市町村、武装組織の数は234組織に達したという。
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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは、アレッポ県北部で反体制武装集団戦闘員約200人がシリア政府当局に投降したと発表した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, November 2, 2017をもとに作成。
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ジュネーブ・プロセス、アスタナ・プロセスのシリア政府代表団の団長を務めるバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、シリア諸国民大会に関して「もちろん参加する用意がある」と述べた。
AFP, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、RT, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017などをもとに作成。
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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加し、ラッカ県でダーイシュ(イスラーム国)と戦ってきたシリア・エリート部隊を擁するシリア・ガド潮流の代表を務めるアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏は、RT(11月1日付)に、「シリア諸国民大会はジュネーブでの交渉を支えるものとなるだろう。シリア国民を構成するすべてのコミュニティが参加するだろう」と述べた。
AFP, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017などをもとに作成。
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アスタナ会議に参加する反体制武装集団の代表団(シリア軍事革命諸勢力代表団)は、カザフスタンの首都アスタナで記者会見を開き、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領の提案に基づき、11月18日にソチで開催が決定されている「シリア諸国民大会」への招待を拒否すると発表した。
代表団の報道官を務め、最高交渉委員会(リヤド・プラットフォーム)のメンバーでもあるるヤフヤー・アリーディー氏は会見で、「我々はアスタナ・プロセスがジュネーブ・プロセスの流れの一環として行われていることを望んでおり、ジュネーブ・プロセスに代わるものなどない。我々は今日、ジュネーブ合意(2012年)や国連安保理決議第2254号に基づく最終解決に関する国際法に基づく決定を跳び越えようとするロシアの大会(シリア諸国民大会)についての話が進んでいることを奇妙なものだとして眺めている」と述べた。
また、会議の呼称が「シリア諸国民(シュウーブ)大会」であることに触れ、「シリア人は一つの国民だ」と強調、「政権がロシアの合意をとりつけて描いている酷い冗談」と酷評、「我々は何十もの理由でロシアのイニシアチブを拒否する。最たる理由は、このイニシアチブがシリア危機を解決せず、シリア人に安全と安寧をもたらさず、シリア人を殺戮するためにプログラムされたシステムからシリア人を解放しないというものだ」と非難した。
ドゥラル・シャーミーヤ(11月1日付)、AFP(11月1日付)が伝えた。
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また、イスラーム軍幹部のムハンマド・アッルーシュ氏もロイター通信(11月1日付)に対して「革命はこの大会を拒否する…。最高交渉委員会も招待組織のリストに名前があって驚いている。同委員会はほかの勢力とともに、この大会を拒否する公式の立場を声明で示すだろう」と述べた。

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トルコのイスタンブールを拠点とするシリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ラマダーン報道官はロイター通信(11月1日付)に対して「連立は、国連主催でないジュネーブ会議の枠組みの外で行われる政権といかなる交渉にも参加しない」と述べた。
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エジプト・プラットフォームのフィラース・ハーリディー氏も「シリア国民の要望を実現しない政治合意に資するようないかなる動きも拒否する」と述べた。
AFP, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017などをもとに作成。
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トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官は、ロシア外務省が31日に発表した「シリア諸国民大会」招聘組織のなかに西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)が含まれていたことに関連して、「テロ民兵PYDがシリアに関するアスタナ7会議の対話に招待されることは受け入れられない」と述べた。
アナトリア通信(11月1日付)が伝えた。

AFP, November 1, 2017、Anadolu Ajansı, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017などをもとに作成。
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アスタナ7会議に参加したイラン代表団を率いるホセイン・ジャーベリー・アンサーリー・アラブ・アフリカ担当外務副大臣は、保証国であるロシア、トルコ、イランがイドリブ県の緊張緩和地帯内にそれぞれ12カ所、合計で36カ所に監視所を設置し、駐留すると発表した。
『ハヤート』(11月2日付)が伝えた。
AFP, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017などをもとに作成。
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イスラエルのi24Newsチャンネル(11月1日付)は、レバノンとシリアの複数のメディア筋の話として、イスラエル軍戦闘機複数機が、ヒムス県ハスヤー町の工業地区にある工場に対して爆撃を行ったと伝えた。
またシリア・アラブ・テレビ(11月1日付)は、イスラエル軍はこの爆撃と前後して、レバノン領内各所、ヒムス県クサイル市上空を、シリア軍が防空兵器で迎撃したと速報で伝えた。
一方、レバノンのエルナシュラ(11月1日付)も、ベカーア県バアルベック郡のアイン・ジャディーダ村やルブーワ村などで爆発音が聞こえたと伝えた。
ドゥラル・シャーミーヤ(11月1日付)によると、イスラエル軍戦闘機が爆撃したのは、ヒズブッラーの武器弾薬庫だと思われるという。

AFP, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、Elnashra, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、i24News , November 1, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017などをもとに作成。
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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月1日付)によると、シャーム解放機構は県北東部のウンム・ハズィーム丘一帯に進攻したシリア軍と交戦した。
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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月1日付)によると、南部戦線がズィムリーン村方面に進入を試みたシリア軍と交戦した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ラフマーン軍団が活動を続けるジャウバル区をシリア軍無人航空機が爆撃した。
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ヒムス県北部とハマー県南部で活動している反体制武装集団6組織が声明を出し、ヒムス軍を結成したと発表した。
ヒムス軍を結成したのは、第313旅団大隊連合、真理の剣旅団大隊、サイフ・イスラーム・ハッターブ大隊、アンサール・ハック旅団、アンサール・スンナ・ワ・シャリーア旅団、タルビーサ旅団。

AFP, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017などをもとに作成。
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米軍主導の有志連合の特殊作戦司令官を務める米軍のジェームズ・ジェラルド(James Jarrard)少将は、国防省の記者会見で、シリア国内に駐留・展開している米地上部隊の数について、「5,000人いる」と発言、その後「4,000人」と訂正した。
しかしその後、ジェラルド少将はこの数字を再び訂正、「間違いを言ってしまい謝罪する。シリア国内の米軍兵士の数は500人しかいない」と述べた。
また、国防総省のエリック・ペイホン報道官は、この発言に関して「シリア国内に展開している米軍兵士の正式な数字は530人、一方イランは5,262人だ」とコメントした。
ドゥラル・シャーミーヤ(11月1日付)、『ハヤート』(11月2日付)が伝えた。
AFP, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017などをもとに作成。
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ラタキア県フマイミーム航空基地の駐留ロシア軍のアレクサンドル・イヴァノフ報道官はフェイスブック(11月1日付)で、アレッポ県ダーラト・イッザ市近郊のシャイフ・バラカート山山頂にトルコ軍が建設している基地に関して「違法であり、ダマスカスのシリア政府との調整がないままに行われている」と批判した。

AFP, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017などをもとに作成。
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『ワタン』(11月1日付)は、アスタナ6会議での合意に基づきイドリブ県やアレッポ県西部に部隊を進駐させているトルコ軍が、この合意に違反して、シリア領内に8つの基地を建設しようとしており、アレッポ県西部のダーラト・イッザ市近郊のシャイフ・バラカート山の頂上に最初の基地を建設する準備を完了したと伝えた。
同紙によると、この基地建設の準備に向け、10月14日にトルコ軍の車列がヌールッディーン・ザンキー運動の護衛を受けて既にシリアに入っており、数日中にシャイフ・バラカート山の基地は完成する見込みだという。

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これに関して、ヌールッディーン・ザンキー運動の匿名司令官は、ドゥラル・シャーミーヤ(11月1日付)に対し、「報道は正しくない」と否定した。
AFP, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017、al-Watan, November 1, 2017などをもとに作成。
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アレッポ県では、ANHA(11月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市内のシャイフ・マクスード地区で、イドリブ県からの避難者たちが、イドリブ県に対するトルコの「占領テロ」との戦いへの人民防衛隊主体のシリア民主軍の介入を求める集会が催された。

AFP, November 1, 2017、ANHA, November 1, 2017、AP, November 1, 2017、ARA News, November 1, 2017、Champress, November 1, 2017、al-Hayat, November 2, 2017、Kull-na Shuraka’, November 1, 2017、al-Mada Press, November 1, 2017、Naharnet, November 1, 2017、NNA, November 1, 2017、Reuters, November 1, 2017、SANA, November 1, 2017、UPI, November 1, 2017などをもとに作成。
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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はイランを訪問し、首都テヘランでアリー・ハーメニー最高指導者と会談し、二国間関係、シリア情勢、イラン各合意への対応などについて意見を交わした。
会談で、ハーメネイー師は「シリアのテロリストを支援する米国主導の同盟は、否定し得ない真実だが、彼らは別の陰謀を企てるのに齷齪している。それゆえ、シリアにおいて事態を正常化するには信頼できる協力関係を継続する必要がある」と述べた。
また「シリア政府の処遇にかかわるすべての解決策はこの国(シリア)から提案されねばならず、シリア政府に圧力をかけてはならない」と強調した。
これに対し、プーチン大統領は「シリアを含むいかなる国における変革も国内からなさねればならないと考えている」と答える一方で、ドナルド・トランプ米大統領がイラン各合意を認めないとの立場を表明したことに対しては、「我々はいかなる一方的な変化にも反対する。我々は一方的な決定を国際法や国際システムへの違反だとみなす」と非難した。

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プーチン大統領はまた、ハサン・ロウハーニー大統領とも会談し、中東地域におけるテロとの戦いへの対応などについて意見を交わした。
会談のなかで、ロウハーニー大統領は、プーチン大統領が提案した「シリア諸国民大会」の開催についてロシア、トルコ、イランが合意したアスタナ7会議について触れ、「イランはこの地域の不安定がすべての国にとって害をもたらすと考えている」としたうえで、シリア危機の政治的解決の重要性を強調、安定化に向けて役割を果たすと述べた。
これに対して、プーチン大統領は、シリア国内でのテロとの戦い継続の必要を強調するとともに、ロシア、イラン、そしてトルコによるアスタナ会議での連携を継続すべきだと述べた。

SANA(11月1日付)などが伝えた。
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ダイル・ザウル県では、SANA(11月1日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区、ジュバイラ地区、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、アルディー地区、シャイフ・ヤースィーン地区でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続した。
シリア軍はまた、イラク国境に面するユーフラテス川河畔のブーカマール市に向かって進軍を続け、ダーイシュと交戦、クーリーヤ市などを爆撃した。
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アレッポ県では、SANA(11月1日付)によると、当局に投降していたマンビジュ市(西クルディスタン移行期民政局の支配下)近郊の町村の住民約200人が当局に投降し、免罪となった。

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ロシア国防省は、ロシア空軍の6機からなる長距離戦略爆撃機Tu-22M3部隊が、ロシア国内の航空基地から、イラン、イラク領空を経由してシリア領空に入り、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊のダーイシュ(イスラーム国)の拠点、武器弾薬庫を爆撃し、これを破壊したと発表した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月1日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(アレッポ県2件、イドリブ県1件)確認したと発表した。
またトルコ側の監視チームも2件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,261市町村、武装組織の数は234組織。
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