ロシア難民受入移送居住センター:難民1,085人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は533,562人に、IDPsも1,603人が帰宅(2020年1月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月23日付)を公開し、1月22日に難民1,085人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは335人(うち女性100人、子供171人)、ヨルダンから帰国したのは750人(うち女性225人、子供383人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は533,562人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者169,557人(うち女性51,260人、子ども86,768人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者364,005人(うち女性109,245人、子ども185,635人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 762,842人(うち女性229,163人、子供389,325人)となった。

**

一方、国内避難民1,603人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは1,603人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は40,553人(うち女性13,249人、子供19,122人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,311,149人(うち女性395,808人、子供662,888人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 23, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍がハサカ県の油田地帯や国境通行所へのロシア軍の接近を阻止(2020年1月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍部隊がハサカ市とアームーダー市を結ぶM4高速道路のヒッティーン交差点に近いブー・サイード村に拠点を設置、街道を移動しようとするロシア軍部隊の動きへの妨害を続けた。

妨害はロシア軍部隊が県東部の油田地帯(ルマイラーン油田)への接近を阻止するため

一方、ロシア軍はイラク(イラク・クルディスタン地域)と北・東シリア自治局支配地域をつなぐ米軍の兵站路上に位置するスィーマルカー国境通行所に向かう街道沿いのアイン・ディーワール村に進駐した。

だが、同地に入ったロシア軍はスィーマルカー通行所に向かおうとしたが、ヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町の入り口に展開する米軍に進行を妨げられたという。

AFP, January 22, 2020、ANHA, January 22, 2020、AP, January 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2020、Reuters, January 22, 2020、SANA, January 22, 2020、SOHR, January 22, 2020、UPI, January 22, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア内務省は無許可で外貨の両替を行っていた違法業者多数を逮捕、多額の外貨を押収したと発表(2020年1月20日)

シリア内務省は、18日に施行された2020年政令第3号および第4号、2013年法令第54号に従い、無許可で外貨の両替を行っていた違法業者多数を逮捕、彼らが保有していた多額の外貨を押収したと発表した。

SANA(1月18日付)が伝えた。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍と国民軍はアレッポ県北部、ラッカ県北部への砲撃を続ける(2020年1月22日)

アレッポ県では、ANHA(1月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、イルシャーディーヤ村、タート・マラーシュ村、タッル・アッジャール村、タッル・マディーク村、アレッポ市近郊のスーガーニカ村およびその一帯、アキーバ村を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(1月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・アブヤド市近郊のヒルバト・バカル村、アリーダ村を砲撃した。

AFP, January 22, 2020、ANHA, January 22, 2020、AP, January 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2020、Reuters, January 22, 2020、SANA, January 22, 2020、SOHR, January 22, 2020、UPI, January 22, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・ロシア軍による激しい爆撃、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の反撃が続き、住民14万人あまりが新たにIDPsに(2020年1月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシュワイフナ丘、ハイヤーン町、カフルハムラー裏、ブシャンタラ村、カフルダーイル村、マンスーラ村、第46中隊基地、バシュカーティーン、アターリブ市一帯、カフルナーハー、アレッポ市ラーシディーン地区、ハーン・トゥーマーン村、ハミーラ村、バルナ村を爆撃し、ハミーラ村で国内避難民(IDPs)の子ども1人が、アターリブ市近郊のIDPsキャンプで女性2人が死亡した。

またシリア軍戦闘機がICARDA地区を爆撃、ヘリコプターがアレッポ市記者協会地区、ハーン・アサル村を「樽爆弾」で爆撃した。

シリア軍地上部隊もフライターン市などを砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、アレッポ市ザフラー協会地区、ハラブ・ジャディーダ地区、ワディーヒー村などを砲撃した。

一方、SANA(1月22日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がアレッポ市ザフラー協会を砲撃し、住民多数が負傷した。

これに対して、シリア軍は反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市ラーシディーン地区、カフルハムラ村、アナダーン市、フライターン市を砲撃した。

なお、反体制組織のシリア対応調整者によると、アレッポ市西部郊外一帯での攻撃激化を受けて、14日から22日にかけて住民6万7507人が国内避難民(IDPs)としてトルコ占領地域に避難しているという。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がバイニーン村、カフルルーマー村、マアッルシューリーン村、ハーン・スブル村、ダイル・サンバル村、サルジャ村、シャイフ・イドリース村を爆撃した。

シリア軍も、戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市一帯を爆撃、ヘリコプターがマアッラト・ヌウマーン市およびその一帯、カフルルーマー村、ダイル・シャルキー村、ハーン・スブル村、ムアスラーン村を「樽爆弾」で爆撃した。

さらにシリア軍地上部隊がタッル・マンス村、ハーッス村、カフルルーマー村、マアッルズィーター村、ブサクラー村、ムアスラーン村、バービーラー村、カルサア村、ビダーマー町、ズアイニーヤ村、マルアンド村を砲撃、タッル・マンス村で男性1人が死亡した。

一方、SANA(1月22日付)によると、シリア軍が、マアッラト・ヌウマーン市一帯、バザーブール村、ガドファ村、マアッルシューリーン村、ダイル・シャルキー村、マアッルディブサ村、バイニーン村、ムアスラーン村にあるシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の拠点を砲撃した。

なお、同監視団によると、過去1週間の激しい戦闘で、民間人77人(うち子ども28人)が死亡、住民1万世帯以上、約7万人が戦火を避けてトルコのハタイ県に近い国境地帯に移動、国内避難民(IDPs)となったという。

**

ハマー県ではシリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがザイズーン村を「樽爆弾」で爆撃した。

これに対して、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室はフワイズ村近郊のシリア軍拠点を砲撃し、兵士4人を殺害、またシュワイハ村でシリア軍兵士2人を狙撃し、射殺した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がタルディーン村を砲撃した。

これに対して、国民解放戦線(シリア国民軍)はアティーラ村近郊のシリア軍拠点を攻撃、その映像を公開した。

**

SANA(1月22日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団が住民の脱出を阻止し続け、「人間の盾」として利用している、と伝えた。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を55件(イドリブ県17件、ラタキア県19件、アレッポ県16件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を53件(イドリブ県15件、ラタキア県2件、アレッポ県36件、ハマー県0件)確認した。

AFP, January 22, 2020、ANHA, January 22, 2020、AP, January 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 22, 2020、Reuters, January 22, 2020、SANA, January 22, 2020、SOHR, January 22, 2020、UPI, January 22, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:1,395人の難民が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は532,477人に(2020年1月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月22日付)を公開し、1月21日に難民1,395人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは239人(うち女性72人、子供122人)、ヨルダンから帰国したのは1,156人(うち女性347人、子供590人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は532,477人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者169,222人(うち女性51,160人、子ども86,597人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者363,255人(うち女性109,020人、子ども185,252人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 761,757人(うち女性228,838人、子供388,771人)となった。

**

一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は40,095人(うち女性12,612人、子供18,479人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,309,546人(うち女性395,171人、子供662,245人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 22, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県のフール・キャンプに収容されていたIDPs108世帯がダイル・ザウル県に帰還(2020年1月21日)

シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局が管理するハサカ県のフール・キャンプに収容されていた国内避難民(IDPs)108世帯がダイル・ザウル県に帰還した。

帰還したのは、ブサイラ市、バーグーズ村、ハジーン市、ズィーバーン町の住民。

IDPsの帰還は、ダイル・ザウル民政評議会の総務関係局とフール・キャンプの運営局の連携のもと、地元部族のシャイフや名刺を保証人とするかたちで行われた。

AFP, January 22, 2020、ANHA, January 22, 2020、AP, January 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2020、Reuters, January 22, 2020、SANA, January 22, 2020、SOHR, January 22, 2020、UPI, January 22, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍がアレッポ市西部を激しく爆撃し住民20人死亡、反体制派もアレッポ市を砲撃し住民3人死亡(2020年1月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルナーハー村、カフルダーイル村、マンスーラ村、アレッポ市西部郊外のインドミー工場、イルハーブ村、アブザムー町、タカード村、第46中隊基地一帯、シャイフ・バラカート山、ジャドラーヤー村、カフル・ヌーラーン村を爆撃し、カフルタアール村では女性1人と子ども6人を含む9人が、ジャドラーヤーではハマー県からの国内避難民(IDPs)の女性2人が、イルハーブ村ではイドリブ県(フバイト村)からのIDPsの女性1人が、タカード村では子ども1人が、カフルヌーラーン村ではイドリブ県からのIDPsの一家7人(子ども3人を含む)が死亡した。

シリア軍もヘリコプターがアレッポ市記者協会地区、ハーン・アサル村を「樽爆弾」で爆撃した。

一方、SANA(1月21日付)やシリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がアレッポ市のザフラー協会地区、ハラブ・ジャディーダ地区を砲撃し、女性2人を含む住民3人が死亡、3人が負傷した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、マアッルディブサ村にある「決戦」作戦司令室(シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)など)の拠点を爆撃し、戦闘員11人を殺害した。

ロシア軍はまたカフルルーマー村、ハーン・スブル村、マアッラト・ヌウマーン市、タッル・マンス村、マアッルシューリーン村、マアッル・シャマーリーン村、ムアスラーン村、バーラ村一帯、アブー・ジュライフ村を爆撃し、バーラ村では男性2人が死亡した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、アブー・ダフナ村一帯のシリア軍拠点を攻撃し、兵士3人を殺害した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる反体制武装集団がトルコマン山地方のアティーラ村一帯に進軍し、シリア軍2人を殺害した。

**

SANA(1月21日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団が住民の脱出を阻止し続け、「人間の盾」として利用している、と伝えた。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を38件(イドリブ県16件、ラタキア県11件、アレッポ県6件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を37件(イドリブ県15件、ラタキア県0件、アレッポ県22件、ハマー県0件)確認した。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県でロシア軍が米軍に進路を阻まれ小競り合いに(2020年1月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、M4高速道路をラッカ県アイン・イーサー市からタッル・タムル町方面に向かって移動していたロシア軍パトロール部隊が、タッル・タムル町に向かう交差点に位置するヒッティーン・ガソリン・スタンド近くで待ち受けていた米軍によって進行を阻止され、小競り合いとなった。

米軍はまた、マーリキーヤ(ダイリーク)市とマアバダ(カルキールキー)町を結ぶ街道上に位置するカルザヤーラート村で、スィーマルカー国境通行所に向かおうとするロシア軍パトロール部隊の進行を阻止した。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコと国民軍はアレッポ県北部、ラッカ県北部、ハサカ県北部を激しく砲撃(2020年1月21日)

アレッポ県では、ANHA(1月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、アイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村、スムーキーヤ村、タッル・マラーシュ村、カフル・アントゥーン村、タッル・ハッジャール村、イルシャーディーヤ村を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(1月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市東部一帯、同市北部のM4高速道路沿線に位置するジャフバル穀物サイロ、タッル・アブヤド市近郊のヒルバト・バカル村、カズアリー村を砲撃した。

**

ハサカ県では、ANHA(1月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、ライハーニーヤ村、牧場地帯を砲撃した。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SANA:トルコはハサカ県、ラッカ県で活動する反体制武装集団にリビアへの参加するよう給与をカットするなどして迫る(2020年1月21日)

SANA(1月21日付)は、複数の住民筋の話として、ハサカ県、ラッカ県北部を占領下に置くトルコの当局が、同地で活動する「テロ組織の傭兵」(反体制派)に対して、リビアでの戦闘に参加するようさまざまな圧力をかけていると伝えた。

同筋によると、トルコ郡は、リビアに転戦するのを望まない戦闘員の給与をカットしているほか、シリア領内に設置している拘置所に拘留されている避難民を徴兵し、リビアに送り込もうとしているという。

**

シリア人権監視団は、トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員の数が約2,600人に達していると発表した。

同監視団によると、約1,790人がトルコ占領下のアレッポ県北部および北西部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で派遣に向けて訓練を受けているという。

また、リビアで死亡した国民軍戦闘員の数は28人に達している。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア内務省は前日に続いて無許可で外貨の両替を行っていた違法業者多数を逮捕、多額の外貨を押収したと発表(2020年1月21日)

シリア内務省は、18日に施行された2020年政令第3号および第4号、2013年法令第54号に従い、20日に続いて、無許可で外貨の両替を行っていた違法業者多数を逮捕、彼らが保有していた多額の外貨を押収したと発表した。

SANA(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ国境警備隊は越境しようとしたシリア人1人を殺害(2020年1月21日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月21日付)、シリア人権監視団によると、ハーリム市に近い国境地帯で、トルコ領内に越境しようとしたシリア人に対してトルコ軍国境警備隊が発表、1人が死亡、女性と子どもを含む7人が負傷した。

死亡したのは、ハマー県サフリーヤ村出身のアムジャド・スワイダーン・フライジュ氏。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー市のウマリー・モスク内で反政府デモ(2020年1月21日)

ダルアー県では、HFL(1月21日付)によると、ダルアー市のウマリー・モスク内で住民がシリア当局による逮捕者の釈放と県内で続く拉致・殺人抗議を撃っているデモを行った。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

『ワタン』:アサド政権の退陣を迫ってきたサウジアラビアのシリア政策が前例のないかたちで軟化(2020年1月21日)

『ワタン』(1月21日付)は、アサド政権の退陣を迫ってきたサウジアラビアのシリア政策が前例のないかたちで軟化していると伝えた。

同紙は、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表が、アブドゥッラー・ビン・ヤフヤー・ムアッリミー国連サウジアラビア大使主催のパーティーに招待されたことがその証左だとしている。

このパーティーは、サウジアラビアのファフド・ビン・アブドゥッラー・ムバーラク国務大臣が11月にサウジアラビアで開催予定のG20サミットの準備のため、国連本部のある米ニューヨークを訪れたのに合わせて行われたもの。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020、al-Watan, January 21, 2010などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

『ガーディアン』:ダーイシュの新カリフの正体はトルコマン系イラク人(2020年1月21日)

英『ガーディアン』(1月21日付)は、2019年10月末の米国によるアブー・バクル・バグダーディー指導者殺害を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)のカリフ(指導者)に就任したアブー・イブラーヒーム・クラシー氏の正体が特定されたと伝えた。

複数の諜報機関関係者から得た情報によると、クラシー氏は本名をアミール・ムハンマド・アブドゥッラフマーン・マウラー・サルビー。

トルコマン系イラク人という数少ない非アラブ人幹部で、バグダーディー氏らとともにダーイシュを創設したイデオローグの1人だという。

最終学歴はモスル大学卒。

2014年以降、イラクでのヤズィード教徒への弾圧を主導したという。

**

米主導の有志連合のマイルズ・コギンズ(Myles Caggins)報道官(米軍大佐)は、米軍特殊部隊が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともにダイル・ザウル県で1月15日未明に、ダーイシュ(イスラーム国)の残党に対する特殊作戦を実施し、石油・ガス部門の責任者を務めていたとされるイラク人幹部のアブー・ワルド氏を殺害したと発表した。

CNN(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2020、ANHA, January 21, 2020、AP, January 21, 2020、CNN, January 21, 2010、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2020、The Guardian, January 21, 2020、Reuters, January 21, 2020、SANA, January 21, 2020、SOHR, January 21, 2020、UPI, January 21, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:833人の難民が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は531,082人に(2020年1月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月21日付)を公開し、1月20日に難民833人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは223人(うち女性67人、子供113人)、ヨルダンから帰国したのは610人(うち女性183人、子供311人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は531,082人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者168,983人(うち女性51,088人、子ども86,475人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者362,099人(うち女性108,673人、子ども184,662人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 760,362人(うち女性228,419人、子供388,059人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコがリビアに派遣した国民軍の戦闘員のうち17人がイタリアに逃亡、当初からイタリア入国を画策(2020年1月20日)

シリア人権監視団は、トルコによってリビアに派遣された国民軍の戦闘員のうち17人が、リビアからイタリアに逃亡(不法入国)したと発表した。

同監視団が戦闘員の家族や近親者から得た情報によると、彼らはイタリアに不法入国する目的でリビアへの派兵に参加していたという。

なお、トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員の数は約2,400人に達しており、約1,700人がトルコ占領下のアレッポ県北部および北西部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で派遣に向けて訓練を受けているという。

また、リビアで死亡した国民軍戦闘員の数は24人に達している。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市でシリア・ポンドの下落に伴う生活苦を訴える抗議デモ(2020年1月20日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、15、16、17、18日に引き続き、スワイダー市でシリア・ポンドの下落に伴う生活苦を訴える抗議デモが行われた。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ズィーバーン町でシリア民主軍の戦闘員2人が何者かに撃たれ死亡(2020年1月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員2人が何者かに撃たれて死亡した。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県カッリー町でシャーム解放機構の退去を求めるデモ、シャーム解放機構はマジュダリヤー村でダーイシュの治安責任者を殺害(2020年1月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カッリー町で20日晩、シャーム解放機構の退去を求める抗議デモが行われ、数十人が参加した。

一方、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(1月20日付)によると、シャーム解放機構がマジュダリヤー村内に設置されていたダーイシュ(イスラーム国)の拠点を急襲し、治安責任者1人(マジュダリヤー村出身のアフマド・イブラーヒーム・ハンムードなる男性)を殺害した。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, January 20, 2010などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県北西部でトルコ軍・国民軍とシリア民主軍が砲撃戦、アフリーン市で1人死亡(2020年1月20日)

アレッポ県では、ANHA(1月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、アルカミーヤ村、カフル・ナーヤー村、シャイフ・イーサー村、トルコ占領下のアフリーン市近郊のシャッラー村一帯、シーラーワー町一帯を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もアフリーン市、アアザーズ市一帯に対して砲撃を行った。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月20日付)によると、シリア民主軍の砲撃により、アフリーン市では子ども1人と女性1人が死亡したという。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍がアレッポ市一帯、イドリブ県各所を爆撃し、女性と子どもを含む住民7人死亡(2020年1月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャイフ・アリー村、ジーナ村一帯、アンジャーラ村、ウワイジル村、カースィミーヤ村、ミズナーズ村、カフル・ヌーラーン村、カフルナーハー村、アターリブ市一帯、バウワービーヤ村、カフルジューム村、カフルタアール村、アレッポ市CHEMCO地区、ムハンディスィーン地区を爆撃し、カフルジュームでは子ども1人と女性1人が、カフルタアール村では女児2人が、ジーナ村では子ども1人と男性1人が死亡した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、サフィーラ市近郊の防空工場を砲撃した。

 

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がイフスィム町、ダイル・サンバル村一帯、アブー・ジュライフ村、ハントゥーティーン村、バイニーン村、ガドファ村を爆撃した。

これに対して、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室は、ハルバーン村、ザハビーヤ村を砲撃した。

**

SANA(1月20日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団が住民の脱出を阻止し続け、「人間の盾」として利用している、と伝えた。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を43件(イドリブ県17件、ラタキア県15件、アレッポ県7件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を41件(イドリブ県23件、ラタキア県0件、アレッポ県16件、ハマー県2件)確認した。

AFP, January 20, 2020、ANHA, January 20, 2020、AP, January 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 20, 2020、Reuters, January 20, 2020、SANA, January 20, 2020、SOHR, January 20, 2020、UPI, January 20, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:2018年半ば以降に帰還した難民は530,249人、2019年1以降に帰還したIDPsは40,948人に(2020年1月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月20日付)を公開し、1月19日に難民914人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは326人(うち女性98人、子供166人)、ヨルダンから帰国したのは588人(うち女性176人、子供300人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は530,249人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者168,760人(うち女性51,021人、子ども86,362人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者361,489人(うち女性108,490人、子ども184,351人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 759,529人(うち女性228,169人、子供387,635人)となった。

**

一方、国内避難民715人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは715人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は40,948人(うち女性11,487人、子供17,045人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,309,544人(うち女性395,171人、子供662,245人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 20, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍パトロール部隊のイラク国境(ハサカ県スィーマルカー国境通行所)への接近を米軍パトロール部隊が阻止(2020年1月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍パトロール部隊が、北・東シリア自治局によって掌握されているスィーマルカー国境通行所への接近を試みたが、ダイリーク(マーリキーヤ)市に近いムスタファーウィーヤ村を巡回中の米軍パトロール部隊がこれを阻止した。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県でシリア政府との和解に応じた著名な医師1人と武装集団元メンバー2人が殺害される(2020年1月19日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、ブスル・ハリール市にあるクリニック前に仕掛けられていた爆弾が爆発し、医師のマアムーン・カースィム・ハリーリー氏が死亡した。

ハリーリー氏はダルアー県内の数々の野戦病院で医師として勤務したが、2018年にシリア政府との和解に応じていた。

また、ジャースィム市では、シリア政府との和解に応じ、諜報機関で職を得ていたカシオン旅団の元メンバー2人が何者かによって殺害された。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員が約2,400人に(2020年1月19日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアの首都トリポリに派遣した国民軍戦闘員の数が約2,400人に達していると発表した。

同監視団によると、リビア行きの募集はトルコ占領下のアレッポ県北部および北西部(「ユーフラテスの盾」地域および「オリーブの枝」地域)で続いており、トルコが設置した基地では約1,700人が現在訓練を受けているという。

一方、リビアに派遣された国民軍戦闘員複数人が同国での戦闘で死亡した。

これにより、リビアで死亡した国民軍戦闘員の数は24人に達したという。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はシリア政府支配下のアレッポ市を砲撃し、住民1人死亡(2020年1月19日)

イドリブ県では、SANA(1月19日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、シリア軍地上部隊がアブー・ダフナ村一帯に侵攻したシャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室を撃退した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるマンスーラ村、ハーン・アサル村、アレッポ市記者協会地区、ラーシディーン地区を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はシリア政府支配下のアレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区を砲撃し、住民1人が死亡した。

**

ラタキア県では、SANA(1月18日付)、シリア人権監視団によると、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に向かって飛来する反体制武装集団の無人航空機(ドローン)をシリア軍防空部隊が撃墜した。

**

SANA(1月18日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に1月13日に設置された人道回廊に関して、反体制武装集団が住民の脱出を阻止し続け、「人間の盾」として利用している、と伝えた。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を65件(イドリブ県24件、ラタキア県19件、アレッポ県19件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を63件(イドリブ県24件、ラタキア県19件、アレッポ県19件、ハマー県3件)確認した。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍と国民軍はアレッポ県北部を砲撃(2020年1月19日)

アレッポ県では、ANHA(1月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊にあるマルアナーズ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、17、18日にアアザーズ市近郊、シーラーワー町近郊のバッラーダ村でトルコ軍の基地や反体制武装集団の拠点を攻撃し、ハムザ師団戦闘員6人を殺害、トルコ軍兵士2人を負傷させた。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:995人の難民が新たに帰還、2018年半ば以降の帰還難民は529,335人に(2020年1月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月19日付)を公開し、1月18日に難民995人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは288人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは707人(うち女性212人、子供361人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は529,335人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者168,434人(うち女性50,923人、子ども86,196人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者360,901人(うち女性108,314人、子ども184,051人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 758,615人(うち女性227,895人、子供387,169人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 19, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.