アサド大統領はベイルート港の爆発事件を受けてレバノンのアウン大統領に電報を送り、支援と連帯の意思を表明(2020年8月4日)

アサド大統領はレバノンのミシェル・アウン大統領に電報を送り、8月4日にベイルート港で発生した爆発に関して、姉妹国であるレバノンを支え、占領への抵抗を続ける同国民と連帯するとの意を伝えた。

アサド大統領の電報の内容は以下の通り:

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我々は多くの死傷者を出したベイルート港での大惨事に深い沈痛の念を禁じえない。

私、そしてシリア・アラブ人民の名において、あなたとレバノン国民に心から哀悼の意を表し、全能のアッラーに、犠牲者への慈悲と負傷者全員の一刻も早い回復を懇願する。

我々は、姉妹国レバノンを支え、抵抗する同国民と連帯すると明言したい。我々は、あなた方がこの悲劇的な事件の被害を克服し、迅速に被害から復興できると信じている。

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SANA(8月4日付)が伝えた。

AFP, August 4, 2020、ANHA, August 4, 2020、AP, August 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2020、Reuters, August 4, 2020、SANA, August 4, 2020、SOHR, August 4, 2020、UPI, August 4, 2020などをもとに作成。

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最近になってイドリブ県に派遣されたとトルコが報じたエジプト軍兵士を思わせる映像がツイッターで公開される(2020年8月4日)

「シャーミーヤ・ハワー_ダマスカス_ウシュキー」を名乗るツイッター・アカウント(https://twitter.com/B_N_T_sh)は、「イドリブ県郊外で自由シリア軍によって捕らえられた初のエジプト軍兵士」だとする映像を公開した。

42秒の映像には、シャツに血が男性が地面に座り込んで、軍人だという男性の尋問を受け、カイロ出身で、エジプト軍のムラービティーン大隊に所属しているなどと答える様子が写っている。

https://twitter.com/B_N_T_sh/status/1290309979451174913?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1290309979451174913%7Ctwgr%5E&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F154435

最近になってシリアに派遣されたとトルコのアナトリア通信が奉じていたエジプト軍部隊に所属する兵士を思わせる映像は、2015年7月1日に「クマム・マアーリー」を名乗るユーチューブのアカウントを通じて公開されていた男性と映像と同じもの。

AFP, August 5, 2020、ANHA, August 5, 2020、AP, August 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2020、Reuters, August 5, 2020、SANA, August 5, 2020、SOHR, August 5, 2020、UPI, August 5, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はマトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハフル氏殺害の背後に「自治局構想に敵対する勢力がいる」と断じる一方、シリア民主軍は蜂起が発生した村でダーイシュ摘発作戦を開始(2020年8月4日)

北・東シリア自治局は声明を出し、2日にダイル・ザウル県ハワーイジュ村近くでアカイダート部族の部族長のおじのマトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハフル氏が殺害された事件に関して「卑劣なテロ行為」、「悪意に満ちた目的やアジェンダを実現し、住民の不和を作り出そうとする」ものと非難したうえで、「自治局構想に敵対する勢力が暗殺の背後におり、自治局と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に嫌疑を向けようとしている」と断じた。

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シリア民主軍は声明を出し、内務治安部隊(アサーイシュ)と合同で、シュハイル村、ハワーイジュ村でのダーイシュ(イスラーム国)の細胞の摘発と壊滅を目的とした合同作戦を開始したと発表した。

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ラッカ県では、ANHA(8月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市西のアフダクー村を砲撃し、住民1人が負傷した。

AFP, August 4, 2020、ANHA, August 4, 2020、AP, August 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2020、Reuters, August 4, 2020、SANA, August 4, 2020、SOHR, August 4, 2020、UPI, August 4, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のダイル・ザウル県で住民が蜂起、シリア民主軍と米軍が介入(2020年8月4日)

ダイル・ザウル県では、北・東シリア自治局支配下のズィーバーン町、ハワーイジュ村、ジュダイド・アカイダート村、ジャディート・ジュダイダト・バカーラ村、タヤーナ村、スブハ村、アブー・アブー・ナティール村、シュハイル村、シャンナーン村で、地元住民が蜂起した。

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ジスル(8月4日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(8月4日付)、SANA(8月4日付)によると、蜂起は、8月2日にズィーバーン町近くでアカイダート部の族長の一人のおじにあたるマトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハフル氏が殺害された事件に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍や北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)などの対応の不備に抗議するデモに端を発していた。

事件を防ぐことができなかったシリア民主軍の責任を追及し、米主導の有志連合に犯人の特定と逮捕を求めるなどして抗議の意思を示していた参加者は、道路でタイヤを焼くなどして次第に過激化、一部が武装し、シリア民主軍の検問所などを襲撃した。

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シリア人権監視団によると、シリア民主軍はダイル・ザウル県とハサカ県で「テロの盾」作戦と銘打って、ダーイシュの細胞の摘発を続けている。

だが、検問所での住民の逮捕・拘束、暴行、侮蔑、そして強制捜査を口実とした民家での略奪などに対する住民の不満が高まっていたという。

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一方、SANAは、8月3日にもズィーバーン町で抗議デモが発生していたとしたうえで、住民がシリア民主軍の退去を求めるとともに、米軍の占領に異議を唱えたと伝えた。

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武装した地元住民は、シュハイル村、ズィーバーン町、ハワーイジュ村からシリア民主軍を排除した。

ハワーイジュ村では、シリア民主軍が本部として転用していたハワーイジュ学校を制圧、焼き討ちにしたほか、ハンヴィー(HMMWV)1輌と四輪駆動車2台を破壊、シリア民主軍兵士2人を殺害した。

また、ジュダイド・アカイダート村では、デモ参加者がシリア民主軍の戦闘員7人を拘束、車輌3台と武器を奪って抵抗した。

さらに、スワル町南のナムリーヤ村の住民は、シャッダーディー市方面からシュハイル村に向かおうとしていたシリア民主軍の車列に対峙し、これを撃退させた。

これに対して、シリア民主軍はハサカ県シャッダーディー市、ダイル・ザウル県スーサ町、バーグーズ村、ウマル油田から大規模増援部隊を派遣し、検問所を再強化、実弾を使用して鎮圧にあたった。

これにより、ハワーイジュ村で住民6人が負傷し、シュハイル村の病院に搬送された。

また同村近郊では、男性1人が「正体不明の武装集団」(武装した住民)に撃たれて、即死した。

さらに、女性1人がシリア民主軍の「正体不明の武装集団」の撃ち合いに巻き込まれて死亡した。

米軍も戦闘機やヘリコプターを現地に派遣、シュハイル村、ズィーバーン町、ハワーイジュ村では戦闘機が上空を超音速で低空飛行し、住民を威嚇した。

AFP, August 4, 2020、ANHA, August 4, 2020、AP, August 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2020、al-Jisr Press, August 4, 2020、Reuters, August 4, 2020、SANA, August 4, 2020、SOHR, August 4, 2020、UPI, August 4, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で2人(2020年8月4日)

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月4日に新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、同地での感染者数は計38人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1348163812055173/

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一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアレッポ県北部で、新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認された。

これにより、6月9日以降、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」と占領地で確認された感染者数は計38人(うち17人は「解放区」、19人はトルコ占領地)、うち死亡したのは0人、回復したのは23人となった。

AFP, August 4, 2020、ACU, August 4, 2020、ANHA, August 4, 2020、AP, August 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2020、Reuters, August 4, 2020、SANA, August 4, 2020、SOHR, August 4, 2020、UPI, August 4, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治したと発表(2020年8月4日)

保健省は政府支配地域で新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治したと発表した。

これにより、8月4日現在の同地での感染者数は計892人、うち死亡したのは46人、回復したのは283人となった。

SANA(8月4日付)が伝えた。

AFP, August 4, 2020、ANHA, August 4, 2020、AP, August 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2020、Reuters, August 4, 2020、SANA, August 4, 2020、SOHR, August 4, 2020、UPI, August 4, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県で交戦(2020年8月4日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから152日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府支配下のカフルナブル市、ハントゥーティーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードもカフルナブル市に近いザイトゥーン基地を砲撃した。

これに対して、シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村、カンスフラ村、ファッティーラ村、マウザラ村、バイニーン村を砲撃、国民解放戦線に所属するシャームの鷹旅団の戦闘員1人が死亡した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約30輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山地方のブルカーン丘に設置されているシリア軍の拠点を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団が、タファス市とムザイリーブ町を結ぶ街道で治安要員1人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, August 4, 2020、ANHA, August 4, 2020、AP, August 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 4, 2020、Reuters, August 4, 2020、SANA, August 4, 2020、SOHR, August 4, 2020、UPI, August 4, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民101人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は583,636人に(2020年8月4日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月4日付)を公開し、8月3日に難民101人(うち女性30人、子供51人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民101人(うち女性30人、子供51人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は583,636人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者188,388人(うち女性56,657人、子ども95,806人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は812,916人(うち女性243,933人、子供414,297人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 4, 2020をもとに作成。

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所属不明の戦闘機複数機がイラク国境に近いユーフラテス川西岸のブーカマール市近郊の「イランの民兵」拠点を爆撃、15人あまりが死亡(2020年8月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機複数機が3日午前5時頃に、イラク国境に近いユーフラテス川西岸のブーカマール市近郊に飛来、同地に展開する「イランの民兵」の拠点複数カ所を爆撃し、武器弾薬庫などが破壊され、15人あまりが死亡した。

爆撃は、イマーム・アリー基地(イマーム・アリー・コンパウド)、鉄道線路、砂漠奥地にも及んだ。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月3日付)によると、犠牲となったのは、ファーティミーユーン旅団の民兵。

死傷者は、イラク領内に搬送された。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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レバノンのヒッティー外務大臣が政府を批判して辞任、後任にはアウン大統領外交顧問のワフバ氏が就任(2020年8月3日)

レバノンのナースィーフ・ヒッティー外務大臣(アウン大統領・自由国民潮流指名、マロン派)がハッサーン・ディヤーブ首相に辞表を提出した。

辞表提出後、ヒッティー氏は声明を出し、政府が危機管理に失敗し、国を救済するのに必要な改革を実施しなかったと述べ、辞任の理由を明らかにした。

ヒッティー氏は「誠実に熟考を重ねた末、私はこの歴史的な状況下で義務を果たすことができないとの結論に達した…。政府にレバノンのためのヴィジョンがなく、包括的構造改革を達成しようとする意志がないため辞任する…。私は1人のボスに仕える論理のもとに政府に参加した。だが、何人ものボスがいて、矛盾した利害が存在する…。レバノンは失敗国家になりつつある…。彼らが国民の利益のために一つにならなければ、船は皆を乗せたまま沈没する」と痛烈に政府を批判した。

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ヒッティー外務大臣辞任を受けて、ディヤーブ首相は、2017年からアウン大統領の外交顧問を務めている元外交官のシャルビル・ワフバ氏(マロン派)を後任の外務大臣に指名、ミシェル・アウン大統領もこれを承認した。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県ラアス・アイン市でトルコ軍兵士が何者かに撃たれて死亡(2020年8月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市でトルコ軍兵士が何者かに撃たれて死亡した。

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ラッカ県では、ANHA(8月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のスライブ村を砲撃した。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のズィーバーン町(ダイル・ザウル県)でシリア民主軍を非難するデモ(2020年8月3日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月3日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるズィーバーン町で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が住民に対して行う犯罪を非難し、その退去を求めるデモが発生した。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍がゴラン高原南部の境界地帯に地雷を敷設した4人組を爆撃したと発表(2020年8月3日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、ゴラン高原南部のイスラエル占領地に沿って設置されている有刺鉄線に4人組の男たちが近づき地雷を敷設、イスラエル軍がこれを攻撃する映像を公開した。

https://twitter.com/AvichayAdraee/status/1290322858393120768

アドライ報道官は電話でのブリーフィングのなかで、4人組が「イスラエル領内にいたが、有刺鉄線の向こう側だった」としたうえで、午後11時頃にイスラエル軍特殊部隊が、ライフル銃による攻撃を受けたため、爆撃で応戦したことを明らかにした。

この交戦でのイスラエル側の死傷者はなく、4人組は全員が死亡したものと見られるという。

アドライ報道官はよると、イスラエル軍は数日前にも、境界地帯に接近する「羊飼い」の疑わしい動きを監視していたとしたうえで、「我々はこうした試みをヒズブッラーによる脅迫と結びつけることはできていない。しかし、我々は現時点でその可能性は否定しない」と付言した。

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一方、シリア軍筋は、イスラエル軍ヘリコプター複数機が午後10時40分、クナイトラ県の前線に配置されているシリア軍の拠点複数カ所に向けてミサイルを発射したと発表した。

ミサイル攻撃による被害は物的なものに限られたという。

SANA(8月3日付)と伝えた。

また、これと前後して、イフバーリーヤ・チャンネル(8月3日付)は、シリア軍が首都ダマスカス南西上空でイスラエル軍の攻撃に対して地対空ミサイルで応戦したと伝えた。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、al-Ikhbariya, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに38人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者12人が完治、2人が死亡したと発表(2020年8月3日)

保健省は政府支配地域で新たに38人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者12人が完治、2人が死亡したと発表した。

これにより、8月3日現在の同地での感染者数は計847人、うち死亡したのは46人、回復したのは268人となった。

SANA(8月3日付)が伝えた。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がラタキア県クルド山地方で激しく交戦、ロシア軍が同地を爆撃(2020年8月3日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから151日目を迎えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山地方のハッダード丘一帯に進攻、同地を支配下に置くと「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この戦闘で、シリア軍兵士12人が死亡、17人以上が負傷した。

また、「決戦」作戦司令室側も、シャーム解放機構の戦闘員4人、国民解放戦線の戦闘員2人が死亡した(ドゥラル・シャーミーヤ(8月3日付)によると、シリア軍側の死者は35人、負傷者は40人)。

ハッダーダ丘は、ラタキア市とアレッポ市を結ぶM4高速道路が通りイドリブ県のジスル・シュグール市、ビダーマー町を見下ろすことができる戦略的要衝。

戦闘が激化したのを受けて、ロシア軍戦闘機複数機が出撃し、同地のほか、「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村、トゥッファーヒーヤ村、ハッダーダ村などを激しく爆撃し、シリア軍を支援した。


対するトルコ軍も武装した偵察機を派遣、上空から偵察監視活動を行った。

戦闘は12時間あまりにわたって続いた。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月3日付)によると、ラタキア県クルド山地方に進攻したシリア軍はビンニシュ市を砲撃、ロシア軍も同市を爆撃、ロシア軍の爆撃で、子供2人を含む住民4人が死亡した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ダイル・サンバル村を砲撃した。

これ対して、トルコ軍はシリア政府の支配下にあるサラーキブ市一帯を砲撃した。

また、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(イドリブ県0件、ラタキア県3件、アレッポ県6件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, August 3, 2020、ANHA, August 3, 2020、AP, August 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 3, 2020、Reuters, August 3, 2020、SANA, August 3, 2020、SOHR, August 3, 2020、UPI, August 3, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民129人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は583,535人に(2020年8月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月3日付)を公開し、8月2日に難民129人(うち女性39人、子供66人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民129人(うち女性39人、子供66人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は583,535人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者188,287人(うち女性56,627人、子ども95,755人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は812,815人(うち女性243,903人、子供414,246人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 3, 2020をもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のダイル・ザウル県でアカイダート部族の族長の一人のおじが殺害される(2020年8月2日)

ダイル・ザウル県では、ムドン(8月3日付)などによると、北・東シリア自治局支配下のズィーバーン町近くで、アカイダート部族の族長の一人であるイブラーヒーム・ジャドアーン・ハフル氏の車が襲撃を受け、ドライバー1人と乗っていた同氏のおじのマトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハドル氏が死亡した。

また、同上同乗していた部族長の弟のマスアブ・ジャドアーン・ハドル氏も負傷した。

部族長は車に乗っていなかった。

殺害されたハドル氏らは、犠牲祭(イード・アドハー)初日の7月31日にガラーニージュ市でバカーラ部族に属するブー・ラフマ部族の族長のアリー・ワイス氏が何者かによって殺害されたことを受けて発生していた部族どうしが衝突を仲裁するために同市に向かっていた。

ジスル(8月2日付)によると、車を襲撃したのは、オートバイ3台に乗った武装グループ。

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これに関して、シリア人権監視団は、ダーイシュ(イスラーム国)の細胞に部族長や名士を狙った攻撃を行うよう新たな指示が出されたことを確認していたと発表、これを受けて車が襲撃されたとの見方を示した。

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、al-Jisr Press, August 2, 2020、al-Mudun, August 3, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のガラーニージュ市(ダイル・ザウル県)で住民どうしが戦闘となり、2人死亡、12人負傷(2020年8月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局支配下のガラーニージュ市で住民どうしが戦闘となり、2人が死亡、12人が負傷した。

またキバル村近郊では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が何者かに撃たれて死亡した。

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がラッカ県を砲撃し、男性1人負傷(2020年8月2日)

ラッカ県では、ANHA(8月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線に位置するフーシャーナー村一帯を砲撃し、男性1人が負傷した。

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ハサカ県では、SANA(8月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯のタッル・ハルマル村、ヌワイハート・ダーダー村、アブダーン村、ハドラーウィー村を砲撃した。

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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外務在外居住者省は、シリア民主軍と米国の石油会社が石油採掘にかかる契約を結んだことを非難(2020年8月2日)

外務在外居住者省公式筋は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と米国の石油会社がシリア領内での石油採掘にかかる契約を結んだことをもっとも激しい表現で非難した。

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米共和党のリンゼ・グラム上院議員は7月31日、議会で米国の石油企業1社が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官と北・東シリア自治局内の油田開発にかかる合意を締結したと述べた。

また、議会に出席していたマイク・ポンペオ国務長官も、この方針を支援すると答弁した。

合意は、デルタ・クレセント・エネルギー社がシリア民主軍と交わしたもので、石油精製施設2カ所の建設を骨子とする。

北・東シリア自治局支配地域で産出される石油は、これまでシリア政府支配地域に移送され、精製されていたが、精製施設が新設されれば、シリア政府を通さずに石油の消費が可能となる。

なお、米国は現在、シーザー・シリア市民保護法や諸処の大統領令によって、シリアの石油部門に対する経済制裁を科しているため、合意を発効するには、国務省と財務省の同意が必要となる。

『シャルク・アウサト』(8月1日付)が伝えた。

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、al-Sharq al-Awsat, August 1, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1人(2020年8月2日)

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月2日に新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、同地での感染者数は計36人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1346405922230962/

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一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアレッポ県北部で、新たに5人の新型コロナウイルス感染者が確認された。

これにより、6月9日以降、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」と占領地で確認された感染者数は計37人(うち17人は「解放区」、19人はトルコ占領地)、うち死亡したのは0人、回復したのは17人となった。

AFP, August 2, 2020、ACU, August 2, 2020、 ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局保健委員会はハサカ市で新たに29人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表(2020年8月2日)

北・東シリア自治局のジュワーン・ムスタファー保健委員会(保健省に相当)共同議長は声明を出し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市(ハサカ県)で新型コロナウイルス感染者5人が新たに確認されたと発表した。

北・東シリア自治局保健委員会(保健省に相当)のジュワーン・ムスタファー共同議長は支配地域内で19人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、北・東シリア自治局支配地域における新型コロナウイルス感染者数は24人となった。

内訳は、ジャズィーラ地域(ハサカ県)16人、ラッカ県3人、ダイル・ザウル県3人。

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一方、北・東シリア自治局ユーフラテス地域のハドラ・ハサン保健委員会共同議長は、アレッポ県アイン・アラブ市(コバネ)で新型コロナウイルス感染者が確認されたとの一部情報に関して、ANHA(8月2日付)に対して「ユーフラテス地域、そしてコバネ市には感染者はいない」と否定した。

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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保健省は政府支配地域で新たに29人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者10人が完治、1人が死亡したと発表(2020年8月2日)

保健省は政府支配地域で新たに29人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者10人が完治、1人が死亡したと発表した。

これにより、8月2日現在の同地での感染者数は計809人、うち死亡したのは44人、回復したのは256人となった。

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一方、宗教関係省は、新型コロナウイルス感染症対策として、ダマスカス県とダマスカス郊外県での金曜日午後の礼拝を含む集団礼拝を、8月3日から15日間中止すると発表した。

SANA(8月2日付)が伝えた。

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県で交戦(2020年8月2日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから150日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カフルナブル市一帯で砲撃戦を行った。」

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約40輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民113人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は583,406人に(2020年8月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月2日付)を公開し、8月1日に難民113人(うち女性34人、子供58人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民113人(うち女性34人、子供58人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は583,406人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者188,158人(うち女性56,588人、子ども95,689人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は812,686人(うち女性243,864人、子供414,180人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2020をもとに作成。

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米国務省レヴァント問題担当次官補代理が反体制活動家で元首相のリヤード・ヒジャーブ氏と会談(2020年8月1日)

在ダマスカス米国大使館はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/usembassysyria)を通じて、ジョエル・レイバーン国務省レヴァント問題担当次官補代理が反体制活動家で元首相のリヤード・ヒジャーブ氏が国務省高官と会談し、国連安保理決議第2254号の実施状況、シーザー・シリア市民保護法などについて意見を交わしたと発表した。

https://twitter.com/USEmbassySyria/status/1289633217193095170

AFP, August 2, 2020、ANHA, August 2, 2020、AP, August 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2020、Reuters, August 2, 2020、SANA, August 2, 2020、SOHR, August 2, 2020、UPI, August 2, 2020などをもとに作成。

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トルコはシリア人戦闘員と外国人ジハード主義者を新たにリビアに派遣(2020年8月1日)

シリア人権監視団は、トルコがシリア人傭兵(国民軍戦闘員)数百人、外国人「ジハード主義者」数十人をリビアに新たに派遣する一方、シリア人戦闘員数十人が契約を終え、シリア北部のトルコ占領地に帰還したと発表した。

これにより、リビアに派遣されたシリア人戦闘員の数は約17,000人(うち子供350人)、契約を終えて帰国した戦闘員は6,000人となった。

また、リビアに派遣された外国人「ジハード主義者」の数は10,000人で、うちチュニジア人が2,500人だという。

なお、リビアでの戦闘で死亡した戦闘員は481人(うち子供34人)を記録している。

AFP, August 1, 2020、ANHA, August 1, 2020、AP, August 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2020、Reuters, August 1, 2020、SANA, August 1, 2020、SOHR, August 1, 2020、UPI, August 1, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県ハラータ油田一帯にあるシリア軍と国防隊の検問所複数カ所を攻撃し、兵士2人死亡(2020年8月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハラータ油田一帯にあるシリア軍と国防隊の検問所複数カ所を攻撃し、兵士2人が死亡した。

AFP, August 1, 2020、ANHA, August 1, 2020、AP, August 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2020、Reuters, August 1, 2020、SANA, August 1, 2020、SOHR, August 1, 2020、UPI, August 1, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がラッカ県、ハサカ県を砲撃(2020年8月1日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のアイン・イーサー市一帯を砲撃、子供3人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市に近いウンム・ハルマラ村でシリア民主軍とトルコの支援を受ける国民軍が交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のマーリア市で地元の住民どうしが撃ち合いとなった。

AFP, August 1, 2020、ANHA, August 1, 2020、AP, August 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2020、Reuters, August 1, 2020、SANA, August 1, 2020、SOHR, August 1, 2020、UPI, August 1, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領はシリア軍創設記念日に合わせて祝辞を発表(2020年8月1日)

アサド大統領は75回目にあたるシリア軍創設記念日(8月1日)に合わせて、軍機関誌『ジャイシュ・シャアブ(人民軍)』を通じて祝辞を発表した。

祝辞は以下の通り:

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武勇伝、決意、熱意の男たちよ…。私は今日、シリア・アラブ軍創設第75周年に合わせて、誇りと賞賛に満ちた感情を向けたい…。祝福されし英雄たち、家々を守りし者たち、勝利をもたらす者たちに祝辞を述べたい…。勇敢なる士官、下士官、兵士らに、真正性(オーセンティシテ)と帰属意識の根幹を体現するこの栄光の祝日に、改めて、そして現代と未来に向けて、尊厳、主権、誇りの名のもとに祝辞を述べたい。

勇敢なる我が武装部隊の息子たちよ、諸君らは、この侵略テロ戦争のさまざまな職面において、指導者、解放者、勇者として、誇り高き我が人民と共にあった…。諸君らの意志と決意を挫くことができると夢想した者がいるなかで、諸君らは彼らの傲慢さが作り出した幻想を打ち砕いた…。裏切りと侵略を喜びとする悪とテロの勢力の反乱に立ち向かった。挑戦の大海と戦いの暗雲のなかにあっても、安定と犠牲と大胆さと勇気の人で有り続けた…。諸君らは恐れも躊躇も知らない…。しかし、栄誉や昇進に満足せず…、祖国の尊厳とその民の安全を守ることに魂をかけている。

諸君らが成し遂げたことは、その成果において大きく、その勝利において偉大だ…。それは、植民地主義勢力がシリアとその不屈の人民に対してさまざまなテロや侵略を起こってきたこの犯罪に満ちた戦争が続く9年以上の時のなかで明らかとなった。

勇敢なる我が軍の英雄たちよ…。改めてこの栄光の日に諸君らを祝福したい。諸君らは、この土地と主権を守り、名誉と尊厳を維持すると改めて誓ってくれている…。諸君らが意気揚々と道を進むよう呼びかけたい…。男らしさ、武勇伝、犠牲、犠牲の道を進み続けることで、汚れたテロの占領から祖国の土を完全に解放することになるだろう…。諸君らは希望と信頼の結び目だ…。諸君らとともに、天は高く、栄光は実現し、祖国は勝利する…。忠順なる我らが殉教者の御霊に永遠の慈悲があらんことを…。負傷した我らが英雄が回復せんことを。

AFP, August 1, 2020、ANHA, August 1, 2020、AP, August 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2020、Reuters, August 1, 2020、SANA, August 1, 2020、SOHR, August 1, 2020、UPI, August 1, 2020などをもとに作成。

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