ロシア当事者和解調整センター代表はトルコが反体制派支配地域から政府支配地域への住民の脱出を妨害する反体制派の動きを阻止していないと批判(2021年2月25日)

ロシア当事者和解調整センターのセトニク・ヴャチェスラフ(Cetnik Vyacheslav)代表(少将)は、トルコがイドリブ県やアレッポ県の反体制派支配地域から政府支配地域への住民の脱出を妨害する反体制派の動きを阻止できていないと批判した。

ヴャチェスラフ代表の批判は、シリア政府が2月22日にイドリブ県のサラーキブ市とタルナバ村間に回廊を開通させたことを受けたもの。

AFP, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の貨物車輌が2月18日に続いてトルコ占領下のラッカ県シャルカラーク穀物サイロから小麦数十トンを搬出(2021年2月25日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の貨物車輌が2月18日に続いて、トルコ占領下のシャルカラーク穀物サイロから小麦の数十トンを搬出した。

搬出は、シリア政府とトルコがロシア軍の仲介により2月18日に交わした合意に基づく。

AFP, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダーイシュの拠点を狙って110回以上の爆撃を実施、戦闘員19人を殺害(2021年2月25日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県の砂漠地帯やアレッポ県、ラッカ県、ハマー県の県境の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を狙って110回以上の爆撃を実施、戦闘員19人を殺害した。

AFP, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県でトルコ軍の野戦医療拠点が何者かによって狙われ兵士1人負傷、有志連合所属と思われるドローンがイドリブ県を攻撃か?(2021年2月25日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるマストゥーマ村にあるトルコ軍の野戦医療拠点に対して、何者かがRPG弾を発射、トルコ軍兵士1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

なお、マストゥーマ村のバアス前衛キャンプには、トルコ軍が駐留している。

また、「決戦」作戦司令室の支配下にあるハーリム市に近いトルコとの国境地帯に米主導の有志連合と思われる無人航空機(ドローン)が飛来、これと前後して同地で大きな爆発が発生した。

爆発は、ドローンの攻撃によるとの見方がある一方、遺跡の盗掘中に地雷が爆発したとの情報も錯綜している。

このほか、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯を砲撃、ルワイハ村で「決戦」作戦司令室と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、政府の支配下にあるジャースィム市で治安機関関係者を含む3人が、相次いで正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

またフラーク市では、「我ら自由人に及ぶ手を切り落とす」など、政府を批判する落書きが発見された。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市で2月25日夜、麻薬密輸業者と地元の武装集団が交戦し、2人が死亡、9人が負傷した。

AFP, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の民生問題使節団が、ダイル・ザウル民政評議会、ダイル・ザウル軍事評議会の代表と会談、保健、福祉部門などにおける支援や治安の安定実現に向けて協議(2021年2月25日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(2月25日付)によると、米主導の有志連合の民生問題使節団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるスワル町で、ダイル・ザウル軍事評議会(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍)の司令官、ダイル・ザウル民政評議会の代表と会合を開き、保健、福祉部門などにおける支援や治安の安定実現に向けて協議した。

AFP, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021などをもとに作成。

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フール・キャンプでIDPsの女性が遺体で発見される(2021年2月25日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理課にあるフール・キャンプの第5区で、国内避難民(IDPs)の女性1人が遺体で発見された。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

一方、SANA(2月25日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・ハミース市近郊のガズィーラ村とイスカンダルーン村を結ぶ街道で正体不明の武装集団が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊を機関銃で攻撃し、兵士3人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、ANHA(2月25日付)やシリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるスブハ村でオートバイに乗った2人組が老人1人を殺害した。

AFP, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市近郊のバースータ村でトルコの支援を受ける国民軍が老人を含む住民25人を拘束(2021年2月25日)

アレッポ県では、SANA(2月25日付)やシリア人権監視団によると、トルコ占領下のアフリーン市近郊のバースータ村でトルコの支援を受ける国民軍が老人を含む住民25人を拘束した。

このほか、ANHA(2月25日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、カシュタアール村、アルカミーヤ村、スーガーニカ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はトルコ占領下のアフリーン市各所を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(2月25日付)によると、トルコ占領下のラアス・アイン市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民4人(SANA(2月25日付)によると3人)が死亡した。

AFP, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で85人、北・東シリア自治局支配地域で7人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で14人(2021年2月25日)

保健省は政府支配地域で新たに62人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者85人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、2月25日現在の同地での感染者数は計15,405人、うち死亡したのは1,014人、回復したのは9,553人となった。

SANA(2月25日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに7人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者4人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月25日現在の同地での感染者数は計8,602人、うち死亡したのは316人、回復したのは1,246人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性5人、女性2人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市1人、カーミシュリー市2人、マアバダ(カルキールキー)町2人、ラッカ県のラッカ市2人。

ANHA(2月25日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月25日に新たに14人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、183人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡14人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,164人、うち回復したのは18,345人、死亡したのは408人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1521549941383225/

AFP, February 25, 2021、ACU, February 25, 2021、ANHA, February 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2021、Reuters, February 25, 2021、SANA, February 25, 2021、SOHR, February 25, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がダイル・ザウル県、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュに対する爆撃を実施(2021年2月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシリア政府の支配下にあるシューラー村近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って重点的に爆撃を実施した。

ロシア軍戦闘機はまた、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でも爆撃を実施した。

一方、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯(アークーラ地区)では、首を切断されて死亡したシリア軍第4師団の兵士1人の遺体が発見された。

AFP, February 24, 2021、ANHA, February 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2021、Reuters, February 24, 2021、SANA, February 24, 2021、SOHR, February 24, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県タッルアーダ村とイドリブ県バーリーシャー村でシャーム解放機構に対する抗議デモが発生(2021年2月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるタッルアーダ村で、シャーム解放機構の拘留施設に収監されている住民の妻たちが、釈放と拘束時に略奪された財産の返還を求めて抗議デモを行った。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、バーリーシャー村にある国内避難民(IDPs)キャンプで、シャーム解放機構によって拘束されたメンバーの1人の釈放を求める抗議デモが行われた。

抗議デモでは、拘束されたメンバーの子供らがプラカードを掲げて、釈放を求めた。

AFP, February 24, 2021、ANHA, February 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2021、Reuters, February 24, 2021、SANA, February 24, 2021、SOHR, February 24, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年2月24日)

ラッカ県では、ANHA(2月24日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(2月24日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町西のアーリヤ村の穀物サイロ裏の敷地で、男性1人がシリア国民軍の暴行を受けて負傷した。

穀物サイロは、トルコの占領地との境界に位置する。

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アレッポ県では、ANHA(2月24日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、3人が負傷した。

AFP, February 24, 2021、ANHA, February 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2021、Reuters, February 24, 2021、SANA, February 24, 2021、SOHR, February 24, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で61人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で6人(2021年2月24日)

保健省は政府支配地域で新たに61人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者82人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月24日現在の同地での感染者数は計15,343人、うち死亡したのは1,008人、回復したのは9,468人となった。

SANA(2月24日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月24日に新たに6人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、95人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡5人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,150人、うち回復したのは18,162人、死亡したのは408人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1520856191452600/

AFP, February 24, 2021、ACU, February 24, 2021、ANHA, February 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2021、Reuters, February 24, 2021、SANA, February 24, 2021、SOHR, February 24, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県では反体制派がシリア政府によって設置されたサラーキブ市・タルナバ村間の回廊一帯を砲撃する一方、何者かがトルコ軍の車列を狙って爆弾を爆発させる(2021年2月24日)

イドリブ県では、SANA(2月24日付)によると、「テロ集団」が、22日にシリア政府が開通させたサラーキブ市・タルナバ村間の回廊一帯を砲撃した。

砲撃は、「決戦」作戦司令室の支配地域の住民がシリア政府支配地域に脱出するのを阻止するためだという。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

なお、開通から3日目となる回廊を通じた住民の脱出は確認されなかった。

一方、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアッラトミスリーン市とカファルヤー町を結ぶ街道で、トルコ軍の車列を狙って道路に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

物的被害が出たが、死傷者はなかった。

このほか、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、スフーフン村、ファッティーラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアルカミーヤ村一帯で砲撃戦を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を25件(イドリブ県16件、ラタキア県6件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, February 24, 2021、ANHA, February 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 24, 2021、Reuters, February 24, 2021、SANA, February 24, 2021、SOHR, February 24, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民47人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,183人に(2021年2月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月24日付)を公開し、2月23日に難民47人(うち女性14人、子供24人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民47人(うち女性14人、子供24人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,183人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,935人(うち女性76,331人、子ども129,233人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,736,110人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は878,463人(うち女性263,607人、子供447,724人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は74,375人(うち女性26,550人、子供29,149人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,342,971人(うち女性409,109人、子供673,915人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 24, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル市とヒムス市を結ぶ街道の安全を確保するため、ダーイシュの拠点を狙って90回以上の爆撃を実施(2021年2月23日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシリア政府支配下のダイル・ザウル県ダイル・ザウル市とヒムス県ヒムス市を結ぶ街道の安全を確保するため、沿線一帯のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を狙って90回以上の爆撃を実施した。

また、シリア軍とロシアの支援を受ける民兵も、ヒムス県、ハマー県、ラッカ県の砂漠地帯で掃討活動を継続した。

AFP, February 23, 2021、ANHA, February 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2021、Reuters, February 23, 2021、SANA, February 23, 2021、SOHR, February 23, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県を爆撃するなか、シリア軍も同地を激しく砲撃し、教師1人死亡(2021年2月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯に対して爆撃を実施した。

また、シリア軍もザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村、ファッティーラ村、スフーフン村、バイニーン村、ルワイハ村、バーラ村、カンスフラ村、シャンナーン村、バザーブール村を砲撃し、バザーブール村で教員1人が死亡、複数人が負傷した。

また、バザーブール村のインターネット用の通信タワーが被弾し、ザーウィヤ山地方一帯で、インターネット回線が不通となった。

一方、トルコ軍は兵站物資を積んだ車輌約65輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、クライディーン村を砲撃した。

両県に対するシリア軍の砲撃は200回以上に及んだ。

AFP, February 23, 2021、ANHA, February 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2021、Reuters, February 23, 2021、SANA, February 23, 2021、SOHR, February 23, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県シュハイル村の住民による農業用水の利用を禁じる(2021年2月23日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村の住民による農業用水の利用を禁止した。

農業用水の利用が禁止されたのは、米軍が違法に基地を設置しているウマル油田に至る街道沿いに位置するマジド地区の小麦栽培地。

シュハイル村の使節団がシリア民主軍に利用再開を求めたが、シリア民主軍側はこれを拒否しっという。

なお、ダイル・ザウル県では、飲料水も不足しているという。

一方、ANHA(2月23日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村で、住民1人がオートバイに乗った2人組に銃で撃たれて死亡した。

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ハサカ県では、SANA(2月23日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市でシリア民主軍が教員13人を拘束、連行した。

一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約45輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、シリア北東部の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, February 23, 2021、ANHA, February 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2021、Reuters, February 23, 2021、SANA, February 23, 2021、SOHR, February 23, 2021などをもとに作成。

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サラーキブ市とタルナバ村を結ぶ回廊の開通から2日目、住民の脱出は見られず(2021年2月23日)

イドリブ県では、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市と「決戦」作戦司令室の支配下にあるタルナバ村を結ぶM4高速道路上に政府(イドリブ県)が設置した通行所が開通から2日目を迎えた。
だが、SANA(2月23日付)によると、支配地域の住民が同通行所に向かうのを「テロ・グループ」が阻止し続けているため、通行所を通じた住民の移動はなかった。

イドリブ県のムハンマド・ナトゥーフ県知事によると、反体制派の支配地域には高校生3,000人以上、小中学生約3,300人がおり、政府支配地域での受験を希望しているという。

AFP, February 23, 2021、ANHA, February 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2021、Reuters, February 23, 2021、SANA, February 23, 2021、SOHR, February 23, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で52人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で8人(2021年2月23日)

保健省は政府支配地域で新たに52人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者82人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月23日現在の同地での感染者数は計15,282人、うち死亡したのは1,004人、回復したのは9,389人となった。

SANA(2月23日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月23日に新たに8人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、45人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡8人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,144人、うち回復したのは18,067人、死亡したのは408人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1520169674854585/

AFP, February 23, 2021、ACU, February 23, 2021、ANHA, February 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2021、Reuters, February 23, 2021、SANA, February 23, 2021、SOHR, February 23, 2021などをもとに作成。

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PYDが主導する北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県が正式に四つの地区に分割される(2021年2月22日)

反体制派系サイトのナフル・メディア(2月22日付)は、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)が主導する北・東シリア自治局、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会、部族名士、米主導の有志連合が会合を開き、北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県の分割について協議したと伝えた。

会合では、北・東シリア自治局支配下のダイル・ザウル県ユーフラテス川以東地域を、西部地区、東部地区、北部地区、中部地区という四つの地区に分割することが合意されたという。

各地区は、地元住民のなかから選ばれた執政官42人によって運営されるという。

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北・東シリア自治局執行評議会のビーリーファーン・ハーリド共同議長は会合で「この地域の住民による自治は、市民の関心に近い自治の構築を成功させるもっとも重要な礎であり、(北・東シリア)自治局は、こうした自治の支えとなって、この地域における戦略的な副詞プロジェクトを実施する」と述べた。

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一方、反体制派系のジスル・プレス(2月23日付)によると、執政官はすでに選出され、各地区の立法評議会において宣誓、各地区の立法評議会は、北・東シリア自治局を構成するダイル・ザウル民政評議会の傘下に入るという。

ジスル・プレスによると、ダイル・ザウル県内の北・東シリア自治局支配地域は1600万平方キロメートルに及び、165万人が暮らしているという。

なお、アイン・フラート(2月20日付)によると、これに先立ち、ダイル・ザウル軍事評議会、ダイル・ザウル民政評議会、シリア民主軍が会合を開き、同地の分割について協議していた。

AFP, February 23, 2021、ANHA, February 23, 2021、‘Ayn al-Furat, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2021、Jesr Press, February 23, 2021、Naher Media, February 22, 2021、Reuters, February 23, 2021、SANA, February 23, 2021、SOHR, February 23, 2021などをもとに作成。

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シリアとの捕虜交換で解放されたイスラエル人女性は冒険心でシリアへの潜入を試みたことを認める(2021年2月22日)

タイムズ・オブ・イスラエル(2月22日付)は、2月17日にシリア人2人(ナハール・マクト氏、ズィヤーブ・カフムーズ氏)と捕虜交換されたイスラエル人女性について、シャイフ山(ヘルモン山)の斜面を伝ってクナイトラ県マジュダル・シャムス村に向かっていた時に、シリア当局に拘束されていたと伝えた。

同サイトは、この地域が、有刺鉄線を容易に越えることができ、また他の境界地帯に比べて比較的安全対策が手薄だったとしたうえで、イスラエル軍の監視システムが、シリア領内からイスラエル占領地に潜入する動きを捕捉していたと付言、女性が兵力引き離し地域(AOS)に不法進入し拘束されたのではなく、シリア側が占領地で拉致したと主張した。

ただし、この女性は冒険心でAOSに潜入しようとしていたことは認めているという。

AFP, February 23, 2021、ANHA, February 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2021、Reuters, February 23, 2021、SANA, February 23, 2021、SOHR, February 23, 2021、The Time of Israel, February 22, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構と国民解放戦線はシリア政府がサラーキブ市・タルナバ村間に回廊を設置したことを「ウソ」「作り話」と一蹴(2021年2月22日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のタキー・ディーン・ウマル広報関係局長は、シリア政府がイドリブ県のM4高速道路沿線のサラーキブ市・タルナバ村間に回廊を設置したことに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(2月22日付)に対して、「こうした物言いには根拠がない」と一蹴した。

ウマル広報関係局長は「占領国ロシアの民兵は、「シリア革命」について常にウソを編み出し、全力で国内外の世論に誤解を植え付けてきた」と批判した。

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国民解放戦線のナージー・ムスタファー報道官(大尉)は報道声明を出し、支配地域の住民がサラーキブ市・タルナバ村間に設置した回廊を経由してシリア政府支配地域に脱出しようとするのを反体制派が阻止しているとの政府側の報道に関して、「繰り返されるスキャンダラスな作り話で、その制作は失敗している」と非難した。

ムスタファー報道官はまた「我らが住民が自分たちの地域、都市、村に帰る基本条件とは、アサドの悪党どもが去ることだということは周知の通りだ」と付言した。

AFP, February 22, 2021、ANHA, February 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2021、Reuters, February 22, 2021、SANA, February 22, 2021、SOHR, February 22, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍は前日に突如撤退していたラッカ県のアイン・イーサー市とハサカ県タッル・タムル町近郊の畜産牛センターの基地に再駐留(2021年2月22日)

シリア人権監視団は、ラッカ県のアイン・イーサー市とハサカ県タッル・タムル町近郊の畜産牛センターに設置されていた基地にロシア軍憲兵隊が再び駐留したと発表した。

同監視団によると、ロシア軍は2月21日に両基地から一時撤退していた。

AFP, February 22, 2021、ANHA, February 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2021、Reuters, February 22, 2021、SANA, February 22, 2021、SOHR, February 22, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃、シリア軍兵士1人負傷、シリア民主軍の応戦で国民軍戦闘員3人死亡(2021年2月22日)

ラッカ県では、ANHA(2月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のアブー・サッラ村、フーシャーン村、ムシャイリファ村、穀物サイロ、タッル・アブヤド市近郊のカズアリー村、クーバルラク村、ヒルバト・バカル村、ワスフィヤーン村、ビールザナール村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市近郊の穀物サイロ近くに対するトルコ軍と国民軍の砲撃によって、シリア軍の車輌1輌が炎上し、兵士1人が負傷した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、トルコ軍と国民軍の砲撃に対して応戦し、国民軍戦闘員3人を殺害、7人を負傷させたと発表した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍の応戦によって死傷者が出たのは、スライマーン・シャー師団の戦闘員。


AFP, February 22, 2021、ANHA, February 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2021、Reuters, February 22, 2021、SANA, February 22, 2021、SOHR, February 22, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県ジャラーブルス市のIDPsキャンプでの撃ち合いで1人死亡(2021年2月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジャラーブルス市にあるジャバル国内避難民(IDPs)キャンプで、IDPsの家族どうしが撃ち合いとなり、1人が死亡、4人が負傷した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市で国民軍に所属するシャーム戦線の戦闘員どうしが撃ち合いとなり、戦闘員3人が負傷した。

AFP, February 22, 2021、ANHA, February 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2021、Reuters, February 22, 2021、SANA, February 22, 2021、SOHR, February 22, 2021などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ミクダード外務在外居住者大臣と会談(2021年2月22日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(2月22日付)によると、会談では、紛争解決に向けた政治プロセス、経済状況などについて意見が交わされ、欧米諸国による一方的制裁が、経済状況を悪化させているとの認識を共有した。

また、ミクダード外務材居住者大臣は、米国とトルコの占領やテロ支援がシリアの主権を侵害し、国際法に違反していること、欧米諸国による一方的制裁と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による犯罪・弾圧行為が人道状況に深刻な影響を与えていることを改めて指摘し、ペデルセン氏に国連において事態に対処するための声を上げるよう求めた。

AFP, February 22, 2021、ANHA, February 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2021、Reuters, February 22, 2021、SANA, February 22, 2021、SOHR, February 22, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で51人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で7人(2021年2月22日)

保健省は政府支配地域で新たに51人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者86人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月22日現在の同地での感染者数は計15,230人、うち死亡したのは1,001人、回復したのは9,307人となった。

SANA(2月22日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月22日に新たに7人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、64人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡0人、アフリーン郡6人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,136人、うち回復したのは18,022人、死亡したのは408人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1519477024923850/

AFP, February 22, 2021、ACU, February 22, 2021、ANHA, February 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2021、Reuters, February 22, 2021、SANA, February 22, 2021、SOHR, February 22, 2021などをもとに作成。

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シリア政府がイドリブ県のM4高速道路沿線のタルナバ村・サラーキブ市間に設置した回廊が開通(2021年2月22日)

イドリブ県では、SANA(2月22日付)によると、シリア政府(イドリブ県)が、シリア軍、シリア赤新月社と連携してM4高速道路沿線のタルナバ村・サラーキブ市間に設置された回廊が開通した。

一方、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、バーラ村、カンスフラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市マハッタ地区で、正体不明の武装集団が空軍情報部に協力する住民1人を銃で撃ち殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県12件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は25件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を11件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 22, 2021、ANHA, February 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 22, 2021、Reuters, February 22, 2021、SANA, February 22, 2021、SOHR, February 22, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民75人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,083人に(2021年2月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月22日付)を公開し、2月21日に難民75人(うち女性23人、子供38人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民75人(うち女性23人、子供38人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,083人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,835人(うち女性76,301人、子ども129,182人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,736,110人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は878,363人(うち女性263,577人、子供447,673人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は73,915人(うち女性26,329人、子供29,063人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,342,511人(うち女性409,047人、子供673,062人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 22, 2021をもとに作成。

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ロシア軍は、ラッカ県アイン・イーサー市一帯からの撤退を拒否するシリア民主軍への対抗措置として、同市とハサカ県タッル・タムル町近郊の基地から突如撤退(2021年2月21日)

シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(2月22日付)、マヤーディーン(2月21日付)、ニダー・フラート(2月21日付)などによると、ロシア軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県とハサカ県内に設置していた基地2カ所から撤退した。

ロシア軍が撤退したのは、ラッカ県のアイン・イーサー市とハサカ県タッル・タムル町近郊の畜産牛センターに設置されていた基地。

ロシアとシリア政府が、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域に隣接するラッカ県のM4高速道路沿線のマアラク村、ジャフバル村、サイダー村、ムシャイリファ村、アイン・イーサー国内避難民(IDPs)キャンプをシリア政府に引き渡すよう求めたことを、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が拒否し続けていることを受けた対抗措置。

アイン・イーサー市の基地に駐留していたロシア軍部隊は、ラッカ県タッル・サマン村の基地に、畜産牛センターに駐留していた部隊は、ハサカ県カーミシュリー市にそれぞれ撤退したという。

AFP, February 21, 2021、ANHA, February 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2021、Nida’ al-Furat, February 21, 2021、Qanat al-Mayadin, February 21, 2021、Reuters, February 21, 2021、SANA, February 21, 2021、SOHR, February 21, 2021などをもとに作成。

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