ダイル・ザウル県でのダーイシュの襲撃で、親政権民兵組織の司令官1人を含む兵士や住民8人が死亡(2023年5月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市サーリヒーヤ地区とドゥワイル村でダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、シュアイタート部族の親政権民兵組織「東部獅子」の司令官1人を含む兵士や住民8人が死亡した。

AFP, May 2, 2023、ANHA, May 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2023、Reuters, May 2, 2023、SANA, May 2, 2023、SOHR, May 2, 2023などをもとに作成。

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米財務省外国資産管理室(OFAC)はトルコ当局との共同行動としてシリア北西部で活動するシャーム解放機構とタウヒード・ワ・ジハード大隊の資金調達責任者2人を制裁対象に指定(2023年5月2日)

米財務省外国資産管理室(OFAC)は、トルコ当局との共同行動として、シリアのアル=カーイダとして知られ、イドリブ県中北部を中心とするいわゆる「解放区」を支配するシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)と、新興のアル=カーイダ系組織の一つのタウヒード・ワ・ジハード大隊の資金調達に関与していたとされる2人を、大統領令第13224号に基づいてテロリストとして制裁対象に指定した。

テロリストに指定されたのは、シャーム解放機構の指導者(シューラー評議会メンバー、治安部門の責任者)の1人で、国外の資産を管理しているとされるウマル・シャイフ(アブー・アフマド・ザクール)と、タウヒード・ワ・ジハード大隊のメンバーでトルコのイスタンブールを拠点に活動し、資金調達を行っていたとされるクービラーイ・サーリー。

AFP, May 2, 2023、ANHA, May 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2023、Reuters, May 2, 2023、SANA, May 2, 2023、SOHR, May 2, 2023などをもとに作成。

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軍事情報局の傘下で和解プロセスに従事するグループのリーダーがダルアー県でサフム・ジャウラーン村で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡(2023年5月2日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍事情報局の傘下で和解プロセスに従事するグループのリーダーがサフム・ジャウラーン村で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて、重傷を負い、その後死亡した。

AFP, May 2, 2023、ANHA, May 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2023、Reuters, May 2, 2023、SANA, May 2, 2023、SOHR, May 2, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年5月2日)

ラッカ県では、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、マアラク村、M4高速道路沿線を砲撃した。

ANHA(5月2日付)が伝えた。

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ハサカ県では、アルーク村揚水所が、同県北部で活動する「テロリスト」(シリア国民軍)の攻撃で送電網が破壊されたことで利用不能になった。

SANA(5月2日付)が伝えた。

AFP, May 2, 2023、ANHA, May 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2023、Reuters, May 2, 2023、SANA, May 2, 2023、SOHR, May 2, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】駐シリア・パレスチナ大使館はパレスチナ国民から寄せられた人道支援物資を積んだ貨物車輌を高等救済委員会に引き渡す(2023年5月2日)

駐シリア・パレスチナ大使館は、パレスチナ宗教関係省と連携してパレスチナ国民が集めた人道支援物資を積んだ貨物車輌を高等救済委員会に引き渡した。

サミール・リファーイー駐シリア・パレスチナ大使によると、パレスチナからの支援物資は、食糧パック1万個、220トンに達しており、うち600パックは4月半ばにラタキア県に支給され、今回は9400パックが引き渡された。

SANA(5月2日付)が伝えた。

AFP, May 2, 2023、ANHA, May 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2023、Reuters, May 2, 2023、SANA, May 2, 2023、SOHR, May 2, 2023などをもとに作成。

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スーダン軍と准軍事組織の「即応支援部隊」の戦闘を受けて、スーダン在住のシリア人191人が同国から退避(2023年5月2日)

4月15日に始まったスーダン軍と准軍事組織の「即応支援部隊」(RSF)の戦闘を受けて、スーダン在住のシリア人191人(うち子供21人)がシャーム・ウィング社のチャーター便で同国から退避、ダマスカス国際空港に到着した。

SANA(5月2日付)が伝えた。

AFP, May 2, 2023、ANHA, May 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2023、Reuters, May 2, 2023、SANA, May 2, 2023、SOHR, May 2, 2023などをもとに作成。

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イランのライースィー大統領はシリアでの復興プロセスに協力する意思を改めて強調(2023年5月2日)

イランのエブラーヒーム・ライースィー大統領は、レバノンのマヤーディーン・チャンネル(5月2日付)のインタビューに応じ、3日に予定されているシリアへの公式訪問に関して、シリアとの戦略的関係を強化させるものだとしたうえで、シリアでの復興プロセスに協力する意思を改めて強調、これを通じて難民を帰還させ、国の状態を正常なものにする必要があるなどと述べた。

ライースィー大統領はまた、「米国とシオニストは、シリアが衰退し、抵抗の前線を打ち崩すことができるという希望を抱いていた」と非難する一方、アラブ諸国とシリアの関係改善に歓迎の意を示し、シリア領内に違法駐留を続ける米軍の撤退を呼びかけた。

AFP, May 2, 2023、ANHA, May 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2023、Qanat al-Mayadin, May 2, 2023、Reuters, May 2, 2023、SANA, May 2, 2023、SOHR, May 2, 2023などをもとに作成。

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