イラク・イスラーム抵抗はハサカ県シャッダーディー市の米軍基地とイラクのアルビール空港基地を攻撃したと発表(2023年11月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市に違法に設置されている米軍基地近くで激しい爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

これに関して、イラク・イスラーム抵抗は午前10時16分、テレグラムのアカウント(https://t.me/elamharbi/71)を通じて声明を出し、シャッダーディー市の米軍基地をロケット弾で攻撃し、直接の被害を与えたと発表した。

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イラク・イスラーム抵抗は午前1時26分、テレグラムのアカウント(https://t.me/elamharbi/70)を通じて声明を出し、イラクのアルビール県にあるアルビール空港基地(米軍基地)を2機の無人航空機(ドローン)で爆撃し、直接の被害を与えたと発表した。

AFP, November 4, 2023、ANHA, November 4, 2023、‘Inab Baladi, November 4, 2023、Reuters, November 4, 2023、SANA, November 4, 2023、SOHR, November 4, 2023などをもとに作成。

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『ジュムフーリーヤ』:ヒズブッラーのナスルッラー書記長が秘密裡にシリアを訪れ、首都ダマスカスでアサド大統領と会談(2023年11月4日)

レバノンの日刊紙『ジュムフーリーヤ』(11月4日付)は、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が幹部2人とともに秘密裡にシリアを訪れ、首都ダマスカスでアサド大統領と会談していた、と伝えた。

会談日は不明。

会談では、今後のイスラエル軍とハマースの戦闘への対応のオプションについて協議されたという。

AFP, November 4, 2023、ANHA, November 4, 2023、‘Inab Baladi, November 4, 2023、al-Jumhuriya, November 4, 2023、Reuters, November 4, 2023、SANA, November 4, 2023、SOHR, November 4, 2023などをもとに作成。

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レバノン南部・イスラエル北部でヒズブッラーとイスラエル軍の攻撃が再び激化(2023年11月4日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午前、ジャル・アラーム陣地、ジャルダーフ陣地、ハダブ・ブスターン陣地、マーリキーヤ陣地、メトゥラ町の陣地を攻撃し、技術機器などに直接の損害を与えた。

午後1時、アッバード陣地をロケット弾などで攻撃し、機器の一部を破壊した。

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これに対して、イスラエル軍はフーラー村、カフルキラー村、ハマーミス村、カフルシューバー村、カフルハマーム村(以上ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)、アイター・シャアブ村、ルマイシュ村、ラーミヤー村、アイタルーン村(以上ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)、アルマー・シャアブ村、ナークーラ村(以上南部県スール郡)などに対して砲撃や爆撃を行った。

マナール・チャンネル(11月2日付)が伝えた。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前0時55分、イスラエル軍戦車がレバノンからイスラエル領内(イフタフ市)に対戦車ミサイル複数発を発射しようとした破壊分子セルを攻撃した。また、航空機により、シュロミ市北の境界線に設置されている有志鉄線に近づこうとした破壊分子を攻撃した。

午前11時27分、レバノン山地からイスラエル領内を砲撃しようとした破壊分子セル2つを攻撃するとともに、ヒズブッラーの偵察拠点1ヶ所を破壊した。

午後3時18分、戦闘機複数が、レバノン領内からの砲撃への報復として、ヒズブッラーの複数の標的を爆撃するとともに、ヒズブッラーが使用しているテロインフラ、武器弾薬庫、拠点などを戦車などで攻撃した。

AFP, November 4, 2023、ANHA, November 4, 2023、‘Inab Baladi, November 4, 2023、Qanat al-Manar, November 4, 2023、Reuters, November 4, 2023、SANA, November 4, 2023、SOHR, November 4, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2023年11月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, November 4, 2023、ANHA, November 4, 2023、‘Inab Baladi, November 4, 2023、Reuters, November 4, 2023、SANA, November 4, 2023、SOHR, November 4, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍が、ダイル・ザウル県アブー・ハマーム市で、地元武装集団に参加した疑いで子供1人を含む住民4人を拘束(2023年11月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のパトロール部隊が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアブー・ハマーム市で、地元武装集団に参加した疑いで子供1人を含む住民4人を拘束した。

AFP, November 4, 2023、ANHA, November 4, 2023、‘Inab Baladi, November 4, 2023、Reuters, November 4, 2023、SANA, November 4, 2023、SOHR, November 4, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍はイドリブ市西のアイン・シーブ村近郊にあるシャーム解放機構の指揮所に対して2回の爆撃を実施する一方、シャーム解放機構のドローンがアレッポ市で撃墜され、子供3人が負傷(2023年11月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市のシリア軍陣地複数ヶ所を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シャーム解放機構がタルナバ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍もトルコ軍基地があるシャーム解放機構支配下のアーフィス村一帯、マアッルバリート村を砲撃した。

一方、ロシア軍はイドリブ市西のアイン・シーブ村近郊にあるシャーム解放機構の指揮所に対して2回の爆撃を実施した。

これに関して、ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イドリブ県で、シリア軍の陣地への砲撃に関与した過激派の地下シェルターや無人航空機(ドローン)管制センターを狙って爆撃を実施したと発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市ブスターン・カスル地区でシャーム解放機構の無人航空機(ドローン)1機を撃墜し、墜落したドローンの破片などで子供3人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で家族(ジャッバーウィー家)どうしの血復の応酬によって6人が死亡した。


AFP, November 4, 2023、ANHA, November 4, 2023、‘Inab Baladi, November 4, 2023、Reuters, November 4, 2023、RIA Novosti, November 4, 2023、SANA, November 4, 2023、SOHR, November 4, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年11月4日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月4日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, November 4, 2023、ANHA, November 4, 2023、‘Inab Baladi, November 4, 2023、Reuters, November 4, 2023、SANA, November 4, 2023、SOHR, November 4, 2023、Suwayda 24, November 4, 2023などをもとに作成。

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