ダーイシュがヒムス県のT3(第3石油輸送ステーション)近くに設置されている「イランの民兵」の陣地を襲撃し、4人を殺害、ロシア軍が同地を爆撃(2023年11月26日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、T3(第3石油輸送ステーション)近くに設置されている「イランの民兵」の陣地複数ヵ所がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、戦闘で民兵4人が死亡した。

これを受け、ロシア軍戦闘機複数機がT3一帯を爆撃した。

AFP, November 27, 2023、ANHA, November 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, November 27, 2023、‘Inab Baladi, November 27, 2023、Reuters, November 27, 2023、SANA, November 27, 2023、SOHR, November 27, 2023などをもとに作成。

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イスラエルとパレスチナのハマースの戦闘休止3日目:レバノン・イスラーム抵抗、イラク・イスラーム抵抗、アンサール・アッラー(フーシー派)、イスラエル軍、米軍の交戦は確認されず(2023年11月26日)

イスラエルとパレスチナのハマースの戦闘休止(11月24日に発効)の3日目にあたる26日、レバノン・イスラーム抵抗、イラク・イスラーム抵抗、アンサール・アッラー(フーシー派)によるイスラエルや米軍基地への攻撃は確認されなかった。

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レバノン・イスラーム抵抗のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)では新たな戦果に関する発表はなかった。

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イラク・イスラーム抵抗のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/s/elamharbi)では、新たな戦果に関する発表はなかった。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官のX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)でも新たな戦果に関する発表はなかった。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官のX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)でも、シリア、レバノンでの戦闘についての発表はなかった。

AFP, November 26, 2023、ANHA, November 26, 2023、‘Inab Baladi, November 26, 2023、Reuters, November 26, 2023、SANA, November 26, 2023、SOHR, November 26, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍部隊がイスラエル占領のゴラン高原に面するクナイトラ県のナースィリーヤ村、マアラカ村、トゥルール・ハムル村一帯でパトロールを実施(2023年11月26日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍部隊が、イスラエル占領のゴラン高原に面するシリア政府支配下の兵力引き離し地域内のナースィリーヤ村、マアラカ村、トゥルール・ハムル村一帯でパトロールを実施した。

パトロールは、イスラエル軍とシリア軍の交戦回避が目的。

AFP, November 26, 2023、ANHA, November 26, 2023、‘Inab Baladi, November 26, 2023、Reuters, November 26, 2023、SANA, November 26, 2023、SOHR, November 26, 2023などをもとに作成。

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地元の武装集団がダイル・ザウル県ブサイラ市でシリア民主軍の陣地を襲撃(2023年11月26日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元の武装集団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地を襲撃し、戦闘となった。

一方、ムハイミーダ村では、シリア民主軍が民家を強襲、家主と交戦の末、この家主を殺害した。

AFP, November 26, 2023、ANHA, November 26, 2023、‘Inab Baladi, November 26, 2023、Reuters, November 26, 2023、SANA, November 26, 2023、SOHR, November 26, 2023などをもとに作成。

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シリア軍第5軍団第8旅団傘下の地元民兵がダルアー県フラーク市でダーイシュの協力者の民家1棟を強襲、激しい戦闘の末、メンバー5人を殺傷(2023年11月26日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第5軍団第8旅団傘下の地元民兵がフラーク市で、ダーイシュの協力者の民家を強襲、なかにいたダーイシュ・メンバーらと激しい戦闘となった。

この戦闘で、地元民兵はダーイシュのメンバー2人を殺害、3人を負傷させた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県西部のムサッラブ村に近いシュジャイリー村で、爆発物の撤去作業を行っていた国防隊が、ダーイシュ(イスラーム国)によって敷設された地雷の爆発に巻き込まれ、7人が死亡、15人が負傷した。

AFP, November 26, 2023、ANHA, November 26, 2023、‘Inab Baladi, November 26, 2023、Reuters, November 26, 2023、SANA, November 26, 2023、SOHR, November 26, 2023などをもとに作成。

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ラタキア県、イドリブ県、アレッポ県での「決戦」作戦司令室との戦闘で、シリア軍兵士4人死亡(2023年11月26日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県北部を砲撃し、共和国護衛隊の兵士1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、アブー・アリー山近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市、マアッラト・ニウマーン市、カルサア村、カフルルーマー村、ハーッス村、ミラージャ村、ダール・カビーラ村、ザーウィヤ山地方一帯を砲撃、ザーウィヤ山地方でシリア軍兵士1人が死亡した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるハーッス村で車1台を対戦車ミサイルで攻撃、女性1人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がカフルタアール村一帯への潜入を試みたシリア軍部隊と交戦し、兵士1人を殺害した。

AFP, November 26, 2023、ANHA, November 26, 2023、‘Inab Baladi, November 26, 2023、Reuters, November 26, 2023、SANA, November 26, 2023、SOHR, November 26, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年11月26日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月26日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, November 26, 2023、ANHA, November 26, 2023、‘Inab Baladi, November 26, 2023、Reuters, November 26, 2023、SANA, November 26, 2023、SOHR, November 26, 2023、Suwayda 24, November 26, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍が再開2日目のダマスカス国際空港をミサイルで爆撃、再び利用不能に(2023年11月26日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy)を通じて声明を出し、イスラエル軍が午後4時50分頃、占領下のゴラン高原上空からダマスカス国際空港と首都ダマスカス周辺の複数ヵ所に向けて複数のミサイルを発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、ほとんどを撃破したものの、物的損害が生じ、空港が再び利用不能となったと発表した。

SANA(11月26日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、爆撃は、ダマスカス国際空港、ダマスカス県マッザ区にあるシリア軍防空部隊の基地を標的としたもので、マッザ区の防空部隊基地で士官(大尉)1人が負傷した。

なお、シリア人権監視団は複数筋の情報によると、ダマスカス郊外県キスワ市一帯に配置されているシリア軍防空部隊が迎撃ミサイル複数発を発射したが、イスラエル軍のミサイルを撃破することはできなかったと主張した。

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日刊紙『ワタン』(11月26日付)は、フェイスブックのアカウントで、イスラエル軍の爆撃を受けて、ダマスカス国際空港に向かっていた旅客機はアレッポ国際空港、殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に向かったと伝えた。

AFP, November 26, 2023、ANHA, November 26, 2023、‘Inab Baladi, November 26, 2023、Reuters, November 26, 2023、SANA, November 26, 2023、SOHR, November 26, 2023、al-Watan, November 26, 2023などをもとに作成。

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