イスラエル軍はレバノンからイスラエル北部に飛来した標的を撃破したと発表(2023年11月30日)

イスラエル軍は午後12時14分、テレグラムを通じて声明(https://t.me/idfofficial/5523)を出し、イスラエル北部のデボブ、マッタト、ササの3村落で警報が発令され、レバノンからイスラエル領内に飛来した標的を撃破したと発表した。


AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗とアンサール・アッラー(フーシー派)はイスラエル軍、米軍への攻撃再開の意思を表明(2023年11月30日)

イラク・イスラーム抵抗は午後11時10分、テレグラムのアカウントを通じて声明(https://t.me/elamharbi/134)を出し、米国がイスラエルによる殺戮継続に固執するのであれば、イラク内外での軍事作戦を強化する用意があると表明した。

声明の内容は以下の通り:

慈悲深く慈悲あまねきアッラーの御名において
「もし敵意や悪意でこれをする者あれば,我らは彼らを火獄に投げ込むであろう」。
パレスチナ人民が受けたシオニストの虐殺と残忍な大量虐殺は、米国がガザとレバノン南部の人々に行っている一連の戦争から外れるものではない。
イラク・イスラーム抵抗は、その民だけをこの戦争のなかで世界の暴君たちと対決させることはないと断言する。また、敵である米国が、抵抗を続けるガザに対してであれ、誇り高きレバノン南部に対してであれ、シオニストの殺戮マシーンの継続に固執するなら、イラク内外での軍事作戦の強化する用意と準備ができていることを宣言する。
「我々は懲罰が近いとお前らに警告した」。
イラク・イスラーム抵抗
ヒジュラ歴1445年ジュマーダー・アウワル月16日木曜日

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後11時40分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、イスラエルがガザ地区への攻撃再開を決定した場合、イスラエルに対する軍事作戦を再開する万全の用意が整っており、作戦拡大を躊躇せず、イスラエルの船舶の紅海での航行を阻止すると発表した。

声明の内容は以下の通り:

慈悲深く慈悲あまねきアッラーの御名において
アブドゥルマリク・バドルッディーン・フーシー司令官の指示に沿い、偉大なる我らイエメン人民の要請に応え、パレスチナ人民の選択とその誇り高き抵抗に全面的に寄り添おうとする我らアラブ・イスラームのウンマの自由人たちの呼びかけに対して、イエメン武装部隊は以下の通り断言する:
敵であるイスラエルがガザへの侵略を再開した場合、軍事作戦を再開する万全の用意がある。
イエメン武装部隊はイスラエル政体への軍事作戦拡大し、陸海において予想外の標的を含めることを躊躇しない。
イエメン武装部隊は紅海でイスラエル船舶を阻止し続け、この決定を完全実施するためのさらなる措置を講じる。
イエメン武装部隊は、アラブ・イスラーム・ウンマのすべての自由人、そして世界の自由人に対して、パレスチナ問題に対して高潔なる姿勢をとり、その自由な抵抗を支持・支援するよう呼びかける。
アッラーが我々の言うことの証人であられる。
サヌア
ジュマーダー・ウーラー月17日、ヒジュラ暦1445年、2023年11月30日

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県北部でシリア国民軍ハムザ師団と、シリア軍・シリア民主軍が交戦(2023年11月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のシーラーワー町近郊のジャルバル村一帯で、シリア国民軍に所属するハムザ師団と、シリア軍、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が交戦、ハムザ師団のメンバー3人が負傷した。

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県カスラ村でシリア民主軍が指名手配者2人を射殺、報復として地元武装集団がアサーイシュやシリア民主軍の本部を襲撃(2023年11月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるカスラ村で、2人の指名手配者を追跡中に撃ち合いとなり、この2人を射殺した。

2人のうち1人はシリア政府の内通者とされる指名手配者、もう1人は麻薬密売業者。

この事件を受け、地元の武装集団が、カスラ村にある内務治安部隊(アサーイシュ)の本部とシリア民主軍憲兵隊の本部を襲撃した。

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年11月30日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月30日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023、Suwayda 24, November 30, 2023などをもとに作成。

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アサーイシュがラッカ県アイン・イーサー市近郊でダーイシュのメンバー1人を拘束(2023年11月30日)

ラッカ県では、ANHA(11月30日付)によると、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊で、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー1人を拘束した。

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県での戦闘で、シリア軍兵士2人が「決戦」作戦司令室の狙撃で死亡(2023年11月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市東部郊外、マアッルバリートを砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室は、ザーウィヤ山地方でシリア軍の士官(少尉)を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地近くでシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

一連の戦闘に関して、ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イドリブ県内のシリア軍陣地に対する武装集団の狙撃で、兵士1人が負傷、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党がイドリブ県で2回、アレッポ県で1回の攻撃を行ったことを確認したと発表した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フーシュ・アラブ村で、親政権民兵の「祖国の要塞」の司令官が正体不明の武装グループの襲撃を受け、死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で麻薬密売に関与しているとされる男性が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

一方、SANA(11月30日付)によると、ダルアー市中心部のハナーヌー通りで、車に爆弾2つが仕掛けられいてるのを持ち主が発見、警察が周辺地域を封鎖、シリア軍の施設部隊が爆弾を爆発させた。

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、RIA Novosti, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023などをもとに作成。

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アルヌース首相はCOP28に出席するためUAEのドバイを訪問(2023年11月30日)

フサイン・アルヌース首相は、11月30日から12月12日まで国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)が開催されるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを訪れた。

アルヌース首相、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣、バッサーム・サッバーグ外務在外居住者副大臣らからなるシリアの使節団は、ドバイ国際空港でアンワル・カルカーシュ大統領外交顧問らの出迎えを受けた。

アルヌース首相らはまた、UAE在住のシリア人事業主らと懇談し、シリアへの投資機会などについて意見を交わした。

さらに、アラブ湾岸開発基金のナースィル・カフターニー事務局長と会談、シリア政府と基金の協力態勢について意見を交わした。

SANA(11月30日付)が伝えた。

AFP, November 30, 2023、ANHA, November 30, 2023、‘Inab Baladi, November 30, 2023、Reuters, November 30, 2023、SANA, November 30, 2023、SOHR, November 30, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは55キロ地帯への米主導の有志連合の侵犯を12件確認したと発表(2023年11月30日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、F-16戦闘機1機、ラファール戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(11月30日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 30, 2023をもとに作成。

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