イラク・イスラーム抵抗はダイル・ザウル県のCONCOガス田とウマル油田の米軍基地を攻撃したと発表(2023年11月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地に対して、イラク・イスラーム抵抗がロケット弾で攻撃を行い、複数回の爆発が発生した。

また、RIAノーヴォスチ通信(11月7日付)によると、CONOCOガス田ではロケット弾攻撃により、3回の爆発音が聞こえた。

ダイル・ザウル県での米軍基地に対する攻撃に関して、イラク・イスラーム抵抗は午前1時26分、テレグラムのアカウントを通じて声明(https://t.me/elamharbi/81)を出し、ハサカ県のウマル油田に設置されている米軍の「グリーン・ヴィレッジ」基地を複数の無人航空機(ドローン)で爆撃し、直接の被害を与えたと発表した。

イラク・イスラーム抵抗はまた、午前1時26分、テレグラムのアカウントを通じて声明(https://t.me/elamharbi/82)を出し、ハサカ県のCONOCOガス田の米軍基地を多数のロケット弾で攻撃し、直接の被害を与えたと発表した。


 

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、RIA Novosti, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイラクのアルビール県にあるハリール米軍基地とアルビール空港基地をドローンで攻撃したと発表(2023年11月7日)

イラク・イスラーム抵抗は午前1時26分、テレグラムのアカウントを通じて声明(https://t.me/elamharbi/79)を出し、イラクのアルビール県にあるハリール米軍基地を無人航空機(ドローン)2機で爆撃し、直接の被害を与えたと発表した。

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イラク・イスラーム抵抗は午前1時26分、テレグラムのアカウントを通じて声明(https://t.me/elamharbi/80)を出し、イラクのアルビール県にあるアルビール空港基地(米軍基地)を複数のドローンで爆撃し、複数の標的に直接の被害を与えたと発表した。

 

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

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シリア政府支配地からイスラエル占領下のゴラン高原に向けて多数のロケット砲弾が撃ち込まれ、イスラエル軍が迎撃(2023年11月7日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配地からイスラエル占領下のゴラン高原に向けて多数のロケット砲弾が撃ち込まれ、イスラエル軍が迎撃、多数を撃破した。

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗によるイスラエル北部への砲撃で火災が発生(2023年11月7日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午後、イスラエル軍が前日夜にレバノン南部にあるレバノン・イスラーム抵抗の陣地1カ所を砲撃したことへの報復として、イスラエル北部にある砲台複数ヶ所を攻撃、これにより火災が発生した。

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マナール・チャンネル(11月7日付)によると、イスラエル軍戦闘機がナークーラ村近郊、ラッブーナ村一帯(以上南部県スール郡)、アイター・シャアブ村一帯、カフラー村一帯、ヤーティル村一帯(以上ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)、カフルカラー村一帯、シャブアー農場一帯(以上ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)を爆撃、マルワヒーン村、ヤーリーン村(以上南部県スール郡)、アイター・シャアブ村一帯、ダイル・ミーマース村(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)などを砲撃した。

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イスラエル軍はテレグラムのアカウント(https://t.me/idfofficial/5026)を通じて、レバノン領内からイスラエル北部に20発の砲弾が撃ち込まれ、イスラエル軍が砲弾発射地点を攻撃したと発表した。

 

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Qanat al-Manar, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

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サブリナ・シン米国防総省副報道官は、イラク・イスラーム抵抗の米軍基地への攻撃に関して「攻撃は増加しているが、深刻な被害をもたらしてはいない」と述べる(2023年11月7日)

米国防総省のサブリナ・シン副報道官は記者会見で、シリアとイラクで増加しているイラク・イスラーム抵抗による米軍基地への攻撃に関して、「攻撃は増加しているが、それらは成功しておらず、深刻な被害をもたらしてはいない」と述べた。

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

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CISテロ対策センターのシソエフ所長:「シリアやイラクで経験を積んだ外国人戦闘員が不法移民を装って欧州諸国に入国している」(2023年11月7日)

CIS(独立国家共同体)テロ対策センターのエフゲニー・シソエフ所長は、シリアやイラクで経験を積んだ外国人戦闘員が不法移民を装って欧州諸国に入国していると述べた。

ウズベキスタンの首都タシケントで開催されている上海協力機構地域テロ対策機構の科学実践会合に参加中のシエソフ所長は記者会見で、「シリアやイラクで経験を積んだ外国人戦闘員が不法移民を装って欧州諸国に入国しており、多くの国が彼らを地政学的な利益のために利用することで、多いな懸念材料になる」、「ネオナチや…、過激なナショナリズム思想を育む肥沃な土壌に過激派が侵入することを踏まえると、これは欧州に深刻な結果をもたらすだろう」などと述べた。

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、RIA Novosti, November 7, 2023、RIA Novosti, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県タフタナーズ市の民家を攻撃し、1人を殺害、ロシア軍もイドリブ県内のシャーム解放機構、アンサール・タウヒードの拠点などを爆撃(2023年11月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

トゥライハ村に展開するシリア軍はまた、トルコ軍が駐留するタフタナーズ航空基地に近いタフタナーズ市の民家を赤外線誘導ミサイルで攻撃し、民家で火災が発生、中にいた男性1人が死亡、1人が負傷した。

ホワイト・ヘルメットによると、この攻撃によって、民間人1人が死亡、4歳の女児1人を含む5人が負傷した。

シリア人権監視団によると、これに対して、シャーム解放機構がトゥライハ村のシリア軍を砲撃した。

一方、ロシア軍戦闘機複数機は、シャイフ・バフル村の国内避難民(IDPs)キャンプ近くの軍事拠点に対して3回、マシューン村にあるシャーム解放機構と新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードの指揮所複数カ所に3回、シャイフ・スィンドヤーン村一帯に2回の爆撃を実施した。

これに関して、ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イドリブ県(Мааян)で、シリア軍の陣地への砲撃に関与した過激派の地下シェルターを爆撃したと発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村、カフル・アンマ村、ワサータ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるバスラートゥーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シャーム解放機構は第46中隊基地近郊のシリア軍陣地を対戦車ミサイルで攻撃し、兵士1人を殺害、4人を負傷させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、国民解放戦線(シリア国民軍)に所属するナスル軍がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のアムキーヤ町を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のクバイナ丘一帯を砲撃、これによりシャーム解放機構に所属するウスマーン・ビン・アッファーン旅団のメンバー4人が死亡した。

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県ハナースィル市近郊の砂漠地帯で、ダーイシュのスリーパーセルと見られる武装集団が仕掛けた爆弾の爆発でシリア軍兵士2人死亡(2023年11月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハナースィル市近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装集団が仕掛けた爆弾が、シリア軍の車輌の通過に合わせて爆発、兵士2人が死亡した。

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続(2023年11月7日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月7日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023、Suwayda 24, November 7, 2023などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍は共同記者会見でヒムス軍事大学に対するテロ攻撃への報復作戦の戦果を発表:230回以上の爆撃と900回以上の砲撃でテロリスト630人以上を殲滅、450人を負傷させ、1125ヵ所の標的を破壊(2023年11月7日)

シリア軍のハサン・スライマーン政策局長(少将)は首都ダマスカスの将校クラブでロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長と共同記者会見を開催し、10月6日のヒムス軍事大学の卒業式会場に対する無人航空機(ドローン)でのテロ攻撃への報復としてロシア空軍とともに実施してきた作戦の全貌を明らかにした。


スライマーン政策局長は、ヒムス軍事大学に対する攻撃に関与したテロ組織に対して一連の特殊作戦や集中爆撃を実施し、標的とした武器弾薬庫複数ヶ所をはじめとするすべての陣地、指揮所を破壊し、シャーム解放機構とトルキスタン・イスラーム党などに所属するテロリスト数百人を殲滅、テロリストの組織的な戦闘能力を麻痺させ、隊列を再集結を阻止、甚大な損害を受けた彼らはパニックに陥り、「主人や使用人」(欧米諸国、トルコを示唆)に助けを求めるに至っていると明らかにした。

スライマーン政策局長はまた、シリア軍が「テロとの戦い」という愛国的な任務の実施を継続し、その根絶を目指すとの決意を表明、テロ組織が行ういかなる攻撃に対しても、即時に報復すると強調した。

一方、クリット副センター長は、報復作戦に関して、テロリストの監視サイト、指揮所に爆撃や砲撃によって打撃を加え、23ヵ所の監視サイトと教練キャンプ、35の地下トンネルやシェルターを破壊したことを明らかにしたうえで、ヒムス軍事大学に対するテロに関与した全員が相応の処罰を受けることになると述べた。

また、シリア軍との合同作戦において、ロシア軍戦闘機が230回以上の爆撃を実施するとともに、両軍が900回以上の砲撃を行い、司令官34人、外国人専門家15人を含むテロリスト630人以上を殲滅、450人を負傷させ、467ヵ所の陣地を含む1125ヵ所を標的を破壊、車輌153輌を含む大量の武器、装備を破壊、テロリストの組織的戦闘能力を低下させ、司令官を分散させ、士気を奪い、攻撃停止を余儀なくしたと主張した。

会見での発言ののち、ヒムス軍事大学に対するテロ攻撃の被害状況、シリア・ロシア両軍による報復作戦の戦果のビデオ映像が上映された。

https://youtu.be/p6rEwduYAJw

SANA(11月7日付)が伝えた。



AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

バアス党ダマスカス支部、ダマスカス郊外支部、ダマスカス大学支部はイスラエルのガザ地区攻撃に抗議し、パレスチナ人民およびその抵抗運動への連帯を訴える大規模集会を開催(2023年11月7日)

バアス党ダマスカス支部、ダマスカス郊外支部、ダマスカス大学支部は、首都ダマスカスのファイハー・スポーツ・サロンで、パレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水」に伴うイスラエル軍のガザ地区への攻撃に抗議し、パレスチナ人民およびその抵抗運動への連帯を訴える大規模集会を開催、党員やパレスチナ諸派のメンバーや支持者が参加した。

集会では、ムハンマド・フサーム・サンマーン・バアス党ダマスカス支部指導部書記長、パレスチナ人民解放戦線総司令部派(PFLP-GC)のタラール・ナージー書記長らが演説を行った。


SANA(11月7日付)が伝えた。

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

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