スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年11月13日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月13日付)によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, November 13, 2023、ANHA, November 13, 2023、‘Inab Baladi, November 13, 2023、Reuters, November 13, 2023、SANA, November 13, 2023、SOHR, November 13, 2023、Suwayda 24, November 13, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・イスラーム抵抗はダイル・ザウル県のウマル油田にある「グリーン・ヴィレッジ」米軍基地をドローン1機で攻撃したと発表(2023年11月13日)

イラク・イスラーム抵抗は午前5時40分、テレグラムのアカウントを通じて声明(https://t.me/elamharbi/96)を出し、ダイル・ザウル県のウマル油田にある「グリーン・ヴィレッジ」米軍基地を無人航空機(ドローン)1機で攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。

 

AFP, November 14, 2023、ANHA, November 14, 2023、‘Inab Baladi, November 14, 2023、Reuters, November 14, 2023、SANA, November 14, 2023、SOHR, November 14, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

オースティン米国防長官とCENTCOMはダイル・ザウル県のアブー・カマール市とマヤーディンー市近郊のイラン・イスラーム革命防衛隊関連組織の施設を爆撃したと発表(2023年11月13日)

米中央軍(CENTCOM)はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて、ミシェル・エリック・クリラ司令官が以下の通り述べたと発表した。

本日、イラクとシリアにおけるイラン・イスラーム革命防衛隊とその関連組織による継続的な挑発に対応するかたちで、CENTOMはアブー・カマール市とマヤーディンー市近郊の施設に対して空爆を実施した…。米国は引き続き自国、自国の人員、自国の利益を守る。

ロイド・J・オースティンIII米国防長官も声明を出し、イラクとシリアでの米国人に対する継続的な攻撃に対抗し、イラン・イスラーム革命防衛隊とその関連組織が使用しているシリア東部の施設、具体的にはアブー・カマール市とマヤーディーン市の近くにある訓練施設や隠れ家に対してを精密攻撃した、と発表した。

また、ジョー・バイデンが米国人員の安全が最優先だとして、米国とその人員、さらには利益を守ることを明確にすため今回の行動を指示した、と付言した。

AFP, November 13, 2023、ANHA, November 13, 2023、‘Inab Baladi, November 13, 2023、Reuters, November 13, 2023、SANA, November 13, 2023、SOHR, November 13, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県で米軍がダイル・ザウル市の「イランの民兵」の拠点などへの爆撃を継続、「イランの民兵」が同県とハサカ県の米軍基地を報復として攻撃、シリア民主軍との砲撃戦も続く(2023年11月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米軍所属と見られる戦闘機がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のブーカマール市近郊のハスラート村にある武器弾薬庫複数棟を爆撃し、1棟が完全に破壊され、備蓄されていた武器弾薬が炎上、複数回の爆発が確認された。

爆撃はマヤーディーン市近郊のハイダリーヤ村にある砲台に対しても行われた。

一方、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸にあるウマル油田に米軍が違法に設置されている「グリーン・ヴィレッジ」基地一帯にも迫撃ロケット弾複数発が着弾、無人航空機(ドローン)も同地を爆撃した。

RIAノーヴォスチ(11月13日付)によると、ウマル油田の米軍基地に対してロケット弾6発が撃ち込まれた。

マヤーディーン・チャンネル(11月13日付)によると、前日のマヤーディーン市やブーカマール市一帯への米軍の爆撃への報復として、CONOCOガス田に違法に設置されている米軍基地に対して、「イランの民兵」がロケット弾15発を発射した。

シリア人権監視団によると、12日深夜からの一連の爆撃で、「イランの民兵」のメンバー8人が死亡、多数が負傷した。

死者の内訳はシリア人1人、イラク人7人。

マヤーディーン・チャンネルは、情報筋の話として、CONOCOガス田への砲撃により、米軍関係者1人が死亡したと速報で伝えたが、シリア人権監視団によると、米軍(有志連合)側に人的被害はなかった。

ナフル・メディア(11月13日付)によると、米軍戦闘機はこれ以外にもダイル・ザウル市のハラービシュ地区やダイル・ザウル航空基地一帯に設置されているイラン・イスラーム革命防衛隊所属の民兵(「イランの民兵」)の指揮所複数ヶ所を爆撃した。

標的となったのは、ハラービシュ地区のパン製造所の脇にあるイラン・イスラーム革命防衛隊の管理機構本部や調理施設、ダイル・ザウル航空基地近くの信号塔。

この爆撃で「イランの民兵」6人が死亡、4人が負傷した。

同サイトによると、ダイル・ザウル市のブール・サイード通り一帯でも複数の煙柱が立ち上り、救急車輌が駆けつける音が確認された。

このほか、シリア人権監視団によると、シュハイル村に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と、マヤーディーン市に展開する「イランの民兵」がユーフラテス川を挟んで砲撃戦を行い、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が発射した迫撃砲弾がマヤーディーン市に着弾、住民1人が死亡した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市に違法に設置されている米軍基地でも「イランの民兵」による攻撃により、複数回の爆発が確認された。

マヤーディーン・チャンネルによると、シャダーディー市の基地への攻撃に使用されたのは無人航空機(ドローン)3機。

また、シリア人権監視団によると、ルマイラーン町近郊のハッラーブ・ジール村にある米軍基地も無人航空機(ドローン)による攻撃を受け、2回の爆発が確認された。

米軍(有志連合)はドローンを撃墜したと見られる。

この攻撃の数時間後にも、ドローンがハッラーブ・ジール村の基地への攻撃を試み、米軍が対戦車ミサイルで撃墜した。

AFP, November 13, 2023、ANHA, November 13, 2023、‘Inab Baladi, November 13, 2023、Naher Media, November 13, 2023、Qanat al-Mayadin, November 13, 2023、Reuters, November 13, 2023、RIA Novosti, November 13, 2023、SANA, November 13, 2023、SOHR, November 13, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

レバノンのヒズブッラーとイスラエル軍の戦闘でレバノン人2人死亡(2023年11月13日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。


午前10時35分、ザヒーラ陣地に展開するイスラエル軍歩兵部隊をミサイルで攻撃し、直接の損害を与えた。

午前11時00分、ビラニット軍事キャンプ近郊に展開するイスラエル軍歩兵部隊をミサイルで攻撃し、確実に死傷者を出した。

午後2時、イスラエル占領下のシャブアー農場(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)のラムサー陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後4時半、ハドス・ヤールーン陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

**

マナール・チャンネル(11月13日付)によると、これに対してイスラエル軍は、レバノン南部のナークーラ村、シーヒーン村、ジャッバイン村(以上南部県スール郡)、アイター・シャアブ村(ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)などに対して砲撃を加えるとともに、ナークーラー村南のラッブーナ村(南部県スール郡)、アイター・シャアブ村・ルマイシュ村間、ビント・ジュバイル市・アイナーター村(いずれもナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)間などを爆撃した。

ナハール・ネット(11月13日付)によると、アイナーター村に対する攻撃で少なくともレバノン人2人が死亡した。

**

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前2時1分、前日の砲撃への報復として、イスラエル軍戦闘機がヒズブッラーの軍事インフラ、貯蔵施設、指揮所に対して爆撃を行った。


午後7時18分、イスラエル軍は砲撃発射地を爆撃、イスラエルへの発砲に参加した破壊分子を標的とした。また、イスラエル軍戦車がシュトゥーラー村に対戦車ミサイルを」発射しようとしたセルを砲撃した。

AFP, November 13, 2023、ANHA, November 13, 2023、‘Inab Baladi, November 13, 2023、Naharnet, November 13, 2023、Qanat al-Manar, November 13, 2023、Reuters, November 13, 2023、SANA, November 13, 2023、SOHR, November 13, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県、アレッポ県、ラタキア県、ハマー県でシリア軍とシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室が交戦(2023年11月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、アターリブ市、カスル村、サッハーラ村、カフル・タアール村、アブザムー町、カフル・ヌーラーン村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構はシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍の士官(大尉)が死亡した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のクバイナ丘一帯で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原の灌漑計画地区一帯で砲撃戦を行った。

この戦闘でシリア軍兵士1人が「決戦」作戦司令室によって狙撃されて死亡した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タイバ町とジーザ町を結ぶ街道で、正体不明の武装集団が空軍情報部傘下の民兵のメンバー2人を銃で撃ち殺害した。

AFP, November 13, 2023、ANHA, November 13, 2023、‘Inab Baladi, November 13, 2023、Reuters, November 13, 2023、SANA, November 13, 2023、SOHR, November 13, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラッカ県ラサーファ市近郊でダーイシュがシリア軍と親政権民兵の部隊を襲撃し、兵士2人を殺害、ロシア軍が報復として同地を爆撃(2023年11月13日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の武装グループがシリア政府の支配下にあるラサーファ市近郊のジャイーディーン村に至る交差点でシリア軍と親政権民兵の部隊を襲撃し、兵士2人を殺害、3人を負傷させた(シリア人権監視団によると、15日に負傷していた1人が死亡した)。

これに対して、ロシア軍戦闘機複数機がラサーファ市近郊の砂漠地帯に潜伏するダーイシュの拠点複数ヶ所を爆撃した。

AFP, November 13, 2023、ANHA, November 13, 2023、‘Inab Baladi, November 13, 2023、Reuters, November 13, 2023、SANA, November 13, 2023、SOHR, November 13, 2023、November 15, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国防省は、液体燃料ロケット・エンジンを搭載し、全長4メートル、翌幅6メートル、100キロの爆発物を装備したドローンや自爆型ドローンを撃墜したとして、その写真を公開(2023年11月13日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍部隊がイドリブ県、ハマー県、アレッポ県農村地帯方面で、テロ組織による自爆型無人航空機(ドローン)での村落地帯や軍の陣地への攻撃を迎撃し、ドローン4機を破壊したと発表、その写真を公開した。

声明によると、シリア軍はまた、ハマー県ジューリーン村一帯地域で、液体燃料ロケット・エンジンを搭載し、全長4メートル、翌幅6メートル、100キロの爆発物を装備したドローンも撃墜したと発表、その写真を公開した。








SANA(11月13日付)が伝えた。

AFP, November 13, 2023、ANHA, November 13, 2023、‘Inab Baladi, November 13, 2023、Reuters, November 13, 2023、SANA, November 13, 2023、SOHR, November 13, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.