イスラエルとパレスチナのハマースの戦闘休止4日目:レバノン・イスラーム抵抗、イラク・イスラーム抵抗、アンサール・アッラー(フーシー派)、イスラエル軍、米軍の交戦は確認されず(2023年11月27日)

イスラエルとパレスチナのハマースの戦闘休止(11月24日に発効)の4日目にあたる27日、レバノン・イスラーム抵抗、イラク・イスラーム抵抗、アンサール・アッラー(フーシー派)によるイスラエルや米軍基地への攻撃は確認されなかった。

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レバノン・イスラーム抵抗のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)では新たな戦果に関する発表はなかった。

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イラク・イスラーム抵抗のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/s/elamharbi)では、新たな戦果に関する発表はなかった。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官のX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)でも新たな戦果に関する発表はなかった。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官のX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)でも、シリア、レバノンでの戦闘についての発表はなかった。

AFP, November 27, 2023、ANHA, November 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, November 27, 2023、‘Inab Baladi, November 27, 2023、Reuters, November 27, 2023、SANA, November 27, 2023、SOHR, November 27, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県、イドリブ県、ラタキア県でシリア軍とシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室の戦闘続く(2023年11月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、26日深夜から27日未明にかけて、シリア軍部隊がシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村一帯に潜入、シャーム解放機構との戦闘で兵士4人が死亡した。

同館師団によると、26日深夜にはシリア軍兵士1人が戦闘で死亡していた。

シリア軍はまた、シャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフルタアール村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バーリダ村、ルワイハ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市、ハーッス村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で交戦した。

シリア軍はまた、県北部で国民解放戦線の車輛を対戦車ミサイルで攻撃し、戦闘員1人を殺害した。

AFP, November 27, 2023、ANHA, November 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, November 27, 2023、‘Inab Baladi, November 27, 2023、Reuters, November 27, 2023、SANA, November 27, 2023、SOHR, November 27, 2023などをもとに作成。

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トルコの国家情報機関(MIT)がアレッポ県アイン・アラブ市でPKK/YPGの幹部の1人を無力化(2023年11月27日)

アナトリア通信(11月27日付)は、トルコの国家情報機関(MIT)が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市でクルディスタン労働者党(PKK)/人民防衛隊(YPG)の幹部の1人のムルトゥ・カカリ氏(俗称カルケル・アンドク)を無力化したと伝えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のサイヤーダ村、ダンダニーヤ村を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるムシャイファ村、ルバイアート村、ハドラーウィー村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯を砲撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ(アイン・イーサー・キャンプ)を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士2人が負傷した。

AFP, November 27, 2023、Anadolu Ajansı, November 27, 2023、ANHA, November 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, November 27, 2023、‘Inab Baladi, November 27, 2023、Reuters, November 27, 2023、SANA, November 27, 2023、SOHR, November 27, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構はロシア軍やシリア軍によるドローンの関連施設への爆撃・砲撃に対処するため、外国勢力と内通しているとされるメンバー9人を拘束(2023年11月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が同機構の支配地(具体的な場所は不明)で外国勢力と内通していたとしてメンバー9人を拘束した。

9人の拘束は、ロシア軍やシリア軍による無人航空機(ドローン)の関連施設への爆撃・砲撃が続いていることに対処するためだという。

総合治安機関はまた、アティマ村で、イスラーム解放党のメンバーだとして若い男性1人を拘束した。

AFP, November 27, 2023、ANHA, November 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, November 27, 2023、‘Inab Baladi, November 27, 2023、Reuters, November 27, 2023、SANA, November 27, 2023、SOHR, November 27, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年11月27日)

スワイダー県では、スワイダー24(11月27日付)によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, November 27, 2023、ANHA, November 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, November 27, 2023、‘Inab Baladi, November 27, 2023、Reuters, November 27, 2023、SANA, November 27, 2023、SOHR, November 27, 2023、Suwayda 24, November 27, 2023などをもとに作成。

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外務在外居住者省は25日のイスラエル軍によるダマスカス国際空港爆撃を「民間施設への卑劣な侵略行為」「戦争犯罪」「人道に対する罪」と非難(2023年11月27日)

外務在外居住者省は声明を出し、25日のイスラエル軍によるダマスカス国際空港へのミサイルでの爆撃に関して、民間施設への卑劣な侵略行為は、戦争犯罪、人道に対する罪で、地域と国際の平和と安定を脅かす行為だと非難、国連、同安保理、関連機関にこうした攻撃を停止させ、再発を阻止するために責任を負うよう求めた。

SANA(11月27日付)が伝えた。

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また、SANAによると、ロシア外務省、ベネズエラ外務省、ボリビア外務省もそれぞれ声明を出し、25日のイスラエル軍によるダマスカス国際空港へのミサイルでの爆撃を厳しく非難した。

AFP, November 27, 2023、ANHA, November 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, November 27, 2023、‘Inab Baladi, November 27, 2023、Reuters, November 27, 2023、SANA, November 27, 2023、SOHR, November 27, 2023などをもとに作成。

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