イラク・イスラーム抵抗はイスラエルの軍事的標的1ヵ所をドローンで攻撃したと発表(2024年1月29日)

イラク・イスラーム抵抗は午前12時52分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、占領下パレスチナ領内(イスラエル)の軍事的標的1ヵ所を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。


AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はファラク1ロケット弾、ブルカーン重ロケット砲でイスラエル北部を攻撃する一方、戦闘員2人の戦死を発表(2024年1月29日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、1月29日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前11時45分、メトゥラ町を攻撃、直接の損害を与える。

午後1時30分、フニン砦に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時55分、占領下カフルシューバーの丘陵地にあるサンマーカ陣地に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時00分、タイハート丘に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時20分、ラーミーム陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊をファラク1ロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前0時20分、リーシャー池をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午前0時20分、ハドブ・ヤーリーン陣地をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午前8時00分、ビーラーニート兵舎をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午前10時00分、ジャル・アラーム陣地に集結するイスラエル軍部隊をファラク1ロケット弾1発で攻撃し、直接の損害を与える。

午前11時15分、マタット入植地一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後2時10分、ザルイート入植地一帯に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時10分、ビーラーニート兵舎をファラク1ロケット弾2発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時30分、ジャルダーフ陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が戦死したと発表した。


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マナール・チャンネル(1月29日付)は、1月28日午前10時から29日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍は、レバノンの北部に対して3回の爆撃と7回の砲撃などを行った。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後5時23分、レバノン領内からイスラエル北部に終日多数の砲撃が確認され、イスラエル軍兵士は砲弾発射地を含むレバノン領内の複数地域を攻撃。加えて、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がヤールーン村一帯にあるヒズブッラーの陣地2ヵ所を攻撃。さらにイスラエル軍は、早朝、イスラエル北部に対する砲撃が行われた砲弾発射地1ヵ所を攻撃。

午後9時34分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がマルカバー村、タイバ村、マールーン・ラース村一帯にあるヒズブッラーのインフラ、監視所を含む標的複数ヵ所を攻撃。また、レバノン領内から複数の飛翔体が飛来、イスラエル軍がその発射地点などを攻撃し、対応。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Qanat al-Manar, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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地元の武装集団がダイル・ザウル県アブー・ハマーム市のシリア民主軍陣地を攻撃(2024年1月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元の武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるアブー・ハマーム市の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地をRPG弾複数発で攻撃、シリア民主軍と交戦した。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ハワーイジュ村でシリア民主軍のパトロール部隊を襲撃し、1人を殺害、複数人を負傷させる(2024年1月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるハワーイジュ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のパトロール部隊を襲撃し、1人を殺害、複数人を負傷させた。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月29日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月29日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024、Suwayda 24, January 29, 2024などをもとに作成。

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フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を続ける北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は8人を新たに逮捕(2024年1月29日)

ハサカ県では、ANHA(1月29日付)によると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、女性防衛隊(YPJ)の支援を受けて、フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を継続、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに協力していた容疑で8人の指名手配者を新たに逮捕した。

これによって逮捕者数は29人となった。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のスムーカ村のシリア軍陣地1ヵ所を砲撃(2024年1月29日)

アレッポ県では、ANHA(1月29日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーカ村のシリア軍陣地1ヵ所を砲撃、兵士1人が負傷した。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面から首都ダマスカス南方を爆撃、少なくとも8人死亡(2024年1月29日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、午後1時頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面から、首都ダマスカス南方の複数ヵ所をミサイルで爆撃、多数の民間人が死傷、物的損害が生じたと発表した。

SANA(1月29日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、爆撃はダマスカス郊外県のサイイダ・ザイナブ町周辺の農場1ヵ所を狙ったもので、イラン・イスラーム革命防衛隊の士官の護衛を務める1人を含むシリア人3人、農場の守衛を務めるシリア人2人、レバノンのヒズブッラーのメンバー2人、その他(身元不明)1人が死亡、多数が負傷した。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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関係当局がヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯でダーイシュなどの残党の指導者らの拠点やメンバーのアジト多数を強襲、大量の武器弾薬を押収(2024年1月29日)

ヒムス県では、SANA(1月29日付)によると、タドムル市近郊の砂漠地帯で、関係当局がダーイシュ(イスラーム国)を含む複数のテロ集団の残党の指導者らの拠点やメンバーのアジト多数を強襲、迫撃砲、RPG弾など大量の武器弾薬を発見、これらを押収した。






AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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ロシアのラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使:「米国がタンフ国境通行所一帯地域でテロ活動をエスカレートさせている」(2024年1月29日)

アレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使はタス通信(1月29日付)の取材に応じ、そのなかで米国がヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域でテロ活動をエスカレートさせていると述べた。

ラヴレンティフ特使は、以下のように述べた。

シリア領内の一部で、テロ活動がエスカレートしている場所がある。現時点でこうした活動の主要な発生源は米軍が制圧しているタンフ(国境通行所)地域に集中している。同地には、米政府が解体を拒否するルクバーン・キャンプがある。
ダーイシュ(イスラーム国)などの武装勢力の活発な教練がそこで続けられており、彼らはそこからシリア領内でのテロ工作や任務を遂行するために送り込まれている。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024、TASS, January 29, 2024などをもとに作成。

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シリア民主評議会議長評議会が第1回会合を開催、昨年12月20日の第4回大会で採択された今後の方針の実施方法などについて審議(2024年1月28日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会議長評議会が第1回の会合を開催、ライラー・カルハラマーン、マフムード・ムサッラト両共同議長以下15人の評議員が出席した。

会合では、昨年12月20日の第4回大会で採択された今後の方針の実施方法などについて審議した。

ANHA(1月29日付)が伝えた。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

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フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を開始した北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は21人を拘束、トンネル、地雷、武器弾薬を発見(2024年1月28日)

北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、女性防衛隊(YPJ)の支援を受けて、ハサカ県のフール・キャンプで開始した「人道と安全」作戦第3段階が2日目を迎えた。

アサーイシュの発表によると、アサーイシュは、ニカーブを纏って逃亡を試みた男性1人を含む21人を拘束したほか、ムハジラート地区などでトンネル、地雷、武器弾薬を発見するなど、作戦が成果を挙げていることを強調した。




ANHA(1月28日付)が伝えた。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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ヨルダンのムバイディーン内閣報道官兼通信大臣は米軍兵士3人が死亡したドローン攻撃がヨルダン領内でなく、米国が違法に駐留するヒムス県のタンフ国境通行所の基地に対して行われたと述べる(2024年1月28日)

ヨルダンのマムラカ・テレビ(1月28日付)などによると、ヨルダンのムハンナド・ムバイディーン内閣報道官兼通信大臣は、米軍兵士3人が死亡した国境地帯での無人航空機(ドローン)による攻撃を「テロ攻撃」だと非難、米国に対して、犠牲者への哀悼の意を示した。

ムバイディーン報道官は、この攻撃によるヨルダン軍の死傷者はなかったとしたうえで、シリア国境地帯でのテロと麻薬・武器密輸の脅威に引き続き対応すると表明する一方、攻撃がヨルダン領内の米軍基地ではなく、シリアのタンフ国境通行所の基地に対して行われたと述べた。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Almamlaka TV, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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バイデン米大統領、米中央軍(CENTCOM)はヨルダン北東部に駐留する米軍部隊がドローンの攻撃を受け、兵士3人が死亡、25人が負傷したと発表(2024年1月28日)

ジョー・バイデン米大統領は声明を出し、シリア国境に近いヨルダン北東部に駐留する米軍部隊が昨夜(27日)、無人航空機(ドローン)の攻撃を受けて、米軍兵士3人が死亡、多数が負傷したと発表した。

バイデン大統領はまた、米国が現在、この攻撃についての事実を収集中だとしつつ、攻撃がイランの支援を受けてシリアとイラクで活動する過激な武装グループによって行われたと断じた。

また、疑う余地なく、我々は、我々が選んだ方法で、すべての当事者の責任を一気に追及する、と名言した。

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米中央軍(CENTCOM)は声明第20240128-01号を出し、シリア国境に近いヨルダン北東部の基地に対する片道攻撃型無人航空機(ドローン)の攻撃で28日に米軍兵士3人が死亡、25人が負傷したと発表した。

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ロイター通信(1月28日付)が米高官の話として伝えたところによると、少なくとも34人が外傷性脳損傷の可能性があると診断され、また別の2人の高官によると、一部の負傷者は治療のため基地から移送された。

また2人の高官によると、ドローンは28日早朝、兵舎複数棟の近くを攻撃し、このことが多数の死傷者を出す結果となったという。

シリアとイラクの米軍基地は、イスラエル・ハマース衝突発生以降、ドローンやロケット弾による150回以上の攻撃を受けており、すでに米軍兵士少なくとも70人が負傷(そのほとんどが外傷性脳損傷)していた。

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CNN(1月28日付)によると、死亡したのは、ヨルダン領内のルクバーン地方にある「Tower 22」の名で知られる米軍の前哨基地の兵士。

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AP(1月28日付)が、米国の匿名高官の話として伝えたところによると、大型のドローン1機が攻撃を行い、また他の2人の当局者によると、攻撃は「Tower 22」として知られるヨルダン領内の施設が狙われた。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、AP, January 28, 2024、CNN, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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ヒムス県タンフ国境通行所に違法に設置されている基地に駐留する米軍(有志連合)が「イランの民兵」のドローン1機を撃墜(2024年1月28日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タンフ国境通行所に違法に設置されている基地に駐留する米軍(有志連合)が、基地を攻撃しようとした「イランの民兵」の無人航空機(ドローン)1機を撃墜した。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は、ハサカ県のヒブバト・アンダーン村、ヒムス県のルクバーン・キャンプ、タンフ国境通行所イラクのアルビール空港の米軍基地、イスラエル北部の海上施設をドローンで攻撃したと発表(2024年1月28日)

イラク・イスラーム抵抗は午後1時30分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、27日晩にハサカ県のヒルバト・アンダーン村にある米軍基地を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。

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イラク・イスラーム抵抗は午後2時24分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ハサカ県のシャッダーディー市の米軍基地、ヒムス県のルクバーン(・キャンプ)、タンフ(国境通行所)の米軍基地、イスラエルの「ズフールーン」(クレイヨット)海上施設を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。

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イラク・イスラーム抵抗は午後3時3分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イラクのアルビール空港近くの米軍基地を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。


AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など75輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2024年1月28日)

ハサカ県では、SANA(1月28日付)がヤアルビーヤ町一帯地域の複数の住民の話として伝えたところによると、米主導の有志連合の貨物車輌など75輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、県内に違法に設置されている米軍基地に向かった。


AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部をブルカーン重ロケット砲、ファラク1ロケット弾などで攻撃する一方、戦闘員3人が死亡したと発表(2024年1月28日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、1月28日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時00分、フニン兵舎(ラーミーム陣地)とその周辺に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時30分、同じくフニン兵舎(ラーミーム陣地)をブルカーン重ロケット砲1発で砲撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前12時33分、リーシャー池陣地の東に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時50分、タッル・シャアル陣地に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後10時30分、ヒルバト・マーイル基地をファラク1ロケット弾1発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後11時00分、ラーヒブ陣地をブルカーン重ロケット砲複数発で砲撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が戦死したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前12時50分、ジェット戦闘機複数機が先ほど、ズィブキーン村とハウラー村にあるヒズブッラーの陣地2ヵ所を攻撃、砲兵部隊が脅威を排除するためのレバノン南部の複数ヵ所を砲撃。

午後7時37分、ゴラン高原のカツリン入植一帯に向かって飛来した2つの飛翔体を迎撃、負傷者はなかった。レバノン領内から終日、ザーリット入植地、マルガリオット入植地に多数の砲撃があった。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、マルワヒーン村、ダーイラ村、アイター・シャアブ村などにあるヒズブッラーの軍事複合施設、監視ポスト、陣地を攻撃。イスラエル軍は本日早朝、ヒズブッラーの作戦司令室とテロ・インフラなどを戦車などで砲撃。
マルワーヒーン×

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Qanat al-Manar, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ヒムス県のダーヒク山一帯、米占領下のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に隣接するハマード砂漠のダーイシュの陣地を爆撃(2024年1月28日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、スフナ市近郊のダーヒク山一帯、米軍(有志連合)の占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に隣接するハマード砂漠一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の陣地複数ヵ所に対して爆撃を行った。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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地元の武装集団がダイル・ザウル県ハワーイジュ村にあるシリア民主軍の陣地複数ヵ所を襲撃(2024年1月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元の武装集団が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のハワーイジュ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地複数ヵ所を襲撃した。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市西のシリア軍陣地を自爆型のドローンで攻撃、シリア軍兵士1人が負傷(2024年1月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市西のシャイフ・ナースィル村(クルト・ワイラーン村)にあるシリア軍の陣地を自爆型の無人航空機(ドローン)1機で攻撃、シリア軍兵士1人が負傷した。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県、ラタキア県でのシリア軍と「決戦」作戦司令室(シャーム解放機構)との戦闘で子供2人とシリア軍兵士1人死亡(2024年1月28日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のメンバー2人が同機構の支配下にあるクルド山地方のクバイナ丘一帯へのシリア軍の砲撃で負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

シリア軍はまた、マアーッラト・ナアサーン村一帯を砲撃、子供2人が死亡した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるミラージャ村、カウカバー村、ハザーリーン村、カフルナブル市を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、タカード村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構の狙撃連隊は、ミーズナーズ村近郊でシリア軍の兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2024年1月28日)

スワイダー県では、スワイダー24(1月28日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024、Suwayda 24, January 28, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県ナワー市でシリア軍・地元民兵がハウラーン地方のワーリー/アミールを名乗る幹部らダーイシュのメンバー8人を殲滅(2024年1月28日)

ダルアー県では、SANA(1月28日付)によると、関係当局がナワー市でダーイシュ(イスラーム国)のアジトに対する治安作戦を実施し、ハウラーン地方のワーリー(総督)/アミール(司令官)を名乗るウサーマ・アズィーズ・アブー・ライス容疑者(通称ビ・シャーイブ)、護衛のアワド・ウワイド・アブー・アフマド・クサイバ、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市出身のズクールを名乗る人物とその子供3人を含むダーイシュの幹部メンバー8人を殲滅した。



これに関して、シリア人権監視団は、ダーイシュに属すと見られるグループとの地元の武装集団のメンバー3人が死亡、6人が負傷、シリア軍第5軍団所属の第8旅団が地元の武装集団や中央委員会(元反体制武装集団メンバーを代表する組織)とともにブスラー・シャーム市からナワー市に応援に駆けつけて、ダーイシュと激しく交戦、幹部司令官1人を含む8人を殺害したと発表していた。

HFL(1月28日付)によると、なお、ウサーマ・アズィーズ・アブー・ライス容疑者は、ダルアー県シャジャラ町出身で、アミール/ワーリーとして2018年までヤルムーク渓谷で活動、その後ダーイシュのスリーパーセル間の連携を構築する活動を再開していたという。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、HFL, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領(軍武装部隊総司令官、大将)は、戦死者、完全麻痺の戦傷者、行方不明の将兵の子息の2023/2024年度1学期の教育に対して支援金を支給するよう指示(2024年1月28日)

アサド大統領(軍武装部隊総司令官、大将)は、戦死者、完全麻痺の戦傷者、行方不明の将兵の子息の2023/2024年度1学期の初等教育、中等教育、高等教育、大学・大学院の教育に対して支援金を支給するよう指示した。

2023/2024年度1学期の受給者については、2学期についても支給が自動的に継続されるという。

SANA(1月28日付)が伝えた。


AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)はフール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を開始すると発表(2024年1月27日)

ハサカ県では、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、女性防衛隊(YPJ)の支援を受けて、フール・キャンプで「人道と安全」作戦第3段階を開始すると発表した。


作戦開始を受けて、キャンプ住人の情報と記録を更新するための捜査チームがキャンプ内各所にチェック・ポイントを設置したが、「ムハージラート」(ムハージリーンの女性複数形)地区に収容されているダーイシュ(イスラーム国)メンバーの妻ら女性が、捜査チームを襲撃、チェック・ポイントへの方かを試みた。

これに対して、アサーイシュが介入し、女性らを強制排除した。
これに対して、キャンプ内では、

一方、「人道と安全」作戦第3段階を取材するためにフール・キャンプ入りしていたメディア・チームがキャンプの第5区で、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの妻や子供たちの襲撃を受け、ロナヒ衛星テレビの記者が投石などによって軽傷を負った。

ANHA(1月27日付)が伝えた。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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「イランの民兵」(イラク・イスラーム抵抗)はダイル・ザウル県のウマル油田とCONOCOガスでの米軍基地を複数回にわたって攻撃(2024年1月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」が26日深夜から27日御影にかけて、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるウマル油田の米軍基地を無人航空機(ドローン)複数機で攻撃した。

「イランの民兵」はまた、前日に続いてCONOCOガス田の米軍基地を狙ってロケット弾4発を発射した。

「イランの民兵」はさらに、ウマル油田をドローン3機で再び攻撃した。

これに関して、イラク・イスラーム抵抗は午前0時54分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、26日晩にダイル・ザウル県のグリーン・ヴィレッジ基地、CONOCOガスの米軍基地を無人航空機(ドローン)複数機で攻撃したと発表した。

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イラク・イスラーム抵抗はまた、午後4時19分にもテレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、ダイル・ザウル県のCONOCOガスの米軍基地を多数のロケット弾で攻撃したと発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など35輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、ハッラーブ・ジール村の米軍基地に向かった。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイラクのアンバール県にあるアイン・アサド米軍基地をドローンで攻撃したと発表(2024年1月27日)

イラク・イスラーム抵抗は午後7時38分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イラクのアンバール県にあるアイン・アサド米軍基地を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。


AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが率いるレバノン・イスラーム抵抗は前日に続いてファラク1ロケット弾などでイスラエル北部を攻撃(2024年1月27日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、1月27日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前10時15分、アッバード陣地南に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時35分、占領下シャブアー農場内のザブディーン兵舎にある連隊司令部をファラク1ロケット弾1発で攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前9時30分、ジャル・アラーム陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午前11時5分、ドビブ入植地一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午前11時50分、ヒルバト・マーイル基地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時45分、ナークーラ岬沖の海上拠点のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時45分、ショメラ入植地一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

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マナール・チャンネル(1月27日付)は、1月26日午前10時から27日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍は、レバノンの北部に対して3回の爆撃と7回の砲撃などを行った。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前0時22分、レバノン領内からの多数の砲撃が確認されたが、負傷者はなかった。イスラエル軍が砲弾発射地複数ヵ所を攻撃した。ジェット戦闘機複数機が早朝、バイト・リーフ村一帯にあるヒズブッラーのテロ・インフラ2ヵ所と、南部のダイル・アンマール村にあるヒズブッラーの軍事複合施設1ヵ所を攻撃した。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Qanat al-Manar, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はマーシャル諸島船籍の石油タンカーM/Vマーリン・ルアンダがフーシー派の対艦弾道ミサイルの攻撃を受ける一方、米軍がフーシー派の対艦ミサイルを攻撃したと発表(2024年1月27日)

米中央軍(CENTCOM)は午後5時26分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、フーシー派が現地時間26日午後7時45分頃、イエメン領内の支配地からマーシャル諸島船籍の石油タンカーM/Vマーリン・ルアンダを対艦弾道ミサイルで攻撃したと発表した。

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また、午前5時34分にも声明を出し、米軍が現地時間の27日午前3時45分頃、フーシー派の支配下にあるイエメン領内から紅海に向けて発射されようとしていた対艦ミサイル1基を攻撃したと発表した。

AFP, January 27, 2024、ANHA, January 27, 2024、‘Inab Baladi, January 27, 2024、Reuters, January 27, 2024、SANA, January 27, 2024、SOHR, January 27, 2024などをもとに作成。

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